2019.1.24 本日のFX外国為替相場予想
- 更新日: 2019/01/24
※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。
この記事の目次
2019年1月24日のレンジ予想
ドル/円
強気予想:109.24円~110.26円
弱気予想:108.98円~109.88円
ユーロ/円
強気予想:124.31円~125.31円
弱気予想:123.93円~125.00円
ポンド/円
強気予想:142.10円~144.74円
弱気予想:140.94円~144.00円
(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)
※過去の相場データから当期の予想変動幅を算出。
※本資料は情報の正確性、完全性を保証するものではありません。自己責任に基づき、投資の最終的な判断をお願いいたします。この情報に基づくいかなる損害についても、ナビナビFXおよび運営者は一切の責任を負いかねます。
昨日の相場状況と本日のFX相場予想
1月23日(水)の東京時間の早朝は、前日のニューヨーク時間からの流れを引き継ぎ、軟調に。1ドル109円30銭台で推移した。しかしその後、前日の終値を下回って始まった日経平均株価が下げ幅を縮めたことからドル買い地合いに。
また、日銀が金融政策決定会合で、2019年度のコア消費者物価指数を従来の1.4%から0.9%に下方修正したことも円売りを誘い、1ドル108円80銭近辺までドル円は浮上した。
なお、15時半からの日銀の黒田総裁の会見については、追加緩和手段への言及が期待されていたが、「経済・物価、金融情勢を見て、必要があれば追加的な措置をとる」と述べるにとどまったことから、市場の反応は限定的だった。最終的にドル円は、1ドル109円62銭前後で推移した。
ロンドン時間の午前中は方向感のない動きとなり、1ドル109円半ばから後半で小動きとなった。午後に入ると、米国の11月FHFA住宅価格指数が発表され、事前予想を上振れて前月比0.4%となった他、10月分も0.3%から0.4%に上方修正された。これを受けてドル買いが優勢となった。
さらに、米中貿易協議が3月1日の期限までに合意に達するとの見通しを米政府高官が示したと報じられると、ドルは急伸した。
しかし、NYダウが上げ幅を縮め、一時、昨日の終値を下回ったことや、米1月リッチモンド連銀製造業指数が事前予想の-1を下振れる-2となったことから一転してドル売りに。最終的にドル円は1ドル109円60銭~109円70銭で推移した。
ニューヨーク時間では、IBMやユナイテッド・テクノロジーズなど米主要企業の好調な決算を受けて、ドルが買われた。また、米国の11月FHFA住宅価格指数が事前予想を上振れたこともドル買いを後押しした。そのため、ドル円は一時1ドル110円台まで円安が進んだ。
しかし、米中貿易協議や米政府機関の閉鎖、英国のEU離脱問題などがドル円の上値を抑え、ドルは伸び悩んだ。その後、1月のリッチモンド連銀製造業指数が事前予想を下振れたことからドル売りが加速。ドル円は、1ドル109円57銭~109円67銭で推移した。
ユーロは、1ユーロ1.1375ドル~1.1385ドルで推移した。ポンドは、合意なき離脱を回避すべく、英議会でこれを阻止しようという動きが広がっており、過半数の支持を得る勢いとの報道を受けて買われた。1ポンド1.3060ドル~1.3070ドルで推移した。
本日の東京時間のドル円も、日経平均株価を眺めながらの動きになることが予想される。日経平均株価は前日の終値を割り込んでスタートしているため、この後、値を上げていけば、ドル買い地合いになる可能性が高い。一方、このまま軟調に推移した場合は、円買い優勢となるだろう。
テクニカルを確認すると、現在、1時間足は一目均衡表の雲の上にあるが、雲との距離が非常に近く、上昇の勢いに欠ける状態。また、ボリンジャーバンドは再び収縮しており、60日移動平均線も横ばいと方向感に欠ける。そのため、現状、東京時間では大きなトレンドが出にくい状態といえる。
先ほども書いたとおり、本日の東京時間は、日経平均株価の動向に左右されやすいと考えられる。日経平均が下げ幅を縮め、上昇に転じるなどした場合、円安が進行すると考えられる。その場合は、昨日の東京時間同様、1ドル109円80銭近辺での反発に気を付けたいところ。なお、抵抗線は1ドル109円40銭前後であるとみられる(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)。
本日の経済指標カレンダー
1月24日(木)
09:30 |
(豪) 12月 新規雇用者数 前回:3.70万人 今回予想:1.80万人 |
---|---|
09:30 |
(豪) 12月 失業率 前回:5.1% 今回予想:5.1% |
14:00 |
(日) 11月 景気先行指数(CI)・改定値 前回:99.3 |
14:00 |
(日) 11月 景気一致指数(CI)・改定値 前回:103.0 |
16:00 |
(南ア) 10-12月期 四半期 南アフリカ経済研究所(BER)消費者信頼感指数 前回:7 今回予想:9 |
17:15 |
(仏) 1月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 前回:49.7 今回予想:50.0 |
17:15 |
(仏) 1月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 前回:49.0 今回予想:50.0 |
17:30 |
(独) 1月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 前回:51.5 今回予想:51.4 |
17:30 |
(独) 1月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 前回:51.8 今回予想:52.2 |
18:00 |
(欧) 1月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 前回:51.4 今回予想:51.3 |
18:00 |
(欧) 1月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 前回:51.2 今回予想:51.5 |
21:45 |
(欧) 欧州中央銀行(ECB)政策金利 前回:0.00% 今回予想:0.00% |
22:30 |
(欧) ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見 |
22:30 |
(米) 前週分 新規失業保険申請件数 前回:21.3万件 今回予想:21.5万件 |
22:30 |
(米) 前週分 失業保険継続受給者数 前回:173.7万人 |
23:45 |
(米) 1月 総合購買担当者景気指数(PMI、速報値) 前回:54.4 |
23:45 |
(米) 1月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 前回:53.8 今回予想:53.5 |
23:45 |
(米) 1月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 前回:54.4 今回予想:54.1 |
24:00 |
(米) 12月 景気先行指標総合指数 [前月比] 前回:0.2% 今回予想:0.1% |
1月25日(金)
08:30 |
(日) 1月 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) [前年同月比] 前回:0.9% 今回予想:0.9% |
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(元ネット系証券会社社員 佐藤真奈美氏)
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