FX初心者必見!少額でFXを始めるメリット・デメリットを紹介

  • 更新日: 2019/07/22

「FX初心者は少額で始められる?」

「FX初心者が少額で始める際のメリットやデメリットは?」

結論としては、FX初心者でも少額で始めることができます。

必要資金としては10万円程度用意しておけば安心して取引することができます。

また、FXを少額で始めるためには取引通貨単位が低く設定されているFX会社を選ぶ必要があります。

1,000通貨単位から取引できるFX会社

  • 外為どっとコム
  • 外為オンライン

FX初心者が少額で始めるメリットとしては以下の3点があります。

  • リスクが少ない
  • 経験をつめる
  • 自分に合ったトレードスタイルが見つかる

また、FX初心者が少額で始める際のデメリットとしては

  • 強制ロスカットされやすい
  • リスクが少ない分、利益も少ない

といった点があります。

この記事ではFX初心者が少額で始めるメリット・デメリットや、正しい始め方、少額で始められるFXを紹介しています。

リスクを抑えながら自分に合ったFX会社を見つけて少額取引を始めましょう。

FXが少額で始められる理由

FXって何円から始められるの?

FXは約4,000円から始めることができます。

FXは約4,000円から始めることができます。

その理由は、「レバレッジがかけられるから」です。

「レバレッジとは?」

レバレッジとは、少ない資金でも大きな金額の取引を行える仕組みのこと。 個人口座の場合は最大25倍までかけられる。

取引するために必要な資金は各FX会社によって設定されている取引通貨単位によって異なります。

多くのFXでは取引通貨単位が10,000通貨単位で設定されています。

レバレッジを最大25倍で取引すればおよそ4万円から取引することができます。

計算方法(米ドル/円=100円のとき)

10,000通貨単位=1万ドルだから
100万円分の取引をするためにはレバレッジ最大25倍とすると
100万円÷レバレッジ25倍=4万円

つまり4万円があれば100万円分(1万ドル)の取引ができるということになります。

取引通貨単位が1,000通貨と低く設定されているFX会社を選べば4,000円で取引を始められるので、初めてFX口座を開設しようと考えている人は取引通貨単位1,000通貨のFX会社を選ぶことをおすすめします。

FX初心者が少額で始めるメリット

FX初心者が少額で始めるメリットとしては以下の3つが挙げられます。

  • メリット1.リスクが少ない
  • メリット2.経験をつめる
  • メリット3.自分に合ったトレードスタイルが見つかる

これらのメリットについて詳しく説明していきます。

メリット1.リスクが少ない

FXを少額で始める一番のメリットはリスクが少なく済むということです。

例えば4,000円で始めた場合と、4万円で始めた場合とで損失にどれほどの差が出るのかを見てみましょう。

わかりやすくするために米ドル/円は100円とします。

4,000円で始めた場合

4,000円×25倍=10万円(1,000ドル)
米ドル/円=99円になったときの損失は、
(99-100)×1,000ドル=-1,000円
1,000円の損失になります。

4万円で始めた場合

4万円×25倍=100万円(1万ドル)
米ドル/円=99円になったときの損失は、
(99-100)×1万ドル=-1万円
1万円の損失になります。

4万円と高額投資をすると、たった1円の値動きだけで1万円もの損失を出すことになります。

FX初心者であれば値動きの予想になれておらず、値動きが予想していたものと違った方向へ動くことが多いでしょう。

そんなときにはたった1円の動きでも大事になってきます。

値動きを読むコツを掴めるようになるまでは少額投資でリスクを抑えましょう。

メリット2.経験をつめる

FXに慣れていないうちに高額取引をすると、1円や0.1銭といった細かな値動きに対しても敏感になります。そのため、メンタルが持たずに十分な経験ができないままFXをやめてしまう人もいます。

FXで利益を出すためにはFXに慣れることが大切です。

チャートの値動きや取引ツールの使い方についてデモトレードである程度の感覚をつかんでから実際の取引に挑戦することをおすすめします。

ここで注意したいのはデモトレードはあくまで「取引ツールに慣れるために使う」ということです。

デモトレードを長く体験してしまうと、実際に自分の資金でトレードする際にどうしてもゲーム感覚になります。そうなると損失に対する危機感が薄れ、「あっという間に強制ロスカットされてしまった」ということもあります。

メリット3.自分に合ったトレードスタイルが見つけられる

先ほどの「メリット2:経験をつめる」でもありましたが、FXは経験することが利益を出すための近道です。

少額で取引をすれば取引回数が増えるため、いろいろな取引方法やトレードスタイルを経験することができます。

スキャルピング運用、スワップ運用、スイングトレードとトレードスタイルはさまざまです。まずは少額取引で回数を重ねてみて、自分の生活リズムや資金に合ったトレードスタイルを見つけましょう。

トレードスタイルについては以下の記事で詳しく説明しているので参考にしてみてください。

FX初心者が少額で取引を始める際の2つのデメリット

FX初心者が少額で取引を始めるデメリットは以下の2つです。

  • デメリット1.レバレッジがかけられる分、強制ロスカットされやすい
  • デメリット2.リスクが少ないと、利益も少ない

これらのことについて詳しく説明していきます。

デメリット1.レバレッジがかけられる分、強制ロスカットされやすい

最低取引通貨単位が1,000通貨単位であれば約4,000円でFXを始めることができます。

「4,000円で始められる」とだけ聞くと、FXに対するハードルが下がるかもしれませんが、強制ロスカットに注意が必要です。

例えばレバレッジ最大25倍かけると4,000円で10万円分の取引をすることができます。

しかしこれでは証拠金維持率に余裕がないため、すぐに強制ロスカットされ、取引することができなくなってしまいます。

強制ロスカットについては以下の記事で詳しく説明してあるので、ぜひ参考にしてみてください。

デメリット2.リスクが少ないと、利益も少ない

「メリット1:リスクを抑えられる」で、少額で取引すれば損失額が抑えられることを説明しました。

損失額が少なくなるということは、利益額も少なくなることにもつながります。

「利益を上げたい!」というのはFXをするうえでは一度は考えるものです。

しかし、FXに慣れないうちは「いかに損失を少なくするか」に焦点を当てながらのトレードすることが大切です。

FX初心者が失敗する理由には「FXのことをよくわかっていないままトレードした」ということがほとんどです。

FX初心者の失敗については以下の記事で詳しく説明していますので、参考にしてください。

初心者必見!少額でFXを始める方法

それでは、少額でFXを始める方法について解説していきます。

FX初心者でも利益を上げる取引を行うには、

  1. 書籍(本)やWEBでFXについて勉強する
  2. リアルトレードで感覚を掴む

上記の2点は必須です。この2点は初心者に限らず、長年FXを続けながら利益を出し続けている人に共通するポイントでもあります。

書籍(本)やWEBでFXについて勉強する

冒頭でも申し上げた通り、感覚や勘だけで勝てるほどFXは甘いものではありません。

FXの基礎的な仕組み、よく使われる用語などは事前にネットや本で勉強した上で始めるようにしましょう。

FXに関する基本的な情報は当サイトでも取り扱っています。初心者の方におすすめの書籍についても以下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にして見てください。

リアルトレードで感覚を掴む

FXの始め方についての記事や書籍の多くに「初心者はデモトレードで感覚を掴もう」という趣旨のお話があります。

「デモトレード」とは?

デモトレードはFX会社が提供する無料でFX取引を行うことができる練習ツールのこと。

実際のお金を使わずに仮想資金でFXにチャレンジできるため、ゲーム感覚でFXの概要を掴むことができます。

確かに、デモトレードは多くのFX会社で提供されており、FXの仕組みや注文方法を確認するのには非常に便利です。

しかしながら、デモトレードもいいことばかりではありません。

お金をかけることなくゲーム感覚で取り組めるデモトレードと、実際に自己資金を投じるリアルトレードとでは、トレードにかかる精神的負担が全く違ってきます。

最初は1,000通貨単位でよいので、FXを始めると決めたらぜひ実際のトレードで経験を積んでいきましょう。

少額でFXを始めるなら4,000円~1万円

約4,000円という少額で投資を始められるのはFXの大きな特徴です。

冒頭でも触れましたが、レバレッジをかければ4,000円しか資金がなかったとしても10万円分の取引をすることができます。

できるだけ少額でリスクを抑えながらFXを始めたいと考えている人は最低取引通貨単位が1,000通貨で設定されているFX会社で口座開設することをおすすめします。

FX口座を開設! 手順は3STEPで簡単!

FX取引の流れを3ステップで表現した図

FXを始めたいけど、口座開設ってどうやるの?
FXの口座開設って難しそう…

上記のように思われる方がいるかもしれませんが、FXの口座開設は3STEPでできて、想像しているより簡単です。

申し込みは5~10分でできるので、口座開設に必要なもの(下記)を準備して、手順の通りに進めてみてください。

(※当サイトおすすめの外為どっとコムで進めますが、どこのFX会社も申し込み方法に大きな差はありません)

FX口座開設までに用意しておくもの

  • 本人確認書類
  • マイナンバー書類
  • 免許証やマイナンバー書類がない場合は代用も可能

詳しい口座開設方法については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

FX初心者が少額で始めるのにおすすめのFX会社

正しいFXの始め方と口座開設の流れを把握したところで、いよいよFXをはじめるために、口座開設を行うFX会社を選んでいきましょう。

FX会社はたくさんありますが、今回は当サイトがおすすめするFX会社を2社紹介します。

初心者にもおすすめなので、ぜひこちらから自分に合ったFX会社を選んで口座開設してください。

少額で取引したいなら外為どっとコム

  • USD/JPY(米ドル円)のスプレッドが0.3銭に設定されていて、スプレッドが狭い
  • 1,000通貨から取引可能で、初期投資が少なくて済む
  • 銀行口座からの出入金の際に発生する取引手数料がすべて無料

上記3つの理由から、少額で始めることができ、取引時のコストが抑えられるFX口座として初心者の方におすすめです。

また、豊富な為替情報、予想レポート、セミナーなどのサポート体制も充実しています。

外為どっとコム

Medium 99cc610d3bc7486acc314e0178bfad56
口コミ点数 Point star4 0 4.4
ランキング 4位
初回入金額 無料
推しポイント 業界トップクラスの情報量!
主要通貨スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
0.30銭原則固定(例外あり) 0.5銭原則固定(例外あり) 0.70銭原則固定(例外あり)
買いスワップポイント
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
72円 -15円 25円

初心者のサポートが充実している外為オンライン

  • 初心者向け無料セミナーが全国各地で開催されていて、会員限定の豊富なFXニュースが配信されている
  • トレンドを予測しつつ、自動で売買注文をしてくれる「iサイクル」はFXが初めての人でも連続注文しやすい
  • 1,000通貨から取引が可能で、比較的少額からFX取引を始めることができる

上記3つの理由から、サポートが手厚くて、自動注文システムのある口座として、FX初心者の方におすすめです。

外為オンライン

Medium imagesender
口コミ点数 Point star4 5 4.5
ランキング 3位
初回入金額 5,000円
推しポイント 自動売買ツールがおすすめ
主要通貨スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
1.00銭原則固定(例外あり) 2.00銭原則固定(例外あり) 3.00銭原則固定(例外あり)
買いスワップポイント
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
15円 -20円 10円

FXに必要な元手

FXはただ始めるだけであれば、それほど多額の現金は必要ありません。FX会社によっては、10円以下でもFXができる業者もあります。 

例えば、SBIFXトレードであれば1通貨からの取引が可能なため、10円もあればFX取引を始められます。ただし、元手が10円だと、証拠金もそれに比例して低くなってしまうため、ハイリターンな取引はできないでしょう。 

証拠金を低くすると、リターンが小さくなる一方で、一回の取引で発生する損失の額も小さくなるため、経験が浅い初心者にはオススメです。しかし、すでに経験を重ね、勝つ自信がある中級や上級者ともなると、元手を高額にしないとFXをやる意義が全くないでしょう。 

このように、FXは取引するだけなら10円からでも始められます。ただ、本気でリターンを出そうと思うのであれば、50万円以上の元手が必要となるでしょう。 

現在でこそ1000通貨から取引できるFX業者は増えていますが、それまではFXというと1万通貨からの取引が基本でした。

1万通貨の取引というと、レバレッジを25倍に設定した場合、必要となる証拠金は5万円前後であることが多く、1万通貨の取引をするのであれば5万円前後のお金があれば可能でした。ただ、1万通貨分の証拠金しかないと、いざ取引で損失が発生した場合、すぐに証拠金不足に陥り、取引を継続できない恐れがあります。そのため、FX取引をするのであれば、10万円ほどあった方が良いと言われてきました。

それは現在も同様で、1万通貨単位で取引をするのであれば、やはり証拠金は10万円ほどあった方が良いでしょう。ただし、1000通貨から取引をするというのであれば話しは別です。

1万通貨単位の取引と違い、1000通貨単位で取引ができるFX業者となると、必要となる証拠金は10分の1で済みますので、10万円どころか1万円もあればFX取引を始められます。

ちなみに、FX業者の中には1000通貨どころか100通貨、さらには1通貨から取引が可能な業者も存在します。できるだけ少額から取引を始めたいのであれば、1000通貨以下の単位で取引できるFX業者を選ぶと良いでしょう。

必要証拠金については、以下の記事で詳しくご紹介してますのでご参考ください。

1000通貨単位以下の取引可能なFX会社

FX会社 単位通貨
SBI FXトレード 1通貨
オアンダジャパン 1通貨
マネーパートナーズ FX nano 100通貨
ヒロセ通商 1,000通貨
外為どっとコム 1,000通貨
みんなのFX 1,000通貨
YJFX! 1,000通貨
インヴァスト証券 1,000通貨
(※最低取引数量は5,000通貨)
岡三オンライン証券 くりっく365 1,000通貨

1000通貨以下で取引をするメリット

1000通貨から取引を始める、つまり少額でFXを始めるメリットとは一体何なのでしょう?

1000通貨単位のFX業者を利用すると、トレーダーは1万円からFX取引ができるため、現在それほど資産がないという人であってもFXが出来るというメリットがあります。

特に豪ドル/円やNZドル/円などの人気通貨ペアは1万円どころか5千円でも取引できるため、非常に少額です。

まだFX取引の経験が浅く、出来るだけ練習して勝つコツを学びたいというトレーダーにほど、少額投資が可能なFX業者はメリットがあります。

さらに、1000通貨単位で取引ができると、リスクをコントロールしやすいというメリットがあります。

なにしろ1万通貨単位で取引をする場合、たとえ10万円の証拠金があるトレーダーであっても、1万通貨か2万通貨での取引しか出来ません。いくら勝つ自信があるとはいえ、元手が10万円しかない状態で2万通貨の取引をするのはとてもリスクが高く、一度でも負けると大損する可能性があります。

だからといって、10万円あるにも関わらず、1万通貨の取引しか出来ないともなると、パフォーマンスが低いため、思ったように利益を得られないなどの不満が生じます。

リスクは極力減らしたいけれど、できるだけリターンを上げたいという時、1000通貨単位で取引できるFX業者ならば、1万5000通貨での取引が可能となります

1万5000通貨の取引をすると、2万通貨の取引をする場合と比べるとリスクが減ります。しかし、1万通貨で取引をする時よりも、リターンが上がります。もう少しリスクを減らしたいのであれば、1万3000通貨、もしくは1万2000通貨と取引単位を減らせば良いだけの話です。

反対に、リスクを上げてでもパフォーマンスを増やしたいのであれば、1万6000通貨、1万7000通貨と1000単位ずつ通貨の取引量を引き上げれば良いだけです。

このように、1000通貨単位で取引できるFX業者を利用すると、リスクをコントロールしやすくなるというメリットがあります。できるだけ分割して投資をしたいというトレーダーにほど、1000通貨から取引可能なFX業者はメリットがあります。

少額投資をするデメリット

1000通貨単位から取引できるFX業者を活用することで、1万円以下の少額投資が可能となり、低リスクな取引ができるといったメリットを享受できます。しかし、その一方で様々なデメリットを被ります。

まず、少額で取引をすると、確かに損するリスクが減るのですが、その一方で得する利益も減ります。少額で取引をしている限り、どれほど連戦連勝を重ねても、資産はなかなか増えないでしょう。

さらに、FX業者というと取引手数料が無料であることが多いのですが、1万通貨未満の少額取引に関しては有料であることが多く、スプレッド以上の損失が発生する恐れがあります。

他にも、1000通貨単位以下で取引できるFX業者の中には、人気のあるFX業者が含まれていないことがあります。業界でも特に人気の高いFX業者に限って、1000通貨単位での取引には対応していないということは意外とよくあることです。

1万円からFX取引を始める方法

もしも出来るだけ少額、それも資金1万円からFX取引を始めたいというのであれば、取引単位が1000通貨以下のFX業者の口座を開設すると良いでしょう。

1000通貨で取引をする場合の必要証拠金ですが、レバレッジ25倍で、1000通貨あたり米ドル/円ならば4600円(1ドル115円の場合)、ユーロ/円ならば5300円(1ユーロ=132.5円の場合)、ユーロ/米ドルならば5300円(1ユーロ=132.5円の場合)、豪ドル/円ならば3500円(1豪ドル=87.5円の場合)、NZドル/円ならば3200円(1NZドル=80円の場合)、英ポンド/円ならば6000円(1ポンド=150円の場合)ほどです。

最近は円安傾向になっているため、証拠金の額は円高の時代と比べると全体的に高くなっている傾向があります。ただ、それでも1万円もあれば1000通貨や2000通貨の取引が可能となります。

ただし、英ポンド/円やユーロ/円などは1000通貨の取引でも証拠金が5000円を超えることがあるため、1万円あっても1000通貨の取引しか出来ないでしょう。2000通貨の取引をしたいのであれば、入金額は2万円ほどあった方が良いです。

ちなみに、1000通貨単位で取引をするということは、1500通貨や1999通貨での取引はできず、取引をするには1000通貨単位ずつとなります。

これが100通貨単位で取引できるFX業者ともなると、1500通貨や1900通貨の取引も可能となります。さらに、1通貨からの取引が可能なFX業者であれば、1999通貨の取引も可能でしょう。

このように、FX業者の取引可能な単位によって、取引できる数量にそれぞれ違いが生じます。同じ1万円から取引できるFX業者でも、取引単位によって注文できる量に違いがありますので、業者選びの際には取引単位をしっかりと確認しておきましょう。

10万円で取引を始められるFX業者

国内のFX業者のほとんどが1万通貨以下の取引に対応しています。よほど特殊なFX業者でも使っていない限り、10万円もあればどのFX業者であっても取引は可能です。ただ、業者によっては特定の通貨ペアに対して10万通貨以上でないと取引に応じないなど、条件を設けることがありますので注意しましょう

例えば、南アフリカランド/円の通貨ペアなどは、10万通貨以上からでないと取引でないとケースがあります。

南アフリカランドの証拠金というと、現在のレートでレバレッジを25倍に設定すると10万通貨あたり3万3000円ほど証拠金が必要となります。南アフリカランドは比較的安く買えるため、10万通貨であってもそれほど証拠金は必要ないのですが、ただ10万通貨で取引をするということは1万通貨で取引をする時のリスクが10倍になるので、注意が必要です。

50万円で取引をする場合 

トレーダーが専業となり、生活を送るためには、元手が50万円は必要だと言われています。というのも、いくらレバレッジ25倍で取引をするとしても、元手が低すぎると利益も小さくなり、生活に必要なお金を稼げないからです。

では、仮にレバレッジ25倍で、50万円で取引をする場合、どのような取引ができるのでしょう?

まず元手が50万円で、そのすべてを証拠金に充てるとして、201712月の相場だと米ドル/円であれば1万通貨あたり46000円、ユーロ/円ならば53000円、ポンド/円ならば61000円が証拠金として必要となります。

この状況で50万円分のポジションを米ドル/円で注文すると、ちょうど10万通貨分のポジションを保有できます。

10万通貨分のロングポジションを保有した状態で相場が思惑通りに進み、20pipsの利益を獲得することができれば、2万円の利益を獲得することができます。

ただ、一ヶ月の間に1000pipsも取れるトレーダーなど、たとえ専業であっても滅多にいません。専業でも、一ヶ月の間に500pips獲得できれば、調子が良い方だと言われています。

堅実にpipsを稼ぎたいのであれば、一ヶ月の間にだいたい200pipsから300pipsほど稼げれば良い方です。そして、元手50万円で、それを運用して一ヶ月の間に200pipsから300pips稼ぐということは、日本円に換算すると一ヶ月で200万円から300万円は稼げる計算になります。 

このように、レバレッジ25倍で取引をすると、元手が50万円であっても、一ヶ月で100万円以上の利益を狙うことができます。 

ただし、これはあくまで一ヶ月で平均的に200pipsから300pips稼げるトレーダーの話です。たとえ元手が50万円だったとしても、トータルの利益がマイナスになるようであれば、専業になることなどまず不可能ですし、場合によっては資産を失う恐れがあります。

それだけに、FXを始める際にはまず、どうすれば利益を安定させることができるのかを知り、そのためのやり方を習得しましょう。  

証拠金の計算方法 

FXで利益を出そうと思うのであれば、10万通貨から始めた方が良いです。ただ、そもそも1万通貨あたりの証拠金はいくらになるのでしょう?

証拠金の計算方法それ自体は簡単です。必要証拠金の計算方法は、現在の為替レートとロット数を掛け算し、次にレバレッジで割れば良いです。 

必要証拠金=為替レート×Lot(通貨単位)÷レバレッジ 

例えば、1ドル100円で、レバレッジが25倍の状態で10万通貨分の注文をする場合、 

100×10万÷25400000円 

となり、必要証拠金は40万円となります。レートが上がればそれだけ必要証拠金は高くなり、反対にレートが落ちると証拠金も安くなります。 

レバレッジ25倍で米ドルを10万米ドル分購入し、その後に1円分の為替差益が発生すると、それだけで10万円もの利益を獲得することができます。 

ただし、米ドル/円が一日あたりに動くボラティリティは現在のところ20pipsから30pips程度であり、1日に50pipsも動くことは滅多にありません。1円以上の変動なんて1週間に一度あるかないかの頻度です。 

FXはハイリスクとよく言われますが、実際に取引をするとボラティリティが低く、為替相場は滅多に動かないということに気づきます。それでも大きな利益を狙えるのはレバレッジをかけることで、10万通貨のようなハイリスクハイリターンな取引を少額からでも始められるからです。 

証拠金維持率の計算

FX取引をするにあたり、調べるべき計算方法は必要証拠金ばかりではありません。証拠金維持率も計算しておく必要があります。 

証拠金維持率の計算方法は、有効証拠金から証拠金を割り、その値を100で掛け算することで導けます。 

証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100 

例えば、必要証拠金が40万円で、有効証拠金が50万円だった場合、証拠金維持率は125%となり、25%の余剰があることがわかります。 

余剰がある分には特に問題はないのですが、もしも相場が変動し、証拠金維持率が100%を下回ると、問題が発生します。 

例えば必要証拠金が40万円なのに、相場の変動が原因で含み損を抱え、有効証拠金が30万円になると、証拠金維持率が100%を下回り、追証をする必要に迫られます。 

追証とは証拠金が足りなくなった時に追加すべき証拠金のことです。この場合であれば、必要証拠金が40万円で、有効証拠金が30万円のため、追証は10万円となります。 

追証を解消できれば問題はないのですが、解消できない場合、そのままロスカットされます。つまり、決済され、損失が確定するということです。  

ロストカットの仕組み

 ロスカットとは強制的な決済のことです。相場が変動し、証拠金が下回ると、自動的にロスカットされ、損失が確定することになります。ただし、証拠金不足に陥ったからといってすぐにロスカットされることはありません。

ロスカットが行われるまで時間的な猶予があります。そのため、ロスカットが行われるよりも前に追証をすれば、ロスカットを避けることが出来ます。 

FXにはこのロスカットの仕組みがあるため、長期投資はできるだけ避けた方が賢明です。投資家の中にはスワップポイント狙いでFXをし、長期にわたってポジションを保有する人もいるのですが、相場が大きく変動する度に追証に迫られたのでは、いずれ資金も枯渇してしまうでしょう。かといって放置すれば強制決済となり、スワップポイントも稼げません。 

スワップポイントを狙うのであれば、大きな変動があったとしても耐えられるだけの資金力が必要です。そのため、必要となる元手も必然的に増えます。 

長期投資に必要な元手 

短期ではなく長期にわたって取引をするのであれば、万が一の事態に備えてレバレッジは低く設定しておいた方が良いです。場合によってはレバレッジは1倍にした方が良いでしょう。

レバレッジが1倍ということは、10万米ドルを買おうとした場合、現在のレートに見合った日本円が必要となります。 

例えばレートが1ドル100円の時に、1万米ドルを買う場合、100万円必要になるということです。10万米ドルともなると、1000万円必要になります。 

1000万円もあれば低レバレッジでも高額のスワップポイントを稼げますし、相場に動きがあったとしても、早々に追証になることもないでしょう。スワップ狙いで長期投資をするのであれば、元手は1000万円はあった方が良いです。 

FXを始める前に知っておくべき知識

次は、取引の前に知っておきたい知識についても合わせて学んでおきましょう。

これからFXを始めるという方は、実際に取引を行う前に、

  1. 取引に必要な基本的なFX用語
  2. 注文方法(成行、指値、逆指値)
  3. トレードスタイル

上記の3つは必ず理解しておくようにしてください。

これらはFXを始める前に概要を掴んでおかないと、思った通りに取引できない可能性があるからです。

覚えることが多いと思われるかもしれませんが、ひとつひとつはそこまで難しくないので安心してください。

取引に必要な基本的なFX用語

FXを始めるにあたり、特に取引を行うにあたり必要な用語を重点的に解説します。

FX用語は他にもたくさんありますが、各FX会社の公式サイトでも確認できます。

スプレッド

FX会社の多くは「手数料無料」を謳っていますが、実質の手数料としてスプレッドが存在し、取引の度にFX会社に支払う必要があります。

スプレッドとはひと言で説明すれば「売値と買値の差」のことです。

USD/JPY(米ドル円)を例にして見てみましょう。レートはAsk(売値)とBid(買値)があり、現在は【売値 : 106.979 / 買値 : 106.982】だとします。

この場合、買値と売値を引いた額(106.982 – 106.979)は0.3銭になります。

これがスプレッドであり、FXで取引を行う際にかかる実質の手数料です。この場合は「スプレッド0.3銭」になります。

スプレッドのポイント

  • USD/JPY(米ドル円)はスプレッドが0.3銭以下のFX会社を選ぶのがおすすめ
  • 業界最狭水準が基本約定力(約定率)、提示率にも注目を!
  • 約定力が強い方が注文が拒否されにくく、取引には有利 
  • 提示率が高い方が、基本スプレッドのまま取引ができる確率が高くなる
  • スプレッドには原則固定と変動制があり、基本的には原則固定の方がコストが抑えられる

通貨ペア

FXでは基本的に2種類の通貨を売買します。

この2種類の通貨の組み合わせのことを通貨ペアと言い、例えば、日本円で米ドルを買うと「ドル買い」「円売り」の取引となります。

値動きが安定していて初心者向きの通貨ペアもあれば、一方で激しい値動きの上級者向けの通貨ペアもあります。大切なのは、自分の目的に合った通貨ペアで取引を行うことです。

通貨ペアごとの特徴は以下の記事で詳しく解説していますので、合わせて参考にしてください。

通貨ペアのポイント

  • 通貨ごとの組み合わせはさまざまで、目的によって扱うべき通貨ペアも変わる
  • 値動きが安定しているものもあれば、激しいものもある
  • 初心者におすすめなのは流通量が多く値動きも素直なことが多いUSD/JPY(米ドル円)

テクニカル分析/ファンダメンタルズ分析

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析はそれぞれFXの分析方法の総称です。

テクニカル分析は相場情報をグラフにしたチャートからローソク足や移動平均線、ゴールデンクロス・デッドクロスといった指標を基に相場の先行きを予想していきます。

一方でファンダメンタルズ分析は経済指標や国際情勢、要人発言や金利政策など、さまざまな経済要因から相場の先行きを予想します。

分かりやすい例としてはトランプ大統領の発言や、イギリスのEU離脱問題などの動向なども為替変動要因になり得ます。

どちらの方が優れているというわけではなく、実際にトレーダーの中にもテクニカル指標しか使わないという人もいれば、両方使って分析する人もいて、人によって活用方法もさまざまです。

詳しくは、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてください。

注文方法(成行、指値、逆指値)

FXの注文方法は大きく分けて、

  • 成行注文
  • 指値注文
  • 逆指値注文

があり、最低でも上記の3種類の仕組みを把握した上で始めるようにしてください。

それぞれの注文方法を表にまとめたので、特徴を確認していきましょう。

成行注文
(なりゆきちゅうもん)
レートを指定せずに、その時点でチャートに表示されている金額で注文を出すという基本の注文方法
指値注文
(さしねちゅうもん)
レートを指定して買い注文と売り注文を出す方法
逆指値注文
(ぎゃくさしねちゅうもん)
指定したレートよりも高くなれば「買い」、安くなれば「売る」ことができる方法

成行注文は、今のレートで買いたい(売りたい)ときに行える注文方法です。

最もポピュラーな注文方法で、値段を指定しないので売買が成立(約定)しやすいのが特徴です。

一方、実際やってみると分かりますが、成行注文では約定後でなければ正確な注文金額は分かりません。

例えば、111.154円で注文を出したのに、約定したら111.163円だったという現象が起こり得ます、これをFXではスリッページと言います。

指値注文は、買いたい(売りたい)値段を指定して注文する方法です。

レートがその値段になったときに売買を行ってくれるため、レートが確認できないときなどの注文にも便利です。

「1ドル109円になったら買う」「1ドル111円で売る」といった注文を出すことができます。

便利ですが、為替レートがその指定した値段まで動かなければ取引が成立しないので、覚えておきましょう。

逆指値注文は、指値注文と逆に、現在よりも悪い条件を指定して注文します。

ですので「現在のレートより下がったら売る」「上がったら買う」といった注文ができます。

現状より不利な状況で注文をするため、「1ドル110円で買ったけど、108円を下回ったら売りたい」といった、主に損切りに使われることが多く、損失を限定させたり、利益を担保するのに便利な注文方法です。

トレードスタイル

FXのトレードスタイルは主要なもので4種類に分類することができ、以下の表のとおりです。

スキャルピング 数十秒から数分の時間で取引をして小さな利益を積み上げていく投資方法
短期投資 数分から1日単位で、その日の動きを予測してトレードする投資方法
中期投資 1日から数週間にわたってポジションを保有する投資方法
長期投資 数か月もしくは数年もの間ポジションを持ち続ける投資方法

スキャルピングは一瞬の利幅を狙って数秒から数分といった超短期でトレードを繰り返す手法のことを言います。

テクニカル分析やファンダメンタルズ分析をそこまで必要としない分、一瞬の値動きに対する反射神経が要求されます。

FX会社によっては高速なスキャルピングトレードを推奨していないところもありますので、取引の前にそのFX会社でスキャルピングが推奨されているか確認した上で行ってください。

「ヒロセ通商」などはスキャルピングを奨しているFX会社になります。

デイトレードはその名のとおり、1日の中で注文を繰り返して利益を狙っていく短期のトレード手法のことです。

ポジションを持っている時間は長くて数時間程度になります。

1日でポジションを手仕舞い、取引を終えるため、他の手法に比べて大きな値動きに振り回されることは少なめです。

すぐに取引の結果が分かり、利益も損失も確定するので経験を積むにはうってつけです。

スイングトレードは数日から数週間で取引を行う中期のトレードスタイルです。

デイトレードに比べてポジションを持っている期間が長いため、利益も大きく狙いやすい反面、損失も大きくなりがちです。

損失の方向にポジションが動いた際は、適切な損切りを行えるかどうかが重要になります。

頻繁に取引画面を見る必要がないのが利点で、この期間になるとファンダメンタルズ分析が大いに活用できます。

中長期トレードはさらに長い時間軸でトレードを行うスタイルのことです。

長い場合は数年にわたってポジションを保持し続ける場合もあります。

この場合、スイングトレードよりもさらにファンダメンタルズ分析の重要性が増し、経済の見通しがそのまま利益に直結すると言えるでしょう。

また、それ以外にもスワップポイント目的のトレードなども中長期トレードに分類されます。

手間が少なく、頻繁にトレードを繰り返すのは億劫だけど、スワップポイントで利益を積んでいきたいトレーダーの方におすすめです。

まとめ

最後にまとめです。

FXを少額で始める3つのメリットは、次の3つです。

  1. リスクを抑えられる
  2. 経験をつめる
  3. 自分に合ったトレードスタイルを見つけられる

FX初心者が少額で取引する際の注意点は、次の2つです。

  1. 少額で始められるが、強制ロスカットされやすい
  2. リスクが少ないと、利益も少ない

少額でFXを始める方法は、次の3つです。

  • 書籍(本)やWEBでFXについて勉強する
  • リアルトレードで感覚を掴む
  • 少額でFXを始めるなら4,000円~1万円

FX口座開設までに用意しておくものは、次の2つです。

  1. 本人確認書類
  2. マイナンバー書類
  • 免許証やマイナンバー書類がない場合は代用も可能
  • 最初はリスクを抑えた1,000通貨単位でのトレードがおすすめ
  • デモではなくリアルトレードで実際のトレード感覚を掴む

FX取引を始めるまでの手順は、次の3STEPです。

  1. FX口座を開設する
  2. 入金する
  3. 取引開始

FX初心者が少額で始めるのにおすすめのFX会社は、次の2社です。

  • 外為どっとコム
  • 外為オンライン

FXを始める前に知っておくべき知識は、次の3つです。

  • 取引に必要な基本的なFX用語
  • 注文方法(成行、指値、逆指値)
  • トレードスタイル

FX初心者の方で、1からFXについて学びたい方は、以下の記事も参考にしてくださいね!

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