オプション取引とは?特徴とFXとの違い・メリットデメリットを解説

  • 更新日: 2019/07/24

ハイリスクハイリターンなFXは、初心者には難しく、敷居の高い金融商品かもしれません。

「もしも思惑が外れ、大きな損失を抱えてしまったらどうしよう・・・」そんな不安を抱えている人は多くいることでしょう。

FXを始めたいけれど、リスクが怖い、そんな悩みを抱えている人にほどバイナリーオプションはオススメです。

  • バイナリーオプションって何なのだろう?
  • どうやって始めれば良いのだろう?
  • メリットやデメリットは無いのだろうか?

投資初心者にとってバイナリーオプションという単語は聞き慣れない専門用語なだけに、最初は不安に感じるかもしれません。

しかし、オプション取引の仕組みを理解すると、実は非常に簡単に取引できる敷居が低い金融商品であることがわかります。特にFXの経験がない初心者にほど、バイナリーオプションは付き合いやすいでしょう。

外貨預金とFXの違いについては、下記サイトにてご紹介していますのでご参考ください。

オプション取引の特徴

オプション取引とは特定の期日に合わせて価格を決め、それぞれ買う権利と売る権利を取引するという金融商品です。

ここで言う価格のことを「権利行使価格」と呼び、買う権利を「コール・オプション」、売る権利を「プット・オプション」と呼びます。そして期日のことを「権利行使日」、オプション自体の値段のことを、「プレミアム」と呼びます。

コール・オプションの仕組み

例えばコールをする場合、買い手は売り手から「買う権利」を購入することになります。買い手は事前に決めた価格で、期日に権利を行使する、つまり原資を買うことになります。

仮に、1ドル100円の時に、1ドル105円でドルを買う権利を購入するとします。この時、手数料を支払うことになります。
そして満期日に、値動きして1ドル110円になったとします。この状態で権利を行使すると、現在の相場が1ドル110円であるにも関わらず、権利行使者は1ドル105円でドルを購入することができるため、5円分のキャピタルゲインを得ることができます。

「キャピタルゲイン」とは、債券や株式、不動産など資産価値の上昇による利益のことを言いいます。

コールの買い手は権利行使価格で原資産を購入するか、もしくは権利放棄することが可能です。その一方で、コールの売り手には、権利行使価格で原資産を売る義務が生じます。

要するにどういう事かというと、相場が変動を起こした時、思惑通りに相場が動いたのであればコールの買い手は原資産を購入することで利益を上げられます。
●原資産価格-権利行使価格=利益

しかし、思惑が外れ、価値が下がった場合、そのまま原資産を購入すると、レートが動いた分だけ損失が発生します。しかし、コールを放棄し、原資産を購入することを止めれば、損失は手数料のみとなります。

プット・オプションの仕組み

オプション取引の対象は買う権利だけではありません。売る権利も取引の対象となります。

例えば、手数料を支払うことで、売る権利を購入することが可能です。この売る権利の買い手は権利行使価格で権利を行使し、原資産を売ることができます。その一方で、権利の放棄も可能です。

相場が変動して権利の買い手が得をするのであれば、権利を行使することで利益が生じます。反対に、思惑が外れ、損失が発生する場合、権利を放棄することで、損失を手数料のみに防ぐことができます。

このように、オプション取引には「権利の放棄」という特徴があるため、思惑が外れたからといって大損することはなく、常に損失を手数料のみに限定することができるというメリットがあります。

これがFXだった場合、もしも思惑が外れ、レートが大きく変動すると、大損することになります。

FXとオプション取引の損益の違い

FXとオプション取引とでは、損益に大きな違いがあります。例えばFXにおいて1ドル100円の時にロングポジションを保有したとします。この状態でレートが変動し、1ドル101円になれば1円の利益、1ドル110円になれば10円の利益になります。反対に、1ドル90円まで下落すると、10円分の損失が発生します。

これがオプション取引であった場合、仮に権利行使価格が1ドル100円で、手数料が10円とした場合、相場が変動せずに期日を迎えるまで1ドル100円のままだと利益も損失も発生しません。

価格が上昇し、1ドル101円になれば1円分の利益、1ドル110円になれば10円分の利益が発生します。その一方で価格が下落した場合、どれほど価格が下落したところで権利を放棄するため、損失は手数料のみとなります。

このように、FXとオプション取引では、損失に大きな違いがあります。FXは変動に合わせて損失額が大きくなるのですが、オプション取引であれば、常に損失を手数料のみに限定できます。ただ、手数料は必ず発生するため、たとえ思惑通りに進んだとしても、手数料を超えるだけの利益が出ないと赤字になるかもしれません。

ただ、まだ投資初心者で経験が浅く、どのように取引すれば良いのかわからないというのであれば、損失を限定できるオプション取引の方がリスクも低いだけにオススメでしょう。

メリット・デメリット

バイナリーオプションができる業者を利用することで、簡単にオプション取引を始められます。そんなバイナリーオプションのメリットとは何なのでしょう?

○バイナリーオプション取引のメリット

バイナリーオプションの最大のメリットは、投資家はレートが上がるのか・下がるのかを予想するだけ済む点にあります。

これがFXの場合、相場の動向のみならず、どこまで上がるのか、それとも下がるのか、詳しく数値を把握する必要があります。さらに、決済のタイミングを探らなければならず、トレーダーは常に取引画面をチェックする必要に迫られます。

たとえ相場が思惑通りに進んだとしても、利確のタイミングを逃すと利益は得られません。それどころか、予想外に大きな変動が起きると、大損をする恐れがあります。

しかし、バイナリーオプションであればどれほど予想外の変動があったとしても、常に損失を最小限に抑えられますし、なにより一日中取引画面を見ずに済むので労力が少なくて済みます。

バイナリーオプションでは取引できる時間が常に決まっています。権利を行使すべき期限が到来すれば、自動的に取引が終了となります。そのため、FXでなかなか利確や損切りが上手くできず、いつもタイミングを逃してしまうという投資家にほど、バイナリーオプションは相性が良いでしょう。

×バイナリーオプションのデメリット

バイナリーオプションは確かに損失を限定させることができるなど、メリットのある金融商品です。その一方で、デメリットも存在します。

バイナリーオプションでは思惑が外れると、投資した資金がすべて没収され、無くなります。そのため、いくら損失を限定できるとはいえ、負けが続けば流石に大きな損失を被ることになります。

なにより、バイナリーオプションは勝ったからといって必ずしも大きな利益が得られるとは限りません。業者のペイアウト率によっては、得られる利益も少なくなります。手数料の高い業者ともなると、取引する度に手数料が嵩み、損失を増やしてしまうでしょう。

バイナリーオプションは上がるか下がるかを判断するだけのシンプルな取引方法なのですが、その一方で利益が少なく、利益を残すためには常に勝率が5割以上になるように工夫する必要性があります。

バイナリーオプションのペイアウトとは?

バイナリーオプションの業者にはペイアウト倍率と呼ばれるものがあるのですが、これは一体何なのでしょう?

ペイアウト倍率とは、思惑が当たり、予想通りに相場が動いた時に得られる「利益の倍率」です。このペイアウト倍率が低い業者を選ぶと、せっかく思惑通りに相場が進んでも、利益が少なくなってしまうので注意しましょう。

例えば購入価格が500円で、ペイアウト倍率が2倍だった場合、思惑が当たるとペイアウトは1000円となり、500円の利益を得られます。反対に思惑が外れたまま満期を迎えると、500円は没収となり、利益は無しです。

ペイアウト倍率は常に変動しており、固定されていないことが多いです。例えば、明らかに円安になる相場の場合、円安だと予測する人は多く、ペイアウト倍率は下がる傾向があります。反対に、円安相場で円高になると予測をすると、ペイアウト倍率が上がることもあります。

要するに勝てる可能性が高いとペイアウト倍率は落ち、負ける可能性が高いとペイアウト倍率は高くなるということです。

バイナリーオプションの注意点

バイナリーオプションは勝つか負けるかで利益が決まりますので、ギャンブル性が高く、依存しやすい金融商品です。それだけに、中には我を忘れるほどバイナリーオプションにハマってしまう人もいます。

バイナリーオプションに限らず、FXだろうと株だろうと、感情的になると負けやすく、損失を膨らませてしまう恐れがあります。特にギャンブル依存症になるほどハマってしまうような人であればなおさらです。

バイナリーオプションは確かにFXと違って損失を最小限に抑えやすい金融商品なのですが、傷が浅い分、なかなか止めるキッカケが掴みづらい金融商品でもあります。

明らかに負けが続いているにも関わず、無根拠に取引をしている状態が続いているのであれば、早急に取引を止め、冷静に自分自身を観察しましょう。

理想的な判定時間

バイナリーオプションをするにあたり、確実に予測を当てたいのであれば、判定時間はできるだけ短くした方が良いです。というのも、為替レートというのは常に変動しやすく、判定時間が伸びるとそれだけ予測が外れる可能性が高くなるからです。

株などと違い、通貨というのは上がるのか下がるのかが誰にも予測できないものです。一時間前まで円安相場だったのに、突然円高相場になるだなんてことは為替相場の世界ではよくあることです。

ただ、いくら判定時間が短い方が良いからといって、10分未満のような、短すぎる業者は避けた方が賢明でしょう。

というのも、あまりにも時間が短すぎると今度は相場が動かず、上がるのか下がるのかの予測し辛くなるからです。

バイナリーオプションをするのであれば、判定時間は3時間ぐらいがちょうど良いでしょう。3時間ぐらいであれば今後の相場の動きが読みやすく、なによりそれほど長くはないので、相場が急変する前に利益を獲得しやすいです。

バイナリーオプションの難易度

上がるか下がるかを予測するだけという、極めてシンプルなバイナリーオプションは、初心者であっても簡単に参入できる投資かもしれません。ただし、利用しやすさと、難易度は必ずしもイコールで結ばれるとは限りません。

というのも、バイナリーオプションはシンプルすぎるため、複雑な調整ができず、勝つのが難しいからです。たとえ買ったとしても、ペイアウト倍率が低いと大きな利益を得られず、トータルで見ると損失の方が大きくなるかもしれません。

さらに、バイナリーオプションには判定時間の問題もあります。好きなタイミングで決済できるFXと違い、バイナリーオプションには判定時間があるため、必ず特定の時間で取引は終了となります。

もう少し待つことができれば思惑通りに相場が動き、利益を得られたはずなのに、判定時間のせいで負けてしまったなんて事も、バイナリーオプションの世界では珍しくありません。

このように、バイナリーオプションは運の要素が強く、トレーダーの裁量が少ないため、利益が上がり難いという欠点があります。バイナリーオプションで利益を増やせる人というと、よほど運の強い人に限られるでしょう。

初心者にオススメな理由

バイナリーオプションで勝つことは非常に難しいです。しかし、それでも投資初心者にはバイナリーオプションの方がオススメです。なぜなら、勝つことが難しいのはFXでも同じだからです。

それどころか、レバレッジがある分、FXの方が負けた時の損失が巨大なため、場合によっては数回の取引だけで財産のほとんどを失ってしまう恐れがあるからです。

その一方で、バイナリーオプションであれば、たとえ負けたとしても、必要以上の損失はないため、よほど連続で負けない限りすぐに財産を失う心配はないです。

それどころか、取引を通じて経験を増やすことができます。その経験は投資家として成長するための糧となるでしょう。

まとめ

初心者が取引をするのであれば、FXよりもバイナリーオプションの方がリスクも低いだけにオススメなのですが、単純に利益を上げることを念頭に置くのであればFXの方が優位性は高いでしょう。

なにしろバイナリーオプションと違い、FXは取引をすべて自分で管理することができます。ペイアウト倍率のようなものは存在せず、取引によって生じた利益はすべて自分で独占することができます。

確かに負けると損が発生しますが、資金を適切に管理し、常にロスカットを徹底させれば、余計な損失が発生することも滅多にありません。冷静に損切りができるのであれば、バイナリーオプションよりもリスクは低くなるかもしれません。

FXとバイナリーオプションにはそれぞれメリットとデメリットがあるのですが、既に取引経験が豊富で、常に冷静に取引できるだけの自制心があるのであれば、バイナリーオプションよりもFXの方が相性が良いかもしれません。

ただ、まだ経験が少なく、為替相場について勉強したいというのであれば、バイナリーオプションの方がオススメでしょう。

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