FXにおけるメンタルの重要性/利益を上げるためのメンタルのあり方

  • 更新日: 2019/07/10

FXで利益を上げるためには、利益を増やすためのテクニックが必要です。ただし、どれほど素晴らしいテクニックや手法、ツールがあったところで、メンタルが折れてしまってはすべてが台無しになってしまいます。

メンタルが折れ、心が荒んでしまうと感情的になりやすく、冷静な判断ができなくなります。

感情的になってもクールダウンし、理性を取り戻すまで取引を中断できるような胆力のある投資家であれば問題はないのですが、そうすることができず、感情的な気分のまま取引を再開すると、本来であれば避けられたはずの損失を被る恐れがあります。中にはFX中毒になり、抜け出せなくなる危険もあります。

確かにテクニックも重要なのですが、FXで勝利をおさめるためにはメンタルも必要不可欠です。

  • どうすればメンタルは鍛えられるのだろう?
  • 感情的になったらどうすれば良いのだろう?
  • 弱いメンタルを克服する方法はあるのだろうか?

FXの取引経験のある人であれば、誰でもこれらの疑問にぶつかることでしょう。為替相場は常に複雑に変動し、誰にも予測がつかない動きをします。いつ何時、大事な資産が消えてしまうのかわからないという恐怖は並大抵のものではありません。

そこで今回は、FXで必要なメンタルのコントロール方法について紹介します。

FXにおけるメンタルの重要性

メンタルを辞書的に定義するのであれば、精神や心の在り方を意味します。スポーツで言うところの勝とうという精神性のことです。

どれほど実力のあるスポーツ選手であっても、後ろ向きな考えをしたり、最初から負けるだろうと意気消沈していたら、実力の半分も出せず、試合では敗退することでしょう。その一方で、常に前向きで、モチベーションを高くしていると、実力以上の力を発揮できるものです。

もちろん、スポーツとFXは違います。いくら前向きで、情熱的な心の持ち主が投資をしたところで、そのような精神性が為替相場に反映されることはありません。

メンタルが強かろうが弱かろうが、為替相場は常に不規則で、予測不可能な動き方をしますので、メンタルが強いからといって必ずしも勝てるという道理はありません。

単純にFXで勝つためには、勝率や利益率の高い手法を用い、実行に移す必要があります。いくら前向きな人間であっても、手法がデタラメで、その場の気分に合わせて取引をしていたのでは、確実に負けるでしょう。

では、FXにおけるメンタルの重要性とは一体何なのでしょう?

確かにメンタルの強さとFXの利益率はイコールで結ばれるものではありません。しかし、メンタルの弱い人物がFXに挑戦したところで、確実に負けることは必定です。メンタルの強さはFXの勝利条件ではありませんが、メンタルが強くないとFXでは勝てないのもまた事実なのです。

なぜメンタルが弱いと勝てないのかというと、メンタルが弱いと取引ルールを信じられず、すぐに感情的になり、本来であればやってはいけない行動を取る可能性が高くなるからです。

損切りする場面で損切りが出来なかったり、利確すべき場面で利確できなかったり、もしかしたら大損するかもしれないという恐怖心に負けてエントリーすることができなくなるど、メンタルの弱さが原因で起こりうる失敗例には枚挙に暇がありません。

FXで勝つためには、利益率の高いルールを設定したら、後は機械やAIのように一切の感情を排し、黙々とトレードをするだけの鋼のようなメンタルが必須となります。

恐怖心やプレッシャーに負けたり、お金を稼ぎたいという欲望が強すぎると、ルールに沿わない取引をし、失敗し、大損することになります。メンタルが弱いと、FXに依存するようになったり、ポジポジ病になることもあります。

ポジポジ病の特徴

ポジポジ病とはメンタルが弱い人がよく罹る、投資の世界でよく言われる症状の一つです。ポジポジ病とは、本来なら決済するべきポイントで決済をせず、そのまま放置をした状態でさらに追加でエントリーをし、無駄にポジションを増やしてしまう状態を指します。

ポジポジ病を放置すると、無駄に損失が拡大し、やがて回復不可能なレベルの大損が発生する恐れがあります。そうならないように、本来であれば被害が小さいうちに損切りをし、損失を最小限に抑える必要があるのですが、ポジポジ病になるとそれができず、さらなる損失を招いてしまうのです。

ポジポジ病になる原因は様々なのですが、特徴として稼ぎたいという欲望が強い人や慎重さが足りない人、根拠のない自信に囚われている人、そしてFX中毒に陥っている人ほど、ポジポジ病に罹っている可能性が高いです。

どれほど素晴らしいテクニックがあったところで、しかるべきポイントで決済しないばかりか、無駄にエントリーを増やすなどの暴挙を重ねている限り、FXで勝つことは不可能です。ポジポジ病に罹っている以上、FXで利益を伸ばすことはまず無理でしょう。

そうならないように、FXを始める際には恐怖やプレッシャーに負けないだけのメンタルが必須となります。

メンタルの強さのチェック方法

筋肉と違い、メンタルの強さというのは目に見え辛く、わかり難いです。自分はメンタルの強い人間だと思っていたら、実は弱かったというのはFXの世界ではよくあることです。

それだけに、FXを始める際にはまず、自分はメンタルの強い人間なのか、それとも違うのかを見極める必要があります。ただ、一体どうすれば自分のメンタルの強さを知ることができるのでしょう?

メンタルの強さを知りたければ、一度デモ口座による取引を止めて、リアルのお金を使ってFXをしてみましょう。

デモ口座では勝率が高かったにも関わらず、実際に取引を始めた途端に勝てなくなるという投資家は非常に多いです。そして、それこそがメンタルが弱い証拠でもあります。

デモトレードでは実際のお金を使用していないため、メンタルが弱くても常に平常心をもって取引をすることができます。しかし、実際に自分のお金を使って取引をするとなると、プレッシャーが発生し、判断力を鈍らせ、冷静さを欠いてしまいます。

一旦冷静さを欠いてしまうと、感情的な気分になりやすく、取引で失敗を重ね、損失を増やしてしまうことになります。

メンタルの強弱は、本物のお金を使ってトレードしてみるまで誰にもわかりません。それだけに、FXを始める際にはいきなり全財産を投じるような無茶な真似は絶対に止めましょう。

メンタルのコントロール方法

FXで勝つためにはメンタルを鍛えた方が良いのですが、鍛えるといってもスクワットや腕立て伏せをすれば良いというものではありません。確かに体を鍛えると心も健康になるのでしょうが、FXにおけるメンタルを鍛える上で、筋トレはそれほど役には立たないでしょう。

FXにおけるメンタルをコントロールしたいのでれば、まず前提として絶対に自分の判断で取引しないようにしましょう。

例えば、なんとなく上がっていそうだから買い、もしくはなんとなく下がっていそうだから売るなど、根拠のない理由で取引することは避けましょう。そうではなく、短期線が長期線を下から上にクロスしたから買い注文をしたなど、根拠をもって取引をしましょう。

なぜ根拠のある取引をすると良いのかというと、たとえ失敗したとしても、その責任を自分に求める必要がないからです。根拠を理由に取引し、失敗したとしても、失敗の原因は根拠にあります。

やり方に問題があるのであれば、取引ルールや手法を改善すれば良く、投資家個人に責任は求められません。

しかし、常に自分の判断で取引をし、そして失敗をすると、「なぜ自分はこんなミスをしたのだろう」、「自分には投資の才能が無いのかもしれない」などと考え、思い悩むようになってしまいます。

中には、たまたま今回は不運だっただけで、もう一度やれば取り戻せるだろうと無根拠に考え、さらに被害を拡大させることもあります。

無根拠な取引を継続している限り、勝てる見込みはありません。しかし、常に根拠をもって取引をすれば、たとえ失敗したとしても責任の所在を手法に求めることができます。あくまで悪いのは手法であって、個人ではありません。

手法が悪いのであれば、投資家個人を責める必要もなく、常にネガティブにならずに取引できます。

メンタルをコントロールするコツはここにあります。FXをする際には、自分という個人を徹底的に排し、まるでロボットにでもなったような感覚で、ルール通りに取引をしましょう。感情をすべて排することで、プレッシャーに負けない鋼の精神を作ることができます。

継続の重要性

メンタルをコントロールするためには、一度この手法でやると決めた以上、その通りに実践し続ける必要があります。そして次に重要なのが、決め事を継続し続けることです。

そもそも、FXには絶対に勝てる手法など存在しません。どれほど利益率の高い手法だからといって、1%でも負ける可能性があるのであれば、時には失敗して損失を抱えることもあります。

人間の精神が崩れやすい瞬間とは、失敗を体験している時です。たとえメンタルが弱い人であっても、利益が出ているのであれば、メンタルが折れることは滅多にありません。

しかし、いざ思惑が外れ、損失が出ると、途端にメンタルは弱くなり、折れやすくなります。ここで本当にメンタルが折れ、今の手法では勝てないと勝手に判断し、取引のやり方を変えると、余計に損失を膨らませる恐れがあります。

感情的な判断はFXにおいて命取りです。絶対に止めましょう。そして、一度こうやると決めた以上、たとえ一回や二回負けが続いたとしても、継続してやり続けましょう。

FXは最終的に勝ってれば良い、というものです。たとえ一回や二回の負けがあったとしても、ルール通りに損切りをし、被害を最小限に抑えておけば良いのです。

ルール通りに実践し、勝利を重ね、利益を積み重ねていけば、一回や二回の小さい損失などすぐに補填し、それ以上の利益を呼び込めるでしょう。

FXで絶対にやるべき事

FXを始めるにあたり、絶対に避けて通れない道があります。それは損切りです。FXの相場は荒れやすく、常に予測不可能な動きをします。時には思惑が外れ、含み損を抱えることになるでしょう。

この時、ルールを無視し、損切りせず、放置をすると、やがてポジポジ病の症状に罹る可能性が極めて高いです。そうではなく、損失が出て、損切りのラインに到達したのであれば、必ず損切りを実践してください。

もしも損切りが出来なかったら、それはメンタルが弱くなっていると考えましょう。メンタルが弱い人ほど損切りができず、ポジポジ病に罹るものです。

その反対で、専業トレーダーで、利益率が高い投資家ほど、しかるべきタイミングが来たらすぐに決済をするものです。

損切りは痛みを伴う行為です。レバレッジをかけているだけに、時には大きな損害を被ることもあるでしょう。しかし、ルール通りに感情を交えず、素早く損切りできるようになることが、FXでは不可欠です。

FXの世界では、損切りができるようになってはじめて一人前なのです。損切りができないうちは、リスクの高い無茶な取引は避けましょう。

勝つための考え方

良い意味でも悪い意味でも、FXで勝つためには適当さが必要です。適当という言葉は一見すると悪い意味に聞こえるかもしれませんが、いくら気合を入れたところで為替相場が自分の思った方向に都合良く動くことなんて万に一つもありえません。

相場は非常に意地悪で、常に嫌な方向に動くものです。

こうすれば必ず勝てるなど、神経質な考えは捨てましょう。こうすれば勝てる確率が高いだろうな、といった適当な気分で取引をした方が、精神的に楽に取引できるため、常に理性的な判断ができるようになります。

特に、「FXで稼ぐためには絶対に勝たなければいけない」といった、圧迫感のある考え方を抱いていると、一回でも負けるとプレッシャーに押しつぶされ、メンタルが折れる恐れがあります。

その一方で、一回や二回であれば負けても構わないといった考え方をしていると、たとえ思惑が外れ、含み損を抱えることになったとしても、それほどストレスなく損切りができます。

スポーツとFXは似て非なるものです。スポーツ選手は絶対に勝とうと思って試合に臨むものですが、FXは負けても構わないと考えていた方がむしろ勝ちやすいです。

FXで勝つためにはメンタルを鍛えた方が良いと言いましたが、それは修行をしろという意味ではありません。むしろ、負けても人のせいにするような、ズルい考え方ができるようになった方が良いぐらいです。

負けたら手法が悪いせい、損失が発生したらアドバイスをしたあの人のせいなど、自分以外のところに責任を置くことで、プレッシャーとは縁のない取引ができます。

まとめ

FXで稼いでいる人には、稼げる人に相応しいメンタルを持っているものです。そんなプロのメンタルとはどのようなものなのでしょう?

専業トレーダーともなると、勝っても負けても一喜一憂しないものです。淡々と作業をするような感じで、常にルール通りに取引します。プロにとって負ける事は、利益を伸ばすための通過儀礼のようなものなのです。

自分という個性を排し、ルール通りに行動する、それがFXで勝つ上で必要なメンタルです。弱さを克服するといっても、自分の心を無理に動かそうとする必要はないです。

取引をしているのは自分ではなく、取引ルールをインストールされたロボットが取引していると考えると、ストレスやプレッシャーを感じずにFXができるようになるでしょう。

FX初心者の人は以下の記事でFXの基礎知識を勉強してからトレードを始めましょう!

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