FX用語集

  • 更新日: 2019/07/31
FX用語集

あ行

アービトラージ

読み方:あーびとらーじ

為替の価格に一時的な差がついたときに、割高となったほうを売却して、割安となったほうを購入しておき、その後価格差が小さくなった時に売買を反対に行うことで利益を獲得する取引のこと。裁定取引、サヤ取りともいう。リスクを小さくしながら利益を確保するための取引手法であり、主に機関投資家が行う。

アイザーウェイ

外国為替相場において、売値のOfferと買値のBidが同じレートとなる状態のことをいう。インターバンク市場で稀に起こるが、あくまで市場の価格が同じになるということであり、実際に取引する際にはFX会社の手数料となるスプレッドが存在するため、同じレートで取引をするということはまずありえない。

相対取引

読み方:あいたいとりひき

取引の当事者にあたる、買い手と売り手が市場を通さずに売買する価格や数量について決め、直接取引を行うこと。店頭取引ともいわれるFXでは一般的な取引方法で、投資家とFX業者が直接取引をしている。取引所を通じて取引をするくりっく365などは、取引所取引といわれる。

アウトライト

FXの場合は、買い戻しや売り戻しなどの条件を付けずに、買い付けもしくは売り付けだけを単独で行う取引の事をいう。株式取引では、マーケットの動きを予測し、その予測に従って取引をして利益を得ることを目的とした取引手法のこと。株式取引ではごく一般的な手法ではあるが、FXではあまり行われない取引手法となる。

アゲインスト

ポジションを保有している状態で、そのポジションに損失が生じている状態のこと。例えば、ドル円の通貨ペアにおいて1ドル100円で保有したものの、現在の価格が95円など下がってしまった場合はアゲインストとなる。反対に、利益が出ている状態のことはフェイバーという。

アシスタントディーラー

外国為替市場のディーラーの中で、特に顧客と直接相対する立場のディーラーのこと。顧客に対して、毎日の為替相場に関するニュースや値動きなど最新状情報を提供し、注文の受付なども担当する。ディーラーには他にもいくつもの種類があるが、その中でも直接顧客と相対する立場にある。

アスク

FXにおいて、通貨を買う際の価格を示したもの。売値であるビッドと対になって表示されており、アスクとビッドの差額をスプレッドという。売り手が提示した価格であり、その価格に納得した場合には買い注文を出して取引を行う。正式にはアスクレートといい、オファーと呼ばれることもある。

アセット

金融資産のうち、利益を追求することを目的として投資を行っている資産のこと。特に、株や債券など運用している資産のうち、具体的な形をもっているものを指して言うことが多い。アセットクラスやアセットロケーション、アセットスワップといった使い方がされる。

アセットアプローチ

金融資産であるアセットの保有高について、ある一時点での保有高に注目することで為替の需給関係についても見ることを目的とした理論のこと。この需給関係が為替相場において重要な決定要因になるという考え方をする。通貨の需給関係を重視する考え方とポートフォリオの構成やリスクを重視する考え方がある。

アナリスト

相場の動きを分析して、その後の相場がどう動いていくのかを予測し、その情報を投資家に提供する人のこと。アナリストが行う分析は、テクニカル分析とファンダメンタル分析のどちらかを専門的に行っている人と、その中からいくつかの分析方法を組み合わせて独自のやり方をしている人がいる。

アノマリー

はっきりとした根拠がないため理論的な説明はできないが、多くの賛同を得られるような法則のこと。現代ポートフォリオ理論など、効率的市場仮説の枠組みでは説明がつかないものの、経験則としては当てはまるような価格の変則性。様々な法則があり、実際に活用されている。

アベレージコスト

同一の通貨ペアのポジションを複数回にわたって保有した際の、その持ち値の平均のこと。例えばドル円の通貨ペアを100円の時に10万、110円の時に10万保有した場合は、そのアベレージコストは105円となる。相場が予想通りに動いた際、このアベレージコストがロングなら低いほど、ショートなら高いほど収益も大きくなる。

アマウント

FXにおいて、取引をする際の1口あたりの取引量や取引単位のこと。市場と通貨の種類によってそれぞれ100,000通貨や10,000通貨などアマウントが決められている。裁定取引単位が10,000通貨の場合、10,000通貨を1ロットと呼び、ドル円を1ロット取引する場合はアマウントが10,000ドルとなる。

イールド・カーブ

利回りの変化を視覚的に表現するために、縦軸が残存期間、横軸が債権の年間利回りを示したグラフで債権の利回りを表した際、そのグラフ上に関連性を示した緩やかなカーブを描く曲線のこと。イールドカーブから金利リスクや将来性リスクなどを読み取ることができ、複数の債券の利回りを比較することもできる。

委託介入

読み方:いたくかいにゅう

中央銀行など自国の通貨当局が、為替レートが不均衡になったために他国の経済へと悪い影響を与えていると判断された際に、海外の通貨当局に為替介入を実施することを委託すること。為替介入は、通貨当局が外国為替市場で通貨の売買取引をする行為を指していう。

1本

読み方:いっぽん

インターバンク市場における取引の最小単位のこと。1本は100万ドルであり、1ドル100円の時であれば日本円では1億円となる。インターバンク市場は金融機関や証券会社が取引をする市場なのでその金額も大きくなり、為替はディーラー同士が相対取引でやり取りしている。

イフ・ダン

FXの注文方法の一つで、if doneを略したものであり、IFDと表記される。「もしも注文が約定したら」という意味で、2つの注文を1度に出して最初の注文が約定したら、2つめの注文を自動的に有効とする注文方法。基本的に、買い注文と売り注文をセットにして注文する。

インカムゲイン

保有することで得られる利益のこと。株の配当やFXのスワップポイント、銀行預金の利息や債権の利子、不動産の家賃収入などがインカムゲインにあたる。インカムゲインはマイナスになることがないという特徴があるが、状況の変化によっては受け取る金額が減少したり、なくなったりすることもある。

インターバンク市場

読み方:いんたーばんくしじょう

通常の投資家は参加できず、金融機関だけが参加して相互に短期での資金の貸借や、有価証券などの金融商品を売買する市場のこと。参加しているのは各国の銀行や証券会社であり、インターバンク市場はその取引内容によってコール市場と手形市場の2つに分けられている。

インターバンクマーケット

コール市場や手形市場など、金融機関や証券会社など市場に参加して取引をする参加者が限定された市場のこと。また、為替市場の中で金融機関同士が100万通貨単位で売買を行う市場も、参加者が金融機関だけに限定されてしまうため同様にインターバンクマーケットと呼ばれる。

隠密介入

読み方:いんみつかいにゅう

外国為替市場の価格を操作することを目的として、各国の政府や中央銀行などが特に発表することなく、隠密裏に市場へと介入すること。為替レートが急激に乱高下すると、企業の経営が悪化して経済に悪影響を及ぼすことがあるため、安定させることを目的として行われる場合がある。

ウォールストリート

金融における世界の中心地とされている、ニューヨークのマンハッタン島の南端にある、ロウアー・マンハッタンにある通りの1つのこと。この通りにニューヨーク証券取引所があり、その周辺には世界的に有名な銀行や証券会社、保険会社などが集まっている。ウォール街ともいわれる。

受渡日

読み方:うけわたしび

外国為替取引において、その取引した通貨を実際に交換する日のこと。受け渡しを行うのは、原則として取引の約定日から2営業日後とされているが、その日が取引した通貨の発行国の市場の休日と重なった場合は、さらにその翌営業日が受渡日になる。株式とは受渡日が異なるので、混同しないよう注意が必要。

埋める

読み方:うめる

外国為替取引において、市場の休みを挟んだ場合などにその価格が直近の終値と大きく乖離している状態を窓、もしくはギャップというが、そのギャップが生じる前の為替レートへと戻ろうとする動きのこと。窓は必ず開くとは限らないが、開いた場合には埋める動きを狙ったトレードが行われやすい。

売り一巡

読み方:うりいちじゅん

相場の動きの中で、何らかの悪材料があって売りが増えている状態が落ち着き、その動きが落ち着いてきた状態のこと。通常、市場では好材料が出てくると買いが増え、悪材料が出てくると売りが増えるが、徐々にその動きは落ち着きを見せてくるため、その動きに影響がなくなったとみられる状態を一巡という。

売り一服

読み方:うりいっぷく

市場の動きが売りトレンドにある中で、その動きが一時的に止まっている状態のこと。下げ一服ともいう。相場が動いたものの、その価格の変動が急すぎて様子見をする投資家が増えた場合や、出てきた悪材料の影響が一巡して新たな材料が生じるまでのタイミングなどでこうした状態になりやすい。

売りオペレーション

読み方:うりおぺれーしょん

金融市場から資金を引き出すために、日本銀行によって行われる金融政策のこと。景気過熱時に金融市場で流通している資金量が増えすぎていると判断されている時に、手形やCP、国債などを日本銀行が売却することで資金量を減らし、金利を引き上げることを目的としている。

エキゾチック通貨

読み方:えきぞちっくつうか

FXでは、通貨の種類をその流通量などからメジャー通貨とマイナー通貨に分けられるが、そのマイナー通貨の中でも特にスワップポイントが高く、流通量や情報量が不足している通貨のこと。取り扱っているFX会社は少なく、外資系のFX会社で扱われていることが多い。

エマージング通貨

読み方:えまーじんぐつうか

ブラジルのレアルやベトナムのドン、サウジアラビアのリヤルなど、新興国といわれる国の通貨のこと。為替市場での流通量が少なく、規模が小さいためメジャー通貨などと比較した場合は相場が大きく変動しやすいのでリスクが高くなる反面、高い収益性が期待できるという特徴がある。

円キャリートレード

読み方:えんきゃりーとれーど

金利が低い日本円を借り入れ、それを資金として他の金融資産に投資を行い、一定期間ののちに売却することで売却益を得ることを目的としたトレードのこと。FXにおいては、円を証拠金としたレバレッジ取引で、金利差に応じた差益を稼ぐ手法のことを指していわれる。

円債

読み方:えんさい

日本政府が発行している日本国債のこと。広義では、日本の企業が発行している普通社債や、外国企業が円建てで発行している円建て外債などの円建て債券全体も含まれる。リスクが低く堅実というメリットがあるので安定した運用ができる反面、利回りが低いため収益性は低いというデメリットもある。

円高

読み方:えんだか

為替レートの変動によって、相対的に円の価値が高くなること。1ドル100円であれば100万円で1万ドルと交換することになるが、1ドル90円になった場合は同じ100万円で約1万1千ドルと交換できることとなるため、1ドル100円の時と比較して円が高くなったということになる。

円短期運用

読み方:えんたんきうんよう

金融機関や機関投資家が、1年以内の短期資金を取引するインターバンク市場やオープン市場などの短期金融市場で、安定的な運用を行うこと。オープン市場は金融機関以外も参加できる市場であり、CD市場やCP市場、現先市場、T-Bill市場、レポ市場などが含まれている。

円転

読み方:えんてん

外貨資金を日本円に転換して運用すること。利益を目的として行われる他、日本円を調達したい場合にも行われる。利益を出したい場合というのは、先物と直物の相場の差額が金利差よりも大きい場合などが該当する。日本円を調達するのであれば、外貨を日本円に両替する場合などが当てはまる。

エンベロープ

FXチャートのインジケーターの一つ。移動平均線を上下に包むことで、現在の価格がどれだけ乖離しているかを確認することができるテクニカル指標で、移動平均線から乖離した価格はいずれ回帰するという考えに基づいて、その上限と下限をトレンドが反転するポイントや、支持や抵抗の目安として使われる。

円安

読み方:えんやす

為替レートの変動によって、相対的に円の価値が安くなること。1ドル100円であれば100万円で1万ドルと交換することになるが、1ドル110円になった場合は同じ100万円で約9千ドルと交換できることとなるため、1ドル100円の時と比較して円が安くなったことになる。

追証

読み方:おいしょう

レバレッジ取引において、損失が生じたために証拠金として預けている資金が不足した際に、入金を求められる追加証拠金のこと。FX業者によって維持しなければならない証拠金の割合は異なっており、それぞれで必要とされる証拠金維持率を下回ったタイミングで、メール連絡等によって請求され、期日までに入金できなければポジションは強制的に反対売買が行われて決済される。

オイルマネー

石油産出国が、石油を輸出したことで得られた利益を基にし、市場で投資や運用を行っている公的資金のこと。金額が大きいため、市場に与える影響も大きいことから区別して呼ばれる。中東諸国が中心となっていることから、アラビア資本全体をオイルマネーと呼ぶこともある。

オー・シー・オー

One Cancel the Otherの略で、OCOと表記される注文方法のこと。2つの注文を1度に発注して、そのどちらかの注文が約定した時点でもう一方をキャンセルするという注文方法。相場の動きがはっきりしない時に、どちらに動いても対応できるように使われることが多い。

オー・ティー・シー

買い手と売り手が市場を通さずに売買する価格や数量について決め、直接取引を行うこと。Over The Counterを略したもので、FXでは一般的な取引方法として投資家とFX業者がOTC取引をしている。また、直接取引をするのではなく取引所を通じて取引をするくりっく365などは、取引所取引といわれる。

オージー

外国為替取引においては、オーストラリア連邦で公式に流通している、オーストラリアドルのこと。日本では豪ドルと呼ばれ、日本円との通貨ペアはオージー円、または豪ドル円とよばれている。オーストラリアは資源が豊かであることから、オーストラリアドルは資源国通貨ともいわれる。

大底

読み方:おおぞこ

常に変動している為替取引の相場の中で、値動きを比較的長期に渡って見た際に、その中で見られる最安値のこと。相場が下落して反転するタイミングとなる安値のことを底というが、その底の中でも最も安値となっているところが大底と呼ばれ、それ以上は安くならないという目安にされる。

オーダー

売買注文のこと。注文の方法は一定ではなく、利用するFX業者によって可能な注文方法は異なっている。通常、オーダーをする際は買い注文か売り注文かを決め、どの通貨ペアでの取引をするかを決定したら、注文の方法と価格、数量などを決定して行うが、必ず約定できるとは限らない。

大天井

読み方:おおてんじょう

為替取引の相場は常に変動しているが、値動きを比較的長期に渡って見た際に、その中で見られる最高値のこと。1日の値動きの中でその日の最高値となったタイミングを天井というが、その天井の中でも最も高値となっているところが大天井と呼ばれるため、1日の値動きでは大天井とはいわない。

オーバーシュート

FXにおいては、為替の値動きが予想以上に大きくなったことで、チャートに引かれたサポートラインやレジスタンスラインを越えるような値動きが生じること。特に経済指標の発表によって大きな動きが生じた際などは、オーバーシュートの状態となりやすく、その後の動きを判断するのは難しくなる。

オーバーナイト取引

読み方:おーばーないととりひき

新規に建てた建玉をその日の内に決済するデイトレードに対して、翌日以降まで建玉を持ち越して行う取引のこと。FXの場合は24時間市場が動いているが、ニューヨーク市場が閉まる日本時間の午前7時を基準として、その時間をまたいだ取引の事をオーバーナイト取引と呼んでいる。

押し(押し目)

読み方:おしめ

相場が上昇トレンドにある中で、一時的にその価格が下落すること。押し目のタイミングを狙って買い注文をすることを押し目買いといい、またそのタイミングを待ち続けることを押し目待ちという。ただし、上昇トレンドが強ければ押し目がほとんど生じないこともある。

押し目買い

読み方:おしめがい

上昇トレンドの中で、押し目となる一時的な下落が起こったタイミングを見計らって買いを行うこと。通常の上昇トレンドは一直線に値上がりするのではなく、何度か利益確保を目的とした売りが増えることで価格が一時的に下落するため、その時に買いを行う。ただし、そのままトレンドが反転する場合もある。

オシレーター系

読み方:おしれーたーけい

テクニカル分析における指標の分類の一つで、過度な売買を示す指標のこと。MACDやRSIなどが代表的で、一定の範囲を揺れ動くような値動きをするため、売られ過ぎと判断した場合は買いが増え、買われ過ぎと判断した場合は売りが増えるといった予測をすることができる。

オファー

アスクともいう。業者が提示した、その通貨を購入する際の価格のこと。売り値のことはビッドという。オファーとビッドの価格には差があり、オファーの方が高くなる。この差額をスプレッドといい、FX会社における取引手数料であり、投資家にとっては売買にかかる実質的なコストとなる

オフショア

タックスヘイブンといわれる、海外にある租税回避地において、金融や税制などの制約を少なくして取引が行える市場のこと。一般的にこの市場を利用した場合は源泉所得税を課される事がなく、世界各国で国際金融センターとしての役割を担っている。日本にも、東京オフショア市場がある。

オプション取引

読み方:おぷしょんとりひき

あらかじめ定められた期日に、あらかじめ決められた価格で金融派生商品を買う、もしくは売るという権利を売買する取引のこと。買う権利の事をコール、売る権利のことをプットという。いつでも権利を行使できるアメリカンタイプと、期日にしか権利を行使できないヨーロピアンタイプがある。

思惑

読み方:おもわく

相場の動きに対して、様々な理由をもとにその後の動きを上昇、もしくは下落するだろうと考えること。様々なチャートや指標などを分析することで、この思惑が正しいかどうかを数値的に証明することができるが、思惑によって売買のタイミングを失う場合もある。思惑を切り捨てた取引がシステムトレードとなる。

オルタナティブ投資

読み方:おるたなてぃぶとうし

投資を行う対象を、従来の投資信託や株式、債券、譲渡性預金などへの直接投資以外とした投資のこと。ヘッジファンドや貴金属、不動産、為替取引などへの投資はオルタナティブ投資となる。従来の投資対象とは相関性が低いため、リスク分散などを目的として投資されることも多い。

終値

読み方:おわりね

1日の取引の中で、その日の最後となった取引の価格のこと。外国為替市場の場合は24時間取引が行われているため、各取引所が終了となる時刻における最後の価格がそれぞれ終値となる。一般的には、ニューヨーク市場が終了となる日本時間の朝7時の時点での価格が終値として扱われている。

か行

買い一巡

読み方:かいいちじゅん

相場の動きの中で、何らかの好材料があって買いが増えている状態が落ち着き、その動きが静かになった状態のこと。通常、市場では好材料が出てくると買いが増え、悪材料が出てくると売りが増えるが、徐々にその動きは落ち着きを見せてくるため、その動きに影響がなくなったとみられる状態を一巡という。

買い一服

読み方:かいいっぷく

市場の動きが買いトレンドにある中で、その動きが一時的に止まっている状態のこと。上げ一服ともいう。相場が動いたものの、その価格の変動が急すぎて様子見をする投資家が増えた場合や、出てきた好材料の影響が一巡して新たな材料が生じるまでのタイミングなどでこうした状態になりやすい。

買いオペレーション

読み方:かいおぺれーしょん

金融市場に資金を流入させるために、日本銀行によって行われる金融政策のこと。景気低迷時に、金融市場で流通している資金量が減りすぎていると判断されている時に、手形やCP、国債などを日本銀行が購入することで資金量を増やし、金利を引き下げることを目的としている。

外貨準備

読み方:がいかじゅんび

外貨建ての借入金の返済や輸入代金の決済など、外国に対する支払いを目的として政府が用意している、公的な準備資金のこと。日本では財務省から毎月発表されていて、外貨や金、証券などの形で用意されている合計額であり、企業及び個人が保有している外貨などは含まれていない。

外貨準備高

読み方:がいかじゅんびだか

外貨建ての借入金の返済や輸入代金の決済など、外国に対する支払いを目的として政府が用意している、公的な準備資金のこと。日本では財務省から毎月発表されていて、外貨や金、証券などの形で用意されている合計額であり、企業及び個人が保有している外貨などは含まれていない。

外貨建てMMF

読み方:がいかだてえむえむえふ

Money Market Fundの中でも、外貨で運用するファンドのこと。一般的にMMFは短期型の金融商品や、債券などを投資対象として運用していることから元本割れリスクが低いと言われているが、外貨建てで運用することでさらに為替変動による差益を狙う事もできる。ただし、為替変動リスクもある。

外国為替

読み方:がいこくかわせ

異なる通貨を使っている2国間で、それぞれの通貨を交換すること。例えば日本とアメリカの間では、日本円とアメリカドルを交換するのが外国為替となる。この時、交換するためのレートが為替レートとなるが、このレートは変動するため、その差額を狙って取引するのがFXとなる。

外国為替及び外国貿易法(外為法)

読み方:がいこくかわせおよびがいこくぼうえきほう(がいためほう)

日本と外国との間での資金および物・サービスの移動などを行う対外取引、および居住者間での外貨建取引に対して適用される、1949年に施行された基本法のこと。その後は大きく改正されていて、現在使われている改正外為法は1998年に施行されたものであり、この改正によってFXが一般的なものとなった。

外国為替市場

読み方:がいこくかわせしじょう

異なる2国間の通貨の交換を行う市場のこと。実際に市場があるのではなく、参加者となるFX業者のような取引業者や金融機関などが電話やインターネットなどの通信機器でつながることで形成されていて、世界中のどこかの市場が常に稼働しているので24時間止まらずに動いている。

外国為替証拠金取引

読み方:がいこくかわせしょうこきんとりひき

業者に証拠金を預託して、その金額に応じた額面の外国為替を取引して、為替レートの変動による差額での利益を主とする投資方法のこと。FXとも呼ばれる。レバレッジを利用して証拠金以上の額の取引を行うのが一般的であり、損失が生じた場合はその証拠金から支払われることとなる。

外国為替特別会計

読み方:がいこくかわせとくべつかいけい

一般会計とは区別された、政府が外国為替等の売買や取引を円滑に行えるように用意された、国の特別会計に当たる外国為替資金のこと。この運営によって生じた収入や支出については、特別会計の歳入・歳出として処理されて一般会計への繰り越し対象として扱われている。

外国為替ブローカー

読み方:がいこくかわせぶろーかー

インターバンク市場において、銀行同士が取引を行う際にその仲介役となる業者のこと。短資会社との関連が深く、日本では上田ハーローなどがこれに当たる。インターバンク市場は証券のような取引所が存在しないので、ブローカーによる取次が必要となる。現在は、個人向けの取引を取り扱う業者も多い。

外国為替平衡操作

読み方:がいこくかわせへいこうそうさ

外国為替市場において、その相場の急激な変動を抑えて安定化を図ることを目的として、通貨当局が売買を行って為替相場に影響を与えること。為替介入ともいう。日本では座無大臣が実施して、日本銀行がその代理人となって指示の下で行っていて、その実施状況は毎月総額が発表される。

外国人投資家

読み方:がいこくじんとうしか

外為法によって規定された条件に当てはまる個人、もしくは法人のこと。個人の場合は非居住者であることとなっている。また、法人の場合は外国に主な事務所がある外国法令に基づいて設立されていることをはじめとしたいくつかの条件が第26条第1項において定められている。

外国通貨建て

読み方:がいこくつうかだて

金融商品等の決済において、外国の通貨で決済が行われること。外貨建てともいう。元本の払い込みも外貨で行われることになり、その支払いも外貨で受け取ることとなる。金利の高い国の通貨であれば金利差による利益も狙うことができる。金融商品の価格変動以外に、為替変動の影響も受けることとなる。

外国通貨

読み方:がいこくつうかだて

日本においては、日本以外の国で主に使われている通貨のこと。日本円と外国通貨を交換することを外国為替取引といい、この外国為替の取引に際して証拠金を業者へと預託して行うものを外国為替証拠金取引、FXという。また、日本円と外国為替との交換比率のことを為替レートという。

外国投信

読み方:がいこくとうしん

投資信託の中でも、外国の法令に基づいて組成された外貨建ての投資信託のこと。外貨建てMMFも外国投信の一種となる。販売については国内の投資信託と同様に証券取引法が適用される。国内の投資信託と比較して利回りが高い特特長があるが、その分リスクも高いものが多い。

外債

読み方:がいさい

外貨建てで発行されている、自国以外の債権のこと。正式には外国債券と言い、外国債という呼び方もある。国債や日本円建ての債券と比較して、為替変動による利益も含めることができるが、反対に損をする場合もある。また、発行した国によってはその信頼度が低くなる可能性もある。

外為ディーラー

読み方:がいためでぃーらー

金融機関などに所属する人の中で、外国為替市場での実際の取引を担当している人のこと。その業務内容によって細かく分けられていて、スポット・ディーラーやフォワード・ディーラー、デポジット・ディーラー、カスタマー・ディーラー、オプション・ディーラーなどがある。

買い手掛かり

読み方:かいてがかり

FXにおいて、為替を買うきっかけとなるような要因のこと。経済指標の発表や決算の発表、政策金利の見直しなど、相場が上向きとなるような材料が当てはまる。買い材料ともいい、強い買い手掛かりが生じた場合は一斉に買いが増えるため、相場が暴騰することもある。

買い手控え

読み方:かいてびかえ

相場が下落基調となったことで買い注文が減り、多くの投資家が今後どのように相場が動くのかを見極めるために静観している状況のこと。ここから下落の勢いが強まるか、または反転するかを見守っている事が多く、何らかの材料が出てくるまでは動かないこともある。

介入

読み方:かいにゅう

為替市場の価格を操作することを目的として、政府や中央銀行が市場で為替売買を行うこと。相場の変動が経済の実態を反映していないと判断された時などに行われる。介入を他の中央銀行に依頼する委託介入や、秘密裏に直接市場へと介入する隠密介入などがある。

買い持ち

読み方:かいもち

FXにおいて、外貨を買って保有している状態のこと。買いポジションを持っている状態が買い待ちといわれる。買った時よりも円安となった際には利益を得ることができるため、売りタイミングを待っていることからこのように呼ばれる。反対に、売った状態から買い戻すタイミングを待っている状態を売り待ちという。

買戻し

読み方:かいもどし

保有している売りポジションに対して、反対売買を行って決済すること。FXでは、これから為替レートが下がると判断した場合に売りポジションから取引を始めることができるが、その時点では外貨を借りている状態となるので、買い戻して返却しなければならない。その売買価格の差額が利益となる。

カウンター・パーティ

FXにおける、取引相手となるFX業者や金融機関のこと。FX業者から見た場合は、カバー先の金融機関が当てはまるが、投資家にとってはFX業者がこれにあたる。FX業者が倒産などで破綻してしまい、損失を被ってしまうリスクの事を、カウンターパーティーリスクという。

カスタマー・ディーラー

金融機関などに所属して外国為替市場での取引を担当している為替ディーラーの中で、顧客を担当する役割を持つディーラーのこと。直接取引を行う事はなく、あくまで仲介としての業務を行う。顧客に必要な情報を与える事も仕事なので、最新のニュースは常にチェックしている。

カバー・ディール

FX業者が投資家からの注文に対してインターバンク市場で反対売買を行い、その取引における価格変動のリスクをゼロにすること。大口の取引などで損失を被ることを回避し、残高を調節するために行われる。投資家がその注文を決裁した時は、同様にインターバンク市場での決済も行う。

為替差益

読み方:かわせさえき

変動する為替レートに合わせて外貨を売買し、その差額を利益として得ること。FXにおいて利益を得るための方法の一つ。例えば米ドル円の通貨ペアで、1ドル100円の時にドルを買い、105円の時にドルを売ることで1ドルあたり5円の利益を得ることができる。ただし、レートの変動によって損をする場合もある。

為替スワップ

読み方:かわせすわっぷ

為替取引の1つであり、外国銀行から日本の金融機関が円を担保にして別の通貨を借り、一定期間後に返済するという貿易業者が主に活用する方法のこと。直物為替と先物為替の売買を交差する形で同時に行う取引であり、先に別通貨へと両替することで為替変動リスクを防ぐことができる。

為替相場決定理論

読み方:かわせそうばけっていりろん

何が原因となって2国間の通貨の為替レートが決定する為替変動が起こったのか、その理由を分析した国際収支説やアセットアプローチ、購買力平価説、為替心理説などのこと。大きな分類としては、古典派理論といわれるフローアプローチと、近代派理論といわれるストックアプローチの2つがある。

為替手数料

読み方:かわせてすうりょう

FXの取引において、その取引手数料のこと。片道いくら、というようにその金額が定められていて、数量や通貨ペアによって変動する場合もある。現在は手数料を無料としているFX業者も多いため、ビッドとアスクの差額であるスプレッドが実質的な手数料となっている事が多い。

為替ヘッジ

読み方:かわせへっじ

通貨取引を利用して、保有している外貨建ての金融商品が持つ為替変動リスクを軽減、もしくは回避すること。例えば、米国株式を購入する際にFXで米ドルの売りポジションを保有しておくと、米国株式が値上がりしても為替変動で損失となってしまう場合に、売りポジションを解消することで利益を得ることができる。

為替変動リスク

読み方:かわせへんどうりすく

為替差益を狙う外国為替取引において、レートの動きが予想とは異なってしまい損をしてしまう危険性があるということ。為替レートは一方向に動くとは限らないため、タイミングによっては値上がりすると思っていたのに値下がりしてしまい、結果損失が生じる場合がある。

カントリーリスク

FXにおいて、外国為替を購入するということはその通貨を発行している国へと投資していることになるが、その投資対象となった国の社会情勢や経済状況、政治的状況などによって不安定となった結果、投資した資金を回収する事が困難となったり、その通貨の価値が暴落してしまったりする危険性のこと。

キウィ

ニュージーランドが発行しているニュージーランドドルのこと。特産品であるキウイフルーツからキウィと呼ばれている。ニュージーランドの輸出入はその20%前後がオーストラリアを対象としているため、オーストラリアドルと連動した値動きが多いのが特徴となっている。

機関投資家

読み方:きかんとうしか

個人や法人から資金を預かり、その資金で投資を行っている保険会社や投資信託、証券会社、年金基金、銀行などのこと。個人投資家と比較して資金が多いため、その投資も大口となりやすいことから市場に与える影響も大きなものとなりやすいのが特徴。政府系の投資会社やヘッジファンドとは区別されている。

基軸通貨

読み方:きじくつうか

キーカレンシーともいわれる、外国為替市場においてその中心となっている通貨のこと。以前はイギリスポンドが基軸通貨となっていたが、第一次世界大戦後から現在に至るまではアメリカドルが基軸通貨になっている。通貨価値が安定していて、取引しやすいこと、市場が十分に発達していることなどの条件がある。

ギブン

取引価格で通貨が売られること。インターバンク市場で素早く取引を行うために生じた用語であり、市場が変わると使われない場合もある。ギブンとその対になっているテイクンは主にロンドン市場で使われていて、ヨーロッパ市場では代わりにユアーズ、マインという言葉を用いる事が多い。

期末月末要因

読み方:きまつ・げつまつよういん

月末や決算期末を迎えた企業などが、保有している外貨建ての金融資産を自国の通貨に戻すために売却することで起こる、為替変動のこと。日本の場合は多くの企業が決算期を3月にしていることから、3月末が決算期末となる。その時期になると企業が損益を確定させるために、売りを行うことが増える。

逆指値

読み方:ぎゃくさしね

買い注文で現在の価格よりも高い価格を指定したり、売り注文で低い価格を指定したりすること。指値は投資家にとって有利な条件を指定するが、逆指値は不利となる条件を指定することで買い逃し、売り逃しを防ぐことを目的とした注文方法であり、損切りなどに用いられる。

逆ざや

読み方:ぎゃくさや

為替レートの変動によって、購入した価格よりも現在の価格が安くなって損をした状態のこと。本来の価格からかけ離れた状態のことをいうため、その後適正な価格に戻ろうという動きが生じる事が多いことから、逆さやをトレードのチャンスと考える投資家も多い。

逆張り

読み方:ぎゃくばり

現在のトレンドとは反対の注文をすること。例えば、上昇トレンドにある市場で売り注文を出したり、反対に下落している中で買い注文を出したりすることをいう。トレンドを見ないまま、その時の値段だけを見て逆張りをする投資家もいるが、大きな利益を狙って逆張りをする投資家もいる。



キャップ

一定の水準を保ちながら価格が上下している為替相場において、その上限となっている水準のこと。また、オプション取引でこのキャップを利用した取引を行っていて、対象となる変動金利でその金利が上限を上回った場合に、買い手は売り手からその上回った分の金利を受け取れるという契約を行っている。

キャピタル・ゲイン

変動する為替レートに合わせて外貨を売買し、その差額によって得られる利益のこと。FXにおいて利益を得るための方法の一つ。例えば米ドル円の通貨ペアで、1ドル100円の時にドルを買い、105円の時にドルを売ることで1ドルあたり5円の利益を得ることができる。ただし、レートの変動によって損をする場合もある。

キャピタル・ロス

外貨の売買をする際に、為替レートの変動によって被った損失のこと。FXでは為替レートの変動によって利益を得ることを目的としている場合が多いが、時には損をしてしまう場合がある。売買によって利益を得ることができた場合は、その利益のことをキャピタルゲインという。

キャリートレード

金利が低い通貨を借り入れ、それを資金として他の金融資産に投資を行い、一定期間ののちに売却することで売却益を得ることを目的としたトレードのこと。FXにおいては、その資金を証拠金としたレバレッジ取引で、金利差に応じた差益を稼ぐ手法のことを指していわれる。

キャンドル

カナダが発行している通貨で、略称がCADであるカナダドルの通称。カナダドルはCanadian dollerと表記されるため、略してCan-dollと呼ばれている。1カナダドル硬貨にはその表面にルーンという鳥が描かれていることから、ルーニーと呼ばれることもある。カナダは先進国では珍しい資源国であるため、その通貨は人気がある。

協調介入

読み方:きょうちょうかいにゅう

複数の国の中央銀行などが、協調して為替市場に介入し、その価格を調整すること。単独での介入と比べた場合、その影響力は大きくなる。価格を安定させるために行われる介入であり、相場を動かす目的などはないので複数の国で協調しても利害が対立する可能性などはかなり低い

読み方:ぎょく

まだ決済されていない、信用取引や先物取引におけるポジションのこと。ポジションを持つことを建玉といい、買いポジションは買い建玉、売りポジションは売り建玉と呼ぶが、一般的にFXでは、買い建玉はロングポジション、売り建玉はショートポジションと呼ばれる事が多い。

金融緩和

読み方:きんゆうかんわ

中央銀行が実施する金融政策の一種で、中央銀行の政策金利を引き下げるか流通する通貨の量を増やして景気を改善しようとすること。金融緩和の効果が不足していると思われた場合には、追加緩和が行われることもある。ただし、金融緩和が行われると通貨の価値が下がることが多い。

金融政策

読み方:きんゆうせいさく

日本の日本銀行のように、各国の中央銀行が物価や通貨価値の安定を目的として行う、金融に関する経済政策のこと。主に金融緩和、もしくは金融引き締めのどちらかとなり、経済情勢からどちらを採用するか判断される。為替相場に対する影響は大きく、発表の前後では為替レートが大きく動きやすい。

金融引き締め

読み方:きんゆうひきしめ

中央銀行が実施する金融政策の一種で、中央銀行の政策金利を引き上げるか売りオペレーションなどを行い、市場の資金量を減少させようとすること。景気が過熱している場合などに行われる。金融引き締めが行われると、為替市場ではその通貨の価値が高くなることが多い。

クウォート

日本語では気配値という、外国為替市場におけるおおよその取引価格の水準のこと。各通貨ペアにおいて、売り手と買い手がそれぞれ希望する価格が一覧となって表示されるため、売り手と買い手のどちらが優勢となっているかを見ることができる。ただし、成行注文の結果は反映されず、指値のみが反映されている。

口先介入

読み方:くちさきかいにゅう

為替レートに影響するような内容の発言が、政府や中央銀行から発せられること。実際に介入しなくても、その発言によって為替市場に影響を及ぼすことになる。政府高官や中央銀行など発言力が大きいところから行われるが、頻繁に行われると口先だけと思われ、その影響力は徐々に小さくなる。

クロス通貨

読み方:くろすつうか

ポンド円、ユーロポンドなどのドルストレートではない通貨ペアのこと。表記上はドルが入らないが、実際には一度ドルを間に挟んでいる。そのため、例えばポンド円であれば、円を売ってドルを買い、買ったドルを売ってポンドを買うという過程を経ていることになる。また、日本でいえば日本円のような、自国通貨を含んでいない通貨ペアのことを。

クロス取引

読み方:くろすとりひき

基軸通貨である米ドルを介さず、それ以外の通貨ペアで取引すること。ユーロ/円や豪ドル/円などがこれにあたる。通常は基軸通貨である米ドルを介して通貨取引が行われるが、それ以外の組み合わせについてはすべてクロス取引と呼ばれることになる。買いと売りのどちらにおいても行う事ができる。

クロスレート

米ドル/円以外の2国間の為替相場を算出する際に、第3国との為替相場から間接的に計算することとなるが、その際の直接時刻と関係しない2国間の為替相場のことをいう。例えばイギリスとカナダの通貨ペアで為替相場を算出する際にアメリカを第3国とした場合は、イギリスから見てアメリカ/カナダ間がクロスレートとなる。

経済成長率

読み方:けいざいせいちょうりつ

GDP(国民総生産)やGNP(国民総生産)を指標として示された、四半期や1年間などの一定期間における経済の成長度合いを示した値のこと。経済成長率にも名目経済成長率と実質経済成長率があるが、実質経済成長率の方が外国為替市場において多くの注目を集めている。

経常収支

読み方:けいじょうしゅうし

国際収支に含まれる、モノやサービスの経常取引における貿易収支や所得収支、サービス収支、経常移転収支の4つを合計した、一定期間の統計のこと。海外から日本へと入ってきた金額と、海外へと出ていった金額の差額が経常収支としてまとめられ、黒字であれば貿易黒字、赤字の場合は貿易赤字となる。

ケーブル

イギリスで発行しているポンドの通称のこと。また、ポンドと米ドルとの交換レートを指していう場合もある。スターリングやSTGとも呼ばれる。かつてイギリスポンドが基軸通貨として扱われていたころに、大西洋を挟んで海底ケーブルを引き、アメリカとの取引を行っていたことからそう呼ばれているという説がある。

決済注文

読み方:けっさいちゅうもん

現在ポジションを保有している状態で、そのポジションを解消するために行う反対売買の注文のこと。例えば、買いポジションを持っている場合は、そのポジションに対する決済注文としてその通貨の売り注文を出す場合が当てはまる。決済注文を行うことで、損益が確定することになる。

気配値

読み方:けはいち

買い方と売り方の買いの希望価格、売りの希望価格のこと。FXでは、外国為替市場におけるおおよその取引価格の水準のことを示す。株では板で表示されるが、FXでは各通貨ペアにおいて、売り手と買い手がそれぞれ希望する価格が一覧となって表示され、売り手と買い手のどちらが優勢となっているかを見ることができる。ただし、FXでは、成行注文の結果は反映されず、指値のみが反映されている。

現受け・現渡し

読み方:げんうけ・げんわたし

FXで反対売買をして決済を行うのではなく、現物で決済を行うこと。現受けの場合は、その保有している外貨をそのまま出金することを指し、現渡しの場合は売った外貨を買い戻さず、外貨を入金して渡すことで売却によって得た金額を受け取ることを指す。どちらの場合も、別途手数料が発生する。

現物

読み方:げんぶつ

買い物をするのと同じように、代価に応じた商品を保有すること。株式の現物取引であれば有価証券を持つことになるが、FXにおける現物は両替と同じことになる。ただし、実際に両替すると両替手数料が発生するため、実際にFXで現物取引をする場合はレバレッジ1倍での取引となることが多い。

高金利通貨

読み方:こうきんりつうか

各国の金利は政策金利によって決められているが、その中でも金利水準が高い国の通貨のこと。先進国の中で金利水準が高い国と新興国の中で高い国があり、一般的には先進国の高金利通貨の方が信用度は高いものの、新興国の場合は成長性にも期待できるので大きな利益を狙う場合は新興国を狙うこととなる。

小動き

読み方:こうごき

特にこれといった相場へと影響する材料がないため、相場が全体的に小さな値動きしかしない状態のこと。一部の相場だけが大きく動いていたとしても、全体的に落ち着いた値動きの場合は小動きとなる。為替相場においては、主要な市場が閉まっている時間帯や、特段の材料がない時は、小動きになることが多い。

好材料

読み方:こうざいりょう

相場の動きの要因となる情報のことをいう材料のうち、特に相場が上がる要因となる材料のこと。金利が上昇した場合や、市場で予測されるよりも経済指標が良好だった場合などが当てはまる。買い材料なども同様の意味で扱われ、反対に相場が下がる要因となる材料は悪材料といわれる。

豪ドル

読み方:ごうどる

オーストラリアが発行している、オーストラリアドルの通称。オーストラリアが豪州と呼ばれるところから名づけられている。オーストラリアは資源国なので、豪ドルも資源国通貨と呼ばれていて、高金利であることも理由となって多くの投資家から人気の通貨となっている。

購買力平価

読み方:こうばいりょくへいか

各国の物価水準が為替レートの変動に大きな影響を与えるという考え方のこと。物価の変動が各国の購買力を示し、そのことが為替レートにも影響するという説であり、当てはまる部分もあるものの、各国の金利差に影響される資本移動による影響が考慮されていない点から不完全とされている。

購買力平価説

読み方:こうばいりょくへいかせつ

各国の物価水準が為替レートの変動に大きな影響を与えると唱えた説のこと。物価の変動が各国の購買力を示し、そのことが為替レートにも影響するという説であり、当てはまる部分もあるものの、各国の金利差に影響される資本移動による影響が考慮されていない点から不完全とされている。

ゴールデンクロス

移動平均線の短期線が長期線を越えて上昇している状態を示した、テクニカル指標の一種のこと。重要視される指標の一つで、ゴールデンクロスが出るとその後の相場は上昇の動きを見せることが多いため、買いのサインとして扱われることが多い、但し、絶対ではないため、他の指標との組み合わせが重要となる。なお、移動平均線以外にも、MACDやRSIなどのテクニカル指標で、ゴールデンクロスと呼ばれる状態がある。

国際開発協会

読み方:こくさいかいはつきょうかい

途上国の中でも特に貧しい国に対して、手数料のみで長期にわたる無利子の資金を融資している、世界銀行グループの1つ。第二世界銀行とも呼ばれている。資金を融資することで、それらの国の生産性や生活水準を引き上げることを目的としており、加盟している先進国はその資金を提供することになる。

国際金融公社

読み方:こくさいきんゆうこうしゃ

発展途上国にある民間企業などを対象として、融資や投資の支援などを行っている世界銀行グループの一機関のこと。英語ではInternational Finance Corporationといい、IFCと略される。世界の主要市場で調達された資金を基に活動していて、金融市場や金融機関の育成も支援している。

国際収支

読み方:こくさいしゅうし

外国との取引によって生じる、収入と支出をまとめた差額のこと。モノやサービスの売買や、貸借取引などが含まれる。この収支は国の経済力を示す指標として重要視されているため、結果は為替相場にも大きな影響を与える。経常主旨と資本収支をまとめたものが国際収支となる。

国際通貨基金

読み方:こくさいつうかききん

国連の専門機関として第二次世界大戦後に設立された、国際経済の安定を目指す組織のこと。英語ではInternational Monetary Fundといい、IMFと略される。加盟国は為替相場の安定を促進させるために通貨に関しての協力をして、世界貿易の拡大を図って経済成長を促すことを目的としている。

国際復興開発銀行

読み方:こくさいふっこうかいはつぎんこう

主に発展途上国を対象に、世界各国に準商業ベースとなる長期間の融資を行っている世界銀行グループの1つ。英語ではInternational Bank for Reconstruction and Developmentとなり、IBRDが略称。世界中の主要市場からその資金を調達していて、日本で売られている世銀債の多くはIBRDのもので、その格付けは最高格付けであるAAA/Aaaとなっている。

コスト

現在保有しているポジションについて、それを取得した時の持ち値のこと。または取引をする際に生じる手数料やスプレッドのこともコストという。持ち値については、複数回に亘って取得した場合はその金額の平均をいう。取引で生じるコストは、利用するFX業者によって異なる場合が多い。

固定相場制

読み方:こていそうばせい

為替レートをその流通量や注文の具合に関係なく、一定のレートに固定している相場のこと。かつて日本も、1ドル360円の固定相場制となっていた。貿易は安定して行うことができるが、相手となっている国の金利変動に影響を受けやすくなるというデメリットもある。現在、香港やデンマーク等、一部の国で固定相場制が採られている。

5・10日要因

読み方:ごとおびよういん

決済日として定められていることが多い、5や10の区切りとなる日(5の倍数日。「ごとおび」という。)にその決済が要因となりドルが不足しやすくなること。為替変動を予測する際に、この要因を覚えておくと5・10日にドルが高騰しやすくなり、円安ドル高となることが多い理由がわかる。ただし、必ず高騰するという訳ではない。

コンファーム

取引内容を確認するという意味で、ダイレクトリーディングによる外国為替取引やコール取引において広く使われている言葉のこと。チャートにおいては、移動平均線から大きく離れて上昇した後に、下落して支持線に沿うような動きをする事もコンファームと呼ばれている。

さ行

裁定取引

読み方:さいていとりひき

為替の価格に一時的な差がついたときに、割高となったほうを売却して、割安となったほうを購入しておき、その後価格差が小さくなった時に売買を反対に行うことで利益を獲得する取引のこと。アービトラージ、さや取りともいう。リスクを小さくしながら利益を確保するための取引手法であり、主に機関投資家が行う。

材料

読み方:ざいりょう

相場に対して影響を与える情報などのこと。経済指標が予想より良かった場合や、政策金利の上昇、株式市場の平均株価の上昇など、為替レートにいい影響を与える要因となる材料を好材料といい、反対に悪影響を与えてしまう材料のことは悪材料という。ただし、相場の状況によって好材料か悪材料かは異なる。

材料出尽くし

読み方:ざいりょうでつくし

好材料や悪材料が、その関連する材料なども全て出尽くした状態のこと。相場の動きも、それまでに出てきた材料の影響を受けた変動が終わっているため、その後は値動きが落ち着くか、もしくは材料の影響を受け過ぎたと判断されて相場が反転し、下落していれば上昇に転じる場合が多い。

差金決済

読み方:さきんけっさい

現金や現物を受け渡すのではなく、反対売買によって買付代金と売却代金との差額によって生じる差益・差損だけで決済する、信用取引における決済方法の一つ。FXにおけるレバレッジを使った取引は、基本的に嵯峨根決済で取引されている。差金決済では、その差額分だけが口座に反映される。

指値

読み方:さしね

現在の為替レートに関わらず、売買の希望額を指定して行う注文方法のこと。為替レートがその指定した価格になった時に注文の処理が行われ、指定した金額以上で売れる場合や指定金額以下で買うことができる場合もある。あらかじめ価格を決めておくため、売り逃しや買い逃しを防ぐこともできる。

サポートライン

支持線ともいわれる、これまでの下落した時の価格を直線で結んだ、これ以上は下がらないという目安にするための線のこと。為替レートがサポートラインを超えて下落することは少ないが、もしもサポートラインを超えた場合は下落トレンドとなることが多いため、相場の予測をする事もできる。

サヤ取り

読み方:さやとり

為替の価格に一時的な差がついたときに、割高となったほうを売却して、割安となったほうを購入しておき、その後価格差が小さくなった時に売買を反対に行うことで利益を獲得する取引のこと。裁定取引やアービトラージともいう。リスクを小さくしながら利益を確保するための取引手法であり、主に機関投資家が行う。

塩漬け

読み方:しおづけ

ポジションを決済しないまま、含み損が大きくなっても保有し続けること。例えば、買いポジションを保有したものの、想定と異なり、為替レートが下がってしまったとする。いずれ値が戻ることを期待して決済せずにポジションをそのまま持ち続けたものの、値が戻らないまま売り時を逃し、損失が発生した状態が続く。このことを塩漬けと呼ぶ。塩漬けは資金の流動性を妨げるため、損となる場合が多い。

支持線

読み方:しじせん

サポートラインともいわれる、これまでの下落した時の価格を直線で結んだ、これ以上は下がらないという目安にするための線のこと。為替レートが支持線を超えて下落することは少ないが、もしも支持線を超えた場合は下落トレンドとなることが多いため、相場の予測をする事もできる。

市場金利

読み方:しじょうきんり

金融機関が資金を貸借する、金融市場において適用される金利のこと。コールレートやレポレート、TIBORなど金融市場によって様々な金利がある。中央銀行以外の金融機関では、この市場金利を標準的な金利として市場で適用している。基本的には、インターバンク市場で適用される金利のことをいう。

実需

読み方:じつじゅ

為替差益を狙った投機を目的とした取引ではなく、支払いなどのために実際の外貨を必要としている場合のことを、FXでは実需という。つまりは、両替を目的として為替市場で取引を行うことが、実需である。実需は、投機目的の場合とは違い、相場の良しあしに関わらず取引を行い、反対売買を行わないのが特徴である。輸出企業や輸入企業が実需筋と呼ばれる。

順張り

読み方:じゅんばり

FXにおいて、相場のトレンドに沿った取引を行うこと。上昇トレンドの場合は買い、下落トレンドの場合は売りから入る取引方法のことをいう。このとき、基本的にはサポートライン付近まで価格が近づいたタイミングで取引を開始することが多い。初心者でもわかりやすい取引方法の一つ。

ショート

FX会社に証拠金を預け、カラ売りという売りポジションから取引を始めること。売りポジションのことを、ショートポジションともいう。また、資金が不足した状態のこともショートという。これに対して、買いのことをロング、買いポジションのことをロングポジションともいう。

実需筋

読み方:じつじゅすじ

投機を目的とするのではなく、実需のために取引を行う個人、もしくは機関のこと。輸出企業や輸入企業、海外でも幅広くビジネスを行っているグローバル企業が主に実需筋と呼ばれる。また、個人が海外へ旅行や出張に行く際に外貨に両替する場合も、実需筋に該当する。このように、実需というのは、輸出入や資本の取引など、実際に外貨を使用することをいう。実需筋によって取引された外貨は投機とは異なり、市場に戻ってはこず、現実的に支払いなどに用いられることになるため、反対売買を行わない。東京時間の場合、仲値(午前9時55分)前後に実需筋による売買が活発に行われる傾向がある。実需筋による売買は反対売買を行わないため、ポジションに偏りが出るのが特徴である。

証券市場

読み方:しょうけんしじょう

資金の運用、もしくは調達することを目的として、企業が発行した証券を取引する市場のこと。市場に参加する投資家は、証券を買うことでその代金を企業の資金として提供することになるが、それは証券が発行されたときだけのことであり、それ以降はその証券を市場で売買していく。

実質金利

読み方:じっしつきんり

一般的な金利のことである名目金利から、物価上昇率の分を差し引いた金利のこと。名目金利が上昇している場合でも、物価上昇率の方がさらに上昇していればその金利は物価上昇率に追いついていないことになるので、同額の額面であっても実質的に物価は下落していることとなる。

資本収支

読み方:しほんしゅうし

他国との取引の収支を示す指標である国際収支を構成する要素のうち、他国への投資と他国からの融資の収支を示したもの。他国から流入する資金と他国に流出する資金の収支なので、外国債や外国株に対して日本企業が投資をした場合はマイナスとなり、他国のファンドが国内企業を買収した場合はプラスとなる。

人民元

読み方:じんみんげん

中華人民共和国で公式に流通している通貨のこと。中国国内では人民幣という名称で呼ばれている。略称はRMBで、CNYと呼ばれることもある。新興国通貨として扱われていて、資本の流出を警戒して他国の通貨との交換が制限されているため、現在のところ人民元を取引できるFX業者はそれほど多くはない。

実現益(損)

読み方:じつげんえき

FXにおいて、ポジションを決済することで確定された利益、または損失のこと。まだポジションを決済していない状態での損益については、評価損益もしくは含み損益といわれる。ポジションは現時点でいくら利益や損失があったとしても、実際の損益は決済したタイミングで現実のものとなる。

主要通貨

読み方:しゅようつうか

外国為替市場において、特に取引量や取引される機会が多いいくつかの通貨のこと。ドルや円、ユーロ、ポンド、スイスフランなどが該当する。メジャー通貨ともいわれる。規定などは無いため、その数が増減することもあり、また種類についても変化する場合がある。なお、主要通貨以外の取引量が低い通貨のことは、マイナー通貨という。

シカゴ筋

読み方:しかごすじ

シカゴにある、CMEという先物市場で通貨先物取引をしている投資家のこと。CMEはシカゴ・マーチャンタイル・エクスチェンジの頭文字を取ったもので、その市場規模は世界最大級となっているため、CMEの動きは市場が違っても世界中の為替レートに大きな影響を与えている。

地金型金貨

読み方:じがねがたきんか

金地金の時価に相当する価格に少しだけ加算した金額で売買される、投資用の金貨のこと。加算される金額のことをプレミアムといい、金貨の製造コストや輸送コストなど全体的なコストを基準に決定される。地金型金貨に対して、金地金の価値に希少価値や骨董品としての価値が上乗せされる金貨は収集型金貨と呼ばれる。

地金型銀貨

読み方:じがねがたぎんか

地金として使われる銀の時価相当の金額に、製造コストや輸送コストなどを上乗せした金額で売買される、投資用に製造された銀貨のこと。上乗せされた金額のことをプレミアムという。世界各国で製造されていて、特にイギリスのブリタニア銀貨などが有名になっている。

しっかり(確り)

株式市場や外国為替市場において、相場の動きが上向きで順調である様子。一時的な高騰とは異なり、しっかりとした好材料を基にした上げ相場のことを指すので堅調な相場は底固いため、一時的に小さい幅の下げがあったとしてもすぐに再び上向きとなることが多く、買いのチャンスといわれる。

実効為替レート

読み方:じっこうかわせれーと

通貨の価値を、他の国の通貨を基準として上昇しているか、もしくは下落しているかを示す指標。米ドルを基準に考えることが多いが、ユーロなどと比較する場合もある。例えば日本の円高・円安は米ドルを基準とした実効為替レートとなる。総合的な通貨の価値を知るための指標とされている。

スイスフラン

スイスとリヒテンシュタインで公式に流通している通貨のこと。ヨーロッパの一部でも非公式に使われている。略称はCHF。以前はユーロとの交換レートに上限が設けられていたが、2015年に上限を撤廃して為替介入をしなくなることを突然表明したため、FXや世界の株式市場で混乱が生じた。

スイスフランショック

スイス国立銀行が、それまでユーロとの為替レートに1ユーロ=1.2スイスフランという上限を設定していたのを撤廃して、為替介入を行わないという発表を2015年に行ったことで、スイスフランが暴騰したこと。外国為替証拠金取引や世界中の株式市場で混乱が生じ、多大な損失を被った個人トレーダーが多数発生した。そればかりではなく、FX会社や両替商が倒産したり、ドイツ銀行やサクソバンクといった金融機関でも巨額の損失が発生した。

ストップロスオーダー

いわゆる逆指値注文のこと。FXや株などの取引において、一定以上の損失を避けるために行う。為替レートが想定したのとは逆の動きをした際に、損失が大きくならないようにあらかじめ注文しておく方法で、買いポジションの場合は「この価格を下回ったら売る」、売りポジションの場合は「この価格以上になったら買い戻す」としておく。なお、FXにおいては、損失をいち早く限定するために逆指値注文はほとんどのFX会社で成行注文で行われる。

スリッページ

注文を処理するタイムラグによって、注文した際のレートと実際に約定した価格との間に生じる価格差のこと。FX業者の提供するレートはティックで刻一刻と動くため、発注価格と約定価格との間に差が発生してしまう。FX業者のシステムによってスリッページが生じやすいなどが決まっていて、FX業者によってはあらかじめスリッページの許容範囲を設定できる場合もある。なお、スリッページの許容範囲が狭くなればなるほど、相場の状況によっては約定しづらくなることがある。

スクエア

FXにおいて、ポジションを保有していない状態のこと。もしくは、買いポジションと売りポジションが同数となっていて実質的にゼロとなっている状態のこと。ポジションをすべて決済してまっさらな状態にすることを、ポジションをスクエアにすると表現することもある。

スプレッド

為替レートにおける、買値と売値の間に生じる価格差のこと。FXは株のような市場取引ではなく、トレーダーとFX業者との相対取引であるため、売値(FX業者がトレーダーから買い取るレート)よりも買値(FX業者がトレーダーに販売するレート)のほうがわずかに高い価格となっていて、その差額がスプレッドにあたる。例えるなら、金券ショップや古本屋などにおける買取価格と販売価格がFXにおけるBidとAskであり、その差額がスプレッドである。スプレッドは通貨ペアによって異なり、またFX業者によって固定の場合もあれば変動する場合もある。

スワップ

スワップポイントを略した言葉で、交換するという意味。FXでは、2国間の通貨をペアとして取引を行うが、その際に通貨を保有している期間に応じて2国間の金利の差額が損益となることをいう。例えば年間の金利が1%の国と5%の国の通貨ペアでの取引では、差し引き4%分の金利を日割りした分が毎日の損益となる。

スターリング

イギリスで公式に流通している通貨である英ポンドのこと。硬貨に星のマークがついていたことからそう呼ばれている。かつては基軸通貨とされていた通貨で、現在でも主要通貨の1つとして取引量は世界第4位となっている。GBPやケーブルと呼ばれることもある。

スポット

FXにおけるスポット取引、もしくはそのレートのことで、現在の価格で取引を行い、2営業日後に現物での受渡しを行う直物取引のこと。決済を行わずにポジションを保有し続けた場合、受渡日は自動的に持ち越されることとなる。将来のレートでの約定を行う先物取引の場合は、フォワード取引という。

スワップポイント

FXでは、2国間の通貨をペアとして取引を行うが、その際に通貨を保有している期間に応じて2国間の金利の差額が損益となることをいう。例えば年間の金利が1%の国と5%の国の通貨ペアでの取引では、差し引き4%分の金利を日割りした分が毎日の損益となる。スワップポイントは、超低金利である円が絡む通貨ペアの場合は、ロングポジションの場合プラスになる(スワップポイントがもらえる)ケースが多いが、一部の通貨とのペアでは、ロングポジションでもショートポジションでもマイナスになる(スワップポイントを支払う)ケースもある。なお、スワップポイントはFX会社によって違いがある。

スティープ化

読み方:すてぃーぶか

縦軸で金利の高低を示し、横軸で期間を示しているグラフで表されるイールド・カーブにおいて、その傾きがさらに急な右上がりとなること。イールド・カーブは基本的に右上がりとなるが、その傾きが特に顕著となった場合に使われる。緩やかになった場合は、「フラットになる」といわれる。

スポットレート

FXにおいて標準的な為替レートとなる、スポット取引におけるレートのこと。スポット取引は直物取引のことで、現時点でのレートでの取引のことをいう。インターバンク市場で取引され、現在の為替レートとして証券会社などが提示しているのが、このスポットレートになる。

ストップ狩り

読み方:すとっぷがり

ストップロス注文を入れている投資家を狙って、売り注文を増やすことでレートを下げてストップロスの状態にして全体的に価格が下がることを狙い、レートが下落したところで買い戻しを行って利益を得ようとする、ヘッジファンドなど巨額での投資が可能な投機筋が行う手法のこと。

ストップ注文

読み方:すとっぷちゅうもん

買い注文で現在の価格よりも高い価格を指定したり、売り注文で低い価格を指定したりすること。逆指値注文ともいう。ストップ注文は不利となる条件を指定することで買い逃し、売り逃しを防ぐことを目的とした注文方法であり、リスク管理の損切りやトレンド転換を狙う際などに用いられる。

スプレッド取引

読み方:すぷれっどとりひき

2つの投資商品の間に存在する価格差や金利差を利用した取引のこと。代表的な例として、FXがある。FXは2国間の通貨の交換レートの間に存在する価格差を利用して取引を行い、その差額を損益とする取引であり、為替レートが変動することでその差額は増減することになる。スプレッド取引はアービトラージ(裁定取引)の一種である。

世界銀行

読み方:せかいぎんこう

発展途上国の政府や民間企業を対象に融資を行い、国が発展・成長することを支援する国際機関のこと。支援する国と支援を受ける国が合計200国近く加盟しており、本部はアメリカ合衆国のワシントンD.Cに設置されている。国際開発協会と世界復興開発銀行がある。

ゼロサム

全体の総量としてはプラスマイナスゼロとなる中で、誰かが得をして誰かが損をする状況のこと。FXの場合は、誰かが得をすれば誰かが損をするようになっているものの、その計算には手数料が含まれていないため、手数料を得ているFX業者の収支も踏まえるとプラスマイナスゼロになる。

セリング・クライマックス

為替相場が急落した際に、その最終的な局面で市場に参加するトレーダーの大半が弱気になってしまい一気に売り注文を出すことで、下落するスピードが大きく上がって最高潮となること。めったに起こらない状況であり、この状態が収まってくると今度は相場が上昇しやすくなる。

セル・イン・メイ

アメリカの市場でいわれる相場格言の一つで、「5月に売れ」という意味の言葉。主に株式相場での格言であり、夏場の株式相場は軟調となることが多いため、その前に株を売ってしまい9月のセントレジャーデイを過ぎたら再び市場へと戻ってくるといい、という意味を持っている。なお、アメリカの株式相場が軟調になると、金利が低下しドル売り地合いとなるケースが多い。その場合、円は安全資産として買われるため、円高になりやすい。

ゼロ金利政策

読み方:ぜろきんりせいさく

日本銀行が、景気浮揚を目的としてコール市場に大量の資金を供給し、無担保コール翌日物の金利を引き下げてほぼゼロにするという金融政策のこと。銀行はこの政策によって融資の金利を引き下げることができるようになったため融資をしやすくなったが、預貯金の金利も下がることとなった。

センチメント

本来の意味では、感情や感傷といった意味があるが、投資においては市場心理という意味で使われている。為替取引において、相場は投資家の売買によって動いていくため、投資家のセンチメントが相場を動かしていると考えることができるため、センチメントを無視することはできない。

損切り

読み方:そんぎり

トレードにおいて、損失が生じた際にそれ以上の損失を防ぐ意味で、マイナスのままポジションを決済すること。ポジションを持ち続けることでいずれプラスに転じるのを待ちたいと考えるトレーダーが多いが、その結果損失が広がっていくことが多いため、損を確定してしまう決断が重要となる。

ソブリンリスク

カントリーリスクともいう、国に対しての信用リスクのこと。通貨発行国で政変が起こったり、情勢が不安定になったりした場合はその国に対する信頼度が低くなり、通貨の価値が下がりやすくなる。特に、債務不履行などが起こるとそのリスクが高まり、値動きが激しくなってしまう。

読み方:そこ

相場において、下落トレンドの中で最も下がった価格のこと。底と判断されると、その時点で下落トレンドが終了したと判断され、そこから上昇トレンドに転換することになる。底の時点で買うことができれば、あとは上昇トレンドになるため負けることはないが、底を見極めるのは非常に難しい。

ソフトカレンシー

主軸通貨である米ドル、あるいは金との両替ができない、もしくは難しい通貨のこと。一般的に交換可能な通貨はハードカレンシーとよばれ、それ以外の通貨がソフトカレンシーといわれる。ソフトカレンシーは、FX業者でもほとんど取り扱っていないため、流通量は非常に少ない。

ソロスチャート

通貨の供給量と為替相場の値動きとの相関性に注目したチャートのこと。ヘッジファンドの運用で有名な、ジョージ・ソロス氏が考案したことから名づけられた。米ドル・円の関係においてドルの供給量が増えた場合はドル安傾向となり、日本円の供給量が増えた場合は円安傾向となることが多い。

た行

大統領サイクル

読み方:だいとうりょうさいくる

ドルの為替相場の動きに対して、大統領選挙が大きな影響を及ぼすため、大統領選挙と為替相場には関係性があるという考え方のこと。アメリカで中間選挙が行われる頃に底値となるが、そこから大統領選挙までは徐々にドル高となっていくという考え方で、大統領選挙の年がピークとなることが多い。

ダイレクトディーリング

銀行間の取引が行われるコール取引や外国為替取引において、為替ブローカーなどの仲介者を介さずに専用の情報端末などを通じて、銀行同士が直接取引を行うこと。仲介を通さないことで手数料の節約ができ、大きな金額をまとめて取引することが可能となるため、銀行にとって大きなメリットがある。

高値

読み方:たかね

株取引や外国為替取引、商品先物取引等において、一定期間の中で取引された最も高い価格のこと。日単位や月単位、年単位など様々な期間での価格を比較した中での高い価格となる。また、年初や上場などを起点として価格をまとめ、年初来高値や上場来高値などといった基準での価格を求める場合もある。

高値づかみ

読み方:たかねづかみ

相場において、高値となったタイミングで買いポジションを持ってしまうこと。高値で買ったためそれ以上価格が上がることはなく、高値となった後は下落相場に転換することが多いため、高値づかみをしてしまうとまず間違いなく損切りをしなければいけなくなってしまう。

ダン

英語のDoneから言われるようになった、約定が成立したことを指した用語。ディーリングで相手に対して取引が成立したということを示すための合図となっていて、ダンと宣言した取引はそのあとで取り消すことはできない。同様の合図として、ギヴンやテイクンなどが使われることもある。

建値

読み方:たてね

FXで、取引のための為替レートを提示すること。FX業者は、為替レートにそれぞれの業者で定められているスプレッドを加算するため、そのレートは異なっている。また、買値と売値の2通りを同時に提示する2 Way Priceが一般的。また、保有している建玉(ポジション)のポジションを建てた時の価格を建値という場合もある。

建玉

読み方:たてぎょく

新規注文で保有して、決済注文を出していない状態のポジションのこと。売買注文のどちらも建玉というが、特に買い注文のポジションを買い建玉、売り注文のポジションを売り建玉という。建玉を維持するためには、その金額に応じた取引証拠金をFX業者に預託しておく必要がある。

短期金融市場

読み方:たんききんゆうしじょう

1年以内を満期として金融機関同士での貸し借りが行われる市場のこと。短期金融市場の代表的な市場であるコール市場や手形市場など、インターバンク市場には金融機関しか参加できないが、CD市場や債券市場、CP市場などのオープン市場であれば事業会社なども参加することができる。

地政学的リスク

読み方:ちせいがくてきりすく

地理上の位置関係が原因となり、特定地域の政治や社会、軍事における緊張の高まりによって特定地域の経済もしくは世界中の経済へと影響を与え、その未来を不透明なものにしてしまうリスクのこと。主に地域紛争やテロの脅威などが、このリスクの要因となることが多い。

中央銀行

読み方:ちゅうおうぎんこう

世界中の国や地域における金融機関の中でも中核となり、貨幣及び紙幣などの銀行券を発行することができる銀行のこと。日本では日本銀行が中央銀行にあたり、アメリカではFRB、EUではECBが中央銀行にあたる。国家としての金融政策などの実施も担当し、物価を安定させる責任を担っているが、国家とは独立した機関として独自の判断ができる。

チョッピー

絶えず風が吹いて不規則に変わる、という意味で、市場においては値動きが不規則であり、市場参加者が少ないため価格が激しく動きやすい状況を指した言葉。市場に参加する人が少ない場合、その通貨の流通量も少ないため、多少の取引で影響を受けやすいので値動きも大きくなりやすい。

長期金利

読み方:ちょうききんり

貸付期間が1年以上の貸付金にかかる金利のこと。代表的な指標は、長期国債である10年物国債の中でも特に流通量が多い銘柄となっている。住宅ローンに対する金利や、企業に対する融資の金利の指標とされている。FXでは、金利が上がった通貨は買われることが増える傾向がある。

チャーチスト

市場参加者の中で、チャートの動きを研究することで、経済情勢や需給についても知ることができ、さらに未来の相場の動きについてもチャートの研究によって予測することができると考える人のこと。テクニカル分析などを活用してチャートの分析を行う専門家で、テクニカルアナリストともいわれる。

調整局面

読み方:ちょうせいきょくめん

相場の動きが上昇や下降をしている中で、一時的にその動きが落ち着いて停滞している様子のこと。また、常勝相場の中で一時的な下落、もしくはその反対の動きをする様子も、同様に言われる場合がある。調整局面が過ぎると、多くの場合は再び上昇もしくは下降に戻っていく。

チャート

為替相場などの相場がどのように値動きしているのかを表したグラフのこと。罫線ともいう。日本の為替相場においては、ローソク足チャートといわれる形式で表示することが多い。他にもラインチャートやバーチャート、平均足チャート、ティックチャートなどがある。

チョイス

外国為替相場において、売値のOfferと買値のBidが同じレートとなる状態のことをいう。インターバンク市場で稀に起こるが、あくまで市場の価格が同じになるということであり、実際に取引する際にはFX会社の手数料となるスプレッドが存在するため、同じレートで取引をするということはまずありえない。

通貨オプション

読み方:つうかおぷしょん

特定の通貨について、あらかじめ権利行使期間といわれる期日もしくは期間を決めて、その時に権利行使価格という売買価格を決めておく取引方法のこと。カレンシーオプションともいう。購入者は手数料を支払うこととなるが、期日にはその権利を行使するか放棄するかを選ぶことができる。

通貨先物取引

読み方:つうかさきものとりひき

FX取引で、現時点で将来の取引を約定させる取引方法のこと。一定時期に一定の価格で売買するということを現時点で約定し、決済については現物の受け渡しをするのではなく、期日の時点での差金決済という形で行う。国際通貨先物市場としてはシカゴ・マーカンタイル取引所が有名。

ツーウェイプライス

外国為替相場において、為替レートを提示する際にBidとAskの2通りの価格を提示すること。為替レートは本来、その通貨ペアにおける交換レートを示したものなので価格は1つしかないが、AskにはFX業者のスプレッドが加算されることとなるため、Askの方が若干高い価格となる。

通貨切り下げ

読み方:つうかきりさげ

通貨の交換比率を、自国の通貨が弱くなるよう為替レートを変更することで、対外的に引き下げること。通貨切り下げを行うことで輸出品の価格を引き下げることができるため、有利となる。固定相場制を採用している国で行われ、通常の場合はその国の中央銀行によってドルとの交換比率を変動させられることとなる。変動相場制を採用している国では行われることはない。

通貨スワップ

読み方:つうかすわっぷ

異なる通貨の間で、将来の金利と元本を交換するというデリバティブ取引のこと。日本企業が米ドル建ての社債を発行した際に、通貨スワップ契約を結ぶことで円ベースでの確定をすることができるといった手法で使われることがある。為替スワップとは似ているが若干異なる。

通貨戦争

読み方:つうかせんそう

利益を拡大する競争のため、各国が為替レートを意図的に誘導すること。国内の輸出産業における国際競争力を高めることで、国内の経済を活発化させて雇用を拡大するために、自国の通貨を通貨安に誘導していき、最終的に自国の利益を確保することを目標として行われる。

通貨バスケット制

読み方:つうかばすけっとせい

複数の国の通貨に対して、自国の通貨を連動させる相場制度のこと。連動させる通貨とその構成割合については、貿易比率に応じて定められることが多く、円やドル、ユーロがその対象とされる場合が多い。人民元やシンガポールドルなどが通貨バスケット制を採用している。

通貨ペア

読み方:つうかぺあ

異なる2種類の通貨の組み合わせのこと。株取引では銘柄を選択して取引をするように、FXでは通貨ペアを選択して取引を行う。取り扱っている通貨ペアはFX業者によって異なっていて、メジャー通貨といわれる通貨のペアはどこでも扱っているが、マイナー通貨のペアに違いがある。

強含み

読み方:つよふくみ

相場の動きが上昇傾向にある中で、その動きが堅調でありさらに上昇する気配がある状態のこと。強含みとみられた際はさらに買い圧力が強まり、その上昇を支えていくこととなるが、ある程度上昇した後は利益確定の売りが増え始め、そこからは下落傾向へと転換することとなる。

つれ高

読み方:つれだか

何らかの相場が上昇する動きを反映する形で、それ以外の相場が同様に上昇すること。例えば、為替相場の場合は米ドルやユーロなどの影響力が高い通貨が上昇する動きを見せた時に、その通貨と取引量が多い通貨の相場が上昇しやすくなる。また、米国株株式市場が上昇した際には米ドルの相場も上昇する事が多い。

つれ安

読み方:つれやす

他の相場が下落していく動きを反映して、それ以外の相場が同様に下落していくこと。FXでは、影響力が大きい米ドルやユーロなどの相場が下落した際に、その通貨との取引量が多い他の国の通貨の相場も下落しやすくなる。また、株式市場の相場が下落した際にはその国の通貨の相場も下落する事が多い。

抵抗線

読み方:ていこうせん

これまでの天井となった価格を直線で結んだ、これ以上は上がらないという目安にするための線のこと。レジスタンスラインともいう。為替レートが支持線を超えて上昇することは少ないが、もしもこのラインを超えた場合は高値を更新する上昇トレンドとなることが多いため、相場の予測をする事もできる。

転売

読み方:てんばい

保有している買いポジションに対して、一部またはすべてのポジションを対象に反対売買による決済を行うこと。利益を確定させるため、もしくは損失を抑えるための損切りなどを目的として行われる事が多い。同様の意味で、ポジションを閉じるという言い方をする場合もある。

ディスカウント

通貨ペアの為替レートに対して、現在と同じレートで未来に取引することを約束する通貨先物取引において、直物レートがその先物レートを上回った状態のこと。例えば先物レートが100円に対して、直物レートが105円となった状態。反対に、先物レートが直物レートを上回っている場合はプレミアムという。

ディップ

相場が上昇トレンドにある中で、一時的にその価格が急に下落すること。日本語では押し目という。ディップのタイミングを狙って買い注文をすることをBuy on dipという。ただし、上昇トレンドが強ければディップがほとんど生じないこともある。また、ディップとみせてそのまま下落する場合もある。

手仕舞い

読み方:てじまい

保有しているポジションを、反対売買により決済して現金化すること。利益を確定させるため、もしくは損失を抑えるための損切りなどを目的として行われるが、手仕舞いという表現を用いる時は、それが本意ではなくリスク回避など何らかの理由で不本意な決済である事も多い。

デイオーダー

有効期限を当日限りとしている売買注文のこと。市場のクローズ時間までに、その注文が約定されない場合は自動的にキャンセルされることとなる。通常はニューヨーク市場のクローズ時間を基準としているが、FX業者によっては違う時間を期限としている場合もある。

ディスカウントレート

将来における通貨の価値を、現在の価値に換算するために、公定歩合を基準として算出したパーセンテージのこと。もしくは公定歩合そのものを指す場合もある。現在の資産を銀行に預けて1年後にいくら受け取ることができるのか、という金額を基準にして、現在の金額が1年後の何%に当たるのかを計算する。

ディーラー

銀行をはじめとした金融機関において。取引を行う立場の人のこと。FXの取引を行うディーラーは、FXディーラーもしくは外国為替ディーラーと呼ばれ、特に直物為替の担当はスポットディーラー、先物為替の担当はフォワードディーラーなど、担当する取引によって分かれていて、呼び方も異なっている。

電信売相場

読み方:でんしんうりそうば

銀行が提示する、日本円を外貨に交換する際の為替レートのこと。基準として午前9時55分の時点でのレートが用いられ、午前10時に窓口へと提示される。このレートはFXの為替レートとは異なり、1日単位で更新される。外貨を日本円に交換するためのレートは、電信買相場という。

テイクプロフィット

利食いによって、利益を確定させることを目的とした取引のこと。あらかじめ目標とする利益額を決めておき、その金額に達した時点で決済を行う取引方法で、システムトレードでもあらかじめテイクプロフィットを決めて取引することが多い。反対に、損失額を決めておく注文をストップロスという。

ティック

FXにおける、取引時間の最小単位のこと。ティック単位で表示したチャートのことを、ティックチャートという。ティックは決まった時間ではなく、取引によって1度値動きがあればそれが1ティックとなる。分足のローソク足は1分刻みで表示することができるが、1分間の中でも値動きは何度も起こっている。

ディーリング

証券会社や銀行が、自己資金を株式や為替、債券などに投資すること。売買によって利益を得ることも目的としているが、それ以外に市場の流動性を高めるという目的もある。ディーリングによって有価証券を買い付けて、それを投資家からの要望にしたがって販売することもある。

電信買相場

読み方:でんしんかいそうば

銀行が提示する、外貨を日本円に交換する際の為替レートのこと。基準として午前9時55分の時点でのレートが用いられ、午前10時に窓口へと提示される。このレートはFXの為替レートとは異なり、1日単位で更新される。日本円を外貨へと交換するためのレートは、電信売相場という。

デイトレード

FXを含む様々な投資商品の取引において、ポジションを持ち越さずに1日の内にその取引を完了させる取引方法のこと。日計り、もしくは日計り商いともいう。ポジションを持ち越すと、取引終了後に何か大きな材料が出た場合、その内容とポジションの方向によっては大幅な損失を被る可能性があるが、デイトレードではそのようなリスクを軽減することができる。ごく短時間での売買を繰り返し、利益を積み重ねるような取引をすることも多い。デイトレードを行う投資家は、デイトレーダーと呼ばれる。

ティックチャート

市場の動きを細かく反映するために、値動きをすべて表示したチャートのこと。一秒間に数回の値動きがある場合も少なくないため、毎回ではなく10ティックや50ティックなど、一定の回数の値動き毎に表示する場合もある。細かく値動きの様子を確認するのに適しているが、細かすぎて見づらいというデメリットもある。

テクニカル

FXにおいては、相場を分析する際に用いるテクニカル分析のこと。主にチャートを分析して、現在の相場のトレンドやその強さ、また相場の転換するポイントの予測や、相場の過熱具合などを推し量ることができる。過去のデータから未来を予測するため、イレギュラーな動きの分析は苦手としている。

デッドクロス

テクニカル指標の中でも、移動平均線やMACD、RSIなどの指標を使った際に見られる、相場の転換点を示したシグナルのこと。移動平均線の場合、短期の移動平均線が、長期の移動平均線を上から下へと抜けていくケースがデッドクロスに該当する。このシグナルが出たら売りのサインといわれ、投資家の間でも非常によく知られている。ただし、ダマシも多いので注意が必要である。

投機

読み方:とうき

短期的に生じる価格変動によって、利益を得ようとすること。FXや株式取引などが当てはまる。投資と混同される事が多いが、投資は長期的に資金を投入し、利益が生じるのを助長する場合を指す。しかし、投機は短期的に相場に乗って、一攫千金的に利益を得ることを目的としている。また、投資は参加者全員がプラスとなる事を目指すが、投機は誰かが利益を得た際に損をしている人が必ずいるゼロサムゲームとなる。

ドルブル

これからドルの価値が上昇すると考える、ドルに対して強気なこと。反対にドルに対して弱気な場合は、ドルベアと表現する。ブルとは牛の事で、牛が角を突き上げて攻撃する様からそういわれる。また、ドルベアのベアは熊のことで、熊が爪を振り下ろして攻撃することから下落を連想したもの。

トレンド

相場の動きにおける、方向性や流れのこと。相場が上向きになっている状態を上昇トレンドやアップトレンド、下向きになっている状態を下落トレンドやダウントレンドという。トレンドには向きの他に強弱があり、強ければ強いほど途中で一時的に反転する事が少なく、トレンドそのものも反転しにくくなる。

トレンド系

読み方:とれんどけい

テクニカル分析に用いられる指標の中で、特にトレンドについて分析する事に適していると分類されている指標のこと。相場が全体的にどちらの向きに動いているのかを判断するために使われる事が多い指標で、トレンドに沿った売買をしたい時などによく用いられる。

投機筋

読み方:とうきすじ

投機に分類される、FXや株などの取引を行い、そのレートの変動で利益を得ることを目的としている投資家のこと。長期保有を目的とせず、短期での売買を繰り返すのが特徴で、利益が見込めればすぐに決済を行う。市場参加者が少なければ、自らその相場を操作しようとすることもある。

ドルペッグ

米ドルの動きと連動して、自国の通貨レートを操作する固定相場の一種のこと。米ドルを基準にして、自国の通貨との為替レートが一定となるように連動させることで、不安定な通貨変動リスクを防止できるというメリットがあるものの、自主的な裁量ができる余地が乏しいというデメリットもある。香港ドルやサウジアラビア・リヤル、バーレーン・ディナールなどの通貨がドルペッグ制を採用している。

独歩高

読み方:どっぽだか

相場が下降トレンドの中、特定の銘柄のみが上昇することをいう。為替相場においては、他の通貨の相場に関わらず、特定の通貨のみ、その価格が上昇すること。通常であれば、どの通貨も他の通貨と為替レートがある程度連動して動くことが多いため、特定の通貨の価格だけが上がるということは、何らかの限定的な好材料が生じた場合や、相場に対して探りを入れる打診買いなどの動きがあることが多い。

独歩安

読み方:どっぽやす

相場が上昇トレンドの中、特定の銘柄のみが下落することをいう。為替相場においては、他の通貨の相場に関わらず、特定の通貨のみその価格が下落すること。通常であれば、どの通貨も他の通貨と為替レートがある程度連動して動くことが多いため、特定の通貨の価格だけが下がるということは、何らかの限定的な悪材料が生じた場合や、相場に対して探りを入れるために売るなどの動きがあることが多い。

ドテン(途転)

それまで保有していたポジションの決済を行うのと同時に、逆のポジションを持つように注文すること。ドテン買いやドテン売りといい、ドテン買いの場合はそれまでの売りポジションの決済を行うのと同時に、買いポジションを注文する。相場の転換点などに行われることが多い。

ドルロング

米ドルを買いポジションで保有している状態のこと。通貨ペアにドルが含まれていれば、もう一方の通貨に関わらず使われる。反対に、ドルを売りポジションで保有している場合は、ドルショートとなる。ドル高となっていく相場ではドルロングが増えていくこととなる。

ドルコスト平均効果

読み方:どるこすとへいきんこうか

毎月、一定額を支払って株式や通貨などを買い付けていく投資方法のこと。価格が下落した際には買うことができる量が増え、上昇した際には買い付ける量が少なくなるので、コストの平均としては安く抑えることができる。ただし、長期的な上昇トレンドの相場でなければ効果的とはいえない。

ドルキャリートレード

金利が低い米ドルを借り入れ、それを資金として他の金融資産に投資を行い、一定期間ののちに売却することで売却益を得ることを目的としたトレードのこと。FXにおいては、ドルを証拠金としたレバレッジ取引で、金利差に応じた差益を稼ぐ手法のことを指していわれる。

ドルストレート

通貨ペアのどちらか一方に、米ドルが含まれた組み合わせのこと。米ドル/円やユーロ/米ドル、英ポンド/米ドルなどが代表的な組み合わせ。現在、基軸通貨となっている米ドルとの組み合わせなので、ストレートといわれる。日本円の通貨ペアで、米ドル以外との組み合わせであればクロス円といわれる。

トレジャリー

アメリカが発行する国債である、米国財務省証券のこと。米国国債は流通量と売買量において世界最大なので、世界の金融市場では米国国債の利回りの動きや値動きを指標としている。その期限に応じて、トレジャリービルやトレジャリーノート、トレジャリーポンドなど呼び方が異なっている。

トルコショック

トルコ共和国で使われている通貨のトルコリラが、2018年8月に急落したことで生じた通貨危機のこと。アメリカがトルコに対して経済制裁を発動したことで、トルコリラはドルとの対比で一時期2割前後急落することとなった。それに伴い、FX取引ではロスカットが続出し、スプレッドが拡大するなどの混乱も生じた。

仲値

読み方:なかね

銀行が提示する、外貨を売買する際に基準となる為替レートのこと。TTM(Telegraphic Transfer Middle Rate)ともいう。毎日の午前9時55分の時点でのインターバンク市場のレートを参考にして、午前10時に発表される。FXなどの為替レートとは異なり、よほどのことがなければその日の交換レートとして1日中同じレートで売買される。

な行

ナンピン(難平)

読み方:なんぴん

平均コストを下げるために、評価損となっているポジションに対して、さらに新たなポジションを保有する売買方法のこと。例えば、現在1通貨あたり4円の損が出ているポジションがある場合、同じ数量のポジションを新規に持つことで平均2円の損となるため、価格が2円戻れば損失はなくなることになる。

仲値不足

読み方:なかねぶそく

外貨を仲値で取引する仲値決済において、外貨の数量が不足した状態のこと。金融機関で外貨を売買する際は仲値で取引されるが、5・10日(ごとおび)や連休前には決済のために需要が増えるので、主に米ドルが不足することがある。そうならないように、金融機関が大量にドルを市場から確保することがあるため、ドルが上がりやすくなる。

ナッシングダン

ディーリングにおいて、提示されたプライスに対して買いも売りもせず、取引を見送る場合に取引が不成立であることを相手に伝えるための合図のこと。取引が成立した場合はダンといい、ダンをした後でその取引を取り消すことはできない。インターバンクで使われる。

投売り

読み方:なげうり

下降トレンドとなっている相場の中で、買いポジションを保有している投資家が損切りのために一斉に売り注文を出す現象のこと。指値での注文ではなかなか取引が成立しないことが多いため、成行で注文が出される。投げ売りが増え、相場が弱気になった状態をセリング・クライマックスという。

成行

読み方:なりゆき

売買注文を発注する際に価格を指定せずに、売買の成立時の為替レートで取引されること。多少の価格差よりも、早く取引を成立させたい場合などによく行われる。注文を仕手から、実際に約定されるまでは多少のタイムラグがあるので、想定した価格とは異なる価格になる場合もある。なお、ロスカット注文や逆指値注文は、損失をいち早く限定させるために成行注文で出す会社が多い。

軟調

読み方:なんちょう

主に株式市場で使われる用語であり、市場全体で買い注文が少なくなり、相場が緩やかに下がりつつある状態のこと。取引量が減り、値を下げるような銘柄が増えたことで需要と供給のバランスが崩れつつあることで生じる。全体的に下降基調となっているため、出来高も減りその後大幅安につながる可能性もある。

日本円

読み方:にほんえん

日本国が発行している、単位を円とする通貨のこと。メジャー通貨の一つであり、金利が低く価値が安定しているという特徴を持つため、有事の際の避難通貨としても使われることが多い。自国の経済動向よりも、他国の経済動向に影響を受けることが多いといわれている。中でも米国の経済動向の影響を受けやすく、日本の経済指標発表時にドル円には大きな反応が無くても、米国の経済指標発表時には大きく動くことも珍しくない。

日銀短観

読み方:にちぎんたんかん

日本の中央銀行である日本銀行から、四半期に1度発表される経済指標のこと。国内にある、資本金2,000万円以上の企業を対象として業績や雇用状況、設備投資などの調査を行った景気関連の指標であり、正式には全国企業短期経済観測調査という。1万社以上の企業が調査の対象となっている。

日銀当座預金残高

読み方:にちぎんとうざよきんざんだか

日本銀行にある、金融機関が保有している当座預金である日本銀行当座預金にある、全体的な残高のこと。この当座預金は決済手段や支払準備金として用いられ、法定準備預金率を超える分については出し入れ自由で無利子の預金となっている。この残高が増えた場合は通貨量が増え、その分円安になることが多い。

日銀展望レポート

読み方:にちぎんてんぼうれぽーと

正副総裁を含めた、日本銀行の9人の政策委員によって示される、経済や物価情勢に対する中期的な展望のこと。成長率見通しについては最大で2年半先まで公表されていて、リスク要因についても想定されるものについては日銀としての見解を示し、金融政策運営に関しての先行きに対する考えも示している。

ニュージーランドドル

ニュージーランドが発行している通貨のこと。特産品であるキウイフルーツから、キウィと呼ばれることもある。ニュージーランドの輸出入はその20%前後が隣国であるオーストラリアを対象としているため、オーストラリアドルと連動した値動きが多いのが特徴となっている。

値洗い

読み方:ねあらい

現在の保有ポジションにおける損益がどうなっているかを確認するため、日々の時価でその損益を計算すること。証拠金の不足がないかを確認する意味もあり、また理数管理としての意味合いもある。評価損影木は日々変動するため、日々計算しなおさなければ一気に損失を被る可能性もある。

年金

読み方:ねんきん

外国為替取引市場においては、生命保険会社や信託銀行にある、年金運用部門のこと。相場に対して、その部門の動向がどのような影響を与えるのかを考える際に使われる。一般的には、定年を迎えた後に一定の年齢から受給できる国民年金、もしくは厚生年金のことを指す。

ネッティング

取引にかかる手数料などを軽減できるというメリットを持った、企業間等の取引において債務と債権をまとめ、相殺することで差額を決済するという取引方法のこと。2者間でのネッティングをバイラテラルネッティング、3者間の場合はマルチラテラルネッティングという。

ネガティブサプライズ

経済指標発表時の指標数値や決算数値などが想定外に悪かったため、市場が驚いて売買が急に活発となること。市場の動きとしては、発表前から予想した数値に合わせて動いていることが多いため、想定外に悪い数値となった場合は予想とのギャップを埋めるように動くことになる。

ノーオファー

オファー、つまりは売り手がいないマーケットの状態のこと。急に予想していない好材料が出てきたことで、売り手が為替レートの動きを見極めるために様子をうかがっている場合や、休日や時間外など市場参加者が少ない時間帯などに起こる。反対に、買い手がいない状態のことをノービッドという。

は行

始値

読み方:はじまりね

市場において、その日の取引を開始してから最初に取引が成立した価格のこと。始値と終値、高値と安値の4つを総称して四本値とよばれ、ローソク足ではこの四本値がわかるように表示されていて、始値と終値のどちらが高いかによってその色が変わり、相場の動きの向きについてもわかりやすくなっている。

ハゲタカ

買収の対象として定めた企業の株式、もしくは社債が値下がりしている時を狙って企業買収を実施して、その経営に大きく関与して経営指導を行い、一時的に企業価値を高めることで株価を上昇させ、そのタイミングで株式等を売却することで高い利回りを狙うファンドや外国企業のこと。

ハト派

読み方:はとは

経済状況に対して悲観的、あるいは慎重な考え方を持ち、金利の上昇に対して消極的で金融緩和の継続を望んでいる人、もしくは思考のこと。反対に、景気の先行きに対して前向きな思考を持ち、金利の上昇に肯定的な考え方をする人や、その思考のことはタカ派という。

バリューデイト

外国為替取引において、その取引した通貨を実際に交換する決済日のこと。受け渡しを行うのは、取引の約定日の2営業日目とされているが、その日がニューヨーク市場や当該する通貨の市場の休日と重なった場合は、さらにその翌営業日が決済日になる。受渡日ともいう。

バイナリー・オプション

オプション取引の一種で、あらかじめ金額を決めて満期日に差金決済する取引のこと。買い手と売り手の双方が、事前に最大損失額を決定しておくことができるというメリットがある。満期日までにその価格が上がるか下がるかを決定するが、予想が外れた場合は権利を破棄することができる。

放れる

読み方:はなれる

それまでの相場の推移とは大きく異なる動きを見せて、その価格が一気に上昇または下落していくこと。また、前日の終値と比較してその価格が大きく動いている場合も同様に呼ばれる。上昇した場合は上放れ、下落した場合は下放れという。窓が開くともいわれ、この時はトレンドの転換が起こることも多い。

反落

読み方:はんらく

上昇していた相場が、短期間だけ下落すること。大きく値下がりした場合は急反落、小さな値下がりの場合は小反落という。何らかの悪材料が原因となっていることが多いが、あくまでも短期間の下落なのでそのまま下落トレンドに転じることは少ないものの、勢いを減じることはある。

反発

読み方:はんぱつ

下落していた相場が、短期間だけ上昇すること。大きく値上がりした場合は急反発、小さな値上がりの場合は小反発という。何らかの好材料が原因となっていることが多いが、あくまでも短期間の上昇なのでそのまま上昇トレンドに転じることは少ないものの、勢いを減じることはある。

日計り商い

読み方:ひばかりあきない

FXを含む様々な投資商品の取引において、ポジションを持ち越さずに1日の内にその取引を完了させる取引方法のこと。デイトレードともいう。ごく短時間での売買を繰り返し、利益を積み重ねるような取引をすることも多い。この取引方法を行う投資家は、デイトレーダーと呼ばれる。ポジションを持ち越す場合、取引終了後に何らかの材料が出た場合、その内容やポジションの方向によっては大きな損失が発生してしまうことがあるが、日計り商いの場合はポジションを持ち越さないため、このようなリスクがないというメリットがある。

ヒット

外国為替取引において、特定の為替レートでの注文が約定したことをいう。売り手が叩くという意味のHit the bidから、略してヒットといわれる。為替市場では、買い手と売り手の両方が価格に同意することで約定することとなるので、レートを指定した場合はヒットまでに時間がかかることがある。

評価益

読み方:ひょうかえき

保有している有価証券や不動産などの資産において、その取得時に支払った金額と現在の取引価格を比較した際に、プラスとなる差額のこと。実際に売買をした場合はその利益が確定することになるが、売買をしない場合はあくまで現時点での評価ということに留まる。

ビッド

FXにおいて、通貨を売る際の価格を示したもの。売値であるビッドと対になって表示されており、アスクとビッドの差額をスプレッドという。買い手であるFX会社が提示した価格であり、その価格に納得した場合には売り注文を出して取引を行う。なお、ビッドは正式にはビッドレートというが、これは英国式の呼び方で、米国ではペイと呼ぶこともある。

評価損益

読み方:ひょうかそんえき

保有している有価証券や不動産などの資産において、その取得時に支払った金額と現在の取引価格を比較した際に生じる差額のこと。差額がプラスであれば評価益、マイナスであれば評価損となる。実際に売買をした場合はその損益が確定することになるが、売買をしない場合はあくまで現時点での評価ということに留まる。

ピボット

方向性のない相場の中で利益を出すことを目的とした、テクニカル指標の一種。前日の値動きを参考にして当日はどのように価格が変動するのか、その範囲を予測するための指標で、トレードスタイルとしては基本的に逆張りとなる。アクションポイントとして複数のラインが使われ、各ラインは計算式によって求められる。

ヒストリカルロールオーバー

決済日以降も保有しているポジションを持ち続けることができるように、過去に約定した際のレートをそのまま使って期日を延長すること。FX業者が自動的に処理してくれるので簡単ではあるが、持ち続けることで損室が広がってしまう場合や、売り時を逃してしまう場合などがある。

避難通貨

読み方:ひなんつうか

戦争や政治的問題、経済的問題などが生じた際に、安全性を求められて買われる通貨のこと。中立国であるスイスのスイスフランや、大国であるアメリカの米ドル、影響を受けにくい日本の日本円などが避難通貨にあたる。問題の内容によって、最も影響を受けにくいと思われる通貨が選ばれる。

含み益

読み方:ふくみえき

保有している有価証券や不動産などの資産において、その取得時に支払った金額と現在の取引価格を比較した際に、プラスとなる差額のこと。実際に売買をした場合はその利益が確定することになるが、売買をしない場合はあくまで現時点で含まれている利益ということに留まる。

ファンダメンタルズ

経済におけるマクロ面や個別企業の財務状況などにおけるミクロ面に関する指標であり、経済の活動状況を示した基礎的な要因のこと。ファンダメンタルズから、為替や株価の動きなどを探っていき、将来の動きについて予測する分析をファンダメンタルズ分析という。

フォレックス

日本語でいうと外国為替という意味の、Foreign Exchangeを略したもの。Forexとも表記される。外国為替は、異なる通貨を使っている2国間で、それぞれの通貨を交換すること。その際の交換レートを為替レートといい、レートの変動によって利益を得ようとする証拠金取引をFXという。

ブラックアウトルール

中央銀行政策決定会合が開催される前後の時期に、政策決定会合のメンバーに対して金融政策に関する発言をすることを禁止したルールのこと。日本の場合は、日本銀行の総裁がそのメンバーにあたり、原則的に会見が終了するまでの間に金融政策に関係する発言をすることは禁止されている。

フューチャー

上場されている一般的な外国通貨を、あらかじめ定めた期間の後に定めた価格で売買するということを現時点で約定する取引のこと。現時点で将来の取引を約束するという取引方法で、その方法にはいくつかの種類がある。シカゴ・マーカンタイル取引所の国際通貨先物市場などが特に有名。

覆面介入

読み方:ふくめんかいにゅう

外国為替市場の価格を操作することを目的として、各国の政府や中央銀行などが公表しないまま市場へと介入すること。為替レートが急激に乱高下すると、企業の経営が悪化して経済に悪影響を及ぼすことがあるため、安定させることを目的として行われる場合がある。

ファンダメンタルズ分析

読み方:ふぁんだめんたるずぶんせき

各国の指標や経済状況、金利の動向といった為替に対して影響力を持つ基礎的な要因から、相場が今後どのように動いていくのか予測する分析方法のこと。影響力のある基礎的な要因のことをファンダメンタルズといい、全体的な流れから値動きを予測する方法をファンダメンタルズ分析という。

フォワード

通貨を売買する際に、その受渡日を約定日から2営業日以降に定める先物為替取引のこと。契約日に定めた条件に従って、一定期間後に受け渡しを行う取引方法で、為替リスクを回避することなどを目的として行われる。現時点で受け渡しを行う取引の場合は、スポットという。

プレミアム

通貨ペアの為替レートに対して、現在と同じレートで未来に取引することを約束する通貨先物取引において、先物レートがその直物レートを上回った状態のこと。例えば先物レートが105円に対して、直物レートが100円となった状態。反対に、直物レートが先物レートを上回っていることをディスカウントという。

双子の赤字

読み方:ふたごのあかじ

英語ではTwin deficitという、貿易赤字と財政赤字を同時に抱えている状態のこと。アメリカではたびたびこの状態に陥っていて、イギリスも同様の状態にある。双子の赤字という表現は、レーガン大統領の政権下における政策の中で生まれた用語なので、アメリカの経済状況を表す際に使われることが多い。

ファンドマネージャー

保険会社や金融機関などの機関投資家における、運用担当者のこと。投資信託会社に所属していることも多く、投資のプロとして扱われる。資産の運用においては、投資資産家からの情報と自分の専門知識に基づいて行い、その投資計画についても都度見直しを行っていく。

プライス

FXで、取引のために提示される為替レートのこと。FX業者は、為替レートにそれぞれの業者で定められているスプレッドを加算するため、業者によってそのレートは異なっている。また、買値と売値の2通りを同時に提示する2 Way Priceといわれる提示方法が一般的に用いられている。

ブル

相場の動きを予測する際に、その価格が上昇するという強気な考え方のこと。ブルは雄牛のことだが、相場が上昇していくチャートを牛が攻撃をする際に角を上に突き上げる様子に例えて、上昇すると強気に考えることをブルと呼ぶ。特にドルに対して強気なことを、ドルブルという。

踏み上げ

読み方:ふみあげ

上昇トレンドとなっている相場の中で、売りポジションを保有している投資家が損切りのために一斉に買い注文を出す現象のこと。指値での注文ではなかなか取引が成立しないことが多いため、成行で注文が出される。決済期日が近くなると起こることが多い

フェイバー

保有しているポジションにおいて、決済をしていないものの現時点の為替レートを参照した場合に利益が生じている状態のこと。実際に売買をした場合はその利益が確定することになるが、売買をしない場合はあくまで現時点で含まれている利益ということに留まる。

プラザ合意

読み方:ぷらざごうい

ニューヨークプラザホテルで、1985年9月に開催されたG5において、ドル高を是正するために討議された一連の合意事項のこと。アメリカの赤字による対外不均衡を為替レートの調整で解消するためのもので、この合意によって一気にドル安へと傾いていくこととなった。

ブローカー

取引において、その仲介を務める立場にある人のこと。為替市場においては、銀行同士の取引を仲介する人や業者のことを為替ブローカーと呼ぶ。また、証券取引市場においては証券会社が投資家と株式市場などを仲介するブローカーの立場となる。FXブローカーの場合は、外国為替市場へと注文を仲介する立場にある。

分別管理

読み方:ぶんべつかんり

FX会社が、自社の資金と顧客から預託された資金を別にして管理すること。もしFX会社が倒産した場合などは、会社の資金については債権管理されることになるが、分別管理された顧客からの預託金については、顧客へと返済されることとなる。現在は、ほとんどのFX会社が分別管理を行っている。

変動相場制

読み方:へんどうそうばせい

外国為替市場において、市場の需要と供給のバランスによって通貨の交換比率が自由に変動する制度のこと。基本的には需要が多い通貨の価値が上がり、供給が多い通貨の価値が下がることとなるが、場合によっては中央銀行がそのレートを調整するために介入することもある。

ベア

相場の動きを予測する際に、その価格が下落するという弱気な考え方のこと。ベアは熊のことで、相場が下落していくチャートを熊が腕を振り下ろして攻撃する様子に例えて、下落すると弱気に考えることをベアと呼ぶ。特にドルに対して弱気なことを、ドルベアという。

ベージュブック

米国の金融政策を決定することを目的とした、アメリカにおける金融政策の最高意思決定会合のこと。英語ではFederal Open Market Committeeとなり、FOMCと略される。FRB理事とニューヨーク連銀の総裁を含む12人のメンバーが集まって年8回定期的に開催され、また必要時にはいつでも開催されている。

ペッグ制

読み方:ぺっぐせい

相場の動きにおいて、その価格が一定の高値と安値の中で上下している状況のこと。ボックスともいう。特に相場を動かすような材料が出てこない時に見られる状態で、値動きは支持線と抵抗線の間に限られる。この状態ではテクニカル分析が有効とされているが、レンジ相場を抜けた時には注意が必要となる。

ヘッジ

これまでの天井となった価格を直線で結んだ、これ以上は上がらないという目安にするための線のこと。レジスタンスライン付近で反発し、下落するのではないかとの予想を立てる目安になる。為替レートが支持線を超えて上昇することは少ないが、もしもこのラインを超えた場合は高値を更新する上昇トレンドとなることが多い。

ヘッジファンド

自己資金を証拠金として預託する事で、自己資金以上の金額の取引が可能となる、FXなどにおける投資手法のこと。レバレッジは「てこ」を語源とした言葉であり、また証拠金に対する投資資金の倍率を示したもの。レバレッジ10倍という場合は、証拠金の10倍の金額を投資できることとなる

ポジション

外国為替市場におけるおおよその取引価格の水準のこと。各通貨ペアにおいて、売り手と買い手がそれぞれ希望する価格が一覧となって表示されるため、売り手と買い手のどちらが優勢となっているかを見ることができる。ただし、成行注文の結果は反映されず、指値のみが反映されている。

ポジション調整

読み方:ぽじしょんちょうせい

レバレッジ取引において、損失が生じたために証拠金として預けている資金が不足したことで、強制的に決済が行われること。FX業者によって維持しなければならない証拠金の割合は異なっており、その必要な証拠金維持率を下回ると追証が請求されるが、期日までに入金できなければロスカットが行われる。

ポジションテイカー

FX会社に証拠金を預け、買いポジションから取引を始めること。買いポジションのことを、ロングポジションともいう。また、外貨が余剰となった状態のこともロングという。これに対して、売りのことをショート、売りポジションのことをショートポジションともいう。

ポジショントーク

ポジションを保有した際に、その日のうちに決済せずに翌日以降までポジションを持ち越すこと。FXの場合は24時間市場が動いているが、ニューヨーク市場が閉まる日本時間の午前7時を基準として、その時間をまたぐことをロールオーバーという。その際に、金利がある通貨の場合はスワップ金利が生じる。

保証金

読み方:ほしょうきん

ロンドン市場において、16時の時点で行われる金のスポット価格の値決めのこと。日本時間では深夜1時に当たるが、夏時間の場合はロンドンで15時、日本時間は深夜0時となる。ロンドン市場は金をはじめとした貴金属の取引において、非常に重要な役割を持っているので、注目される時間となる。

ボックス相場

読み方:ぼっくすそうば

取引が成立した日のこと。外国為替取引の場合は、約定日の2営業日後が現物を渡す受渡日となっているが、FXでは一般的に、保有するポジションに対する反対売買を行う事で、その差額となる損益を決済する取引が一般的となっているため、現物の受け渡しをする場合は限られている。

ボラタイル

取引が約定された際の取引価格のこと。成行で取引の約定をした場合はその時点での市場価格が取引価格となるが、約定価格を指定する指値での取引を行った場合はその指定した価格、もしくはそれよりも有利になる価格での取引が行われる。取引価格には、これにマークアップ手数料が加算される場合がある。

ボラティリティ

一定の期間の中でつけられた、最も安い価格のこと。一定期間は1日のことを指していることが多いが、場合によっては1週間や1カ月、1年を指していることもある。安値の他に高値と始値、終値の4つの値をまとめて四本値といわれることもあり、チャートの重要なポイントとなっている。

ま行

マークトゥマーケット

ドルが基軸通貨であることから、どこかで戦争などが起こって情勢が不安定となった時には安全資産という意味合いでドルを買う動きが増えること。同様に、スイスフランや日本円なども他国の情勢の影響を受けにくいため、買われるケースが多い。ただし、アメリカに対する影響を鑑みて、ドル売りとなる可能性もある。

マージンコール

インターバンク市場において、取引価格で売られたことを示す言葉、対になる事場として、マインが使われる。業界内の内輪ルールとして、銀行間の取引が行われるインターバンク市場において、取引が成立したことを素早く伝えるために使われている。ギブンという場合もある。

マイナーカレンシー

FXにおいては、将来のあらかじめ定めた日にドルを売って円を買うという予約をすること。輸出をする際はその代価としてドルを受け取る事となるため、その際はドルを日本円に交換することから、あらかじめ輸出商品の代金受取日にドル売りの予約をしているためにそう呼ばれる。

マイナス金利

読み方:まいなすきんり

ヨーロッパの多くの国で使われている、欧州連合が発行している統一通貨単位の名称のこと。欧州の経済通貨同盟に参加している16カ国で使われているため、EU加盟国とは異なる。ドイツのフランクフルトにある、欧州中央銀行がユーロの中央銀行となっている。補助単位はセント。

マイン

FXにおいては、将来のあらかじめ定めた日にドルを買って円を支払うという予約をすること。輸入をする際はその代価としてドルを支払うこととなるため、その際は日本円を米ドルに交換することから、あらかじめ輸入商品の代金支払い日にドル買いの予約をしているためにそう呼ばれる。

読み方:まど

通貨としてユーロを採用している、16か国の大蔵大臣・財務大臣によって結成された、1997年に各国の経済政策の協調を図るためのグループのこと。欧州連合理事会の経済財政理事会の前日に必ず開催され、通貨政策などを話し合うほか、必要に応じて各国へのアドバイスなども行われる。

窓埋め

読み方:まどうめ

世界の金融マーケットにおいて、オフショア市場で通貨の概念で取引される通貨のこと。ヨーロッパの通貨であるユーロのことではなく、自国以外で取引される通貨のことをいう。そのため、ユーロ円はユーロと円の通貨ペアではなく、日本の市場以外で取引される日本円のこととなる。

マネタリーベース

相場の動きが上下のどちらにおいても行き過ぎとなった時に、その反対に動いて相場が一定の範囲に戻ろうとすること。相場が下落トレンドとなった際には多くの投資家が売りポジションを保有するため、新しい売り手が不在となってしまうことで行き詰まりが生じ、その後揺り戻しが起こる。

名目金利

読み方:めいもくきんり

世界の金融マーケットにおいて、オフショア市場で通貨の概念で取引される通貨のこと。ヨーロッパの通貨であるユーロのことではなく、自国以外で取引される通貨のことをいう。そのため、ユーロ円はユーロと円の通貨ペアではなく、日本の市場以外で取引される日本円のこととなる。

メジャーカレンシー

相場の地合いが弱い軟調の状態で、先行きとして下がりそうな気配がある状態のこと。はっきりと下落基調にあるとは言えないものの、じわじわと下がっていくような様子が漂う相場の状態を示す。反対に、はっきりとは言えないものの上昇しそうな動きを示す場合は強含みという。

保ち合い

読み方:もちあい

午前10時に発表される仲値での決済が行われる仲値決済において、米ドルの需要と供給の様子を示したもの。米ドルが多すぎて余っており、市場で売らなければいけない状態を余剰といい、反対に米ドルが不足して市場から買い足さなければいけない状態のことを不足という。

持ち高

読み方:もちだか

市場がオープンした時の売買のこと。FXの場合、取引自体は24時間行われているものの、一般的に金曜日のクローズ時間以降は月曜日まで取引できなくなるため、月曜日の市場オープン時間から最初となる売買のことを寄り付きという。また、その際の取引価格を始値という。

や行

約定価格

読み方:やくじょうかかく

チャートにおいて重要となる、その日の最初に成立した価格を示す始値、最後に成立した価格を示す終値、取引の中で最も高い価格となった高値、最も安い価格となった安値の4つの価格のこと。ローソク足では、その胴体の上下と上ヒゲ、下ヒゲがこの四本値を示している。

約定日

読み方:やくじょうび

BUY ON DIPSというのは、予想されたレンジの下限に合わせて買う、もしくは予想した時点より価格が下落した時点で買うことをいう。また、SELL ON RALLIESというのは、予想されたレンジの上限に合わせて売る、もしくは予想した時点の価格を現在価格が上回った時点で売ることをいう。

安値

読み方:やすね

アメリカの連邦準備銀行に対して、そのあらゆる動きを観察し、分析している専門家のこと。主に報道機関や金融機関、もしくは調査会社に所属していることが多く、そのレポートでは連邦準備銀行の金融政策についての意思決定についてのプロセスな度の分析について、細かく解説されている。

ユアーズ

FXでの注文において、その有効期限をキャンセルしない限り有効とする条件付けのこと。Good Till Cancelを略したもの。通常はその注文によって1日や週末までといった有効期限があるが、それを定めないため忘れていると数か月後にいきなり約定してしまうことがあるので、注意が必要。

有事のドル買い

読み方:ゆうじのどるがい

ドイツ国内の約7,000社を対象とした、今後の景況感に対する調査および集計をIFO研究所が行ったもの。基準として2005年の景況指数を100として示されるもので、生産、在庫、受注などの項目に分けて示される。ドイツの経済指標およびユーロ圏の経済指標の中でも、特に注目される指標のひとつ。

ユーロ

日本にある証券取引所のうち、東京にあるジャスダック証券取引所の略称のこと。いくつかある証券取引所の中でも、特に成長企業が主に上場している市場であり、東証などと比較して上場するための基準も低くなっている。上場する銘柄の売買は、全てオークション方式となっている。

ユーロカレンシー

全米証券業協会が主催して1971年にニューヨークで開設された株式市場のこと。上場している企業にはインターネット関連企業やハイテク関連企業が多いのが特長となっている。この市場では約5,500銘柄が取引されているが、その銘柄をすべて対象とした指数として、NASDAQ総合指数がある。

ユーログループ

アメリカの証券取引所であるニューヨーク証券取引所、NASDAQ、アメリカン証券取引所に上場している銘柄の中から、代表的な企業の銘柄として選んだ500銘柄を参考にして算出した株価指数のこと。その単位はポイントで表記されていて、最低単位は0.01ポイントとなっている。

ユーロマネー

アメリカ合衆国が発行する債券のうち、償還期限が10年を超えている利付債のこと。Treasury bondを略したもので、利払いは半年に1度となっている。アメリカの投資対象の中でも最も安全といわれているもので、償還期限30年のT-BOND標準物を対象とした先物取引もある。

輸出予約

読み方:ゆしゅつよやく

シカゴにある、世界最大規模の先物市場であるシカゴ・マーカンタイル取引所の略称。シカゴ・マーカンタイル取引所では多くの先物を扱っており、その中には外国為替や日経平均など多くの株式市場における株価指数、農業品、金利などの先物とそのオプションが含まれている。

輸入予約

読み方:ゆにゅうよやく

European Exchange Rate Mechanismの頭文字を略したもので、EUにおける為替相場メカニズムのこと。各通貨の変動が互いに一定の範囲となる為替相場機構であり、ユーロが導入する前に使われていたもので、ユーロ導入後はEUの中でユーロを導入していない国の通貨とユーロ間の為替相場に使われている。

揺り戻し

読み方:ゆりもどし

銀行が、中央銀行に対して準備預金として預けているフェデラルファンドを調達する際に、銀行間市場において資金貸借を無担保で行う際に発生する金利のこと。準備金を調節することでこのレートに影響を与えられるため、米国の政策金利としての位置づけもあり、日本では無担保コール翌日物金利がこれに相当する。

余剰不足

読み方:よじょうぶそく

国内に居住する人によって、一定期間内に生産された付加価値の総額である、国内総生産のこと。名目GDPと実質GDPがあり、その都市の経済活動における水準について算出した名目GDPよりも、その影響を除いた実質GDPの方が実際の経済状況を知る上で重要視されている。

寄り付き

読み方:よりつき

1944年のブレトン・ウッズ協定に従って、1945年に設立された国際通貨基金のことで、International Monetary Fundを略したもの。世界各国における為替市場の安定などを目的としていて、日本も1952年に加盟している。現在は全世界で185か国が加盟しており、本部はワシントンD.Cに設置されている。

弱含み

読み方:よわふくみ

日本国が発行している国債のこと。その償還期限は最長で20年、最短では6カ月に分類されている。日本国債は、安全性が高いことから人気があったものの、近年ではゼロ金利政策などの政策によって金利が低迷していることから、市場でもその人気が落ちつつあるといわれている。

四本値

読み方:よんほんね

2つの注文を1度に発注して、そのどちらかの注文が約定した時点でもう一方をキャンセルするという注文方法のこと。One Cancel the Otheを略したものであり、相場の動きが今後どちらに動くのかがはっきりしない時に、どちらに動いても対応できるように使われることが多い。

ら行

リーブオーダー

銀行が提示する、外貨を日本円に交換する際の為替レートのこと。基準として午前9時55分の時点でのレートが用いられ、午前10時に窓口へと提示される。このレートはFXの為替レートとは異なり、1日単位で更新される。日本円を外貨へと交換するためのレートは、TTSという。

リーマンショック

原油の中でも、特にアメリカの西テキサスを中心として算出される原油を指したWest Texas Intermediateを略した用語。世界の3大油種の一つと言われていて、その産出量は少ないものの先物市場に上場しているため注目度は高く、取引価格は原油相場全体に影響する国債指標とされている。

利益確定の売り

読み方:りえきかくていのうり

電子端末から直接、為替取引の売買注文を発注することができる、外国為替取引で使われる電子仲介システムのこと。Electronic Broking Systemの略。各銀行などに端末が設置されていて、現在のFXではほとんどがこの端末を介しているためM、このEBSが実質的な取引所としての役割を担っているといえる。

利食い

読み方:りぐい

ヨーロッパに誕生した、地域統合体のこと。日本語では欧州連合といわれる。先んじて成立していたEC(ヨーロッパ共同体)が核となっており、外交や経済、通貨、社会などを統合して貿易の自由化を実現しており、加盟国の多くが統一通貨であるユーロを採用している。

リクイディティ

アメリカの中央銀行制度における、最高意思決定機関であるThe Federal Reserve Boardの略称であり、日本語では連邦準備理事会のこと。7名の理事によって構成されていて、この7名に各地区の連邦準備銀行の総裁5名を加えた12名によって連邦公開市場委員会が構成されている。

リスク

先進国と言われる7か国で開催される、政策協調を行うための会合のこと。アメリカと日本、イギリス、イタリア、カナダ、フランス、ドイツが参加する。「先進七カ国財務相・中央銀行総裁会議」と日本では呼ばれている。世界経済における為替相場の安定、および持続的成長を目的としている。

リミット

通貨先物などが上場されている金融先物市場のこと。International Monetary Marketの略で、シカゴ・マーカンタイル取引所の一部門となっている。通貨先物だけではなく、債券などの金融派生商品もその対象となっていて、FXにおいてもその市場参加者の取り組み状況が参考となる情報として扱われる。

リミットオーダー

ロンドンの銀行間で短期資金の取引を行う際に、提示される金利のこと。貸し手となる主要銀行から提示される金利を、英国銀行協会が集計したものが、毎日の午前11時に公表されており、短期金利における国際的な指標として扱われている。FXにおける注目度は低いものの、間接的な関係性がある。

両建て

読み方:りょうだて

石油輸出国による協議機関である、石油輸出国機構のこと。サウジアラビアやイラン、イラク、アラブ首長国連邦、ナイジェリア、クウェートなど11か国が参加している。石油の産出量を調整する事で原油価格を調整し、輸出国を守ることが理念となっているが、非参加国での産出量が増えてその影響力に低下が見られる。

ルーニー

銀行が提示する、外貨を売買する際に基準となる為替レートのこと。毎日の午前9時55分の時点でのインターバンク市場のレートを参考にして、午前10時に発表される。FXなどの為替レートとは異なり、よほどのことがなければその日の交換レートとして1日中同じレートで売買される。

ルーブル合意

読み方:るーぶるごうい

欧州中央銀行のことで、European Central Bankを略したもの。ドイツのフランクフルトにその本部があり、ユーロの発行や政策金利のコントロールを行う事で、ユーロ圏の物価を安定させることを目的としている。ただし、各国の財政政策についての権限はないため、その点は各国に一任される。

レジスタンスライン

EUの現加盟国は6か国であったが、その後徐々に加盟国を増やしており、2007年には加盟国が27か国にまで拡大している。また、現在もEUに加盟することを検討している国がいくつかあるため、今後もますます拡大する事が見込まれる。その際は、ユーロを導入するかどうかで為替市場にも影響することとなる。

レバレッジ

米国の金融政策を決定することを目的とした、アメリカにおける金融政策の最高意思決定会合のこと。Federal Open Market Committeeを略したもので、日本語では連邦公開市場委員会。FRB理事とニューヨーク連銀の総裁を含む12人のメンバーが集まって年8回定期的に開催され、また必要時にはいつでも開催されている。

レベル

G20は20か国財務大臣中央銀行総裁会議のことで、年に1度主要な国際経済について議論を行っている。G7は先進7か国によって行われる、政策協調を行うための会合のこと。G8は、主要先進国財務省中央銀行総裁会議といい、G7にロシアを加えた8か国で会議が行われている。

レンジ相場

読み方:れんじそうば

シカゴ・マーカンタイル取引所において、その市場に参加しているヘッジファンドをはじめとした投機筋や機関投資家が、現在の金融先物市場において売り・買いのどちらかで保有しているポジションを示したもの。このポジションの推移から、トレンドを判断する投資家もいる。

連邦公開市場委員会

読み方:れんぽうこうかいしじょういいんかい

アメリカの大手ヘッジファンドとしてジョン・メリウェザーが率いていたロング・ターム・キャピタル・マネジメントのこと。ノーベル経済学賞学者を2人有して高度な金融技術などを駆使する事でヘッジファンドの頂点と言われていたが、1998年のロシアのデフォルトによる金融大混乱によって破綻した。

ロールオーバー

OPEC加盟国によって、定期的に年4回と必要に応じてさらに開催されている会合のこと。主な議題としては、イラク以外の石油産出国において、その原油生産量をどのように調整するかを話し合っていて、各国でそれぞれ減産や増産、もしくは現状維持とすることを決定している。

ロスカット

銀行が提示する、日本円を外貨に交換する際の為替レートのこと。基準として午前9時55分の時点でのレートが用いられ、午前10時に窓口へと提示される。このレートはFXの為替レートとは異なり、1日単位で更新される。外貨を日本円に交換するためのレートは、TTBという。

ロング

外国為替市場において、ニューヨーク為替市場がその日の取引を終える時間のことをいう。現地の時間では夏時間で午後5時となり、日本時間では午前7時となるが、夏時間の場合はクローズする時間が1時間早くなるため、日本時間では午前6時となる。ロールオーバーなどはこの時間が基準となっている。

ロンドンフィキシング

通貨オプションといわれる外国為替を対象としたオプション取引において、権利行使が可能な時間の最終的な締め切り時間のこと。日本時間では午前0時で、夏時間の間は午後11時となっている。この時間が近づくと、設定されている価格に為替相場が近くなり、時間を過ぎると高値を更新する事が多い。

英字

BUY ON DIPSSELL ON RALLIES

為替取引において、特定の通貨で生じる将来の為替変動リスクに対して、それを回避するために反対の取引を行うことで、為替リスクに対処すること。例としては、直物市場においてドル円の通貨ペアでドルを購入した際のヘッジとして、先物市場で円を買うことで為替変動リスクは相殺することができる。

CME

機関投資家の一種で、特に高い利益を追求することを目的としているファンドのこと。通常、投資信託などはその運用方法が限られているが、ヘッジファンドの場合は複数の金融商品を組み合わせた投資を行っているので、運用方法は比較的自由であり、積極的に利益を追求している。

EBS

アメリカ合衆国の、年8回公表される地区連銀経済報告という、ベージュ色の表紙で出される文書のこと。12の地区に分けられた連邦準備銀行が、それぞれ管轄としている地区についての経済状況をまとめて報告したもので、全米の経済情勢についての総合的な判断や、各項目についての説明などが記載されている。

ECB

他国の通貨の動きと連動して、自国の通貨レートを操作する固定相場制の一種のこと。米ドルなどの通貨と、自国の通貨との為替レートが一定となるように連動させることで、不安定な通貨変動リスクを防止できるというメリットがあるものの、その国の金融政策に追随しなければならないというデメリットもある。

ERM

外国為替証拠金取引(FX)において、取引を行う際に担保としてFX業者に預託する証拠金のこと。FXでは、この保証金にレバレッジをかけた金額の取引が可能となるが、損失が生じた際には保証金からその損失が差し引かれ、また評価損益で保証金の額が不足した際には追加の保証金が求められることもある。

EU

ポジションを保有している投資家が、そのポジションにとって有利な相場の動きとなるように話すこと。特に、有名人などがマスコミなどを通じて、広く情報を伝達して市場に影響を与える場合に使われることが多い。ただし、虚偽の内容であれば不正行為とされることもある。

EUの拡大

読み方:EUのかくだい

投資家が、市場において買い、もしくは売りの投資をしている状態で、未決済となっている投資状況のこと。例えばドルを買っていて、まだ決済していない状態であればドルの買いポジションを保有しているということになる。すべてのポジションを決済した状態を、スクエアという。

FEDウォッチャー

相場の動きにおいて、その価格が一定の高値と安値の中で上下している状況のこと。レンジ相場ともいう。特に相場を動かすような材料が出てこない時に見られる状態で、値動きは支持線と抵抗線の間に限られる。この状態ではテクニカル分析が有効とされているが、ボックス相場を抜けた時には注意が必要となる。なお、為替相場の8割程がボックス相場と言われている。

FFレート

投資家が、その保有しているポジションを見直して、ポジションの一部を決済したり新しくポジションを保有したりすることで、投資資金の分配をやり直すこと。また、そのための注文のこと。経済指標が発表される前や、連休前などの相場が動きやすい時期に備えて行われる事が多い。

FOMC

気まぐれや揮発性といった意味で、FXにおいては相場の値動きが激しく乱高下している状態、もしくはこれからそうなると予想されていること。その通貨の国に何らかの政治的な問題が生じた場合や、連休などで市場参加者が少なくなった場合などに起こることがある。リスクも大きくなるので、売買には注意が必要。

FRB

自らの相場に対する予測に従って、投機によって積極的に収益を得ることを狙い、自らリスクを取ってポジションを建てる人のこと。または、機関投資家などのディーラーの中で、為替差益を狙ってポジションを建てる業務を担当するディーラーのことを指す場合もある。

G20/G7/G8

株の銘柄やFXの通貨ペアにおける、価格の変動率のこと。値動きが激しい場合は価格の変動率が高いことになるため、ボラティリティが高いといわれる。省略してボラと呼ばれることも多い。ボラティリティを標準偏差によって数値化することで、通貨ペアのリスクを把握することができる。

G7

何か大きな材料が出たために、それまでのレートから大幅に乖離したところで値が付き、材料が出る直前のローソク足と、材料が出た直後のローソク足との間に大きな空白が生じることを窓という。株やFX、商品先物など様々な投資商品で窓が発生する。なお、FXでは、月曜日など市場の休みを挟んだ際に、その価格が直近となる金曜日の終値と大きく乖離することが多い。土日はFX業者が休みとなる場合が多いが、FX市場は24時間どこかの市場が動いているため、その間に大きく価格が変動する材料があれば価格が動いて窓が開くことがある。

GDP

それまでのレートから大幅に乖離したところで値が付き、材料が出る直前のローソク足と、材料が出た直後のローソク足との間に大きな空白が生じることを窓という。窓が発生した後、窓を埋めるような値動きになることを窓埋めという。好材料や悪材料が出たことに対し、相場が過剰に反応して価格が行き過ぎた場合に、それを修正する動きとして窓埋めが起こる。外国為替取引においては、市場の休みを挟むなどで窓が生じた際に、その窓が生じる前の為替レートへと戻ろうとして窓埋めの動きが起こる。窓は必ず開くとは限らないが、開いた場合には窓埋めの動きが生じる事が多い為、その窓埋めを狙ったトレードを行う投資家が多い。

GTC

保有ポジションにおける損益がどうなっているかを確認するため、現在の時価でその損益を計算すること。証拠金の不足がないかを確認する意味もあり、またリスク管理としての意味合いもある。評価損益は日々変動するため、適宜計算しなおさなければ損失が大きくなってしまう場合もある。

IFO景況指数

読み方:IFOけいきょうしすう

取引量や市場参加者が少ない、限られた地域でしか取引されていない通貨のこと。米ドルや日本円、英ポンドなどのメジャーカレンシー以外の通貨のことをまとめた呼称。主に新興国の通貨であり、高金利を理由に人気の通貨もあるが、信用性や流動性が低く取引が成立しにくいものや、値動きが大きいものもある。

IMF

mineから言われるようになった、約定が成立したことを指した用語。ディーリングで相手から買う取引が成立したということを示すための合図となっていて、マインと宣言した取引はそのあとで取り消すことはできない。同様の合図として、テイクンやダンなどが使われることもある。

IMM

中央銀行から一般の銀行に義務付けられている準備預金に対して、その法定額を越えた金額にかかる金利をマイナスにする金融緩和政策のこと。準備預金は当座預金に預けられているが、法定額を超える金額があるとその金利分を中央銀行に支払わなければいけなくなるため、企業への貸付などに使われやすくなる。デフレ下にある日本では民間の資金需要が少なく、銀行が預金を国債で運用していた。しかし、民間の資金需要の少ない中でマイナス金利が適用されたため、国債が買われて不足した。その結果、さらなる金利の低下を招き、銀行が国債の運用によって得られる収益も低下した。マイナス金利導入により銀行の収益は悪化しているが、中でも地銀でその影響が顕著である。

IMM通貨ポジション

読み方:IMMつうかぽじしょん

レバレッジ取引において、損失が生じたために証拠金として預けている資金が不足した際に、入金を求められる追加証拠金のこと。FX業者によって維持しなければならない証拠金の割合は異なっており、その必要な証拠金維持率を下回ったタイミングで請求され、期日までに入金できなければポジションは強制的に決済される。

JASDAQ

中央銀行が、民間銀行に供給している通貨量のこと。金融機関が中央銀行に預けている金額と、市中で流通している金額とを合計したものであり、日本では日銀当座預金残高と現金の合計のこととなる。また、ユーロ圏ではベースマネーという。拡大した際には通貨量が増えるため、その価値は下がりやすくなる。

JGB

一般的な金利のことであり、物価上昇率などが差し引かれていない金利のこと。名目金利から物価上昇率を差し引いた金利のことは、実質金利といわれる。名目金利の上昇率よりも物価上昇率の割合が高ければ、たとえ額面が同額であっても実質的に物価は下落していることとなる。

LIBOR

外国為替市場において、特に取引量や取引される機会が多いいくつかの通貨のこと。メジャー通貨や主要通貨ともいわれる。規定などは無いため、その数が増減することもあり、また種類についても変化する場合がある。主要通貨以外の取引量が低い通貨のことは、マイナーカレンシーという。

LTCM

投資家が、市場において買い、もしくは売りの投資をしている状態で、未決済のまま保有している投資対象の数量のこと。ポジションともいう。例えばドルを買っていて、まだ決済していない場合、その保有している数量が持ち高となる。持ち高がゼロとなった状態を、スクエアという。

NASDAQ

相場の動きにおいて、その価格が一定の高値と安値の中で上下して動きが少ない、もしくはない状況のこと。特に相場を動かすような材料が出てこない時に見られる状態で、値動きは支持線と抵抗線の間に限られる。この状況を抜けることを持ち合い放れといい、相場が大きく動くことが多い。

NYオプションカット

保有している買いポジションに含み益がある状態で、その利益を確定させるために反対売買を行って売ること。買いポジションを建てた時の価格よりも、価格が高くなった時に売れば利益が生じるが、その利益を確定しないまま保有していると今度は値下がりして損をする可能性がある。

NYクローズ

投資によって生じる危険性のこと。FXには利益を得ることをはじめとした多くのメリットがあるが、為替変動によって損をする可能性がある為替変動リスクをはじめ、金利変動リスクやカントリーリスク、流動性リスク、システムリスクなど様々なリスクも想定されることとなる。

OCO注文

読み方:OCOちゅうもん

保有するポジションに含み益がある状態で、反対売買を行ってその利益を確定させること。買いポジションを保有している状態で相場が上昇した際には、なるべく高い価格となった時点で売ることで多くの利益を得られるが、売り時を逃す可能性があるため、その前に利食いをして利益を確定させることが大切となる。

OPEC

現在の為替レートに関わらず、注文時に売買の希望額を指定すること。指値ともいう。為替レートがその指定した価格になった時に注文の処理が行われ、指定した金額以上で売れる場合や指定金額以下で買うことができる場合もある。あらかじめ価格を決めておくため、売り逃しや買い逃しを防ぐこともできる。

OPEC総会

読み方:OPECそうかい

FXにおいて、同一の通貨ペアに対して買いポジションと売りポジションの両方を同時に保有すること。双方の損益が相殺されて取引コストや金利コストだけが生じる事となる。インターバンク市場では存在せず、FX業者によっては特に意味がないものとして禁止されている場合や、システム上不可能となっている場合もある。

S&P500

注文時に顧客が売買価格を指定して行う、指値注文や逆指値注文などが含まれる注文方法のこと。損失を防ぐ意味合いや、利益を大きくすることを狙う意味買いがあるものの、指定した価格にならなければ売買が成立しないため注文が成立するまでに時間がかかり、場合によっては注文が成立しないこともある。

T-BOND

市場の流動性のこと。市場における取引高が高い場合は流動性が高いことを意味するため、リクイディティがある、もしくは高いと言われ、取引高が少ない場合や取引が成立しにくい場合は、リクイディティがない、もしくは低いといわれる。また、流動性が低いことで生じるリスクをリクイディティリスクという。

TTB

アメリカ合衆国のリーマンブラザーズという投資銀行が破綻したことで、世界中で金融危機が続発したこと。アメリカで生じたサブプライム問題により、金融デリバティブに多額の資金を投資していた同銀行が多大な損失を抱えたことで、2008年に事実上破綻してしまったことの影響が世界中に波及した。

TTM

現在の為替レートではなく、顧客が売買の希望額を指定する注文方法のこと。指値注文ともいう。為替レートがその指定した価格になった時に注文の処理が行われ、指定した金額以上で売れる場合や指定金額以下で買うことができる場合もある。あらかじめ価格を決めておくため、売り逃しや買い逃しを防ぐこともできる。

TTS

ドル安を止めて日米間の通貨レートにおける不均衡を是正することを目的として、7か国の蔵相によってパリのルーブル宮殿で開かれたG7の合意のこと。プラザ合意によってドル高だった状態は脱したものの、その後はドル安に傾きすぎる可能性があるということで開催されたが、ドル安は止まらずにドル相場の下落が続いた。

WTI

カナダが発行している通貨で、略称がCADであるカナダドルの通称。1カナダドル硬貨にはその表面にルーンという鳥が描かれていることから、ルーニーと呼ばれる。また、カナダドルの略称からキャンドルと呼ばれることもある。カナダは先進国では珍しい資源国であるため、その通貨は人気がある。

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