【vps】FXで自動売買するならVPSサーバーを使うのが得策

  • 更新日: 2019/07/18

FXは平日なら基本的にいつでも取引できるのが魅力です。それゆえに、いつでも取引したくなってしまい、四六時中相場に張り付いてしまう、という人もいます。

それで取引のパフォーマンスが上がれば良いのですが、結局負け続けてしまい、資金を失うケースもよくあります。

このようにならないよう、効率よく、適切なタイミングでトレードしたいと考える人にぴったりなのが自動売買です。

自動売買にも色々ありますが、今回は自動売買の中でも人気の高いMT4を使いたいという人におすすめのVPSについて説明します。

FXトレードスタイルでおすすめの自動売買

FX会社のHPなどで、「FXは24時間相場が動いているので、いつでも取引できるのが魅力」などと書かれているのを見たことはありませんか?

確かにFXは平日は24時間動いていて、取引しようと思えばいつでも取引できます。

しかし、それは利益が出るということとイコールではありません。FXで利益を出すためには、適切なタイミングで取引する必要があります。

FXを辞めてしまう主な原因は「裁量取引のデメリット」

適切なタイミングというのは、例えば複数のテクニカル指標がトレンドの発生を示している時などのことを指します。

このようなタイミングにうまく取引することができれば、FXで利益を出せる可能性は確かに高まります。

しかし、そのようなタイミングがいつ発生するかは誰にもわかりません。

取引を逃すまいと相場に張り付きたくても、日中仕事をしていたり、家事や育児などがあったりして、思うように相場をチェックできない人も多いでしょう。

また、手が空いたタイミングで取引した時に、「取引できなかった時間の分を取り返そう」と相場に熱中してしまい、寝食を忘れて取引に没頭してしまう人もいます。

そのせいで体力を消耗し、正常な相場判断ができずに損失が増えてしまうケースも珍しくありません。このようなことが積み重なり、FXをやめてしまう人もいます。

上で挙げたようなケースに陥らないため、FX会社の中には、設定したシグナルが出た時にメールやアプリで通知する機能を搭載しているところもあります。

しかし、そのタイミングに取引できる状況にあるとは限りません。裁量取引の場合、せっかく訪れた取引のチャンスをものにできるかどうか、トレーダーの置かれている状況にどうしても左右されてしまうのです。

さらに、裁量トレードの場合、トレードルールを徹底できずに損失を出したり拡大させたりしまうというデメリットがあります。

FXに限らず、株や商品先物といった投資商品で利益を出せずにやめてしまうトレーダーには、トレードルールを徹底できていないケースがよく見られます。

利益が出た時や損失が出た時にルールを守らず、「もっと儲けられるのではないか」「そのうち値を戻すのではないか」と考えてしまい、さらに状況を悪化させてしまうのです。

裁量トレードの場合、トレードルールを徹底することが必要で、そのためには状況に流されない強いトレードメンタルが必要になります。

しかし、そのようなメンタルを身に付ける前に、資金が尽きたり精神的に疲れたりして、トレードをやめてしまうトレーダーも数多くいます。裁量トレードの場合、このことが大きな欠点となります。

FXで負担が少ない取引ができるのは自動売買

このような問題を克服するために出てきたのが自動売買です。自動売買は、相場が指定した条件に合致した時、自動で売買してくれます。

そのため、トレーダーが仕事などでトレードできない状況にあっても、取引のチャンスを逃すことはありません。また、裁量トレードにありがちな「トレードルールを徹底できない」というデメリットも克服することができます。

時間の拘束も少なく、精神的な負担も少ない自動売買は、次第にFXの中で存在感を増してきています。

M2Jの「トラリピ」やアイネット証券の「ループイフダン」に代表されるような、ループ系の自動売買が最近人気を集めていることからも、「24時間相場に張り付きたいけどできない」「適切なタイミングで取引できない」といったトレーダーが多いことが分かります。

MT4で自動売買するならVPSが必要

そんな自動売買の中でも人気があるのがMT4(Meta Trader 4)です。MT4は、無料で使えるだけでなく、MT4を使ったトレードが可能なFX会社で自動売買ができるのが特徴です。

日本の場合、MT4は高性能なチャートソフトとして利用するトレーダーが多いという特徴があります。なぜなら、日本のFX会社は独自の取引ツールを用意しているところが多いためです。

一方、海外のFX会社の場合、MT4をトレードツールとして採用しているところが多いため、MT4は取引ツールとして使われています。

MT4では、自動売買のプログラムを作ることができます。ただし、そのためにはMQL4というプログラム言語の知識が必要になるので、少々ハードルが高く、誰でも簡単に作れるというわけではありません。

そのため、無料で配布されているEAを自分なりにカスタマイズして、バックテストを重ねてパフォーマンスを高めた上で利用するトレーダーが多いようです。

このEAを使った自動売買を行うことで、トレーダー自身が相場に張り付かなくても、相場を24時間監視し、条件に合ったタイミングが到来した時に自動で取引を行うことができるのです。

最近では、MT4をトレードツールとして使うことが可能なFX会社も、少しずつではありますが増えてきています。独自のインジケーターを用意している会社はもちろん、自動売買ができる会社もあります。

MT4を24時間稼働させるために必要なVPS

FXでMT4を利用して自動売買を行うと、システムが24時間相場を監視し、条件に合ったタイミングで取引してくれます。しかし、そのためにはパソコンをつけっぱなしにし、MT4を常に立ち上げていないといけませんので、相当な電気代と通信代がかかってしまいます。

そのようなコストをかけても大丈夫、という場合であっても、落雷などによる停電が起きたりすると、自動売買がストップしてしまいますし、パソコンに不具合が起こる可能性もあります。

また、自動売買していることをうっかり忘れてしまい、そのままパソコンの電源を切ってしまうというミスを犯してしまう可能性もありますし、自動売買でFX取引をしていることを知らない家族が、パソコンの電源を切ってしまうことも考えられます。

このような状況に陥らないようにするために、レンタルサーバーや専用サーバーにMT4をダウンロードしてはどうか?と考える人もいるかもしれません。

しかし、レンタルサーバーに関しては管理者権限が付与されていないため、MT4をダウンロードすることができず、専用サーバーは料金が高いため、気軽に使えるものではない、というデメリットがあります。

この問題を解決するのがVPSサーバーです。なお、VPSサーバーとは、正式には「Virtual Private Server」といいます。共用サーバーでありながら、MT4を専用サーバーのようにダウンロードすることができる、というものです。

VPSサーバーを利用すると、ネットワーク上でMT4を24時間動かすことができ、先ほど挙げたようなトラブルを極力抑えられるメリットがあります。

また、VPS上のWindowsにMT4をインストールして使うため、自分のPCで取引するのと同じような感覚で使用することができます。

なお、普段MACを利用している、という人や、普段はスマホやタブレット端末で取引している、という人でも簡単にVPSを使うことができます。

VPSはリモートデスクトップ設定ができるため、普段使っているデバイスでアクセスし操作することができるというメリットもあります。

自分のデバイスでMT4を動かす時のように、常に電源をONにしておく必要はなく、電源を切った後もVPS上でMT4を動かしておくことができるのが、VPSの最大のメリットです。

VPSを提供している業者について

MT4のVPSを提供している会社で代表的なものは、「お名前.com」「エイブルネット」「使えるねっと」といった会社があります。また、海外FX業者の中には、業者自らVPSを提供をしているところもあります。

例えば、XMやFBSなどといった業者がそれに該当します。

実はVPSを提供している業者は他にもあります。しかし、上で挙げた3社については、FXに特化したVPSを提供しているのが特徴です。

MT4でFXの自動売買をする際に必要となる機能だけを提供していて、不要な機能をそぎ落としているため、トレーダーにとって使いやすいというメリットがあります。また、コストについても抑えられています。

各社の料金やメモリ、ディスク容量などの概要ですが、

〇使えるねっと(シルバー)…初期費用2,000円/1ヶ月契約2,980円/6ヶ月契約2,680円/1年契約2,480円/メモリ2G/SSD50GB(処理速度4倍)/CPU 3コア
〇エイブルネット(仮想デスクトッププラン)Win1…初期費用(SSD)1,800円、(HDD)0円/月額(月払い時)1,981円/月額(半年払い時)1,791円/月額(年払い時)1,600円/メモリ1GB/SSD60GB、HDD100GB/仮想CPU 2コア
〇お名前.com(for FX)…初期費用0円//1ヶ月契約2,400円/6ヶ月契約13,440円(月額2,240円)/1年契約25,920円(月額2,160円)/メモリ1G/ディスク容量50GB

となっています。

上記で取り上げたのは各社の最も安いプランです。いずれの会社もさらに上のプランを用意していますが、その場合の料金は高くなります。

どの会社が最も使い勝手が良いか、ということに関してはトレーダーによって評価が異なりますが、いずれもコストが抑えてあり、自分で専用サーバーを設置するよりも安くVPSを利用してMT4を24時間動かすことができます。

なお、すでに書いたとおり、海外のFX会社の中には自社でVPSサーバーを提供しているところもあります。スキャルピングOKの会社も多いため、スキャルピングをメインに取引しているトレーダーの中には、海外のFX会社をメインに使っている人もいます。

スキャルピングの場合はとにかくスピード勝負といった側面があるため、どこにサーバーを設置しているか、ということを重視するトレーダーも多いようです。

海外に設置している場合、距離の関係上、国内にサーバーを置いている会社よりも約定までに時間がかかるケースがあるようです。ちなみに、上で紹介した「お名前.com」「エイブルネット」「使えるねっと」に関しては、いずれも国内にサーバーがあります。

海外のFX会社の利用は注意が必要

海外のFX会社の場合、条件次第でVPSサーバーが無料で使えるというところもあります。ただし、海外のFX会社は日本の金融庁の管轄外となるため、何かトラブルがあった時に泣き寝入りするしかないケースもあります。

日本のようなレバレッジ規制がされておらず、1000倍などの高レバレッジで取引でき、かつ、スキャルピングもOKでMT4を使った取引ができるため、一見すると魅力的に思えますが、このようなリスクがあることを知った上で、利用するかどうか決めた方が良いでしょう。

VPSを利用する上での注意点

VPSサーバーを利用したMT4でのFX取引は、自動売買を行いたいトレーダーにとってはメリットが多く、非常に魅力的です。

ただし、VPSサーバーを使った場合、絶対に24時間365日MT4を稼働し続けられるのかというと、必ずしもそうではありません。

定期的な再起動や最低限の設定が必要

例えば、何らかの事情でサーバーが再起動することがあります。その場合、MT4の自動起動設定をしておかなければ、MT4は再起動されず、新規注文を出すべきタイミングや決済注文を出すべきタイミングを逃してしまいます。

場合によっては予期せぬ含み損を抱えてしまうかもしれません。

VPSを利用してMT4を使う場合、放置しておいても自動売買をしてくれますが、完全に放置しても良いというわけではありません。

先ほど挙げたようなトラブルに見舞われないようにするために、PCやVPSの定期的な再起動やWindowsの自動アップデート機能の停止、Windowsの仮想メモリ設定や自動ログイン等の最低限の設定をしておきましょう。

まとめ

自動売買を行いたいトレーダーにとってVPSを利用してMT4を使うのは非常に魅力的な方法です。

予算はもちろん、どのくらいのスペックのサーバーを使いたいのかきちんと考えた上で使うようにしましょう。

また、VPSを利用したMT4による自動売買は、ほったらかしトレードが可能ですが、完全に放っておいてしまうと、予想外のトラブルが発生することがあります。

そうならないためにも、最低限の設定やメンテナンスを行う必要がある、ということを覚えておきましょう。

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