なぜモテる男はFXで勝っているのか考えた
- 更新日: 2019/07/23
「モテる男はFXで勝っている」
そんな世の中の不条理が明らかになった。
ぼくはFXの情報サイトを運営している。サイト運営に活用するために、ちょっと前にFXのトレーダーに関するリサーチを実施した。そのリサーチの一番の目的は、「FXで勝っている人はどんな人?」を明らかにすることだ。FXで勝っている人の傾向を把握できれば、ぼくのサイトに訪れてくれるユーザーに勝つための情報をお届けできるかもしれない。そう考えたからだ。
ぼくは「FXで勝っている」を説明できそうな変数の候補20個をリサーチにぶつけた。
- 性別
- 年齢
- 住んでいる都道府県
- 住んでいる地域
- 職業
- 未既婚
- 子どもの有無
- 最終学歴
- 役職
- 一か月の生活費
- 交際人数
- FXを始めた年齢
- トレーダー歴
- FXで使用するデバイス
- 保有しているFX口座数
- 口座に預けている証拠金の額
- FX取引の最大利益額
- FX取引の最大損失額
- 兼業トレーダー/専業トレーダー
- 本業の年収
結論を言うと、どれも単一のパラメータではFXで勝っていることを説明できなかった。それどころか、すべてのパラメータを使って分析をしても、まともに「FXで勝っている」を説明できるモデルはできなかった。
しかし、モテる男はFXで勝っていた。ちょっとふざけて聞いてみただけなのに、交際人数の多い男はFXで勝っていたのだ。
正直に言うと、こんな胸糞の悪いことを考えたくはない。だがサイトのユーザーのために、ぼくはFXで勝っていることの要因を解明しなければならない。そんな使命感を持って、「なぜモテる男はFXで勝っているのか?」を真剣に考えてみたいと思う。
この記事の目次
「モテる男はFXで勝っている」という事実
まずは「モテる男はFXで勝っている」という事実を発見したリサーチを紹介する。
「モテる」と「FXで勝っている」の定義
リサーチ結果の前に、「モテる」と「FXで勝っている」の定義から始めよう。
モテるの定義は「5人以上の交際経験」
詳細は後述するが、どうやら「5人以上の交際経験」があればモテると言ってよさそうだ。
賢明な読者の方ならお気づきかもしれないが、5人以上の交際経験をモテると定義するのは少々粗い面もある。「モテても付き合わない人もいるのではないか?」という観点を完全に無視してしまっているからだ。
代替の定義として「告白された回数」も検討の候補に上がった。だがぼくはこれを棄却した。なぜなら告白された回数は、交際した人数よりも情報の精度が低いと踏んだからだ。
人は自分の過去を美化して記憶を改ざんすることがある。告白された回数は交際した人数よりもこの記憶の改ざんのリスクが高いとぼくは考えた。これを認知バイアスと呼ぶ。
交際した人数であれば「〇〇ちゃんと、△△ちゃんと……」とカウントするはずだが、告白された回数は「中学校で〇回くらい、高校で〇回くらい……」とおおざっぱな計測になりがちだ。そしてこのおおざっぱさは多いほうに転びやすい。つまり告白された回数は盛られやすいということだ。
以上の理由から、定義の粗さというデメリットを認識しつつも、情報の精度が高いであろう5人以上の交際経験をモテるの定義とした。
FXで勝っているの定義は「トータル1万円以上の利益を上げていること」
モテるの定義に比べ、FXで勝っているの定義は非常にわかりやすい。利益を上げていることだ。告白された回数同様、FXの利益は盛られるリスクが高そうに感じる。しかし、ここはこれ以上工夫のしようがない。リサーチ結果を確かな情報として扱うしかない。
ちなみに1円ではなく1万円以上としたのはリサーチの都合上であり、他意はない。
FXトレーダーの交際した人数
定義の認識がそろったところで、リサーチ結果を見ていこう。冒頭で触れたとおり、交際した人数とFXで勝っていることの相関係数は低い。つまり、「交際した人数が多いほどFXで勝っている割合が高い」ということではない。
しかし、上の図を見ればわかるように、「勝っている」人は交際人数4人以下が少なく、5人以上が多い。特に5人、7人の割合が顕著だ。
偏差(平均との差)で見るとさらにわかりやすい。交際人数5人と7人の割合が明らかに多い。つまりFXで勝っている人はモテているのだ。
ちなみに、平均交際人数で見ても勝っている人の方が多い。
これはモテない男からしたら由々しき事態である。なぜなら、天は二物を与えずということわざに背き、彼らは
- モテる=女性の愛情を獲得する才能
- FXで勝っている=経済的な利益を上げる才能
という、男なら誰もがうらやむ才能を2つも享受しているからだ。こうなっては要因を解明しなければ腹の虫がおさまらない。
いまさら言うことでもないが、著者であるぼくはモテない男にカテゴライズされる。
モテる男がFXで勝っているのか FXで勝っている男がモテるのか
分析を進める前に押さえておきたいのは、鶏が先か、卵が先か、という問題だ。
なぜこの問題を解決すべきか
改めて伝えておくと、ぼくはこのリサーチを「FXで勝っている人はどんな人か?」という疑問を解消するために実施した。この命題に挑み、ぼくのサイトでFXを学ぶユーザーにどうしたら勝てるのかを教えたかった。
そのため「FXで勝っている男がモテる」のであれば、ぼくは途端にジャーナリズム精神を失う。なぜならFXで勝っているからモテるのなら、分析をしてもどうしたら勝てるのかはわからないからだ。つまり、ユーザーにどうしたら勝てるのかを伝えることができない。
どのようにこの問題を解決するか
この点を検証するにはどうアプローチすればいいか。正直言って、まさかモテることとFXで勝っていることが関係しているとは思っていなかった。そのためこのような事態になることを想定してリサーチを設計してはいない。
仮説としては、「モテる男がFXで勝っている」だ。FXトレーダーは30代と40代が多い。また彼らの約60%は既婚者だ。そんな彼らがFXで勝って何人もとっかえひっかえしながら女性と交際するとは考えにくい。もちろん世間には外れ値的にそういう男がいることは認識しているが……。
この仮説の根拠となるロジックを見つけられれば、「モテる男がFXで勝っている」ことを証明できる。
勝っている男のFXを始めた年齢とFXのトレード歴
先ほど挙げた、年齢的にも人生のステージ的にも違和感がある、というところから紐解いていく。勝っている男の、FXを始めた年齢とトレード歴はこのような分布になっている。
縦軸は頻度。平均値と中央値は下記のとおり。
FXを始めた年齢 平均値37.15 中央値36.00FXのトレード歴 平均値8.27 中央値8.00
平均値と中央値が近いということは、バラつきが少ないということだ。バラつきが少ないのであれば算術平均を利用して問題ない。算術平均の値を正として扱うと、FXで勝っている男の代表はこうなる。
FXで勝っている男は37歳でFXを始め、8年ほどトレードをして現在45歳である。
FXで勝っている男はいつから勝っているか
勝っている男は始めてからどのくらいで勝てるようになったのか。今回のリサーチではこのデータも収集している。
彼らは安定して利益を出せるようになるまでに、平均1.60年かかっている。つまり1年半ほどだ。この変数もバラつきが少ないため算術平均を代表値として採用する。
先ほどの結果と統合すると、下記がFXで勝っている男の代表となる。
FXで勝っている男は37歳でFXを始め、38歳のなかばで安定して利益を出せるようになった。勝てるようになってから6年半ほどトレードをしていて、現在45歳である。
考えられる2つのシナリオ
ここまでの分析で明らかになったことに鶏が先か、卵が先かを当てはめると下記の2つのシナリオが浮かび上がる。
<前提>
FXで勝っている男の60%は既婚者
1.「FXで勝っている男がモテる」シナリオ
38歳のなかばからFXで勝てるようになってモテだす。それから45歳までに複数の女性と交際する。
2.「モテる男がFXで勝っている」シナリオ
これまでの人生でモテていて複数の女性と交際した。38歳から45歳までは複数の女性と交際していない。
ここからはロジックはない。ただ妥当感があるのは「モテる男がFXで勝っている」シナリオだろう。アラフォーの既婚者がFXで勝てるようになってモテだし、複数の女性と交際する。そんなFXで勝っている男がモテるシナリオが多数派であるとは考えにくい。
よって「モテる男がFXで勝っている」と結論付ける。
モテる男とFXで勝っている男の関係性
ここからは「モテる男がFXで勝っている」要因を分析する。「モテる男」の要素と「FXで勝っている男」の要素に何かしらの関係性があると仮定し、両者を因数分解する。
モテる男の条件
モテる男の条件はどう洗い出せばいいか。今回のリサーチでは調べていないので、インターネット上の2次情報を利用することにする。
Googleで「モテる男 条件」と検索する。検索していることを人に知られたくない、なかなか恥ずかしいキーワードだ。検索結果で1位にあった情報を利用させていただこう。そのページによると、モテる男の条件は下記の10個だ。
- 性格が優しい・穏やか 46.0%
- 価値観が合う 44.0%
- 性格が誠実・まじめ 24.0%
- かっこいい 23.3%
- 包容力がある 23.3%
- 性格が面白い 20.3%
- 金銭感覚が合う 20.3%
- 背が高い 9.7%
- 多趣味・物知り 7.7%
- スタイルが良い 6.7%
※出典:モテ男、モテ女の条件とは?! 「結婚したい人」と、「付き合いたい人」の違いを大調査!
「価値観が合う」「かっこいい」は人によって定義が異なるため、今回の分析には使えなさそうだ。それらを省いて上位3つに絞ると、モテる3箇条は以下となる。
- 性格が優しい・穏やか
- 性格が誠実・まじめ
- 包容力がある
それぞれを深堀りしてみる。
1.性格が優しい・穏やか
優しいと穏やかは同一なのだろうか。穏やかでなくても優しい人はいるのではないだろうか。優しいと穏やかは分けて考えたほうがよさそうだ。
優しいとは何か
優しいというのは、他人に対して思いやりがあるということらしい※。他人に対して思いやりがあるとはどういうことか。他人がしてもらって喜ぶことを、素直にしてあげるのが思いやりがあるということだろう。そう考えると優しいには2つの要素がある。
- 他人がしてもらって喜ぶことを察知する「共感性」
- それを実行する「行動力」
これらがFXで勝っている男に備わっているのだろうか。
穏やかとは何か
気持ちが落ち着いていて物静かなさまを穏やかという※。つまり、穏やかは下記の2つの要素を包含している。
- 感情の起伏の少ない「冷静さ」
- 口数の少ない「寡黙さ」
FXに限らず、冷静さはすべての投資家に必須の素養だ。モテるとFXで勝っているが、ぼくのなかで少し近づいた。
2.性格が誠実・まじめ
誠実とまじめもまったく別だろう。たしかに遠くない概念ではあるが、近くもない。それぞれ分けて深堀りする。
誠実とは何か
誠実とは、私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に接することとのこと※1。真心は真実の心らしい※2。真実の心をもって人に接する。つまり嘘つきではないということか。
- 「嘘をつかない」で人に接する
※1出典:誠実(セイジツ)とは - コトバンク
※2出典:真心(マゴコロ)とは - コトバンク
人のうそを見抜くのは難しい。したがって、誠実さというパラメータは信頼性に欠けると評価せざるを得ない。よって今回の分析からは除外する。
まじめとは何か
まじめという概念も、うそをつかないという要素が入るようだ※。もう一つ、真剣である、本気であるという要素もまじめには含まれる。
- 「嘘をつかない」で人に接する
- 物事に対する「真剣さ」
先ほど触れたとおり、うそを見抜くのは難しいので分析の項目には含まない。
3.包容力がある
例によってコトバンクを見てみると、包容力の項目には「過ちや欠点なども含め、相手のさまざまな点を受け入れることができる心の広さ」とある※。
- すべてを受け入れる「心の広さ」
これでモテる男の条件の材料が出そろった。
モテる男の条件を深掘りした要素
- 共感性
- 行動力
- 冷静さ
- 寡黙さ
- 真剣さ
- 心の広さ
このあたりがモテる男のパーツとしてはデカい部分なのだろう。
FXで勝っている男の条件
続いてリサーチ結果からわかったFXで勝っている男の条件を見る。全部で7個ある。
- 40~49歳
- 経営者・役員
- 既婚
- 子どもあり
- 大卒
- 一か月の生活費は26~30万円
- 年収は1,001万円以上
なんとなく上記デモグラの人は、先ほど挙げたモテる男の条件を深掘りした要素を持っていそうだ。
FXで勝つためのセオリー
そのほかにも、FXには勝つためのセオリーがある。
セオリー1:感情のコントロールをする
ぼくが成功しているFXトレーダーの方々にインタビューした結果、みなさんが口をそろえて言う勝つための方法は、感情をコントロールすることだ。投資は自分の財産が増えたり減ったりするので、誰でも感情を揺さぶられる。感情を揺さぶられると、正常な判断ができなくなり、ミスや自分の売買ルールを守らないなどの損失につながる行動が増える。感情のコントロールができない人は、たまたま勝ってもその勝ちに再現性がない。長期的には決してFXで勝つことはできない。
セオリー2:リスクマネジメントをする
もう一つの大事なセオリーがリスクマネジメントだ。投資は必ずリスクが伴う。国債など実質リスクが限りなくゼロに近いものもあるが、FXはそうではない。リスクと適切に付き合わなければならない。勝っている投資家の方はこのことを十分に理解しているので、許容リスクを常に考慮し、都度打ち手を修正している。高度なトレーダーの方は、自分の感覚に頼らず、ツールを使って定量的にリスクをマネジメントしている。
セオリー3:取引ルールを守る
FXの取引では、取引のルールを自分で決めることが重要だ。そして決めること以上に大事なのが、決めたルールを守ること。「取引ルールを守ることがそんなに難しいのか」と感じられるかもしれない。しかし、取引ルールを守るのはそう簡単なことではない。先述のとおり、FXの取引で投資家は感情を揺さぶられる。感情との戦いのなかで、多くのトレーダーは取引ルールを守れなくなってしまう。不安や喜びがトレーダーの意思決定を歪めてしまうのだ。
セオリー4:PDCAを回す
以上の3つを押さえた上でPDCAを回す。それがぼくが思う成功しているトレーダーの共通点だ。特に重要なのが、勝っているときの要因分析だ。負けが続いてメンタルが不安定といった状況でない限り、負けているときは自然と何がよくなかったのかを考える。逆に勝っているときは、気分が高揚してそういった分析がおろそかになる。そうすると、勝ちの再現性を高められず、いくら経験を積んでも知識を集積できない。
以上のモテる男とFXで勝っている男の条件を踏まえ、どんなメカニズムでモテる男がFXで勝っているのかを突き止める。
関係性を見出す
だいぶ発散したので、これまでの分析結果を並べて見てみる。
モテる男の条件 | FXで勝つためのセオリー | FXで勝っている男のデモグラ |
共感性 | 感情のコントロールをする | 40~49歳 |
行動力 | リスクマネジメントをする | 経営者・役員 |
冷静さ | 取引ルールを守る | 既婚 |
寡黙さ | PDCAを回す | 子どもあり |
真剣さ | 四大卒 | |
心の広さ | 一か月の生活費は26~30万円 | |
年収は1,001万円以上 |
共感性
共感性は、マネジメントをするのに必携のスキルだろう。共感性がなければ部下の気持ちがわからず、うまくコミュニケーションをとることができない。FXで勝っている男のデモグラとつながるところがある。
行動力
行動力もビジネスを進める上では重要な要素だ。経営者、役員まで昇りつめるには、かなりの行動力が要求されるだろう。これもFXで勝っている男のデモグラとリンクする。
冷静さ
冷静さはFXで勝つためのセオリーである「感情のコントロールをする」とニアリーイコールだ。そして、日々難しい意思決定を迫られている経営者のFXトレーダーにも、冷静さは求められる。
寡黙さ
寡黙さはFXで勝っていることとのつながりが正直わからない。寡黙で内向的な人がFXに向いているということもあるのだろうか。だがいまいちしっくりこない。
真剣さ
真剣さが重要でないことなどあるのだろうか。これはすべての事柄に言えることなので、FXで勝っていることとの関係性は見出せない。
心の広さ
心が広いということは、感情のコントロールがうまいということだろう。先ほどの冷静さと同様に、「モテる」と「FXで勝っている」をつなぐ重要な要素だ。
分析した結果、たしかにモテることとFXで勝っていることは関係性がありそうだ。お互いに共通している要素がいくつか見受けられた。
結論
今回の分析を端的に表すと、「仕事ができる男はモテるしFXで勝てる」となる。なんという平凡な結論なのだろうか……。何か目新しい原理を見つけたわけではなく、多くの人がなんとなく感じている「仕事ができる人万能説」に新たなエビデンスらしきものを提供したに過ぎない。
「モテる男」と「FXで勝っている男」に共通している要素は下記の4つだ。
- 共感性
- 行動力
- 冷静さ
- 心の広さ
共通項として特に重要なのは、「冷静さ」とか「心の広さ」と表現されている部分だろう。要するにストレス耐性があるということだ。
ぼくは20代前半のとき、仕事ができる=ストレス耐性が高いと定義していた。ビジネス経験の浅かったぼくが、唯一見出せた仕事ができる人の共通点が、ストレス耐性の高さだった。もちろん今ではこの定義をアップデートしている。しかし、当時のぼくにとっては確からしさのあるロジックだった。今でも、ストレス耐性は仕事をする上で極めて重要だと考えている。
同じくFXの取引でもストレス耐性が重要だ。感情をコントロールして、リスクマネジメント、取引ルールの順守、PDCAを実行できなければ、FXで勝つことはできない。自分をメタ認知してコントロールできる人が、FXでもビジネスでも、そして種の保存でも勝つということだろう。
彼らはどんな人種か
これまでの考察から浮かび上がるイメージはこんなところだろう。
FXで勝っている男のイメージ1
FXで勝っている男のイメージ2
こんなイケメンで、モテるし仕事もできるしFXでも勝っている男が近くにいたら、ぼくは自己嫌悪に陥りそうだ。生物として、ホモ・サピエンスとして、また一個体のオスとして、完全に敗北している。きっとどこかだめなところがあると、粗探しをしたくなってしまう。
もしかしたらぼくらが苦手なこんなタイプもいるかもしれない。
このタイプならまだ許せる。ぼくらとは異なるスクール・カーストの、別の世界の話なので、そんなに気にはならない。
どんなタイプにしろ、ぼくらより人生を楽しんでいることは間違いない。モテるしお金もあったら人生きっと楽しいんだろうな……。
モテる男たちのうらやましいFX体験談
最後に、モテる男たちがFXで大きな利益を出したときの体験談を紹介する。
一つ注意してほしいのは、彼らの体験談を真似するのは非常に危険だということだ。FXで勝つのは難しい。彼らはたまたま勝てたかもしれないが、同じ方法で勝てなかった人は世の中にごまんといるはずだ。安易に彼らの真似をして大きな損をするようなことは、ぜひ避けていただきたい。
マイナンバー制度ができる前のことだろう。それにしてもFXでBMW2台購入とはうらやましい……。ただ生涯収支は50万円以下なので、その後損失を出してしまったということだろうか。
多くの人が悲鳴を上げている一方で、モテる男たちは勝ってしまうのだ。世の中の不条理を端的に表した体験談といえる。
一般的に、塩漬けはすべての投資の世界で悪手であるとされている。モテる男には、セオリーを覆す力が秘められている。
この事例は正攻法の勝ちパターンだ。モテない我々にも実践できるトレードといえる。
彼は教科書どおりの方法で勝っているので、ぼくらの嫉妬の対象ではない。そんなことよりも、ほぼ年収1,000万プレイヤーの係長がいることのほうが驚きだ。どんな係なのか……。
FXの生涯収支1,001万円以上、本業の年収1,000万円以上。そして交際人数11人以上。ぼくといる世界が違いすぎて、もはやうらやましいという気持ちすらおきない。
まとめ
あなたは、世の中の富のほとんどを、わずか上位数%の大金持ちが所有していることをご存知だろうか。お金はお金持ちに集まるのだ。
今回の分析は「仕事ができる男はモテるしFXで勝てる」という結論に至った。これもお金はお金持ちに集まると同じロジックだとぼくは考えている。つまり、「勝ちは勝者に集まる」ということだ。勝っている男は勝ち続け、負けている男は負け続ける。平等などという概念は幻想だ。
これを知った上で、負け癖のついたぼくはどうすればいいのか。きっと一つずつ勝ちを積み上げていくしか道はないだろう。一つ一つ着実に勝ち、やがて勝ちが集まる男になる。ぼくはそれを人生の目標として、これから生きていく。
ぼくのように、今回のリサーチがあなたの人生を変えるきっかけになったとしたら、これ以上うれしいことはない。
ほかにもFXにまつわる情報については以下にまとめています。