FX主要通貨の相場予想まとめ【2019】相場予想ツールやブログも紹介
- 更新日: 2020/05/27
「FXの相場予想を知りたい!」
「FXってどうやって相場を予想してトレードするの?」
先に結論を言ってしまうと、以下の通りです。
(※)2019年7月22日時点における相場予想です。ファンダメンタルズ面でいくつか仮定を置いたうえでの結論なので、ぜひ本文で詳細をご確認ください。
FXで相場予想をする際にはいくつか注意点があります。
- 各通貨ペアごとに、大きな影響を与える重要なファンダメンタルズ要素を押さえる
- ファンダメンタルズ面でのシナリオを複数持ったうえで、テクニカル分析により相場予想する
- 相場観を持つことは大事だが、特定の相場シナリオに固執しすぎない
今回は、リアルタイムチャートを表示させながらの各通貨の相場予想、相場予想を助けてくれるツール、相場予想をする際に役立つブログやサイトを紹介していきます。
相場予想をしていくうえでの参考になる部分も多いと思いますので、ぜひ最後まで読み進めていただければと思います。
FXの通貨ペアについて詳しく知りたいという人は以下の記事をご覧ください。
この記事の目次
FX主要通貨の相場予想
まずはじめに、各通貨ペアのチャートとともに、2019年後半の相場展望について説明していきます。
なお、チャートはリアルタイムで更新されていくので、最新の状況を確認することができます。
米ドル/円
米ドル/円は2015年6月に125.85、2016年6月に98.78をつけて以降、トライアングルを形成して上値と下値を切り下げてきています。
2018年は安値が104.62、高値が114.55と値幅も狭くなってきており、トライアングルのなかで上にも下にも大きく動きにくい環境のなか、現在は108円台を推移しています。
なお、ファンダメンタルズ的には、
- 米国の保護主義的政策に対する警戒感
- 中東における地政学リスク(とくに米イラン)
- 米国の利下げ路線への変更の可能性
- 消費税増税を控える日本経済の先行き不安
といったかたちで、米ドル/円は下落要素が多い環境です。
そのため、2019年後半にかけては、上記要素で好転が見られなければ基本的に下落基調が続くと考えています。
トライアングルの下限ブレイクによる下落加速を警戒しつつ、2019年後半は2018年の安値104.62を目指していくと予想しています(2019年7月22日時点)。
ユーロ/円
ユーロ/円は2008年7月に169.96、2012年7月に94.11をつけて以降、トライアングルを形成して上値と下値を切り下げてきています。
現状はこの大きなトライアングルの最終局面のなかで120円台を推移しており、2018年1月から続く下落トレンドによって下限をブレイクしかけている状況です。
また、ファンダメンタルズ的にも、
- ECBの強気な金融緩和姿勢
- 期限が迫るブレクジット問題
- イタリアの財政赤字問題
- 消費税増税を控える日本経済の先行き不
といったかたちで、ユーロ/円の上昇を期待しにくい状況です。
基本的にユーロ/円は頭の重たい展開が続くと考えられ、2019年後半は節目の120円、年初来安値の118.82を目指していく流れを予想します。
ただ、上記に関連するニュースによって上下に振らされやすい状況なので、あらかじめ意識しておきたいところです。
英ポンド/円
イギリスのEU離脱(ブレクジット)の期限が10月末と迫っていますが、英ポンド/円は頭の重たい展開のなか134円台を推移しており、下には重要なサポートラインが見えてきている状態です。
まず最初に、2016年のブレクジットをめぐる住民投票で離脱派が勝利したことによるポンド暴落の流れでつけた124.78があります。
そして、リーマンショックによる暴落の流れでつけた2009年1月の118.81、2011年9月の116.83をつけていますが、基本的に120円割れが定着したことはここ30年間ありません。
これを踏まえて、英ポンド/円の焦点はこの下落がどこで止まるかというところですが、上記の重要サポートラインを割れてくるという見方はまだ少ないようです。
ただ、筆者はブレクジットというのは歴史的にも前例のない出来事で、最悪のケース(「合意なき離脱」となり、かつ、それが英経済に大きなダメージを与えた場合)になると、過去の水準を下割れする可能性も十分あると考えています。
そのため、ブレクジットの行方次第という側面が大きいですが、2019年後半に125円割れを目指す可能性も頭に入れています。
豪ドル/円
豪ドル/円は長期的に見るとだいたい55円~108円の間で推移しており、2010年移行で見てみると72円以上の水準をキープしています。
ただ、げ2017年9月に90.30をつけて以降は下落トレンドが続いており、現在は75円台を推移しています。(2019年1月にはフラッシュクラッシュで一時72円を割れています。)
チャート的な目下の焦点としては、72円(あるいは節目の70円)で反転するかどうかというところでしょう。
ファンダメンタルズ的には、
- RBAによる利下げ方針
- 新政権による強い経済政策の効果
- 米中貿易摩擦の行方
というところで、減速気味の豪経済が再浮上できるかどうかがポイントになりそうです。
米中の対立がさらに激しくなり、その影響で中国経済が大失速ということにならなければ、豪経済は再浮上していくと見ています。
このシナリオでいけば、豪ドル/円も72円(あるいは節目の70円)を守って、2010年以降のレンジをキープできると見ています。
トルコリラ/円
トルコリラは長期的に下落し続けている通貨で、トルコリラ/円の月足を見ても下落一辺倒となっています。
とくに2018年8月にはアメリカとの対立(米国人牧師の長期拘束問題)から大暴落が起こっており、史上最安値の15.55をつけています。
その後は急激な下落に対する戻しで22円を超えた局面もありましたが、現在は18円台を推移している状態です。
ファンダメンタルズ的な不安要素はいろいろありますが、
- アメリカとの対立
- エルドアン土大統領による利下げ圧力
- トルコのデフォルトリス
といったところにとくに注意しておく必要がありそうです。
なお、強権的な政治を行うエルドアン土大統領の圧力によって、この下落相場のなかで利下げが行われる見込みです。
仮に市場の予想を超える利下げ方針が示唆されるようなことになれば、再び下落が加速して、史上最安値の更新を目指すシナリオも十分あり得るでしょう。
2019年後半まで現行の水準での横ばい(18円~20円)が続くというのがメインシナリオですが、常に下落加速への警戒感は持っておくべきです。
ユーロ/米ドル
ユーロ/米ドル2008年7月に1.6038をつけて以降、10年間にわたって、下降トレンドラインに沿って上値を切り下げてきています。
そして、2015年5月以降の強い下落で1.05ドルを割れた時期もありましたが、1.05ドル割れが定着することはなく、その後も3回跳ね返されています。
ここでトリプルボトムを作ると1.2555まで戻しますが、再び10年来の下降トレンドラインに抑えられ、現在はジリジリとした下落トレンドのなかで1.11ドル台を推移しています。
ファンダメンタルズ的には、リスクオフ要因が多くあるなかで(米ドル/円・ユーロ/円参照)、米国とEUは利下げ方針へと傾いていっている状態です。
米国とEUともに通貨安を志向しているとも推測され、ファンダメンタルズ的に大きな変化がないと、2019年後半も方向感はそれほど出ず、1.10ドル~1.15ドルでの上下を続けるかたちをイメージしています。
なお、方向感が出てきた場合は、下方向では1.10ドルを割れからの1.05ドルトライ、上方向では10年来の下降トレンドラインにトライが起こりやすい状況と見ています。
FX主要通貨の相場予想まとめ
クロス円を中心に人気通貨ペアの2019年後半の予想を紹介してきましが、まとめると以下の通りです。
通貨ペア | 2019年後半の予想 |
---|---|
米ドル/円 | 現在108円台を推移しているが、2019年後半は105円割れを目指すと予想 |
ユーロ/円 | 現在120円台を推移しているが、2019年後半は120円割れを目指すと予想 |
英ポンド/円 | 現在134円台を推移しているが、2019年後半は125円割れを目指すと予想 |
豪ドル/円 | 現在75円台を推移しているが、2019年後半に底打ち、上昇へ向かうと予想 |
トルコリラ/円 | 現在18円台を推移しているが、2019年後半は現状の18円~20円の水準で横ばいとなると予想 |
ユーロ/米ドル | 現在1.11ドル台を推移しているが、2019年は現状の1.10ドル~1.15ドルで上下を繰り返すと予想 |
各通貨ペアの項目で細かく紹介していますが、いずれの通貨もファンダメンタルズ的に重要問題を抱えています。
それらの要素がどのような結末になるかをあらかじめイメージしておくと、今後の展開を予想しやすくなるのでおすすめです。
そのうえで、イメージと異なる事象が起こった場合には、予想したシナリオに固執するように、柔軟にトレード戦略を練り直すようにしましょう。
FXの相場を予想してくれるツール
それでは、相場予想や取引を助けてくれる便利なツールを一気に紹介していきます。
今回紹介するのは、以下の5つです。
ツール名 | 提供FX会社 | 特徴 |
---|---|---|
みらいチャート | セントラル短資FX | ・過去から近似する3パターンのチャートを自動検索 ・7つのテクニカルによる売買シグナルを数値化 ・16通貨ペアに対応 ・発注機能なし |
FXTF未来チャート | ゴールデンウェイ・ジャパン | ・過去から近似する3パターンのチャートを自動検索 ・7つのテクニカルによる売買シグナルを数値化 ・6通貨ペアに対応 ・発注機能なし |
ぱっと見テクニカル | FXプライムbyGMO | ・過去から近似する3パターンのチャートを自動検索 ・検索設定を少し変更可能 ・20通貨ペアに対応 ・発注機能なし |
iサイクル2取引 | 外為オンライン | ・リピート系自動注文機能 ・想定レンジを外れても相場に追随して取引を継続可能 ・トレンド自動判定による売買切り替え機能あり |
トラッキングトレード | FXブロードネット | ・リピート系自動注文機能 ・想定レンジを外れても相場に追随して取引を継続可能 ・スプレッドが狭く取引コストを抑えられる |
どれも役に立つツールですが、口座を開設すれば無料で使用できます。
気軽に試すことができるので、気になるものがあれば実際に使ってみることをおすすめします。
セントラル短資FX「みらいチャート」
(引用元:セントラル短資FX「みらいチャート」)
セントラル短資FX「みらいチャート」は、直近のチャート形状と似た過去のチャートを自動的に探すことで、対応する16通貨ペアの今後の相場展開を予想してくれます。
相場展開の予想は3パターン用意されており、いろいろなシナリオを頭に入れておくことができるようになっています。
また、右側には以下の7つのテクニカルによる売買シグナルを数値化したものが、通貨ペア別にランキング形式で表示されています。
- 移動平均線(単純)
- 移動平均線(指数)
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- MACD
- ストキャスティクス
- RSI
ランキング上位のものは、売買シグナルが売りか買いに偏っているので、取引チャンスというふうに考えられます。(この売買シグナルの状況を詳細に確認できる専用ページも用意されています。)
今後のチャートシナリオと合わせて利用することで、効率の良い取引戦略を立てることができます。
セントラル短資FX
口コミ点数 | |
---|---|
初回入金額 | 無料 |
主要通貨スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
0.30銭例外あり | 0.40銭例外あり | 0.80銭例外あり |
買いスワップポイント | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
25円 | -9円 | 30円 |
ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF未来チャート」
(引用元:ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF未来チャート」)
ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF未来チャート」は、セントラル短資FX「みらいチャート」とほぼ同様の機能を持った相場予想ツールです。
画面仕様も同様で、3パターンの近似する過去チャートを現在のチャートにマッピングしてくれるかたちです。
売買シグナルのランキングも同様にあり、予測チャートの右側に表示されています。
セントラル短資FX「みらいチャート」との大きな違いは対応している通貨ペア数で、ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF未来チャート」は6通貨ペアと少なくなっています。
メジャーどころの通貨ペアは押さえていますが、予想したい通貨ペアが対応していない可能性もあるかもしれません。
その場合は、セントラル短資FX「みらいチャート」の利用をおすすめします。
セントラル短資FX
口コミ点数 | |
---|---|
初回入金額 | 無料 |
主要通貨スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
0.30銭例外あり | 0.40銭例外あり | 0.80銭例外あり |
買いスワップポイント | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
25円 | -9円 | 30円 |
FXプライムbyGMO「ぱっと見テクニカル」
(引用元:FXプライムbyGMO「ぱっと見テクニカル」)
FXプライムbyGMO「ぱっと見テクニカル」も、過去のチャートから形状が近似するものを自動で探して表示してくれるツールです。
予測の仕方がセントラル短資FX「みらいチャート」等とは少し異なっているようで、ローソク足の動きをスムース化してから似た形状のものを探している感じです(予測についてもスムース化されたものです)。
スムース化の強度、近似を判断する際のローソク足の本数、予測する本数などを設定で変更できるので、(多少ですが)柔軟性の高い予想が可能となっています。
近似率のたかいものから3パターンの予想をするかたちになっていて、今後の相場展開を柔軟にイメージできるようになっています。
また、対応している通貨ペアが20個と多いのも特徴です。
FXプライムbyGMO\選べる外貨
口コミ点数 | |
---|---|
総合ランキング | 10位 |
初回入金額 | 無料 |
推しポイント | 強靭なサーバー!高い約定力! |
主要通貨スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
0.60銭原則固定(例外あり) | 0.9銭原則固定(例外あり) | 1.30銭原則固定(例外あり) |
買いスワップポイント | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
32円 | -12円 | 35円 |
外為オンライン「iサイクル2取引」
(引用元:外為オンライン公式ページ)
外為オンライン「iサイクル2取引」は、自動で一定間隔ごとにポジションを持って、相場変動のなかでコツコツ利益確定をしてくれるリピート系自動売買機能です。
大まかに言うと、リピート系自動売買では、
- 想定レンジ
- 売買方向
- ポジションの大きさ
を設定することになります。
しかし、「iサイクル2取引」では、想定レンジを外れて相場が動いていっても、自動で相場に追随して取引を続けるようになっています。
また、売買方向に関しても、
- 移動平均線
- MACD
を使ったトレンド判定によって、自動で切り替えることもできます。
簡単な仕組みの自動売買機能ですが、トレーダーの相場予想の負担を大幅に軽減してくれるシステムです。
外為オンライン
口コミ点数 | |
---|---|
総合ランキング | 3位 |
初回入金額 | 5,000円 |
推しポイント | 自動売買ツールがおすすめ |
主要通貨スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
1.00銭原則固定(例外あり) | 2.00銭原則固定(例外あり) | 3.00銭原則固定(例外あり) |
買いスワップポイント | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
15円 | -20円 | 10円 |
FXブロードネット「トラッキングトレード」
(引用元:FXブロードネット公式ページ)
FXブロードネット「トラッキングトレード」も、コツコツ利益を積み上げてくれるリピート系自動売買機能です。
基本的に外為オンライン「iサイクル2取引」と同じ仕組みになっていて、こちらも相場が想定レンジを外れていっても追随してくれるようになっています。
ただし、現状、トレンドを自動判定して切り替えてくれる機能はなく、ややトレーダーの相場予想の負担は大きいと言えるかもしれません。
なお、外為オンラインとFXブロードネットを比較すると、前者のほうがスプレッドが広く、取引コスト面では「トラッキングトレード」のほうが優位性があります。
どちらが優れていると断定しにくいですが、相場予想の補助機能の強弱、取引コストの高低を踏まえて、自分に合ったほうを選ぶといいでしょう。
FXブロードネット\ブロードコース
口コミ点数 | |
---|---|
初回入金額 | 無料 |
主要通貨スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
0.30銭原則固定(例外あり) | 0.50銭原則固定(例外あり) | 0.60銭原則固定(例外あり) |
買いスワップポイント | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
19円 | -20円 | 19円 |
FXの相場予想サイトやブログ
ここで、FXの取引をするうえでぜひ利用したい、相場予想サイトやブログをいくつか紹介していきます。
役に立つ情報を日々更新してくれているものをピックアップしているので、一度は目を通していただければと思います。
羊飼いのFXブログ
「羊飼いのFXブログ」は、FXトレーダーにとって定番のサイトで知っている人も多いかもしれませんが、知らない人はぜひブックマークしておきたいFXブログです。
1週間の経済指標スケジュールを中心に、マーケットの情報が豊富に掲載されています。
取引に必要な情報がしっかりとまとまっているので、とくに初心者の人におすすめですよ。
川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法
「川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法」は、元プロディーラーで外為為替ストラテジストとしても人気の川合美智子氏のブログです。
米ドル/円を中心として、ユーロ/ドル、ユーロ/円、英ポンド/ドル、英ポンド/円、豪ドル/円の相場解説、取引戦略の記事を毎日更新しています。
メジャー通貨ペアを中心に相場の重要ポイントを効率的に押さえることができます。
INVAST NAVI
「INVAST NAVI」は、システムトレードに強いインヴァスト証券が運営するFXブログで、相場に関する記事を数多く更新しています。
毎日の相場に必要な情報はもちろん、月間ベースでの相場展望、年間ベースでの相場展望の記事もあります。
数ヶ月後までのイベントを確認できる経済カレンダーも用意されていて、さまざまな角度から情報収集ができるサイトです。
かざみどり
「かざみどり」は、スキャルピングOKのヒロセ通商が運営するFXブログで、メジャー通貨ペアの日々の相場予想記事を中心に更新されています。
1つ1つの記事は短いですが、現在のチャートを使ってポイントをシンプルに書いてくれているので、非常に読みやすいです。
忙しい人など、その日の相場ポイントを素早くチェックしたい人に向いているブログです。
ロンドンFX
「ロンドンFX」は、元ディーラーでロンドン在住の松崎美子氏が日々記事を更新しており、英ポンドを触りたい人はぜひチェックしておきたいブログです。
おすすめする理由は、日本でマーケットニュースだけを読んでいても感じられないイギリスの肌感覚というものを、このブログを読むことででから感じることができるからです。
直接相場予想をしてくれる記事は多くありませんが、状況が把握できるという意味で他にはない優れたブログです。
ダメおやじの全財産をかけた崖っぷちFX日記
最後に紹介するのが、個人トレーダーのダメおやじ氏が更新している「ダメおやじの全財産をかけた崖っぷちFX日記」です。
米ドル/円と英ポンド/円を中心に、その日のポイントや取引戦略をまとめた記事が多く投稿されています。
トレード日記的な要素もあるので、他のトレーダーの状況が気になる人は楽しく読めると思います。
まとめ
最後に内容をおさらいしていきます。
まずは、2019年後半の各通貨ペアの相場予想です。
- 米ドル/円
現在108円台を推移しているが、2019年後半は105円割れを目指すと予想 - ユーロ/円
現在120円台を推移しているが、2019年後半は120円割れを目指すと予想 - 英ポンド/円
現在134円台を推移しているが、2019年後半は125円割れを目指すと予想 - 豪ドル/円
現在75円台を推移しているが、2019年後半は底打ちして上昇に向かうと予想 - トルコリラ/円
現在18円台を推移しているが、2019年後半は現状の18円~20円の水準で横ばいとなると予想 - ユーロ/米ドル
現在1.11ドル台を推移しているが、2019年は現状の1.10ドル~1.15ドルで上下を繰り返すと予想
(※)2019年7月22日時点における相場予想です。ファンダメンタルズ要素についていくつか仮定を置いたうえでの結論なので、ぜひ本文で詳細をご確認ください。
次に、FXの相場予想や取引を助けてくれるツールです。
- セントラル短資FX「みらいチャート」
- ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF未来チャート」
- FXプライムbyGMO「ぱっと見テクニカル」
- 外為オンライン「iサイクル2取引」
- FXブロードネット「トラッキングトレード」
そして、FXの相場予想をする際に役立つブログやサイトです。
- 羊飼いのFXブログ
- 川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法
- NVAST NAVI
- かざみどり
- ロンドンFX
- ダメおやじの全財産をかけた崖っぷちFX日記
FXのブログについては以下の記事でも詳しく紹介しているので参考にしてください。
相場予想をピッタリ当てるのは難しいものですが、相場の小さな上下動に振り回されることが少なくなるため、自分の相場観をしっかり持つことは非常に有益です。
ぜひ本記事を参考にして、自分の相場観をしっかり持ったうえでFX取引に臨んでいただければと思います。
また、FXを1から勉強したいという人は以下の記事でFXについてわかりやすく解説しているのでぜひ参考にしてください。
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