ユーロ円の相場予想や見通しはこれ!おすすめブログや重要材料も【2019】

  • 更新日: 2019/07/31

「ユーロ円の相場予想を知りたい!」
「ユーロ円を予想しながらトレードするには何が必要?」

結論を先に言うと、以下の通りです。

  • ユーロ円は下落トレンド継続で、年初来安値の120円割れを目指すと予想
  • ユーロ円は現状125円台を推移(2019年7月時点)
    → 2018年1月から下落トレンドが継続しており、反転の兆候が見えない

ユーロ円を予想する際には以下のポイントに注意する必要があります。

  • ECB理事会等で金融政策方針が示唆されるとユーロ円は大きく動く
  • ブレクジットで「合意なき離脱」が現実となるとユーロ円にマイナス材料
  • ユーロ加盟国の財政問題が顕在化するとユーロ円の強い下落につながる可能性(現状ではイタリアに注意)

今回の記事では、ユーロ円のリアルタイムチャートをお見せしたうえで、

を紹介していきます。

ユーロ円を取引するうえで新しい発見があると思いますので、ぜひ最後まで読み進めていただければと思います。

ほかの通貨ペアの予想については以下の記事で詳しく紹介しています。

なお、ユーロ円で取引を考えている人にはスプレッドが狭く設定されているSBI FXトレードやマネーパートナーズがおすすめです!

ユーロ円のリアルタイムチャート

まずはじめに、ユーロ円のチャートです。

これはリアルタイムチャートなので、今現在の最新の相場の動きも確認することができます。

過去のユーロ円の大まかな動き

それでは、過去10年ほどのユーロ円の大まかの動きをザッと振り返っていくので、上記の月足チャートを見ながら流れを追ってみてください。

2008年に170円から110円まで大きな下落が起こっていますが、これはリーマンショックです。

その後、いったん140円近くまで戻しますが、ギリシャで財政危機問題が起こり再下落、一時は100円を割った時期もありました。

この下落の流れは2012年以降のアベノミクスによる円安で一気に反転して、ピーク時には150円近くまで上昇しました。

しかし、アベノミクスによる円安効果がピークアウトすると、2016年にかけてブレクジット(イギリスのEU離脱問題)で反落、110円の下値をつけました。

直近の動きとしては、2017年からトランプ米大統領の大型減税でリスクオンの流れになって上昇しています。

ただ、この動きは140円に届かないまま2018年以降下落へと転じ、現在は121円台を推移している状態です。

ユーロ円でトレードするときの注目ポイント

次に、ユーロ円をトレードする際に注目しておきたいポイントについて整理しておきます。

上記それぞれのポイントごとに説明していきます。

ECB(欧州中央銀行)の金融政策方針

2018年にECBは量的緩和を終了し、2019年に利上げを開始する方針を打ち出していました。

しかし、2019年に入ってから、金利少なくとも2020年半ばまでは据え置きする方針に変更され、利上げは先延ばしにされています。

これは予想外のユーロ圏経済減速に対応したものですが、ユーロ安に誘導したいという思惑も見え隠れします。

ECBによる利上げはユーロ円浮上の鍵を握っていますが、しばらくは実現しそうな気配はない状態です。

現状ではむしろ量的緩和が復活する可能性も高まっており、これを市場がどう織り込むかがポイントとなりそうです。

ブレクジットの行方

2016年はイギリスでEU離脱をめぐる住民投票が行われ、離脱派が勝利するという衝撃的な出来事が起こりました。

これによってユーロ円も大きく下落をしたわけですが、この問題は今後もユーロのマイナス要素になっていきそうです。

住民投票以降、イギリスとEUの間で離脱に関する交渉が行われていますが、なかなかうまくまとまらずに「合意なき離脱」が現実味を帯びてきています。

現在、ブレクジットの期限は延期されて2019年10月末(移行期間は2020年末まで)となっています。

このあたりの日程をにらみつつ、交渉の進捗について注視しておく必要があるでしょう。

EU加盟国の財政赤字問題

2010年にギリシャの財政危機問題が顕在化し、ユーロ円は大暴落した過去があります。

その後、ギリシャには金融支援が行われるかわりに、財政再建のための緊縮財政が義務づけられることになりました。

2018年にギリシャの財政危機問題は終息が宣言されていますが、EUにおける財政赤字問題は根が深く、再び他のEU加盟国で同様の問題が起こらないとは限りません。

現在はイタリアの財政赤字が問題になっており、緊縮財政を求めるEUと財政出動で経済の底入れをしたいイタリアとの間で対立が起こっています。

ユーロ円にとって強い下落要因となるので、イタリアに限らずEU加盟国の財政問題には常に目を光らせておく必要があります。

クロス円通貨でボラティリティが高い

ユーロ円はユーロドルとドル円を掛け合わせたクロス円通貨です。

そのため、ユーロドルとドル円が同方向に動くような局面では、とても大きな値動きが発生することがあります。

例えばユーロ圏におけるネガティブな事象が発生してリスクオフ相場になった場合、ユーロドルとドル円はともに下落するため、ユーロ円はそれを合わせた下落が発生することになります。

動き出した時のトレンドの強さ、ボラティリティの高さは、ユーロ円をトレードするうえで意識しておきたいポイントです。

ユーロ円の2019年後半の予想・見通し

2019年後半のユーロ円については、2018年から続く下落トレンドの延長線上で頭の重い展開が続くと予想しています。

EUをめぐる不安要素が多いなか、場合によっては急激に市場がリスクオフに傾き、強い下落が発生する場合もありそうです。

目下の下値ターゲットとしては節目の120円、年初来安値の118.82というところです。

これを抜けてしまうと、2016年のブレクジット問題が顕在化した際のように110円が見えてきそうな状況です。

この見方について、ファンダメタルズとテクニカルの両面から説明していきます。

ファンダメンタルズ的に明るい材料が少ない

ユーロ円は2018年以降頭の重たい状況が続いていますが、それを裏付けるようにファンダメンタルズ的にも以下のようにネガティブな要素に偏っています。

  • ECBの強気な金融緩和姿勢
  • 期限が迫るブレクジット問題
  • イタリアの財政赤字問題
  • 消費税増税を控える日本経済の先行き不安

ユーロが上昇するためにはECBが利上げへ路線変更することが大切ですが、現状の経済状況を見るとそれを期待するのは難しいところがあります。

また、そもそもECB自体がユーロ安を望んでいるところもあり、利下げに舵を切ったアメリカに張り合う意味でも、むしろ金融緩和拡大路線へ進む可能性すらあります。

さらに、ブレクジット問題やEU加盟国の財政問題など、リスクオフの火種は数多くくすぶっています。

一方で円のほうに目を向けてみると、日銀による金融緩和の打ち手は残されていないなかで消費税増税を控えており、円の下落にも期待がしづらい状態です。

このようにファンダメンタルズ的には、ユーロ円は頭の重たい展開になることが予想されます。

テクニカル的にはトライアングルの下抜けを警戒

ユーロ円を月足チャートで見てみると、リーマンショック以降大きなトライアングルを作っているのがわかります。

このトライアングルは最終局面にあり、上下の値幅はかなり狭まってきているなかで、2018年以降の下落トレンドのなか、下限ラインに迫ってきている状態です。

週足で見てみると、2018年以降の下落トレンドも上下に下落のチャネルラインを引くことができます。

月足レベルのトライアングルの下限と週足レベルの下落チャネルラインのクロスのなかで、どのような展開をしていくのかが、2019年後半の最初のポイントとして注目しています。

もし下抜けをしてしまった場合には、節目の120円、年初来安値の118.82をターゲットに下値を伸ばす可能性が高く、場合によっては一気に110円を狙う展開もあり得るかもしれません。

この展開が起こる際は何らかのネガティブなファンダメンタルズ要素が発生していると思うので、ニュースもしっかりチェックしながら相場動向を注視しておきたいところです。

なお、週足レベルの下落チャネルラインを上抜けするまでは、テクニカル的には上昇トレンドへの転換を期待しにくい形と考えています。

2019年後半のユーロ円相場に関するツイート

ここで、ユーロ円相場に関するツイートをいくつか紹介しておきます。

これは「普通の主婦がFXで10万円を300万円にした」というブログで有名なゆきママのツイートです。

ユーロ円のショートでループイフダンを回しているということで、目線は下方向を向いているかたちです。

ただ、一気にドーンと下落というよりは、ジワジワと上下しながら下落が進行する流れをイメージしている感じでしょうか。

こちらはみずほ銀行のチーフマーケットエコノミストの唐鎌大輔氏の予想を引用したツイートです。

ユーロ円は117円ということで、やはり下方向を見ているかたちです。

こういったかたちで、ユーロ円に対しては下方向に見ている人が多い印象でした。

【2019】ユーロ円相場の主な材料

2019年後半のユーロ円相場に影響する材料はいろいろありますが、以下の表にまとめています。

日程 材料
7月2日 欧州新議会開会
7月21日 日本産議員選挙
7月25日 ECB理事会(ドラギ総裁記者会見)
7月26日 米第2四半期GDP・速報
7月30日 日銀金融政策決定会合結果公表(展望レポート公表)
7月31日 ユーロ圏第2四半期GDP・速報
米FOMC(パウエルFRB議長記者会見)
9月1日 独ブランデンブルク州、ザクセン州議会選挙
9月12日 ECB理事会(スタッフの経済見通し公表、ドラギ総裁記者会見)
9月18日 米FOMC(経済・FF金利見通し公表と議長会見)
9月19日 日銀金融政策決定会合結果公表
9月(日付未定) チプラス・ギリシャ首脳・任期満了
仏2020年政府予算案・社会保障会計法案発表
10月1日 日本・消費税10%に増税
10月17日 EU首脳会議(18日まで)
10月24日 ECB理事会(ドラギ総裁記者会見)
10月27日 独チューリンゲン州議会選挙
10月30日 米第3四半期GDP・速報
米FOMC(パウエルFRB議長記者会見)
10月31日 日銀金融政策決定会合結果公表(展望レポート)
ユーロ圏第3四半期GDP・速報
10月(日付未定) ドラギ総裁・任期満了、ユンケル欧州委員・任期満了
11月22日 G20外務相会合(23日まで)
11月(日付未定) トゥスクEU大統領・任期満了
12月11日 米FOMC(経済・FF金利見通し公表と議長会見)
12月12日 ECB理事会(スタッフの経済見通し公表、新総裁記者会見)
EU首脳会議(13日まで)
12月19日 日銀金融政策決定会合結果公表
12月(日付未定) OPEC総会

引用元:INVAST NAVI/(抜粋)

数が多いですが、このなかからとくに重要なものをピックアップして説明していきます。

ECB理事会

ECB理事会ではユーロ圏の金融政策が発表された後、ECB総裁の会見が行われます。

とくに利下げや利上げといった動きがなかった場合でも、会見における発言によって市場の今後の金融政策への見方が変わって、相場が大きく動き出すこともあります。

ユーロ円の動向を大きく左右するユーロ圏の金融政策は、スケジュールも含めてしっかり押さえておきましょう。

また、ドラギ現ECB総裁は10月で任期満了を迎えますが、次期総裁にはラズガルド氏が指名されています。

ラズガルド氏はドラギ現ECB総裁と同様、積極的な金融政策を好むと市場は捉えていますが、実際にどうなるのか、初回の記者会見は要注目です。

ユーロ圏四半期GDP・速報

ECB理事間の金融政策決定を決めるうえで、ユーロ圏の四半期GDPはとくに重要です。

GDPには速報値・改定値・確報値と3回にわたって発表されますが、新しい情報となる速報値がとくに重要です。

改定値・確報値については、大きな変更の有無をチェックするような視点で見るといいでしょう。

GDPが市場予想よりも良い結果になればECBの緩和姿勢の修正が期待でき、予想よりも悪い結果になれば追加緩和を市場がより強く意識することになります。

日銀政策決定会合(とくに消費税増税後)

ユーロ円は円の動向によっても動くことになるため、日銀が決定する金融政策にも要注目です。

消費税増税後には経済へのマイナス効果が懸念されますが、それを日銀がどう消化していくのかがとくに大切です。

もしも経済下押しに対応して再び黒田バズーカが発射されることになれば、相場局面は一変することになるかもしれません。(日銀は異次元金融緩和を継続していて手詰まり状態で、そういった可能性はまずないとは思いますが。)

ただ、少なくとも消費税増税以降、日銀の動きに注目が今までよりも高まっていくことを予想しています。

ユーロ円で取引するトレーダーにおすすめの相場予想ブログ

ここで、米ドル/円に関する相場予想ブログをいくつか紹介しておきます。

取引戦略を立てていくうえで役に立つので、気になったものはぜひチェックして見てくださいね。

羊飼いのFXブログ

羊飼いのFXブログ」は、FXブログの定番中の定番で、相場予想をするうえで必要な経済指標に関する情報が充実しています。

1週間単位で今後の経済イベントスケジュールやポイントが確認できるので、今後の流れを俯瞰してチェックすることもできます。

2011年以降の経済指標でユーロ円がどう動いたか記録しているページもあり、さまざまな角度から相場分析に役立つ情報を仕入れることができます。

川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法

川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法」は、元プロディーラーで外為為替ストラテジストとしても人気の川合美智子氏のブログです。

各通貨ペアごと(クロス円含む)に日々の値動きの解説をしており、その日の相場の重要ポイントをしっかりと押さえることができます。

日々の取引戦略イメージもシンプルに書いてくれているので、短期トレードをする人にはとくに役に立つでしょう。

INVAST NAVI

INVAST NAVI」は、自動売買に強いFX会社のインヴァスト証券が運営するブログで、相場予想に関する記事を日々更新しています。

ユーロ円の年間見通しは長期の相場観を作るうえで役に立ちますし、日々のデイトレード戦略はその日ごとの目線を決めるうえで有用です。

また、重要な経済イベントについても毎日触れてくれているので、相場の流れに乗るうえでありがたいブログです。

つれづれなるままに!

つれづれなるままに!」は、上田ハーローFXが運営する外国為替の情報ブログで、三極通貨(ドル、ユーロ、円)を中心に毎日情報を提供しています。

前日の主な指標結果や要人の発言も含め、情報が網羅的にまとめられており、これをチェックしていれば重要な情報を見落とすこともないでしょう。

相場予想に使う材料がひと通りそろうので、細かい情報もチェックしたい人も満足できるブログです。

かざみどり

かざみどり」は、ヒロセ通商の公式ブログで、ユーロ円のその日の予想レンジや売買ポイントが確認できます。

文章はシンプルでコンパクトですが、ポイントを押さえて解説しているので、効率的な情報チェックが可能です。

テクニカルと市場ニュースの両面から概要をチェックできるので、忙しい人にはとくにおすすめのブログです。

まとめ

最後に内容のおさらいをしていきます。

まずは、ユーロ円を取引する際のポイントからです。

  • ECB(欧州中央銀行)の金融政策方針
  • イギリスのEU離脱交渉の行方
  • EU加盟国の財政赤字問題
  • クロス円通貨でボラティリティが高い

続いて、2019年後半のユーロ円の予想とそのポイントです。

  • 2018年からの下落トレンドが継続し、120円割れを目指す
  • ファンダメンタルズ的に明るい材料が少ない
  • テクニカル的にはトライアングルの下抜けを警戒

ユーロ円相場でとくに注目しておきたい材料は以下の通りです。

  • ECB理事会
  • ユーロ圏四半期GDP・速報
  • 日銀金融政策決定会合(とくに消費税増税後)

FXは下落相場でも稼ぐことができるので、ユーロ円も十分に取引チャンスがあると思います。

上記のポイントを踏まえつつ、ユーロ円の取引戦略を立てて利益を狙ってくださいね!

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