FXトレードを少額資金の4,000円から始める方法

  • 更新日: 2019/07/12

多くの場合、FXトレードを行うなら50,000円は必要、と言われます。

FXトレードでの必要金額50,000円の根拠を探るとともに、「元手4,000円でFXトレードを行うことは可能か?」を検証いたしました。

FXトレードは、資金量が多くても勝てる訳ではありません。まずは4,000円のように小額資金でも勝てるようになった後で、大きい資金を投入してトレードすべきと言えます。

FXトレードの必要証拠金はいくら?

FXトレードを始める際に、最低50,000円は必要との意見が多く聞かれます。なぜ必要証拠金が50,000円からか、と言えば理由は簡単で、多くのFX会社が以前は、FXトレードの最低単位を10,000通貨単位と設定していたからです。

主要通貨ペアの3月23日時点での10,000通貨当たりの必要証拠金は下記です。

  • USD(米国)/JPY 41,994円
  • EUR(ユーロ)/JPY 51,737円
  • GBP(英国)/JPY 59,212円
  • AUD(豪州)/JPY 32,421円
  • NZD(ニュージーランド)/JPY 30,364円
  • EUR(ユーロ)/USD 51,737円

上記から、10,000通貨のトレードをする場合、最低はNZD/JPYの30,364円・最高でGBP/JPYの59,212円を証拠金として用意しなければ、FXトレード自体を行うことができません。

しかし、現在は多くの会社で最低単位を下げ、一番低い会社では1単位からの取引も可能となっています。ですので、50,000円以下でもFXは始めることができます。

4,000円でFXトレードを行うことは可能!

10,000通貨以下での取引可能なFX会社で取引を行うことで、50,000円以下の証拠金でFXトレードが可能になります。

ただし10,000通貨以下の単位での取引環境を提供のFX会社でも、殆どの場合は1,000通貨単位となります。よって4,000円の場合は1,000通貨でも、トレードが出来るギリギリの証拠金金額です(トレードできない通貨ペアのほうが多い)。

よって余裕を持ったトレードを行うためには、

4,000円以上の証拠金を投じる

      もしくは

1,000通貨より下の単位での取引可能なFX会社での取引を行う 

    必要があります。

4,000円の証拠金での通貨単位

例えば、米ドル/円にて1ドル110円の場合、25倍のレバレッジを掛けたとして、10000通貨で必要証拠金は44,000円となります。

110円×10000(通貨単位)÷25(レバレッジ)=44,000円

同じ内容で、単位を1000通貨にした場合は、4,400円で400円のオーバーとなります。

110円×1000(通貨単位)÷25=4400円

よって4,000円でFXトレードを開始する場合

1,000通貨以下で取引可能なFX会社の選択が必要不可欠

    です。

多くのFX初心者は、深い考えなしに利用するFX会社を選んでいますが、FX会社は証券会社と異なり、会社によって提供しているサービス内容が大きく異なっています。少ない金額でFXトレードを行う場合は、何通貨から取引可能か、と言う点でFX会社を選ぶ必要があります。

資金4000円の損切を踏まえた適切なポジション量

通常1回当たりのトレードでのリスクは資金額の1~5%と言われています。例え用意できる資金が4,000円であっても、上記考えを踏まえた資金管理は必要です。

資金4,000円で1回のトレード当たり1~5%の損失とした場合、40~200円が損失許容額です。

<※資金量(4,000円)は加味せず、純粋に損切幅と取引通貨量のみから算出した場合>

■損失許容額が40~200円の場合、各損切幅の投資可能通貨数は下記となります。

  • 損切10pips 400~2,000通貨
  • 損切20pips 200~1,000通貨
  • 損切30pips 133~666通貨
  • 損切40pips 100~500通貨
  • 損切50pips 80~400通貨
  • 損切100ips 40~200通貨

例えば、損失の許容額が40円とし、自身の損切ルールを10pipsと設定した場合、投資可能通貨数は400通貨となります。
【10pips=0.1円、40円の場合だと40円÷0.1=400円】

pipsとは、FXでトレードを行う際に使われる通貨の単位で、日本円だったら、1pips=0.01円(1銭)になります。

資金量4,000円の場合、利益・損失いずれもそれほど大した金額に感じません。しかし一般的にはリスク5%でもリスクが高い、と言われるケースも多いため、現実的にリスク許容額2.5%とすると、1トレード当たりの損失許容額は100円です。

(4000円の場合) リスク 損失許容額
1% 40円
2.5% 100円
5% 200円

非常に細かい数字の計算となりますが、資金量が大きくなっても計算式自体は変わりません。よって資金量に対し損切幅と取引通貨数を事前に決めることは、本来トレードでは資金量の大小にかかわらず必要不可欠となります。

スタート資金4,000円では大儲けできない

FXトレードで大きな資金を得ようと、夢を持ってFXの門を叩かれる方も多いと思います。しかしながら今回テーマとしている資金4,000円ではできることが限られています。また仮に資金の2倍儲けたとしても8,000円。FXで夢を見るには少なすぎる金額です。

投資の大原則ですが、投資資金は多ければ多いほど資金増の可能性が増えます。お金持ちが更にお金持ちになる訳が、本部分に隠されています。FXに限らずトレードで大きな収益を上げようとすれば、相当の種銭が必要です。その種銭は働くなどして、貯めるしかありません。

ただし、逆に言えば、FXトレードは資金4,000円から手がけることができる投資です。トレード手法を確立して、コンスタントに資金を増やすことができれば、例え最初は4,000円スタートであったとしても、着実な資産増加が可能です。

FXは株式投資と異なり、取引金額のコントロールを柔軟に行えるため、複利効果を享受しやすい特徴を有しています。着実な資金増加を図ることができるトレード手法を用いながら、複利効果を得ることで、FXは他のトレード商品に比べ早いスピードで資産増加が可能です。

初心者の方は、まず4,000円や1万円の小額資金でスタートし、自分の取引ルールを確立し、安定した利益をあげれるようになってから、資金額を10万円以上に増額すれば、損失のリスク軽減となりオススメです。

4,000円からのFXトレードでFXに必要な要素が分かる

4,000円からのFXトレードでは、金額的には大きな利益獲得は期待できず、面白みに欠けると感じた方が多いのではないでしょうか?

確かに種銭4,000円では勝っても面白みに欠けますし、負けてもハラハラドキドキがありません。損切はハラハラドキドキが無くても自然に行えるようになることが理想ですが、4,000円の場合は、仮に全額棄損しても4,000円に留まるため、ハラハラドキドキなく損切が可能です。

また、4,000円では真面目に取り組む気になれない、との意見が多くの方の意見と考えられます。

しかし4,000円でのFXトレードは非常に多くの知識・経験の獲得が可能です。

  1. 資金額に対する損失許容額
  2. 最大損切幅
  3. 複利の利用方法
  4. (1)(2)(3)を踏まえた資金管理
  5. トレード手法

上述のように資金が4,000円と限られた中で、1回当たりの損失許容額を踏まえた上での損切幅を考える等は、FXでの資金管理の絶好のトレーニング(練習)となります。

机上の計算でうまく行かないことが、現実でうまく行くケースは極めて少ないと言わざるを得ません。よって資金量4,000円で理論上は資金を増やすことができるのか、これまでの自らのトレード経験やトレードデータをもとに検証することは、決して時間の無駄にはなりません。

4,000円と言う限られた条件の中で、自らのトレードスタイルで資金を増やすことができるのか、一度試してはいかがでしょうか?

4,000円で勝てなければ大きな資金でも勝てない

小額の4,000円のトレードを馬鹿にしてはいけない最大の理由は、4,000円のトレードで勝てない人は大きな資金でのトレードでも勝てない現実が存在している面にあります。

トレードの腕前の良し悪しは投じる金額の大小には関係ありません。ベテラントレーダーがレバレッジを効かせて小額の資金で大きな収益を得るケースもある反面、初心者トレーダーが大きな資金を投じてその金額の殆どをなくしてしまうことは日常光景です。

4,000円のFXトレードではリスク額を考えると、損切の上限が100pipsにならざるを得ない等、トレードの打ち手は限られてしまう欠点は存在します。しかしながら多くの場合、多い資金額と同等のことが4,000円でも可能です。

ただし4,000円の資金の場合、無くなってもそれほど痛くない金額のため、本気でトレードに取り組まない危険性があります(デモトレードの感覚に近くなる)。

4,000円でのトレードは、お遊びトレードになってしまいかねない点が、最大の欠点となります。もし4,000円トレードでは本気になれない場合、一般的に言われるように10,000通貨で50,000円からのトレードが推奨されます。

しかしながら本気でトレードした場合でも4,000円の資金で勝てない人が、資金量を多くしたところで勝てる訳はない、と言う現実に何も変化はありません。

また新しい手法等を試す場合も、4,000円でのトレードは十分利用できるトレード方法です。

4,000円からのFXトレードが可能なFX会社

取引通貨数が小額となる4,000円からのFXトレードでは、利用できるFX会社が限られます。資金管理の視点からは1,000通貨単位でも取引ができない4,000円のFX取引ですが、下記の会社は対応可能です。

SBI-FX

SBI FXトレード

Medium 734235
口コミ点数 Point star4 0 4.1
初回入金額 無料
推しポイント 業界最狭のスプレッド
主要通貨スプレッド
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
0.27銭~7.80銭 0.49銭~15.80銭 0.69銭~12.80銭
買いスワップポイント
米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
35円 -12円 43円

現状、国内で1,000通貨より少ない単位でFXトレードが可能な会社は限られます。その中でもSBI-FXは1通貨から取引可能なFX会社であり、4,000円からのFXトレードでも何ら問題なく対応することができます。4,000円スタート時の最適なFX会社となります。

SBI-FXでは1通貨から取引可能との特徴を活かして、少額資金を定期的に積み立てる積立投資のサービスも提供しています。月4,000円をコンスタントに投じることで、リスクを抑えて時間をかけて為替市場で資産運用を行うことも可能です。

長期での資産運用、と言う観点であれば、毎月4,000円を積立投資に充当する選択肢も取ることができます。

SBI-FXは大手ネット証券のSBIグループが運営しているため、信頼性もあるため4,000円の小額投資の経験の後、そのまま本格的なトレード用FX会社としての利用も可能です。

尚、マネーパートナーズでもnano口座を利用する事で100通貨単位での取引が可能です。それほど厳密な資金管理にこだわらないようなら、マネーパートナーズのnano口座の利用も選択肢となります。

まとめ

FXトレードを4,000円から行うことできるかと言えば、上述のように可能です。そして4,000円の資金であっても勝てない方は、例え資金量を増やしたとしてもFXで勝利を得る可能性は低いと言わざるを得ません。

しかしながら実際に4,000円からFXトレードを開始しても、デモ口座の感覚となり真剣にトレードを行わなくなってしまう可能性が高く、トレード技術向上にどれだけ寄与するかは不透明な面も存在します。

それでも4,000円からのFXについて取り組み方法を考えることは、FXに必要な資金管理を始めとする様々な事項について否応なく向き合うことになるため、決して無駄にはなりません。

まずは実際に資金量4,000円で自らの手法をベースに、本当にFXトレードで勝てるか検証してはいかがでしょうか?

また手法の確立がまだの段階であれば、資金管理の面から4,000円のFXトレードで自らのタイプにあった資金管理・損切方法を考えてはいかがでしょうか?

これまで得ることのできなかったトレードの発想を得られる可能性がありますよ。

実際4,000円の資金でトレードする選択肢は、十分検討に値します。一度お試しください。

FX初心者の方で、やり方や仕組みを知りたい方は、以下の記事も参考にしていただければ幸いです。

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