お得な外貨保有の方法はどれ?FXの仕組み、FXと外貨預金の違いを知って、賢く利用しよう

  • 更新日: 2019/07/12
  • 外貨預金とFX(外国為替証拠金取引)では仕組みに違いがあります。
  • FXのレバレッジを正しく理解すれば、外貨預金と同様の使い方ができます。
  • 両替手数料などのコストを考えるとFXが有利ですが、外貨保有そのもののリスク(為替リスク)に注意しましょう。

外貨を保有したいと考えた場合、真っ先に頭に浮かぶのは外貨預金ではないでしょうか。少し投資に詳しい方なら、FX外貨建てMMF等を思い浮かべるかもしれません。ここでは、一般によく知られる外貨預金とFXの違いについてご説明し、賢くお得に外貨を保有する方法をお伝えします。

外貨預金とその仕組み

外貨預金については多くの方がご存知だと思いますが、改めてポイントを記しておきます。

外貨預金は円以外の米ドルやユーロなどの外貨建ての預金のことで、主な銀行で利用できます。各銀行によって預け入れる外貨の種類が異なり、外貨の種類によっても金利や両替手数料が異なってきます。この両替手数料は円から外貨、外貨から円の両替それぞれにかかります。

例えば米ドル円の場合、都銀等で1円の手数料が多く、往復で2円の手数料となります。米ドル円レートが100円の場合、往復で約2%の手数料になります。一般に外貨預金の手数料は高めで、大きなデメリットといえるでしょう。

外貨預金に関しては、各金融機関は外貨ベースで元本を保証しており、利息も外貨で受け取ります。外貨で受け取る利息に源泉分離課税されるのは円預金と同じです。また、為替差益は雑所得として課税されます。

外貨預金固有のリスクとしては、預金保険の対象外ですので預け入れた金融機関が破綻した場合、その外貨元本が保証されない点があります。各金融機関の格付けや、財務状況をしっかり把握しておきましょう。

FX、その仕組みと利用のポイント

FXとは証拠金として差し入れた金銭に対し最大25倍までの価格の外貨を売買できる仕組みで、日本語では外国為替証拠金取引などと呼ばれています。

これからFX取引をするという方を想定して、スプレッドスワップポイントレバレッジと証拠金、という3つのポイントに絞ってお伝えします。

スプレッドとは

その時点の買値と売値の差額のことで、外貨預金の両替手数料に相当します。外貨預金の場合、米ドルで往復2円の手数料が多いと書きましたが、FXのスプレッドの場合、一般的に米ドルで数銭以下のことが多く、外貨預金に比べてかなり低コストで取引することが可能です。

スワップポイントとは

外貨預金の利息に相当するもので、例えば米ドル円を買い建てた場合、米ドルの利息-円の利息を日々計算したものから、FX業者の経費等を除いたものを決済時に円で受け取ります。利息とは異なるため、源泉課税はされません。反対売買等で決済して為替差益等と合わせて受け取り後に、先物取引に係る雑所得等として課税されます。

レバレッジとは

建玉(外貨)の元本価格が証拠金の何倍なのかを表す数字です。例えば預入れ証拠金として50万円を差し入れ、米ドル円レート100円で1万通貨(1万ドル)を買い建てた場合、外貨価格が円でみて100万円となります。ここでレバレッジが25倍のFX口座を使った場合、外貨価格の4%が必要証拠金として利用されます。上の例では50万円のうち4万円が固定され残りは46万円となります。

さて、ここで米ドル円レートが99円になったとします。当初買い建てた100万円の価値が時価で99万円に下がりましたので、マイナス1万円です。このマイナス1万円が残りの46万円から引かれ、自由に使える預入れ証拠金残高は45万円となります。

まとめると、

必要証拠金として使える残高=預入れ証拠金-必要証拠金+評価益(損失はマイナス)

となります。また、

(預入れ証拠金+評価益(損失はマイナス))÷必要証拠金×100=証拠金維持率

と言われ、証拠金維持率が100%を下回る。つまり、必要証拠金として使える残高がゼロになると新規注文ができなくなり、50%を下回ると強制決済というルールを初期設定で採用しているFX業者が多いです。

FXのレバレッジはとても便利な仕組みですが、諸刃の剣という側面もあり、思わぬ損失を被る可能性があります。証拠金、証拠金維持率とレバレッジの関係は正しく理解して利用しましょう。

ただし預入れ証拠金を多くして、証拠金維持率を大きくとれば、それほど心配する必要はありません。外貨預金代わりとしてFXを利用するのであれば、外貨元本と同額の預入れ証拠金を用意すれば強制決済の心配はほぼなくなります。

外貨を保有することのリスク

為替とは円と外貨の交換レートのことですが、為替は平日24時間、リアルタイムで変動しています。外貨を持つ場合、外貨を預け入れたときの為替と、外貨を円に戻すときの為替が異なる可能性があり、これを為替リスクといいます。

預入時より引き出し時が円安であれば為替差益、逆に円高であれば為替差損が発生します。ここに、外貨預金であれば往復の両替手数料、FXであれば往復のスプレッドコストが発生しますので、コスト以上に円安とならなければ損失となる可能性があります。これは外貨預金、FX共通のリスクですので注意しましょう。

外貨預金とFX、どっちがおトク?

両替手数料等の取引コストを考えると、FXが有利です。外貨でも先進国の金利は低下していますから、数%もの両替手数料は相対的に大きなコストになってしまうでしょう。

利息に相当するスワップポイントはFX業者によって様々ですので、外貨預金の金利と比較してどちらがおトクか計算してみましょう。ただし、スワップポイントは日々変動しますので外貨預金のように利息が確定しているわけではないことに注意してください。

また、国内のFX業者への預入れ証拠金は信託保全という仕組みで保護されていて仮にFX業者が破綻したとしても預入れ証拠金は戻ります。したがって、金融機関にもよりますが外貨預金よりもFXの方が破綻リスクが必ずしも高い、というわけではありません。

一般的に外貨預金よりFXの方が有利といえますが、近年、特にネット銀行系では外貨預金の手数料が低下する傾向がありますし、FXのスワップポイントも、日々変動します。FXと外貨預金、両者の違いをよく知り、状況に応じて賢く利用したいですね。

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