フィボナッチを使ったFXトレード/使い方の基本を徹底解説

  • 更新日: 2019/07/31

フィボナッチ数というものをご存知でしょうか? もっとも美しい比率と言われる黄金比にも深く関わりがある数字です。黄金比は世の中のいろいろなところで使われていますが、実はこれをFXにも活用していくことができるんです。

フィボナッチって使い方がイマイチわかんないんだよね。黄金比とか、ただのおまじないなんじゃないの?普通の水平ラインだけじゃダメなんですか?

フィボナッチ系のテクニカルをまだ使ってない人は、その有効性をちゃんと理解できていないと思います。なぜフィボナッチがFXで有効に機能するのか、その理由とともに使い方を学んで、取引にうまく活かしていただければと思います。

フィボナッチ数について理解しよう

まず最初に、フィボナッチ数について簡単に解説していきます。FXのテクニカルとして納得して使うためにも、概要については理解しておいてくださいね。

いたるところで使われている黄金比

学生の時に数学で習った人もいると思いますが、フィボナッチ数列というのは以下のような数列です。

1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、377、……

フィボナッチ数列では、前の数字と前の前の数字を足したものが、次の数字になっています。この数列の特徴として、隣り合った数字の比率が黄金比と言われる「1:1.618」にどんどん近づいていくということが挙げられます。

黄金比は人間がもっとも美しいと感じる比率とされており、デザインの世界でも意識されているものです。例えば、Appleのリンゴマークに黄金比が用いられているのは有名ですし、Twitterのロゴなんかも実は黄金比でできていたりします。

この他にもいろんなところに黄金比は使われていますが、それだけ人間を惹きつける何かが黄金比にはあるということなのでしょう。普段、私たちが黄金比を意識することはないと思いますが、黄金比は常に身近に存在しているのです。

こんな黄金比に関係のあるフィボナッチ数列をFXに使っていくわけですが、具体的に使う比率は例えば以下のようなものになります。

    23.6%38.2%61.8%76.4%161.8%261.8%

それぞれフィボナッチ数列から導き出される比率です。黄金比と同様に、人を惹きつけるなにかがある数字というふうに捉えておいてください。

黄金比は相場にも出てくる!

フィボナッチの説明1

このフィボナッチ数列から導き出される割合は、実は相場でもしばしば見られます。例えば、上のチャートでは赤い矢印で強い下落となった後、調整の上昇をしています。その後、青の矢印で再び下落して、また調整の上昇をするという動きになっています。

この動きを細かく見ていくと、赤の矢印の下落に対して、調整の上昇の値幅は61.8%分になっています。さらに、その次の青の矢印の下落に対して、調整の上昇の値幅は38.2%になっています。

実はこういったかたちで、ちょうどフィボナッチに関連する比率だけ調整するという動きが、チャートのいろんなところで見つかるんです。百聞は一見に如かずなので、ぜひチャートを自分でチェックして、探してみていただきたいと思います。

こういった性質を使えば、次にどこでトレンドが反転するかどこで動きが止まるかといったことを予測することができます。この予測によって取引を有利に進めていくのが、フィボナッチ系のテクニカルの特徴ということです。

相場はトレーダーの心理で動く

では、なぜこういった特定の割合によって相場が動くことが多いんでしょうか? その理由は明確に証明されているわけではありませんが、やはり黄金比が深く関係していると考えられます。

具体例で考えてみましょう。上昇トレンドの相場の際に、多くのトレーダーが押し目を待ってロングを狙っていたとします。いい頃合いまで下降してきたらロングを入れるわけですが、「いい頃合い」と感じやすいのが黄金比の割合だけ下降した時というわけです。

つまり、無意識のうちに黄金比で取引判断をするトレーダーが多くいるため、多数決で動く相場も黄金比にしたがって動きやすくなるということですね。黄金比に人を惹きつけるなにかがあるのであれば、確かにこういう動きになりそうだと納得いくのではないでしょうか。

加えて、こういった現象自体が広く認知されているということも、プラスアルファの理由になっているでしょう。黄金比の割合というのが共通認識としてすでに成立しているため、それを利用した意識的な注文も集中しやすくなるというわけです。

ということで、鶏が先か、卵が先かはわかりませんが、実際にフィボナッチが効くことが多々あるという事実を頭に入れておきましょう。そうであれば、これを取引に活かしていかない手はありませんよね。

FXにおけるフィボナッチの基本的な使い方

では、実際にフィボナッチ系のテクニカルについて説明していきます。まずはよく使われるフィボナッチ・リトレースメント、フィボナッチ・エクスパンションというテクニカルからです。

フィボナッチ・リトレースメントでエントリーポイントを探る

フィボナッチの説明2

フィボナッチ・リトレースメントは、直前の動きの上値と下値を結んで、その間の23.6%、38.2%、50.0%、61.8%、76.4%のラインを示してくれるテクニカルです。なお、黄金比系の割合の他、半値である50.0%のラインもよく使われます。

このフィボナッチ・リトレースメントでエントリーポイントを探る前提として、トレンドの方向性がわかっていることが条件となります。そのうえで、直前の動きがいったん止まって調整局面に入った時に、その調整局面がどのあたりまで行くのかを探るというわけです。

例えば、相場が上昇トレンドにある場合、直前の上昇(A→B)がいったん反転して下降に向かったタイミングで、フィボナッチ・リトレースメントをチャート上に描き込みます。すると、目安となるそれぞれのラインが出てくるので、それらのラインがエントリー候補となります。

エントリー候補が少し多いですが、トレンドのタイミングによって、どの程度押しやすいかの目安があります。例えば、トレンド初期やトレンド終期は深く押すことが多いとされています。そのあたりは、エリオット波動論という相場理論でまとめられているので、興味のある方は調べてみてください。

なお、これらのラインはそれぞれが意識されるため、サポートやレジスタンスとして機能しやすいという特徴があります。最終的にエントリーの判断をする際は、これらのラインにおける挙動を見ながら、短期足での反転を確認のうえエントリーするというのも1つの方法でしょう。

フィボナッチ・エクスパンションでイグジットポイントを探る

フィボナッチの説明3

フィボナッチ・エクスパンションは、トレンド発生時に、調整後の次の動きの目標がどこなのかを示してくれるテクニカルです。具体的には、調整前のトレンドの値幅に対して、調整後のトレンドの値幅を61.8%、100.0%、161.8%として、目標ラインを示してくれます。

このフィボナッチ・エクスパンションを使うタイミングは、最初にトレンドが発生した後調整となり反転して再びトレンドが発生したタイミングです。つまり、調整の押し目、戻しが決まったタイミングですね。

例えば、相場が上昇トレンドにある場合で、最初の上昇(A→B)が終わって、調整の下降(B→C)となり、その後、反転上昇が始まり調整による下値が確定した時に、フィボナッチ・エクスパンションをチャートに描き込むことになります。

フィボナッチ・エクスパンションの示すイグジット候補は複数ありますが、どの程度伸びやすいというのはトレンドのタイミングによって変わってきます。これもやはりエリオット波動理論にまとめられているので、そちらを調べていただければと思います。

フィボナッチを過信するな!

フィボナッチ・リトレースメント、フィボナッチ・エクスパンションは有効なテクニカルですが、前提として、トレンドの方向性がわかっている必要があります。もしそれがわからないまま使ってもあまり役に立ってくれません。

例えば、相場が実際には上昇トレンドなのに、調整の下落に対してフィボナッチ・リトレースメントを引いて、戻り売りを狙っても勝つのは難しいでしょう。方向性を正しく分析したうえで、正しい目的で使わないといけません。

また、仮に正しい使い方をしたとしても、相場には絶対はありません。フィボナッチのラインがあっさりとブレイクされることもよくあることです。取引をする際はそういったことも想定しつつ、損切りのシナリオも踏まえた取引戦略を立てる必要があります。

まとめると、フィボナッチを使った取引をする際の流れは、まずは相場全体の理解を他のテクニカル分析でやっておく必要があります。そのうえでフィボナッチを使って、取引ポイントを見極めていくことになります。

フィボナッチ系テクニカルのいろいろ

前章でフィボナッチ・リトレースメント、フィボナッチ・エクスパンションを解説しましたが、これらはレートを分析対象としたものでした。この章では、その他のいろいろなフィボナッチ系のテクニカルについて紹介していきます。

フィボナッチ・タイムゾーン

フィボナッチの説明4

フィボナッチ・タイムゾーンは、時間をフィボナッチ数を使って分析していくテクニカルです。相場の上昇下降の周期が、フィボナッチ数に関係するというのがベースにある考え方で、それによって相場の転換点を予想していくというかたちです。

使い方としては、まず2点の時間を指定します。例えば、上昇や下降の始点と終点などですね。すると、この始点を0、終点を1として、2、3、5、8、13、……といったフィボナッチ数列にあたるタイミングがどこにあたるかを教えてくれます。

これらのタイミングで相場の分岐点が訪れやすいということなので、それを踏まえて今後の相場展開を予想していくことができます。転換点を狙ってエントリーしたり、あるいは、転換点までイグジットを待つというような使い方もできますね。

ただ、あくまで時間軸だけでの分析になるので、フィボナッチ・タイムゾーン単独での取引は無理があります。どちらかというと、サブ的な役割で時間という視点から、メインの分析を補助してあげるのが向いていると思っておいてください。

フィボナッチ・ファン

フィボナッチの説明5

フィボナッチ・ファンは、相場の勢いに対してフィボナッチ比率を使った分析をするテクニカルです。指定した上昇、下降について、38.2%、50.0%、61.8%だけ勢いが弱いトレンドラインを教えてくれます。

なお、相場の勢いというのは、同じ時間でどれだけ値が動くかということです。ここで言う「38.2%勢いが弱い」というのは、同じ時間で指定した動きよりも値幅が38.2%分小さいということを指しています。

フィボナッチ・ファンが示してくれる、それぞれのラインはトレンドラインと同じように、サポートレジスタンスとして機能します。これを利用して、押し目買いや戻り売りのタイミングを見極めるのに使うのが1つの方法です。

また、ブレイクを見て、トレンドの勢いの弱まり具合を判断するという使い方もできます。例えば31.8%ラインより上をキープしていれば勢いは強いと判断できますし、61.8%ラインを割り込んで来ればだいぶ勢いは弱まっているという判断ができます。

フィボナッチ・アーク

フィボナッチの説明6

フィボナッチ・アークは、値幅と時間に対して、フィボナッチ数を使った分析を行っていくテクニカルです。トレンドの上値・下値を指定して分析しますが、指定した終点を中心にフィボナッチ比率の円形が描かれます。

ちなみに、ベースにあるのはフィボナッチ・リトレースメントですが、これは値幅だけを考えていたので水平ラインを描いていました。フィボナッチ・アークでは、値幅に加えて時間についても考慮しているので、円形が描かれるかたちになっています。

なお、円形で描かれたラインは、サポートやレジスタンスとして機能する目安を教えてくれます。指定したトレンドがそのまま反転していくと、これらのラインにぶつかることになります。そういったタイミングは相場の分岐ポイントになる可能性があるので、取引をするうえで要注目ということになります。

実戦チャートから学ぼう!

フィボナッチ系のテクニカルについてひと通り見てきましたので、最後に実践ということで、チャートを見ながら取引事例を紹介していきます。勝ち取引だけでなく負け取引についても載せていますので、両方チェックしてくださいね!

フィボナッチで利益を伸ばそう!

フィボナッチの説明7

まず大前提として、相場の全体的な方向性が上を向いているという判断をしています。この判断は、例えばダウ理論的に上値切り上げ、下値切り上げによって判断してもいいですし、移動平均線の角度を見てもかまいません。フィボナッチ以外の何らかのテクニカル分析で相場の方向性を確認しておきます。

取引の局面としては、A→Bと上昇し、Cに向かって下落しているところです。相場の方向性は上と判断しているので、取引の目線として押し目でロングを狙うというかたちになります。

ということで、今の下落がどのあたりで止まるかを探るために、フィボナッチ・リトレースメントをAとBに入れます。これで出てくるのが緑色のラインです。ちなみに、もう少し大きい目で見ると上昇トレンド終盤と判断できるので、押し目が深くなると判断してエントリーポイントは61.8%まで待つこととしています。

そして、Cで61.8%ラインにタッチした後、短いですが下ヒゲの陽線となり、このラインで押し返される動きとなりました。これを確認してから、(1)のところでロングでエントリーしていきます。なお、このままAを割れるとシナリオが崩れるので、損切りラインは直近下値であるAのすぐ下に置いています。

次に、フィボナッチ・エクスパンションをAとBとCに入れます。これで出てくるのがピンク色のラインです。上昇トレンド継続で上値ブレイクと見ているので、とりあえず100.0%の部分に利食いラインを置いておきます。なお、上値ブレイクでもたつくようであれば、61.8%での利食いについても検討する予定です。これでエントリーの注文は完了です。

その後ですが、イメージ通りにCが調整の下値となって、強い上昇が発生。一気に上値をブレイクして、(2の)利食いラインに到達、勝ち取引となっています。

損切りを踏まえて取引を行おう!

フィボナッチの説明8

次は、先ほどの勝ち取引の続きで、少しチャートを進めています。大前提の部分は先ほどと同じで、上昇トレンドが継続していくという目線です。取引戦略も先ほどと同じ、押し目でロングをしていく狙いです。

取引の局面としては、A→Bと上昇し、Cに向かって下落しているところです。先ほどと同じですが、フィボナッチ・リトレースメントをAとBに入れます。出てきたのは緑色のラインです。ここで出てきた61.8%ラインでの、底打ちからの反転上昇を狙っていきます。

そして、Cで61.8%ラインにタッチした後、陰線ながら下ヒゲでかなり押し戻しています。この段階では61.8%を下回っていますが、次のローソク足で陽線61.8%に戻してきました。ここから反転開始と判断して、(1)のところでロングでエントリーしていきます。なお、損切りラインはシナリオが崩れる直近下値であるAのすぐ下です。

ちなみに、利食いポインとも先ほどと同様に、フィボナッチ・エクスパンションAとBとCに入れて探っていきましょう。できれば100.0%ラインまで伸ばしたいというイメージで、61.8%での利食いも頭に入れておくというかたちですね。これでエントリーの注文は完了です。

その後ですが、今度は61.8%ラインでの反転は起こらず、逆に底が抜けたように下落が加速してしまいました。結局、直近下値であるAも割り込み(2)で損切り、負け取引となってしまっています。

利食いと損切りの考え方

フィボナッチ・リトレースメントとフィボナッチ・エクスパンションを使った典型的な取引を2つ紹介しました。ここからさらに分析を加えていくことはいくらでもできますが、まずはこのもっとも基本的な使い方を押さえておいてほしいと思います。

さて、今回の取引は1勝1敗ということでした。あえて負け取引も入れているのは、フィボナッチが絶対ではないということを示したかったからです。あくまで取引ポイントの目安を教えてくれるものに過ぎないので、損切りのシナリオも常に頭には入れておくようにしましょう。

ここでポイントなのが、利食いと損切りの値幅の違いです。1勝1敗ですが、いずれの取引も利食い幅のほうが損切り幅よりも広くなるように戦略を立てています。そのため、トータルではしっかり利益が残せている計算です。

損切りは小さく利食いは大きくなるようなところで取引をすることが、絶対ではない取引の中で利益を残していくためには必要になります。このこともよく頭に入れて、ぜひフィボナッチを取引に有効に活かしていただきたいと思います。

フィボナッチとスキャルピングを併用したテクニック

スキャルピングは「短期間の取引を繰り返して小さな利益を多く取る」というトレード手法。長時間、相場の値動きを見ることができる投資家の方がよく用いる投資方法です。このスキャルピングトレードでも、フィボナッチを利用することが可能です。

チャート分析では、15分足~1時間足という短めの足を使います。例えば15分足であれば1時間~1日の期間内で、2~5日の期間内での高値と安値を基準にフィボナッチリトレースメントを引きます。これにより、現在の相場の反発しやすい地点を見つることが可能です。

あとは、フィボナッチ数列のどの%でもよいので、±3~5pipsで逆張りエントリーをします。

例えば、チャートが上昇してフィボナッチ数列38.2%まで到達したとします。この場合、フィボナッチの性質より「反発する可能性が高い」と言えますので、売りエントリーをします。

ここで重要になるのが、エントリーと同時にOCOIFOを利用して利益確定・損切りの指値注文を出すことです。38.2%で売りエントリーをした場合は、フィボナッチ23.6%で利益確定、フィボナッチ50.0%で利益確定注文を発注します。この際可能であれば、損小利大になるようエントリーができることが好ましいです。発注時点で損切りの価格が利益確定の価格より離れている場合はエントリーを見送る方向で考えましょう。

また、勝率を上げるためにもフィボナッチだけではなく、RSIやMACDなどのオシレーター系指標や、他のツールを用いたテクニカル指標も併用して、エントリー判断を下すことをおススメします。特に、RSIやMACDなどで「ダイバージェンス」と言われる、「チャートのトレンドとは逆方向の売買サインが出ている」場合は、絶好の逆張りエントリーチャンスと言えますので、それを見逃さないよう他の指標と合わせてトレードを行うようにしましょう。

相場環境でフィボナッチを使い分ける

フィボナッチは、相場環境に応じて使い方を分けるべきです。「相場環境」とは、現在の相場が長期的にみて下降上昇レンジのうちどのトレンドになっているか、のことです。

要は、現在の為替相場が一直線に値上がりしているのか、レンジトレンドを形成して値動きが均衡しているのか、直近で天井に当たり反落しているのかによってフィボナッチの使い方を分けましょう、ということです。

長期的にみて相場が上昇、または下降している場合はフィボナッチを前回の高値と安値を参考に引きます。上昇トレンドの場合は高値を起点に安値へ、下降トレンドの場合は安値を起点に高値へフィボナッチを引くようにしましょう。こうすることにより、トレンド内の調整となる節目に目安を付けることができるので、逆張りトレードをしやすくなります。

長期的にみて相場が均衡している、いわゆるレンジ相場を形成している場面では、「フィボナッチは使えない」というのが一般的ですが、その時のチャート状況によっては有効に活用することも可能です。上昇トレンドや下降トレンドが続いた中で一時的に現れる、「中段保ち合い」と呼ばれるレンジ相場では、フィボナッチを引いてみると23.6%がサポートラインとして機能していたり61.8%で何度も反落しており、天井として意識されているということが分かる場合もあります。そして、そのポイントを狙って逆張りトレードを行うことも可能です。

フィボナッチを使った逆張りの方法

フィボナッチを使って逆張りトレードをする際は、相場環境をしっかりと把握する必要があります。

相場環境が緩やかな上昇トレンドであれば、上昇トレンドの調整部分でフィボナッチ38.2%61.8%にタッチしそうな時に、反発を狙った買いエントリーを行います。緩やかな下降トレンドの場合はその逆で、調整部分で一時的に相場価格が上昇している際、フィボナッチ38.2%61.8%にタッチしそうな地点で売りエントリーを入れます。

こちらも繰り返しになりますが、フィボナッチだけではなくオシレーター系指標やテクニカル指標でも合わせて、反発のサインを見つけられれば勝率はグンと上がります。

なお、相場環境が「一直線に値が動いている強いトレンド」である場合は、反発(反落)する可能性が極めて低くなるため、フィボナッチを利用した逆張りトレードをするのはおススメできません。

ここでポイントとなる「トレンドの勢いの測り方」について勉強できる書籍を後程紹介しますので、ご参考ください。

フィボナッチ数について学べるおすすめの書籍

最後に、フィボナッチ数やフィボナッチを利用したトレードをする際に参考になる書籍を2つほど紹介します。

フィボナッチ逆張り売買法

フィボナッチ逆張り売買法

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デイトレードからポジショントレードまで、トレードスタイルごとのフィボナッチを利用したトレード方法がこの1冊で勉強できます。フィボナッチを利用したトレードとしてB=CD、ガートレー222、バタフライ、三段上げ・三段下げなどの様々な幾何学的なパターンの紹介や、相場環境の見方とトレンド別のフィボナッチを利用したトレード方法が記載されています。

著者はラリー・ペサベントとレスリー・ジョウフラスの二人で、二人ともトレーダー兼トレードに関する教育者として有名です。フィボナッチを利用したトレード方法の他に、2人の著者が長年かけて研究した資金管理方法やリスクマネジメント、思惑通りに相場が動かなかった場合のポジションの手じまいタイミング、ストップロスの方法なども紹介されています。

フィボナッチについてだけではなく、トレードの基本的なマネジメントについて勉強をスタートしたい方にもおすすめな1冊となっています。

フィボナッチ数の小宇宙

フィボナッチ数の小宇宙

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※画像引用:Amazon.co.jp

フィボナッチのトレード手法だけではなく、フィボナッチ数の法則や不思議に興味がある方におススメです。ピラミッドからカタツムリの殻まで、世界中ありとあらゆる物体や自然現象のカギとなるフィボナッチ数について、東京東洋大学名誉教授の数学者である中村滋(なかむらしげる)氏が徹底解説する一冊です。

この本を読むことにより、形式的な観点だけではなくより具体的にフィボナッチ数について理解ができるようになります。フィボナッチの真の意味を理解し、フィボナッチを利用したトレード判断により強い根拠を見出したい方にはおススメの1冊となっています。

まとめ

今回はフィボナッチ系のテクニカルについて、成り立ちから使い方、取引事例まで解説してきました。まとめということで、内容についてのおさらいをしておきましょう。

フィボナッチが相場で有効に機能しやすい背景は、以下のような点でした。

      トレーダーは

黄金比

      にしたがって

無意識に取引しやすい。

      相場はトレーダーの

多数決によって動いていく。フィボナッチ自体がトレーダーの共通認識

    となっている。

また、フィボナッチの基本的な使い方としては、以下を紹介しました。

      フィボナッチ・リトレースメントで

押し目のロング

戻りのショート

      を狙う。フィボナッチ・エクスパンションで

イグジットポイントを探る

      。フィボナッチ以外のテクニカル分析で、

相場の方向性を判断しておく

フィボナッチはいろんなテクニカル分析と相性がよく、新たに取り入れやすいテクニカルだと思います。ぜひここで学んだことを、実際の取引にも活かしていただければと思います。

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