FXの取引時間はいつからいつまで?/会社ごとの取引時間を詳細解説

  • 更新日: 2017/11/16
世界地図と時計を背景に浮かび上がる日本列島
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FXは24時間取引することが可能です。しかし、FX会社の営業時間外や休日は取引できません。

  • 「FXで取引できるのはいつからいつまで?」
  • 「FXサービスごとに取引時間にどんな違いがある?」
  • 「取引する時間で相場にどんな特徴がある?」

この記事では、以上のようなFXの「時間」に関する疑問にお答えします。

ぜひ最後までお読みください。

FXで取引できるのは月曜日午前7時~土曜日午前6時

握手するビジネスマン 

国内のFX会社では、月曜日の午前7時から土曜日の午前6時まで取引できるのが一般的です。ただこの取引時間は夏時間の場合であり、冬時間の場合は月曜日の午前7時から土曜日の午前7時までです

開始時間は新規の注文ができないだけなので問題ありませんが、ポジションを持ったまま終了時間を迎えてしまうと、月曜日まで決済ができなくなってしまうため注意が必要です。

FX会社ごとで取引できる時間が変わる

一般的な取引できる時間は先ほどご紹介したとおりですが、FX会社によって取引できる時間はそれぞれ異なります。土曜日の取引終了時間に大きな違いはありませんが、一般的な開始時間よりも数時間早く取引を開始できるFX会社があります。

あまりいないとは思いますが、もし「月曜日の早朝に取引をしたい」という人がいれば、そういったFX会社をチェックすることをおすめします。

各会社ごとの詳しい取引時間については2章で紹介しますので、気になる方は先に2章を読み進めてください。

夏時間と冬時間で取引できる時間が変わる

夏時間、冬時間という言葉は日本ではあまりなじみがありません。しかし、FXは全世界の為替市場と連動しているため、夏時間を採用している欧米の影響を受けます

夏時間はサマータイムとも呼ばれ、太陽が出ている時間帯を有効活用するために、時計を1時間進める制度のことです。欧米諸国で採用されているため、その期間の欧米諸国の為替相場は1時間早く閉まってしまうことになります

アメリカでは3月の第2日曜日から11月の第1日曜日、ヨーロッパ諸国では3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までが夏時間です。3月から11月が夏時間と覚えておけばよいでしょう。夏時間は9ヶ月あるため、冬時間よりも長くなります。

夏時間と冬時間が切り替わっても、土曜日の取引終了時間が前後する程度なので、実際の取引にはあまり影響がないでしょう

年末年始は31日から2日まで取引できない

FXの取引ができないのは土日だけではありません。市場が休みになる年末年始やクリスマスも取引ができないので注意が必要です

12月31日から1月2日までFXの取引はできません。具体的にいつからいつまで取引ができないのかは、FX会社によって異なります。

クリスマスも年末年始同様にFXの取引はできません。ただし、クリスマスの翌日にあたる26日に、クリスマス休暇の振替で海外の市場の多くが休場になります。そのため国内のFX会社では26日の15時から27日の7時まで取引できないのが一般的です。

ほかにも年末年始は市場参加者が少ない傾向にあります。 そのため相場の動きが鈍くなることがあり、短期の取引では魅力がありません。年末年始やクリスマスは取引を控え、休日を楽しむのが得策かもしれません

「サクソバンク証券は」午前3時から取引できる

FXの取引開始時間は一般的には月曜日の午前7時からです。しかし、一部のFX会社ではそれより数時間早く営業を始めています。

サクソバンク証券は取引開始時間がもっとも早く、月曜日の午前4時、冬時間だと月曜日の午前4時から取引することができます

ほかのFX会社に比べ3、4時間早めに取引を始められるため、早めに突発的な事態に対応ができるという強みがサクソバンク証券にはあります。

為替相場を動かすきっかけは様々です。経済指標や各国の要人の発言はもとより、災害やテロ、紛争などの突発的なニュースでも為替は変動します。リーマンショックのような金融関係のニュースであればなおさらでしょう。

そのような突発的なニュースが土日に発生すると、FXで取引をしたくとも休日であるためできません。しかし、サクソバンク証券を利用すると、他の人よりもいち早くニュースに対応した取引が可能です。

サクソバンク証券の次に取引開始時間が早いFX会社として、IG証券があります。IG証券は夏時間では月曜日の午前5時から取引ができるため、ほかのFX会社よりも2時間ほど早く取引をスタートできます

月曜日の早朝は、土日を挟んでいるため相場が大きく変動することがあります。特に土日に大きなニュースがあった場合は激しく変動します。そのような月曜日の変動のなかで取引をしたい場合、サクソバンク証券やIG証券といった取引開始時間が早いFX会社がおすすめです。

FX会社ごとの取引時間

マンハッタンのビル郡

これまでも触れましたが、取引できる時間はFX会社ごとに異なります。この章では、FX会社ごとの取引ができる時間を紹介します。

FX会社別取引時間 夏時間

まずは夏時間にあたる3月から11月の、FX会社別の取引時間をご覧ください。

・FX会社別取引時間 夏時間

会社名 月曜日 開始時間 土曜日 終了時間
GMOクリック証券 7:00- -6:00
DMM.com証券 7:00- -5:50
楽天証券 7:00- -5:55
ワイジェイFX 7:00- -5:50
外為どっとコム 7:00- -5:55
ヒロセ通商※ 6:00- -5:00
外為オンライン 7:00- -5:55
マネーパートナーズ 7:00- -6:50
JFX 6:00- -5:00
FXプライム by GMO※ 7:00- -6:00
カブドットコム証券※ 7:00- -5:50
セントラル短資FX 7:00- -6:40
マネックス証券 7:00- -5:55
松井証券 7:00- -5:40
マネースクウェア・ジャパン 7:20- -5:50
サクソバンク証券 3:00- -6:00
IG証券 5:00- -6:00

※ヒロセ通商はLION FXの取引時間を記載。

※FXプライム by GMOはちょいトレFXの取引時間を記載。

※カブドットコム証券はシストレFX®の取引時間を記載。

FX会社ごとの取引時間 冬時間

FXの取引時間は、冬時間になると終了時間が一時間遅くなります。夏時間と同様に、冬時間も取引は月曜日の午前7時から始まりますが、終了時間は土曜日の午前7時が一般的です。

FX会社ごとの取引できる時間【冬時間】 

会社名 月曜日 開始時間 土曜日 終了時間
GMOクリック証券 7:00- -7:00
DMM.com証券 7:00- -6:50
楽天証券 7:00- -6:55
ワイジェイFX 7:00- -6:50
外為どっとコム 7:00- -6:55
ヒロセ通商※ 7:00- -6:00
外為オンライン 7:00- -6:55
マネーパートナーズ 7:00- -6:50
JFX 7:00- -6:00
FXプライム by GMO※ 7:00- -7:00
カブドットコム証券 7:00- -6:50
セントラル短資FX 7:00- -6:40
マネックス証券 7:00- -6:55
松井証券 7:00- -6:40
マネースクウェア・ジャパン 7:20- -6:50
サクソバンク証券 4:00- -7:00
IG証券 6:00- -7:00

※ヒロセ通商はLION FXの取引時間を記載。

※FXプライム by GMOはちょいトレFXの取引時間を記載。

※カブドットコム証券はシストレFX®の取引時間を記載。

取引時間ごとの特徴

これまでは取引時間の変化についてお伝えしてきましたが、この章では、取引時間ごとの相場の特徴について説明します。ご自身が取引をしようと考えている時間帯にはどのような特徴があるのかを確認してみてください。

9:00-15:00「東京時間」

東京の街並み

東京時間は世界三大市場の一つである東京市場が活発に動く時間帯です。特に東京市場がオープンした9:00以降から、欧州勢が参加し始める15:00までは円を中心に相場が変動しやすい傾向にあります

東京市場がオープンし、クローズするまでの時間帯は9:00から18:00までです。その中でも9:00から15:00までは、東京市場がトレンドを形成しやすい時間帯と言えます15:00以降からは欧州勢が市場に参加し始め、もう一つの世界三大市場であるロンドン市場がオープンするため、東京時間中に発生したトレンドが終わり、欧州のトレンドが発生しやすいからです。

東京時間に気をつけるべきポイントとして、まず仲値が発表される9:55があります。仲値とは、金融機関が顧客に対して為替売買をするための基準となるレートのことです。それだけに、ゴトー日などと呼ばれるドル決済が多い日になると、この9:55を境に大きなトレンドが発生することがあります

仲値のトレンドがひと段落するお昼ごろは、今までの動きと一転して相場が停滞しやすく、短期の取引には向きません。

ただし、15:00は東京オプションカットの時間であるため、この時間帯に円相場が大きく動くことがあります。それに加え、15:00ごろは日本の要人が発言をする機会が多くなるため、発言の内容次第では円相場は大きく荒れます

オプションカットとは、ある通貨をあらかしめ設定した期間にあらかじめ設定した価格で売買する権利が締め切りを迎えることです。少し難しいので、「15時ごろは円相場が動きやすい」ということのみ覚えておきましょう。

東京時間は円が注目を浴びる時間帯です。ただ東京時間が始まる9:00の時間帯は、オーストラリアなどのオセアニアで重要な経済指標が発表されやすい時間帯でもあるため、米ドル/円は動きが鈍くても、豪ドル/円の相場は大きく動くことがあるので注意しましょう。

15:00-21:00「欧州時間」

夕暮れのビッグベン

15:00以降になると、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スイスなどの、欧州各国の市場がオープンし始める時間帯です。この時間帯から欧州のトレーダーが為替市場に参加するようになり、相場は今まで以上に白熱します

特に世界三大市場のロンドン市場がオープンする時間帯となると、ポンドのみならずユーロやスイスフラン、米ドル、円など様々な通貨が大きく動き始めます。その変動の大きさは東京時間以上であるため、トレーダーの中には東京時間は手を出さず、欧州時間が始まってから取引を始める人も多くいます。

ただし、欧州時間はトレンドが発生しやすい一方で、気を付けるポイントがあります。それが夏時間と冬時間です。

東京時間の時と違い、欧州には夏時間の制度があります。そのため、夏と冬とでは市場がオープンする時間帯にズレが生じます。特にロンドン市場がオープンする時間帯を間違えると、トレンドが発生するタイミングを読み間違える恐れがあります。

ロンドン市場は夏時間ならば16:00から、冬時間ならば17:00からオープンします。そのような事情があり、冬になると欧州時間が動き出す時間帯が15:00から16:00に移るので注意しましょう

基本的に欧州時間になると相場は大きなトレンドが発生しやすく、取引がうまくいけばこの時間帯だけで大きな利益を得ることも可能です。とはいえ毎日相場が大きく変動するとは限りません。

例えばイースターのような欧州ならではの祝日がある日になると市場参加者が減ってしまうため、欧州時間になっても相場が動きにくくなります。さらに、ユーロやポンドの政策金利が発表される日は、市場参加者が様子を見るため、全体的に相場が動き辛くなる印象があります。

欧州時間は東京時間よりも相場が荒れやすく、トレンドが発生しやすい一方で、タイミングを見誤ると大きな損失を招く恐れがあります。それだけに、夏時間と冬時間との違いを見極め、欧州勢がいつ市場に参加するのか、そのタイミングを計る必要があります。

21:00-6:00「ニューヨーク時間」

はためく星条旗

欧州時間は相場が大きく動きやすいと説明しましたが、ニューヨーク時間の値動きはそれ以上です

世界三大市場の中でも最も規模の大きいニューヨーク市場は、夏時間ならば21:00から、冬時間ならば22:00からスタートします

この時間帯は東京、欧州、そしてアメリカのトレーダーが為替相場に参加しているため、一日のうちで最も相場が活発化しやすい時間帯と言えるでしょう

その日に発表される経済指標によっては、21:00まで大きな相場の変動がなかったにも関わらず、アメリカの重要経済指標が発表てすぐに100pips以上の変動を記録することもあります。

特にアメリカの失業率やFOMCの発表のタイミングに合わせて為替相場は変動しやすくなります。アメリカの経済力は全世界に及んでいるため、アメリカが重要経済指標を発表すると米ドル以外の為替相場にも影響を与えます

そのためユーロやポンド、オーストラリアドルを対象にしているトレーダーも、米ドルに関連した重要経済指標は欠かさずチェックする必要があります

ニューヨーク時間でもっとも相場が荒れやすくなる時間帯は、21:00から22:00までの経済指標が集中する時間帯と、NYオプションカットがある0:00、夏時間ならば23:00です。

夏時間であれば21:00からスタートするニューヨーク時間は、翌日の6:00まで続きます。しかし、ロンドン市場が終了する1時になるとトレンドが終了しやすく、相場の動きが鈍化する傾向があります

ニューヨーク時間をメインに取引をする場合、ロンドン市場がクローズする時間帯を視野に入れて取引することがおすすめです。

まとめ

この記事ではFXの「時間」にフォーカスを当てて紹介してきました。取引時間はFX会社によって異なりますが、それほど気にする必要はないというのが著者の見解です。

時間帯によって相場に特徴が表れるのもFXの魅力のひとつです。もし「月曜日は早めに取引をしたい」「土曜日は遅くまで取引をしたい」とお考えであれば、取引時間をもとにFX会社を比較してみてください。

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