FXでのEMAを使ったトレード手法とは?SMAとの違いやMACDとの関係

  • 更新日: 2019/07/31

FXでトレードするためには、テクニカル指標は必須です。FXトレーダーのほとんどがテクニカル指標を使っているといっても過言ではないでしょう。

テクニカル指標と一口に言っても様々なものがありますが、その一つにEMAという指標があります。EMAは使いこなしていけばとても便利な指標ですが、うまく使えない人もいます。

そこで今回は、

  • 移動平均線より反応の良いEMAを使いたい。
  • EMAを使ったトレードの方法を知りたい。

という人に、FXでよく使われているEMAについてご紹介します。

EMAは移動平均線(SMA)の欠点を改良した進化版とも言えるもので、中・上級のトレーダーが好んで使っています。改良させたとは言っても完璧なものではなく、使う上で注意しなければならない点もあります。

そんなEMAについて、長所や短所、具体的な使用例を紹介しつつ、解説します。EMAの基本と使い方を覚えたら、自分なりの使い方を見つけましょう。

「まずはFXの基礎について知りたい!」という方は、以下の記事を先に読んでくださいね。

EMAとは何か

EMAは「Exponential Moving Average」の頭文字をとったもので、「指数移動平均線」と呼ばれるテクニカル指標のことをいいます。先ほども書いたように、EMAは中・上級のトレーダー中心に支持されているテクニカル指標の一つですが、具体的にどのような指標なのでしょうか。

ここでは、EMAがどのような指標なのか、ということを解説します。

トレードに欠かせない移動平均線

SMAをチャートに表示した説明

FXを始めとした、様々な投資商品のテクニカル分析に欠かせない代表的なテクニカル指標の一つが移動平均線です。正確には単純移動平均線といい、SMA(Simple Moving Average)とも呼ばれています。SMAは、トレード初心者から上級者まで、幅広く使われているテクニカル指標です。FXや株などの投資を始めるにあたり、まずはこのSMAを使ってみるトレーダーも多いのではないでしょうか。

SMAは、グランビルの法則で有名な、ジョセフ・グランビルが考案したテクニカル指標です。SMAをローソク足と一緒に使うトレーダーは非常に多く、テクニカル指標の基本中の基本であるともいえます。

SMAは、一定期間の終値を平均にしてつないで線にして表示しているもので、相場のトレンドを把握するのに便利な指標です。先ほど「一定期間」と書きましたが、その期間をどのくらいの長さにするかで線の形も変わってきます。

なお、SMAを使うときは単体で使わず、異なる期間のSMAを複数表示して使うことがほとんどです。日足の場合であれば、よく使われるのが5日、25日、75日移動平均線です。また、週足の場合は13週、26週、52週、月足の場合は12か月、24か月、60ヶ月がよく使われています。

SMAの作成方法は、非常にシンプルです。5日のものであれば、過去5日間の終値を合計して5で割ります。同様に、26週であれば過去26週間の終値を合計し、26で割る…というように算出します。このようにして出した数値を線で結んだのがSMAです。算出するために取った期間が短ければ短期のトレンドを、長ければ長期のトレンドを表していると考えることができます。

SMA(単純移動平均線)を改良させたEMA

トレンドの把握に優れたSMAですが、短所もあります。算出にあたり、過去一定期間の平均値をとるため、どうしてもトレンドの発生に対する反応が遅くなってしまうのです。そのため、SMAを使うと、トレンドが発生していることに気づかずに、エントリーやイグジットが遅れてしまうケースがあります。

このようなSMAの欠点を補うために考え出されたのが、EMAです。EMAは指数移動平均(Exponential Moving Average)といいますが、略称であるEMAという呼び名が広く浸透しています。

EMAは移動平均とは違い、直近の価格を2倍にして計算するため、SMAよりもトレンドを捉えやすいという長所があります。そのため、SMAの欠点といえるエントリーポイントやイグジットポイントのシグナルの遅さをカバーすることができ、SMAよりもEMAを好んで使うトレーダーも多くいます。

なお、SMAを改良させたものとしては、EMAの他に、WMA(Weighted Moving Average)と呼ばれる加重平均線もあります。

WMAの場合は、直近の価格になるに従って比重を高くして計算しています。そのため、SMAよりもトレンドの発生や転換に対する反応が早いのが特徴です。しかし、直近のみの比重を高くしたEMAに比べると、どうしても反応は遅くなってしまう傾向にあります。

トレンド発生をいち早く把握するのに優れたEMAですが、もちろん短所もあります。それは、ダマシが多くなるということです。先ほど説明したように、EMAは直近の価格の割合を高くしているため、SMAやWMAに比べてダマシが多くなってしまうのです。

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EMAの算出方法

EMAは、直近の比重を高くするために2倍にし、その期間までの日数や週数等で割って算出します。そのため、例えば5日EMAの場合は、

1日目…(1日目の終値+2日目の終値+3日目の終値+4日目の終値+5日目の終値)÷5

※単純移動平均と同じ

2日目以降… 前日のEMA×平滑化定数×(当日の終値-前日のEMA)

※平滑化定数は2÷(期間+1)で算出します。

という計算方法で算出します。

そのため、上記の例を計算すると、5日EMAは〔2÷(5+1)=2/6=1/3〕となります。

EMAの使い方

EMAの使い方は、基本的にSMAと同じです。

SMAの買いシグナルをチャートで説明

買いシグナルは、

  1. 下降していたEMAが横ばい、あるいは上昇基調となった時に、価格がEMAを大きく上抜けると買い。
  2. EMAが上向きの時、EMAを割り込んだ価格がEMAを再び下から上に抜けたら買い。
  3. EMAを上回って推移していた価格がいったん下落してEMAに近づいたものの、そのまま下抜けることなく再び上昇した時は買い。
  4. EMAが下降している時、価格が下落してEMAから大幅に乖離した場合は反発してEMAに近づく可能性があるので買い。

となります。

一方、売りシグナルは、

  1. 上昇していいたEMAが横ばい、あるいは下降基調となった時に、価格がEMAを大きく下抜けると売り。
  2. EMAが下向きの時、EMAを上抜けた価格がEMAを再び上から下に抜けたら売り。
  3. EMAを下回って推移していた価格がいったん上昇してEMAに近づいたものの、そのまま上抜けることなく再び下落した時は売り。
  4. EMAが上昇している時、価格が上昇してEMAから大幅に乖離した場合は反発してEMAに近づく可能性があるので売り。

となります。

SMAのゴールデンクロスの説明

また、上記のパターン以外にもゴールデンクロス、デッドクロスなどがあります。その場合、短期EMAが長期EMAを下から上に抜ければゴールデンクロスで買いサイン、短期EMAが長期EMAを上から下に抜ければデッドクロスで売りサイン、という判断をします。

EMAはどんな時に使う時か?

EMAは、SMAに比べて反応が早いという特徴があります。その分ダマシも多くなるのですが、反応が早いという特性から、長期取引よりも短期取引の方が向いているといわれています。そのため、EMAはスキャルピングでよく使われています。

スキャルピングを行うトレーダーには、1分足を使う人も多くみられます。スキャルピングは1度につき数pipsといった細かい値動きを捉えて利益を重ねていく方法のため、超短期間のトレンドを捉えるのにEMAを利用するのです。また、EMAと5分足を使ってスキャルピングを行うトレーダーもいます。その場合は数十pipsの値動きを捉えてトレードをしていきます。

一般的によく使われているEMAは20EMAですが、もちろん、それがすべての場面でうまく機能するわけではありません。そのため、スキャルピングでEMAを使うにあたり、EMAの期間をどう設定するかがポイントになってきます。EMAを使って利益を出すためには、自分にとって利益を上げやすいEMAの期間を見つける必要があるのです。

MACDとEMAの関係

MACDの計算式の説明

トレーダーによく使われているテクニカル指標の一つに「MACD」があります。このMACDは、EMAを用いているテクニカル指標です。

MACDは、MACD線とシグナル線という2つの線で表されています。そしてEMAとMACDは、

MACD線=短期EMA-長期EMA

シグナル=MACD線のEMA

という関係になっています。なお、一般的に短期EMAは12日、長期EMAは26日、シグナルは9日で算出されます。

この式から分かるように、短期EMAが長期EMAより大きければプラスということになり、上昇トレンドであることがわかります。反対に短期EMAが長期EMAよりも小さければマイナスということになり、下降トレンドであることがわかります。

MACDはEMAを使っているので、SMAよりも早くトレンドの変化を察知できるというメリットがあります。

加重移動平均線(WMAとは)

テクニカルトレードでよく使われる移動平均線のテクニカル指標には、SMAとEMAに加えて、WMAの3種類が存在します。SMAとEMAはそれぞれ単独で使用したり、この2種類を組み合わせてテクニカルトレードに用いることもあることから、メジャーなテクニカル指標と言えるでしょう。この2種類に対し、あまり使われていないのがWMAです。過去の相場を盛り込んでいないため、ダマシ(売買サインとは別方向に動くこと)が多いことがその要因です。

WMAの計算方法ですが、FX会社のチャートツールなどを参考にするといいでしょう。5日間のデータで計算するときに、前日の価格を5倍し、2日前は4倍、3日前は3倍、4日前は2倍、5日前は1倍した数値をすべて足し、それを15(倍にした数値の和)で割って値を求めます。

例)ドル/円 前日90、2日前88、3日前87、4日前89、5日前92の場合
「(90✕5)+(88✕4)+(87✕3)+(89✕2)+(92✕1)/15(5+4+3+2+1)」
で、88.8666…となります。

直近の動きに対しては敏感に反応しますが、過去に行けば行くほど鈍感になるのは、この計算による仕組みのためです。トレンドが発生して順調に動いているときにはWMAでも問題ありませんが、突発的な乱高下やレンジ相場などの動きには向いていないテクニカル指標だと言えます。

EMAを利用する際の注意点

WMAほどではないですが、EMA(指数平滑移動平均)も直近の動きを重視したテクニカル指標です。トレンドの発生に敏感で、売買シグナルのチャンスを増やしてくれるテクニカル指標ですが、大きく相場が動いたときなどは、ダマシが多くなります。

直近の動きに敏感なので、スキャルピングトレードに使う場合が多いです。短時間で売買サインの判断で使うのに、EMAは最適です。短期EMAと長期EMAのクロスで注文を入れていくのですが、はっきりとしたトレンドが形成されていないとき(結果レンジ相場だったというケース)に仕掛けると、マイナスの連続という結果になってしまうことがあるので注意しましょう。移動平均線でトレンド発生の判断をするときは、うのみにしないことがポイントです。

EMAを使ったトレード

EMAにはSMAに比べてトレンドの変化に対する反応が早いというメリットがあるため、多くのトレーダーからの支持を集めています。

それでは、実際のトレードでEMAはどのように使われているのでしょうか?ここでは、実際のトレードにおけるEMAの使い方などを紹介していきます。

EMAのダマシを回避するには

何度か触れているとおり、EMAはトレンドの変化に敏感な分、どうしてもダマシが発生してしまいます。このダマシを回避するために、EMAを複数使うという方法もあります。期間が違うEMAを複数使う、という使い方をするのです。

例えば5EMAと20EMAの2つ、または5EMA、20EMA、75EMAの3つ…といった形で、期間がそれぞれ異なるEMAを同時に使用します。つまり、短期、中期、長期のEMAを表示して使う、ということです。

5EMA、20EMA、75EMAでGCとDCを説明

例えば、短期を5EMA、中期を20EMA、長期を75EMAとした場合、5EMA、20EMA、75EMAがゴールデンクロスしたりデッドクロスした時に、エントリーや利益確定をする、という使い方をします。

しかし、この方法でもダマシが出るケースがあるので、ダマシを回避するために時間の異なるローソク足を使い、さらに判断の材料を増やすケースもあります。そのため、例えば上記の例であれば、5分足でゴールデンクロスやデッドクロスが出現したのを確認した後、10分足や15分足などの長い期間のローソク足でも重ねて確認してみます。こちらでも同じようにゴールデンクロスやデッドクロスが出現しているのを確認したら、エントリーや利益確定をします。もし確認できないのであれば、いったん見送る…という形でトレードすることで、ダマシを回避することができます。

また、パーフェクトオーダーを確認するという方法もあります。期間の異なる3種類のEMAを使い、上から短期、中期、長期の順番で並ぶと上昇トレンドを示すパーフェクトオーダー、もしくは、反対に上から長期、中期、短期の順番で並ぶと下降トレンドを示すパーフェクトオーダーとなります。パーフェクトオーダーが発生していると、トレンドの方向性が分かるので、売りと買いのどちらのポジションを取れば良いのか判断することができます。

なお、EMAの設定についてはここで挙げた例以外にも、5EMA、12EMA、20EMAを使ったり、あるいは10EMA、20EMA、75EMAを使ったりするケースもあります。また、2種類のEMAを使う場合は、12EMAと20EMA、21EMAと62EMAといった組み合わせで使うなど、期間の設定や使用する種類には様々な組み合わせがあります。その組み合わせの中から、より確実な方法を探して使う必要があります。

さらに、例えば5EMAを2本、20EMAを2本使うなどのケースもあります。この場合は始値と終値を使うなど、期間は同じでも適用するレートの種類を変えて設定して利用します。

また、EMAのみを使うのではなく他のテクニカル指標と組み合わせることで、ダマシを回避してトレードの精度を上げるケースもあります。

EMAとボリンジャーバンドのサインの説明

その一例として、ボリンジャーバンドを使う方法があります。複数のEMAとボリンジャーバンドを表示し、短期のEMAが長期のEMAをゴールデンクロスまたはデッドクロスした時に、ボリンジャーバンドの+2σや-2σをローソク足が抜けたのを確認したら、トレンド転換のサインとみなします。

EMAのみ利用する場合はシグナルがダマシである可能性もありますが、ボリンジャーバンドでもトレンド転換のサインが確認できた場合は、ダマシではなく本当にトレンド転換した可能性が高い、という判断をすることができます。

EMAを使ったトレード手法

EMAを使ったトレード手法として、ダマシを回避するために複数のEMAを使い、さらには時間帯の違うローソク足での状態を確認するといった方法の他にも、異なるテクニカル指標と一緒に使うことでダマシを回避する方法もある、というのは、上で書いたとおりです。

ここでは、先ほど紹介したボリンジャーバンド以外に、EMA以外のテクニカル指標を使うことでダマシを回避する方法を紹介していきます。EMAとストキャスティクスの手法の説明

例えば、EMAとストキャスティクスを使用するというのもその方法の一つです。EMAは短期、中期、長期の3種類を使うケースを想定して、例として5EMA、12EMA、20EMAを使います(もちろん、自分の使いやすい期間に変えても構いません)。

そしてEMAがパーフェクトオーダーの形になった時に、ストキャスティクスがどのような状態になっているかを確認します。例えば上から短期、中期、長期の順番にEMAが並んだと仮定します。その時に、ストキャスティクスの20%ラインの下で、%Kが%Dを下から上に抜けていたなら買いサインとなります。反対に、上から、長期、中期、短期の順番にEMAが並んでおり、ストキャスティクスの80%ラインの上で、%Kが%Dを上から下に抜けていたなら売りサインということになります。

SMAで方向性、EMAでエントリーサインの説明

また、他の方法としてはSMAとEMAを併用する方法もあります。SMAは50日などの長期に設定し、EMAは、例えば5EMAと12EMAを使うとします。5EMAが12EMAを下から上に抜けるゴールデンクロスとなった時に、SMAの向きを確認します。もしここでSMAが上向きであれば買いエントリーとなります。反対に5EMAが12EMAを上から下に抜けるデッドクロスとなった時に、50日SMAの向きが下向きであれば売りエントリーとなります。このように、SMAの向きは相場の大きな流れを確認するために補助的な使い方をします。

ここでは、EMAとストキャスティクスを併用するケースや、SMAとEMAを併用するケースを紹介しましたが、この他にも平均足と併用するケースや、RSIと併用するケースもあります。取引する通貨ペアによってもテクニカル指標のベストな組み合わせは異なってきますし、設定する期間も異なります。そのため、過去のチャートを見ながら、どの組み合わせの精度が一番高いか確かめて、自分なりに工夫してみると良いでしょう。

移動平均乖離率を使った分析方法

最大の利益を出すためにチャートを意識しながら見ていると、トレンドの転換はいつ来るのかと焦ることもありでしょう。下降トレンドが発生しているときに「そろそろ上がるかな?」と思うのは簡単ですが、いつのタイミングで上がるかを正確に判断するのは、なかなか難しいものです。

ここで使いたいのが、移動平均乖離率です。移動平均乖離率が大きいとき、要するに移動平均線(主に短期SMAを使用)と実際の値動き(ローソク足の終値部分)が離れているときは、トレンドが転換するか、レンジ相場に入るかのどちらかになる可能性が大きくなります。

ただし、移動平均乖離率が大きくなったからと言って、必ずしも転換するのではない、ということに注意してください。また、レンジ相場になったあと、さらに下降トレンドが発生する場合もあります。移動平均乖離率は順張り、逆張りの両方で活用できるので、上昇トレンドと下降トレンドを判断した上で、好きな方のトレードスタイルで試してみてください。

スタイル別の移動平均

EMA、SMA、WMAのテクニカル指標を使うときに、どのトレードスタイルが適しているのかを見ていきましょう。

EMA、SMA、WMAに向いているFXのトレードスタイルを紹介

EMAとWMAは直近の動きに敏感で、その分過去の動きに鈍感です。SMAは大事な売買サインを見逃す可能性がありますが、ダマシは少ないという特徴があります。これらの特徴を踏まえて、最適なトレードスタイルとその理由、長所短所を解説していきます。

スイング、デイ 等

スイングトレード(長めの期間ポジションを保有するトレード)では、何よりもトレンドの発生が確実かどうかが決め手となります。1時間足や4時間足のチャートを使用することが多く、重要な指標発表に注目しながら、タイミングを図って仕掛けるタイプのトレードスタイルです。ダマシの多いEMAとWMAよりは、トレンド発生の正確さを判断しやすいSMAが適しています。

スキャルピングトレード(短時間で発注と決済を繰り返すようなトレードスタイル)では、直近に敏感なEMAでも良いのですが、WMAで売買サインを出すのが最適です。デイトレードも同様ですが、WMAよりは売買サインの精度があがるEMAの方がいいでしょう。

長所と短所

移動平均線は使いやすいのが長所で、問題はあまりないと考えがちですが、単発で何も考えずに使ってしまうとダマシに合いやすいのが難点です。また、売買サインの正確さに欠ける場合もあります。EMAとSMAを組み合わせたり、短期、中期、長期など3~5本以上の組合せで使うことで、ダマシを回避しやすくなるでしょう。なお、EMAとSMAを組み合わせる場合は、短期EMAと長期SMAで組み合わせるのがコツです。また、ダマシにあった場合は、必ずレポートで確認しておきましょう。

レジスタンスラインやサポートラインとしての活用法

移動平均線(EMA、SMA、WMA)は、レジスタンスラインとサポートラインの代わりに使うこともできます。本来、レジスタンスラインとサポートラインはチャート上にラインを引いて、トレンドの発生を判断するものですが、移動平均線もトレンドの発生するタイミングをつかむのに有効です。レジスタンスラインとサポートラインを自分の考え方や引く意味を考えながら引いてはみたものの、初心者の人だとしっくりこないこともあるでしょう。

自分自身でラインを引いて売買サインを出すのも良いのですが、何だか自信がない、ラインを引くのは苦手という人には、移動平均線がおすすめです。

まとめ

EMAはSMA(単純移動平均線)から派生したテクニカル指標の一つで、指数移動平均線と呼ばれています。SMAの欠点を改善したもので、中・上級者のトレーダーがよく利用しています。MACDも、EMAから作られた指標です。ブログランキング上位のFXブログページには、移動平均についての講座なども無料で掲載されてるので、参考にしてみてください。

特徴としてはトレンドの発生をとらえやすく、SMAの欠点といえるエントリーポイントやイグジットポイントのシグナルの遅さをカバーした指標となっていますが、ダマシが出るというデメリットもあります。ダマシを回避するためには、紹介したとおり、いくつかの方法があります。

今回挙げた例を参考にしながら、自分にとって使いやすい方法を見つけてみて下さい。EMAは使い方を工夫することでデメリットをカバーすることができる指標です。表示する期間によっても様々な違いが出てくる指標なので、自分なりにベストな組み合わせを見つけてトレードが円滑に進むよう生かしていくといいでしょう。

SMAの使い方に慣れたら、次の段階として、ぜひEMAにもチャレンジしてみましょう。

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