SBI FXトレードのレバレッジは最大25倍!特徴や注意点を紹介

  • 更新日: 2019/07/11

「SBI FXトレードのレバレッジの仕組みってどうなってるの?」
「SBI FXトレードのレバレッジって他社と何が違うの?」
「SBI FXトレードのレバレッジの注意点は?」

結論から言うと、SBI FXトレードのレバレッジには以下の特徴があります。

  • 最大25倍のレバレッジをかけた取引ができる
  • 実効レバレッジは取引数量、資金でコントロールできる
  • SBI FXトレードのレバレッジは業界で標準的な設定

SBI FXトレードでレバレッジをかけた取引をする場合、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

  • 通貨ペアによって必要証拠金が異なる
  • SBI FXトレードの強制ロスカットルールがある
  • 証拠金規制に基づいて強制ロスカットされることがある

今回は、SBI FXトレードのレバレッジをしっかり理解するために、SBI FXトレードのレバレッジの概要、他社比較、注意点について説明していきます。

SBI FXトレードで取引をしていくうえでの前提知識なので、最後までしっかり目を通していってくださいね。

SBI FXトレードのレバレッジの概要

SBI FXトレードでレバレッジについて押さえておきたい概要は、以下の3つのポイントです。

上記それぞれのポイントについて詳細に説明していきます。

1.個人口座は最大25倍のレバレッジ

SBI FXトレードの個人口座では、25倍のレバレッジをかけた取引をすることができます。

取引に必要となるのは、以下の計算式で求められる少額の必要証拠金(担保)だけです。

必要証拠金 = レート×取引数量×4%

例えば25万円分の取引をする場合、用意することになる必要証拠金は1万円です。

仮に1米ドル=100円だとすれば、25万円÷100円=2,500米ドルです。つまり、1万円あれば2,500米ドル分の取引ができるということです。

2,500米ドル分の取引というのは、米ドル/円の為替レートが1円動くだけで2,500円(必要証拠金の25%)もの損益が発生します。

このように、レバレッジを活用することで、少ない資金でも大きな利益を狙うことができます。

ただし、大きな利益を出す可能性があるということは、大きな損失が出てしまう可能性もあるということです。

SBI FXトレードで安定的に利益を出していくためには、このレバレッジと上手に付き合っていくことが大事になります。

2.法人口座はさらに高いレバレッジをかけた取引が可能

SBI FXトレードでは法人用の口座もあり、個人口座に比べて高いレバレッジをかけて取引することができます。

法人口座のレバレッジは“一般社団法人金融先物取引業協会が毎週発表する通貨ペア毎のレバレッジ”に設定されることになっていて、執筆時点で設定されているレバレッジは以下の通りです。

通貨ペア レバレッジ
米ドル/円 91.74倍
ユーロ/円 84.03倍
ポンド/円 65.53倍
豪ドル/円 61.72倍
NZドル/円 64.51倍

(適用開始日2019年6月10日)

レバレッジは毎週更新されて変動していきますが、個人口座に比べるとかなり高めに設定されているのがわかると思います。

日本では個人によるレバレッジをかけすぎた危険な取引を防ぐために、実は個人口座の最大レバレッジが低くなるように制限されています。

法人口座ではそれが緩くなっているため(※1)、ハイレバレッジな取引をするために法人口座を利用するトレーダーもなかにはいるようです。

ただ、最大レバレッジは25倍でも高い利益率を出すことも可能なので、とくに初心者のうちは個人口座で問題ないでしょう。

(※1)従来、法人口座には規制がありませんでしたが、2015年1月のスイスショックをきっかけに、2017年2月よりFX会社保護の観点から法人口座へもレバレッジ規制がスタートしました。

3.実効レバレッジは取引数量、資金でコントロールできる

SBI FXトレードの最大レバレッジは25倍となっていますが、毎回上限いっぱいの取引をする必要はもちろんありません。

実効レバレッジを適切に抑えながら取引をすることが、FXで失敗しないためのコツです。

実効レバレッジとは?

自分の資金に対する実質的にかかっているレバレッジのこと

実効レバレッジは以下の計算式で求められます。

実効レバレッジ = (レート×取引数量)÷(口座資金±含み損益)

この計算式を踏まえると、実効レバレッジをコントロールする方法としては以下の2通りです。

  • 取引数量を調整する
  • 資金を調整する

FXに使う資金額が決まっている場合には、それに見合った取引数量で取引を進めていくようにしてください。

逆にあらかじめ取引したい数量(≒どの程度の利益を狙いたいか)が決まっている場合には、そこから逆算して口座に入金する資金額を決定するといいでしょう。

いずれの方法を使うにしても、リスクと資金効率のバランスが取れた取引をするためには、実効レバレッジを上手にコントロールすることが欠かせません。

SBI FXトレードのレバレッジを他社と比較

前章でSBI FXトレードのレバレッジを紹介しましたが、ここで他社と比較していきます。

以下の表では、FX各社のレバレッジと必要証拠金(取引の際に担保として預ける金額)の計算式を列挙しています。

FX会社 レバ
レッジ
米ドル/円の必要証拠金の計算式
(1万通貨あたり)
SBI FXトレード 25倍 レート×1万通貨×4%
GMOクリック証券 25倍 レート×1万通貨×4%
DMMFX 25倍 レート×1万通貨×4%
外為どっとコム 25倍 レート×1万通貨×4%(1,000円未満切り上げ)
マネーパートナーズ (PFX) 25倍 110円以上115円未満:46,000円
105円以上110円未満:44,000円
100円以上105円未満:42,000円(※2)
外為オンライン 25倍 レート×1万通貨×4%
ヒロセ通商 25倍 レート×1万通貨×4%(1,000円未満切り上げ)
YJFX!
(25倍コース)
25倍 レート×1万通貨×4%(1,000円未満切り上げ)
YJFX!
(10倍コース)
10倍 レート×1万通貨×10%(1,000円未満切り上げ)
YJFX!
(1倍コース)
1倍 レート×1万通貨×100%(1,000円未満切り上げ)

(※2)115円以上、100円未満についても、同様のかたちで5円ごとに2,000円ずつ加減算されていきます。

上記の通り、すべてのFX会社でレバレッジ25倍のコースが用意されています。

一部、YJFX!のように低レバレッジのコースを用意しているところもありますが、レバレッジ管理に自信のない人にはいいかもしれません。

必要証拠金の計算式についても、端数処理のところで微妙な違いもありますが、基本的に各社同じかたちになっています。

マネーパートナーズだけ特殊な設定方法に見えるかもしれませんが、2,000円刻みと粗いだけで本質的には「レート×1万通貨×4%」と同じです。

このように、レバレッジや必要証拠金の計算式についてFX会社間で大きな差が出ることはありません。

SBI FXトレードもFX業界の標準的なかたちに則っているので、レバレッジに関する特筆すべきメリットやデメリットは存在しません。

SBI FXトレードのレバレッジの注意点

SBI FXトレードでレバレッジをかけた取引をする際には、以下のような点に注意しておくことをおすすめします。

それでは、それぞれの注意点について見ていきましょう。

通貨ペアによって必要証拠金が異なる

執筆時点におけるSBI FXトレードの必要証拠金は以下の表のようになっています。

通貨ペア 必要証拠金(1通貨あたり)
米ドル/円 4.2934円
ユーロ/円 4.8807円
ポンド/円 5.4692円
豪ドル/円 2.9746円
NZドル/円 2.8278円

(2019年6月24日時点)

主要どころのクロス円をピックアップしていますが、ポンド/円とNZドル/円では倍近く差が出ています。

つまり、同じ数量を取引しても、通貨ペアによって実効レバレッジが倍近くズレてくることがあるということです(取引可能数量も倍近く異なります)。

とくに、レートが高い通貨ペアに初挑戦する場合は注意が必要です。

今までの通貨ペアと同じ感覚で取引をすると、思った以上に実効レバレッジが上がってしまうことがあるからです。

複数通貨ペアの取引をする際は、常にそれぞれの必要証拠金をしっかり把握しておくようにしましょう。

SBI FXトレード独自の強制ロスカットルール

SBI FXトレードでは、以下の2パターンの強制ロスカットルールを設けています。

「口座全体」
ロスカット
証拠金維持率が50%以下になると強制ロスカット
「通貨別」
ロスカット
通貨別に保有ポジションの必要証拠金50%以上の含み損発生で強制ロスカット

このどちらか1つのルールを、トレーダーが選択することになっています。

どちらを選ぶにしても、予想に対する相場の逆行が進んでいくと、その場で強制的にポジションを決済され損失が確定することがあるため注意が必要です。

それでは、2つの強制ロスカットルールの詳細について説明していきます。

「口座全体」ロスカット(証拠金維持率が50%以下)

「口座全体」ロスカットは、原則1分ごとの判定で証拠金維持率が50%以下になると強制的に決済されるルールです。

証拠金維持率は以下の計算式で算出されます。

証拠金維持率 = (口座資金(※3)±含み損益)÷必要証拠金×100

証拠金維持率とは、取引に必要となる資金(必要証拠金)と比べて、含み損益等を考慮した実質的な口座残高が何パーセントあるのかを示した値です。

もともと証拠金維持率が100%以下になるようなポジションを新規で持つことはできませんが、保有ポジションの含み損が大きくなると証拠金維持率が50%以下になることもあります。

「口座全体」ロスカットを選択している場合、証拠金維持率が50%以下と判定されると強制的にロスカットされます。

レバレッジをかければかけるほど証拠金維持率は低くなり、レートの逆行による証拠金維持率の下落スピードも速くなります。

「口座全体」ロスカットにかからないためには、実効レバレッジを高くしすぎないことが大切です。

(※3)まだ出金が実行されていない出金依頼がある場合、口座資金から当該出金依頼分を除いた額となります。

「通貨別」ロスカット(必要証拠金の50%以上の含み損発生)

「通貨別」ロスカットは、原則1分ごとの判定で、通貨ペア別の保有ポジションの必要証拠金に対して、50%以上の含み損が発生すると強制的に決済されるルールです。

一定割合(※4)の逆行が起こると強制ロスカットされるというイメージです。

そのため、「口座全体」ロスカットではロスカットが発生しないようなケースでも、「通貨別」ロスカットではロスカットが発生することがあります。

「通貨別」ロスカットのほうがロスカットは発生しやすいということなので、こちらを選択する場合には注意してください。

ただし、自分で損切りをするのが苦手な人の場合、早めにロスカットにかかったおかげで命拾いをすることもあります。

自分自身の特性を踏まえて、「口座全体」ロスカットか「通貨別」ロスカットかを選ぶようにしましょう。

(※4)必要証拠金×50%=(レート×取引数量×4%)×50%=レート×取引数量×2%の損失が発生すると強制ロスカットされることになります。つまり、保有ポジションの平均レートに対して2%の逆行が起こると強制ロスカットされることになります。(例:平均レート100円のロング→レート98円に下落で強制ロスカット)。

証拠金規制に基づく強制ロスカット(証拠金維持率100%以下)

「FX証拠金規制」では、証拠金維持率は100%を維持しなければならない(=取引金額の4%以上の証拠金を預け入れなければならない)ことが求められています。

この点、SBI FXトレード独自の強制ロスカットルールでは、証拠金維持率100%以下でもロスカットされずに翌日にポジション持ち越しとなることがあります。

この場合、証拠金規制の対象となり、期限まで(SBI FXトレードでは翌営業日の取引終了時間30分前まで)に以下のいずれかの措置で不足分を解消しなければなりません。

  • 追加での証拠金入金
  • ポジションの一部または全部の決済
  • 上記2つの方法を併用

もしこの対応ができなかった場合には、全ポジションが強制的にロスカットされることになります。

こういったかたちで、SBI FXトレード独自の強制ロスカットルールに引っかからなかった場合でも、証拠金維持率100%以下の状態で翌日にポジションを持ち越すと、強制ロスカットの対象になってしまうことがある点に注意してください。

なお、繰り返しになりますが、証拠金維持率が下がりすぎないようにするためには、実効レバレッジを高くしないことが大切です。

取引数量を抑えながら、適切な実効レバレッジを維持することを心がけましょう。

まとめ

最後に内容をおさらいしていきましょう。

まずは、SBI FXトレードのレバレッジの概要からです。

・個人口座は最大25倍のレバレッジ
・法人口座はさらに高いレバレッジをかけた取引が可能
・実効レバレッジは取引数量、資金でコントロールできる

次に、SBI FXトレードのレバレッジに関する注意点です。

・通貨ペアによって必要証拠金が異なる
・SBI FXトレード独自の強制ロスカットルールがある
・証拠金規制に基づいて強制ロスカットされることがある

FXの取引をしていくうえで、レバレッジと上手に付き合っていくことが欠かせません。

SBI FXトレードのレバレッジの仕組みをよく理解したうえで、レバレッジを上手に使いこなしていっていただければと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お好みの条件で自分に合ったFX会社を検索

FXのことで悩んだら、専門家に相談!

FXに関するご相談を無料で受け付けております。
お問い合わせが多い場合は、返信が遅れることやお問い合わせ内容によっては返信が出来ない場合がございます。
※お問い合わせ頂いた内容はナビナビFX編集部に送信されます。

(必須)
(必須)

利用規約プライバシーポリシーにご同意いただき、ご利用下さい。