フィリップ証券って?特徴や評判・口コミを他社と比較してまるっとご紹介

  • 更新日: 2019/07/22

FX取引を始めようと思っていても、「どの会社で始めようか」「初めてだけど一人できるだろうか」といった悩みや不安でなかなか前に進めないこともありますよね。

たくさんのFX会社があって、どの会社が自分にあっているのか見極めるのが難しいという人もいるのではないでしょうか。

そこで、

今回のFX記事でわかること!

  • どのFX会社で口座開設すれば良いか分からない。
  • 店頭FXを取引したい。
  • FXのみならず、株や投資信託などの投資商品も取引したい。

という人に、今回はフィリップ証券が提供するFXサービスについて紹介します。

フィリップ証券という名前を聞いたことがない、という人もいるのではないでしょうか。同社はアジアの株式市場や国内外の株価指数先物等、幅広い金融商品を取り扱っていて、シンガポールに拠点を置き、アジアを代表する金融グループである「フィリップキャピタルグループ」の証券会社です。

フィリップキャピタルグループは、日本ではそれほど知られていませんが、世界16か国に展開する、自己資本10億米ドル以上の総合金融グループです。

今回は、フィリップ証券が提供するFXサービスについて紹介します。これからFXを取引する人は、フィリップ証券でのFX取引も選択肢の一つとして入れてみてはいかがでしょうか。

フィリップ証券はどんな会社?

日本での知名度はそれほど高くないものの、世界16か国にグローバル展開するなど、アジア諸国での知名度の高いフィリップ証券は、実際にはどのような会社なのでしょうか。
ここでは、フィリップ証券の概要を紹介します。

フィリップ証券について

フィリップ証券は、「あなたの良きパートナー」を企業理念とする、フィリップキャピタルグループの証券会社です。前身は1920年創業の成瀬省一商店で、1944年に成瀬証券となりました。

その後、2007年に成瀬証券がPhillip Financials株式会社と合併したことで現在の社名となり、シンガポール最大級で世界16か国に展開するフィリップキャピタルグループの一員となりました。

フィリップ証券は、元々は個人顧客向けに日本株やFXを提供していましたが、ここ数年、法人営業やコーポレートファイナンス、株価指数や商品などの先物、リサーチ業務にも力を入れ、商品力の強化を図っています。

また、2015年には大阪営業所を開設し、国内での拠点拡大にも力を入れています。

フィリップ証券のFX取引システム

国内外で活躍しているフィリップ証券のFX取引システムは、どのようなものなのでしょうか。ここからは、フィリップ証券が提供しているFXサービスや取引システムについて紹介します。

フィリップ証券のFX取引サービス

フィリップ証券では、店頭FXの「フィリップFX」を提供しています。この「フィリップFX」は、ミニ口座という口座になり、個人用、法人用がそれぞれ用意されています。

「フィリップFX」は取引手数料が無料です。なお、初回預入証拠金は3万円からとなっています。また、「フィリップFX」では電話によるカスタマーサービスを行っていて、時間は7時~23時までと、最も取引が活発になる欧州時間の問い合わせに力を入れているのが特徴です。

さらに、他のFX会社ではロールオーバー時に取引が数十分間ほどできないことがありますが、フィリップ証券ではロールオーバー時の中断がないことが特徴です。

取引通貨ペアは24通貨ペアで、短期投資や中長期投資など、トレーダーそれぞれの取引スタイルに合った通貨ペア選びが可能です。

なお、「フィリップFX」の取引システムは、アクトフォレックス社の高速FXを使用しています。アクトフォレックス社のプラットフォームは米国をはじめ、様々な国のFX業者が採用していて、利便性、機能性の高さはもちろん、信頼性も高く、拡張性にも優れていることが特徴です。

チャートからのエントリーも可能なシンプルでスピーディーな取引システムのため、素早いトレードが求められるデイトレーダー向けの取引システムであると言えます。

「フィリップFX」の取引通貨ペアは?

フィリップFXの取引通貨ペアは、

  • 米ドル/円
  • ユーロ/米ドル
  • 英ポンド/米ドル
  • 米ドル/スイスフラン
  • ユーロ/英ポンド
  • ユーロ/円
  • 英ポンド/円
  • ユーロ/スイスフラン
  • 米ドル/カナダドル
  • 豪ドル/米ドル
  • NZドル/米ドル
  • スイスフラン/円
  • カナダドル/円
  • 豪ドル/円
  • NZドル/円
  • 英ポンド/スイスフラン
  • 南アフリカランド/円
  • 香港ドル/円
  • ノルウェークローネ/円
  • トルコリラ/円
  • シンガポールドル/円
  • ユーロ/豪ドル
  • 米ドル/香港ドル
  • 米ドル/シンガポールドル

の全24通貨ペアです。

24通貨ペアという数は、FX会社の中が取り扱う通貨ペア数としては多い方になります。また、高金利通貨として最近人気の高いトルコリラの取扱いがあることもポイントです。なお、法人の場合も取引できる通貨ペアは個人同様24通貨ペアです。

「フィリップFX」のFXの取引単位は?

フィリップFXの取引単位は10,000通貨単位です。そのため、初心者にとっては少々ハードルが高いかもしれません。

1,000通貨、100通貨など、小さな単位数で取引できるFX会社に比べ、損益がどうしても大きくなりますので、慣れるまでは、あまりロットを多くせずに取引した方が良いでしょう。

「フィリップFX」のスプレッドは?

フィリップFXのスプレッドは、HP上で公開していません。しかし、スプレッドは変動制で、ドル/円で1銭、ユーロ/円で2銭と広めの模様です。そのため、スプレッドを重視してトレードしたい人にとっては向いているとは言えません。

スキャルピングなど、スプレッドが狭ければ狭いほど有利にトレードできる可能性が高いトレードスタイルの場合は、もっとスプレッドの狭いFX会社を選んだ方が良いのではないでしょうか。

「フィリップFX」のレバレッジは?

フィリップFXのレバレッジは、個人の場合は最大25倍となっています。法人の場合は通貨ペアごとに差入証拠金の最低額が決まっています。

なお、差入証拠金の最低額は週ごとに計算されるため、変わることもあります。

例えばポンド/円の場合、2018年3月12日~3月16日までの週は1万通貨あたり32,000円となっていますが、翌週の2018年3月19日~3月23日までの週は1万通貨あたり31,000円となっています。

また、シンガポールドル/円の場合は2018年3月12日~3月16日までの週は1万通貨あたり12,000円となっていますが、翌週の2018年3月19日~3月23日までの週は1万通貨あたり11,000円となっています。

「フィリップFX」のスワップは?

フィリップFXのスワップは、米ドル/円で1万通貨あたり20円、豪ドル/円で1万通貨あたり24円、NZドル/円で1万通貨あたり20円となっています。

他のFX会社では、米ドル/円で50円前後のところや、豪ドル/円で45円、50円というところもあるため、「フィリップFX」のスワップは安い方です。そのため、スワップ狙いで取引する場合は、もっとスワップの高い会社を選んだ方が良いかもしれません。

「フィリップFX」のロスカットと追証

「フィリップFX」では、口座の残高比率が100%となった時点か、取引画面の「可能証拠金」がゼロまたはマイナスになった時点で、強制ロスカットが発動 (ロスカットの計算レベルは同じです)します。

なお、ロスカットの際は成行注文で発注されるため、スリッページが発生し、想定以上の損失を被る可能性があることに注意が必要です。

「フィリップFX」のFX口座開設

FX口座単独での口座開設ができない証券会社もありますが、フィリップ証券では、FX口座のみの口座開設が可能です。HPより口座開設の申し込みができます。

また、本人確認書類やマイナンバー等の必要書類については、メールでの送付は受け付けておらず、フィリップ証券より案内書類と返信用封筒が送られてくるので、そこに本人確認書類等を封入してフィリップ証券へ郵送しましょう。

「フィリップFX」口座への入出金は?

フィリップ証券では、クイック入金等の即時入金反映サービスは用意していません。そのため、基本的には通常入金になり、銀行等の金融機関の窓口やATMからフィリップ証券の指定する振込先口座へ送金します。

その際、FX口座と同名義の銀行口座から送金する必要があります。また、振込時、自分の名前の後ろにユーザーIDか口座番号を入力して送る必要があります。

15時までに入金すれば、基本的に当日中の入金として処理され、フィリップ証券の方で着金確認が取れ次第、取引口座に反映されます。15時以降の入金の場合は翌営業日の入金になることもあります。

なお、楽天銀行に口座がある場合、フィリップ証券の楽天銀行口座に振り込みをしてメールで連絡すれば、土日以外は24時間反映することができます。ただし、即時反映ではなく、反映までには少し時間がかかることに注意が必要です。

出金については、フィリップ証券HPの出金依頼フォーム、FAX、メール、郵送で依頼を受け付けています。当日15時までに出金依頼をすると、当日の15時過ぎに顧客の取引口座から出金します。

15時までに出金依頼した場合、その日から2営業日後に指定の出金先口座に振り込まれます。

「フィリップFX」の取引システムは?

フィリップFXの取引システムはPCとiPhone、Androidのスマートフォン、携帯電話での取引が可能です。

フィリップFXの取引ツールである「WinTrader」のPC版は、為替情報、注文一覧、決済履歴、保有ポジション、チャートが一画面で確認できるため、非常に分かりやすく作られています。

また、チャートや情報等、各種メニューがアイコンで表示されるため、直感的な操作が可能です。為替情報の通貨ペアは、クリック&ドラッグで自由に配置を変えることができます。

チャートは見やすく、約30種類の分析指標の中より選択が可能です。

ただ、注文画面が英語表記の部分が複数ある(例えば、逆指値注文についてはPreset stop、指値注文についてはPreset limitなど)ため、戸惑う人もいるかもしれませんが、新規・決済注文の他、両建ても簡単にできる等、操作性は高いです。

また、マーケット情報も配信されているなど、FXをトレードをする上で必要な機能が揃っています。

iPhone、Android版のWinTraderは、スマートフォンの画面にレートが大きく表示されて見やすい他、メニュー画面もアイコンで表示されるため分かりやすく作られています。

ただ、こちらもPCでの取引同様、レートが「Rates」、注文が「Orders」など、英語表記されているため、最初は使いにくいかもしれません。

また、レート画面についても「Dealing Rates」と表示されるなど、ところどころ英語表記になっている箇所があります。ただし、注文画面については、成行、指値など、日本語で表記されているため、英語に戸惑って取引のチャンスを逃すということはないでしょう。

スマートフォンでもチャートは表示でき、ボリンジャーバンドMACD一目均衡表などのテクニカル指標も表示が可能です。スマートフォン版は、トレードに必要な操作が手軽に簡単にできるため、非常に使いやすく、出先や休憩時間などの隙間時間に簡単に取引できます。

モバイル版は携帯電話で取引できるトレードツールです。ただし、PC版やiPhone、Android版に比べると利用できる機能は限られており、チャートはの表示はできません。

また、自動更新は行われないため、自分で更新ボタンを押し、レート等の情報を更新する必要があります。注文そのものは簡単にでき、画面もシンプルなため、初心者でも使いやすいです。

さらに、フィリップ証券では、マルチデバイス対応の「eフィリップFX」も提供しています。eフィリップFX はPCでもスマートフォンでも取引ができる取引ツールです。

一画面にレートが大きく表示され、注文画面も大きく見やすいので、初心者でも戸惑うことなく、直感的に操作できます。また、これまでのPC、スマートフォンツールの欠点だった英語表記についてもだいぶ改善され、日本語表示が増えています。

チャートも簡単に時間軸の切り替えや描画等の操作ができ、テクニカル指標も57種類搭載されるなど、従来のPC版やスマートフォン版よりも強化されています。これまでのPC版、スマートフォン版をより使いやすく改良したものが、eフィリップFXとなっています。

「フィリップFX」では、FXのデモ口座を用意!

フィリップFXでは、デモ口座を用意しています。デモ口座はフィリップ証券のHPにデモ取引口座の利用登録申し込みフォームがあるので、そこから申し込んで利用します。なお、利用期間は30日間です。

マーケットニュースも豊富

フィリップFXでは、ジャパンエコノミックパルス社提供の外国為替市場の概況や相場見通し、そして、リアルタイム情報を配信しています。また、経済指標カレンダーなども掲載しています。

HP上にタイトルのみ掲載していますが、詳細は取引画面からでないと確認できないので注意が必要です。

キャンペーンも開催!

フィリップ証券では様々なキャンペーンを実施しています。FXに関しては、現在は特に実施されていませんが、過去には新規口座開設キャッシュバックキャンペーンを行っていました。

今後、またキャンペーンを実施するかもしれないので、気になる場合はチェックしておくと良いでしょう。

フィリップ証券のセミナーは?

フィリップ証券ではセミナーも開催していますが、FXに関するものはここ数年開催されていません。ただし、FX、株、先物等、同社で扱っている他の投資商品との共通セミナーは開催されているので、気になるものがあったら、参加してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回はフィリップ証券が提供するFXサービスについて紹介しました。「店頭FXを取引したい」「FXのみならず、株や投資信託などの投資商品も取引したい」という人にとって、フィリップ証券は選択肢の一つになる会社です。

取り扱っている通貨ペアも比較的多い方ですが、取引単位が10,000通貨単位なので、損益が大きくなる分、初心者にとっては少しハードルが高くなることに注意が必要です。

また、スプレッドが少々広いため、スキャルピング等の超短期売買にはあまり向いているとは言えませんが、中長期で取引し、数十pips以上の値幅を取りたい、という人にとっては使い勝手は悪くない会社であると言えます。

フィリップ証券では、FX口座単独で口座開設ができます。HPから申し込みができるので、手軽に始めることができるでしょう。

FXは、それぞれの会社ごとで特徴が違います。

初心者に優しい会社や上級者向けの会社、超短期取引に向いたサービスを展開している会社や、中長期投資向けのサービスを提供している会社があり、取扱通貨や通貨単位、レバレッジ数など、自分のトレードスタイルやレベルに合わせてFX会社を選ぶ必要があります。

今回はフィリップ証券について解説を行いましたが、他のFX会社の特徴と比較した上で自分にあった会社を選びましょう。

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