みずほ銀行「みずほFX」の評判は?特徴や長所・短所を徹底解説

  • 更新日: 2019/07/23

証券会社の中には、銀行の系列企業になっているところもあります。そういう会社は銀行の系列を活かしたサービスを提供しているケースも多く、特色のあるサービスを展開している会社もあります。

その中には、FXサービスを提供している証券会社もあります。

今回は、

  • 銀行が提供するFXサービスに興味がある。
  • みずほ証券に口座がある。

という人に、みずほ証券が提供するFXサービスについて紹介します。

みずほ証券は、みずほフィナンシャルグループの証券会社です。みずほフィナンシャルグループの名前をCMなどで見たことのある人も多いのではないでしょうか。

みずほフィナンシャルグループは、5つの都市銀行の一つであるみずほ銀行をはじめ、みずほ信託銀行、みずほ総研など、様々な企業から成り立っています。

最初に書いたとおり、みずほ証券もみずほフィナンシャルグループの会社の一つで、大手証券会社としても知られています。

そんなみずほ証券では、株や投資信託などの投資商品の他に、FXも取り扱っています。今回は、みずほ証券で提供しているFXがどのようなものなのかを紹介します。

大手証券会社のFXサービスを利用したいという人や、信頼のおける証券会社でFXを取引したい、という人は、ぜひ参考にしてください。

みずほ証券はどんな会社?

みずほ証券は有名な証券会社ですが、その特徴などについては知らない、という人も多いのではないでしょうか。
ここでは、みずほ証券がどんな会社か、ということについて紹介します。

みずほ証券について

みずほフィナンシャルグループ傘下の大手証券会社であるみずほ証券は、上場企業の約7割と取引があるみずほ銀行との連携を進めています。

元々、みずほフィナンシャルグループ傘下の銀行の証券子会社だった第一勧業証券、富士証券、興銀証券が合併して、2000年にみずほ証券株式会社として発足しました。

しかしその後、サブプライムローン問題によって損失が拡大したことで、予定されていた新光証券との合併の際に新光証券を存続させ、商号をみずほ証券株式会社に変更することで、2009年からは新しい「みずほ証券株式会社」として再び発足しました。

みずほ証券では、単なるリテール営業にとどまらず、法人顧客への資金調達や経営・財務戦略に関するM&Aアドバイザリーなど、銀行・信託・証券を中心としたみずほフィナンシャルグループの強みを活かした、付加価値の高い証券サービスを提供しています。

そんなみずほ証券では、株や投資信託はもちろん、FX、債券、年金、保険など様々な金融商品を取り扱っています。

みずほ証券のFX取引とは

みずほ証券のFX取引にはどういった特徴があるのでしょうか?
ここからは、みずほ証券で提供しているサービスや取引システムについて紹介します。

みずほ証券の「みずほFX」

基本的に、FXといえば相対取引である店頭FXのことを指していることが多く、FXを提供している会社のほとんどは店頭FXです。しかし、みずほ証券の「みずほFX」は店頭FXではなく、取引所FX…つまり、東京金融取引所のくりっく365を提供しています。

くりっく365は

  • コメルツ銀行
  • ゴールドマン・サックス証券
  • ドイツ証券
  • バークレイズ銀行
  • 野村證券
  • 三菱東京UFJ銀行

の6金融機関がマーケットメイカーとしてマーケットメイクを行っています。

いずれも世界トップクラスの金融機関ですが、東京金融取引所がそのマーケットメイカーが提示したレートの中から最も安い売値と最も高い買値を選んで合成して、くりっく365の価格として提示しています。

また、くりっく365では、買いポジションの時にもらうスワップと売りポジションの時に支払うスワップが同じになっているのも特徴です。

このように、信頼度の高いくりっく365を提供しているみずほ証券ですが、同社自体も大手証券会社ということで多くの信頼を集めています。

みずほFXは、そんなみずほ証券が提供するFXサービスということもあって、信頼性が高く、「最初のうちは、信頼できる会社でFXを取引したい」という人にはぴったりです。

また、みずほFXは、高性能な取引システムを利用できるという点も高い評価を得ています。さらに、取引手数料が無料というのも、気軽に取引できるため投資家からは好評です。

みずほFXの取引通貨ペアは?

みずほFXで取引できる通貨ペアは、

  • 米ドル/円
  • ユーロ/円
  • 英ポンド/円
  • 豪ドル/円
  • スイスフラン/円
  • 加ドル/円
  • NZドル/円
  • 南アフリカランド/円
  • トルコリラ/円
  • ノルウェークローネ/円
  • 香港ドル/円
  • スウェーデンクローナ/円
  • ポーランドズロチ/円
  • ユーロ/米ドル
  • 英ポンド/米ドル
  • 英ポンド/スイスフラン
  • 米ドル/スイスフラン
  • 米ドル/加ドル
  • 豪ドル/米ドル
  • ユーロ/スイスフラン
  • ユーロ/英ポンド
  • NZドル/米ドル
  • ユーロ/豪ドル
  • 英ポンド/豪ドル

の24通貨ペアと、

くりっく365ラージで取り扱う

  • 米ドル/円
  • ユーロ/円
  • 英ポンド/円
  • 豪ドル/円
  • ユーロ/米ドル

の5通貨ペアとなっています。

みずほFXのレバレッジは?

みずほ銀行のレバレッジは、

  • 1倍
  • 5倍
  • 10倍
  • 15倍
  • 20倍
  • 25倍

の中から選ぶことができます。

ただし、証拠金は1枚あたり定額で設定していることから、為替の変動によってレバレッジは変動します。なお、口座開設時はレバレッジ10倍で設定されています。

みずほFXの取引単位は?

みずほFXの取引単位は、1万通貨または10万通貨です。基本的には1万通貨が多いのですが、通貨ペアによっては10万通貨のものもあります。

10万通貨になる通貨ペアは、

  • 南アフリカランド/円
  • ノルウェークローネ/円
  • 香港ドル/円
  • スウェーデンクローナ/円

の4通貨ペアです。

みずほFXのロスカットルールは?

みずほFXでは、ロスカット基準値は証拠金維持率

  • 80%
  • 70%
  • 60%
  • 50%

の中から選択できるようになっています。なお、口座開設時、ロスカット基準値は80%で設定されています。

また、みずほFXでは、プレアラートとアラートがロスカットの前に通知されるようになっていて、プレアラートは証拠金維持率120%、アラートは証拠金維持率100%を下回った時に通知されます。

みずほFXの取引コースは?

みずほFXでは、レバレッジ

  • 1倍
  • 5倍
  • 10倍
  • 15倍
  • 20倍
  • 25倍

と、ロスカット基準

  • 80%
  • 70%
  • 60%
  • 50%

の条件を組み合わせた24パターンのコースがあるので、投資家がその中から自分で取引コースを選択します。

なお、取引開始時のコースは、レバレッジ10倍、ロスカット基準80%のコースになります。

みずほFXのスワップは?

みずほFXのスワップは、くりっく365のスワップそのままです。くりっく365を提供している会社は、一律で同じスワップが付いています。

くりっく365のスワップは、ドル円が48円前後、豪ドル円が30円~35円程度となっています。それほど低いというわけではありませんが、店頭FXの会社の中にはもっと高いスワップがつくところもあります。

しかし、店頭FXの場合は買いポジション時のスワップと売りポジション時のスワップに若干の差があります。

くりっく365のスワップは買いポジションの時にもらうスワップと売りポジションの時に支払うスワップが同じになっているので、透明性が高いといえます。

みずほ FXのスプレッドは?

みずほFXではくりっく365を提供しているので、スプレッドは固定ではありません。

例えば2018年3月8日現在、米ドル/円のスプレッドは3銭、ユーロ/円は3.5銭、ポンド/円は5銭となっています。

店頭FXの会社の場合、スプレッドはドル円で0.2銭、0.3銭など、銭より小さい厘のスプレッドを提供しているところもあります。そのため、スプレッドを重視するのであれば、店頭FXの会社の中でスプレッドの狭い会社を選んだ方が良いかも知れません。

みずほ FXの取引時間は?

みずほFXは、取引可能な時間が通常期間とサマータイム期間で違いがあります。また、対円取引とクロスカレンシー取引でも異なり、さらには、曜日によっても違いがあります。

対円取引の場合、通常期間中は、月曜日の午前6時10分から7時10分の間は発注だけ受理するプレオープン時間帯となり、午前7時10分から翌朝の午前6時55分までは通常の取引時間となっています。

火曜日から木曜日は、午前7時45分から55分の間の10分間がプレオープンとなっていて、午前7時55分から翌朝の午前6時55分までが通常の取引時間となります。

金曜日のプレオープン時間帯は火曜日から木曜日と同じく午前7時45分から55分までの10分間となっていますが、取引時間は午前7時55分から翌朝の午前6時までとなります。

サマータイム期間は、月曜日は午前6時10分から7時10分の間がプレオープン時間帯となり、午前7時10分から翌朝の午前5時55分までは通常の取引時間となっています。

火曜日から木曜日は、午前6時45分から55分の間の10分間がプレオープンとなっていて、午前6時55分から翌朝の午前5時55分までが通常の取引時間となります。

金曜日のプレオープン時間帯は火曜日から木曜日と同じく午前6時45分から55分までの10分間となっていますが、取引時間は午前6時55分から翌朝の午前5時までとなります。

クロスカレンシー取引の場合は、どの場合でも取引終了時刻が30分早くなります。また、土曜日、日曜日、1月1日は休業日です。

店頭FXは、対円もクロスカレンシーも取引時間は同じですが、くりっく365では対円通貨とクロスカレンシーで取引時間が異なるのが特徴です。

みずほFXでは「くりっく365ラージ」も提供

みずほFXでは、くりっく365ラージも適用しています。くりっく365ラージの特徴としては、通常のくりっく365よりもスプレッドが狭いのですが、その代わりに取引通貨単位が10万通貨となります。

なお、クリック365ラージで取り扱っている通貨は、

  • 米ドル/円
  • ユーロ/円
  • ユーロ/米ドル
  • 豪ドル/円
  • 英ポンド/円

の5通貨ペアのみです。

みずほFXの口座開設について

みずほFXの口座を開設するには、証券総合取引口座を開設した上で、みずほ証券のダイレクトコースを開設していることが条件となります。

個人の場合は満20歳以上80歳未満であることが条件で、一定の収入もしくは100万円以上の金融資産を保有していなくてはいけません。

これらの条件を満たした上で、オンラインからみずほFX口座開設を申し込めば、審査を経て、1週間から10日ほどで口座を開設できます。

みずほFXの入出金について

みずほFXでは、みずほFX口座への直接の入金はできないので、証券総合取引口座からみずほFX口座へ証拠金の振替を行う必要があります。

証券総合取引口座への入金は、5つの方法があります。

  1. みずほ証券から発行されたカードを使ってATMから入金する方法です。みずほ銀行に限らず、他の銀行やコンビニのATMでも利用できます。
  2. 銀行窓口もしくはATMから振込入金で入金する方法です。この場合は、振込入金専用口座があるので、そこに入金してください。
  3. みずほ銀行口座を登録して「みずほ証券ネット倶楽部」の入金サービスを利用する方法です。
  4. 買い付け代金をみずほ銀行の口座から自動引き落としする方法です。
  5. 同じく買い付け代金をゆうちょ銀行から自動振替する方法です。

なお、自動引き落としや自動振替を利用するにはあらかじめ申し込みが必要です。

みずほFX口座からの出金も、証券総合取引口座へ出金額を振替してから、出金する必要があります。

証券総合取引口座からの出金方法は2つあり、一つはみずほ証券のカードを使ってATMから出金する方法で、もう一つは登録した口座へと送金する方法です。

なお、入出金の際は個人の場合、基本的に手数料はかかりません。そのため、入金する際は振込手数料を差し引いた金額を入金する必要があります。ただし、ダイレクトコースの場合は、銀行振込で入金した際の手数料は顧客負担となります。

みずほFXの取引システム

みずほFXでは、PC用のみずほFXweb版と、みずほFX Mアクティブトレード、そして、スマートフォン用のみずほFXモバイルの3種類の取引ツールを用意しています。

みずほFXWeb版はブラウザ型の取引システムで、高機能ながらも直感的に操作できるように、分かりやすい配置になっています。また、チャート機能として「シンプルチャート」が搭載されています。

シンプルという名前ではありますが、描画機能がついていたり、テクニカル指標を複数表示できたりするなど、十分な機能を備えています。

もちろん、ニュースも豊富に掲載されており、トレードに必要な情報がきちんと網羅されています。また、入出金などの操作ももちろん可能です。

みずほFX Mアクティブトレードは、ダウンロードして利用する、プロ仕様のリッチクライアントです。上級者がストレスなく使うことができ、かつ、初心者がマニュアルなしでも使えることを目標としています。

みずほFX Mアクティブトレードは、複雑な注文もワンクリックで発注可能で、複数ポジションの一括決済注文なども簡単にできます。

画面はレイアウト自在で、シンプルな使いやすい画面になっていますが、アクティブな投資家向けの高度な分析機能も搭載しています。20種類以上のテクニカル分析を標準で提供していて、Excelへのリアルタイム出力が可能なのでマクロを使った分析も可能です。

みずほFXモバイルは、直感的に操作できるよう分かりやすい配置になっています。ニュースも豊富に掲載されていて、トレードに必要な情報がきちんと網羅されています。

また、出金の操作も可能です。チャートも搭載されてはいるものの、画面が小さく見づらいかもしれません。必要最低限のシンプルなチャートとなっています。

みずほFXでは、このほかにも「売買シグナルツール」が用意されています。売買シグナルツールは、みずほFX口座があれば無料で利用できます。

ただし、売買シグナルツールはみずほFX Web版のみ搭載されています。取引タイミングを教えてくれて、未来のチャートを予測することもできる便利なツールです。

マーケット情報も非常に豊富

みずほ証券では、為替の中長期レポートの解説動画をHPに掲載しています。「みずほマンスリーVIEW」という動画で、みずほ証券のチーフFXストラテジストが相場の動きを解説しています。

ユニークなサービスも提供

みずほ証券では、「情報ダイヤル」で為替市場の無料音声サービスを提供しています。フリーダイヤルの電話をかけるだけで、先進国の為替市況を聞くことができます。

みずほFXではキャンペーンも実施

みずほFXでは、くりっく365ラージの取引枚数に応じて最大30万円のキャッシュバックを受け取ることができるキャンペーンも開催しています。

まとめ

みずほ証券は、誰もが知るみずほ銀行の系列企業であり、大手証券会社の一つです。
そのみずほ証券が提供しているみずほFXでは、取引所FXであるくりっく365でFXトレードが可能です。

みずほ証券という大手証券会社が提供していることに加え、東京金融取引所の保証が付いたくりっく365は、安全性という面ではこの上ない組み合わせといえるでしょう。

高性能なツールも使えるため、ベテランでも満足のサービスが利用できますが、初心者でも使いやすい親切設計になっています。

これからFXを始めるために口座を開設しようと考えている人は、安心してFXトレードができる会社ということで、みずほ銀行に口座を開設してみてはいかがでしょうか。

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