JFXの評判は?スキャルピングが推奨されているヒロセ通商と同じ取引環境の優れた会社!
- 更新日: 2021/01/19
こんなお悩みありませんか?
・「JFXって自分に合ったFX口座なの?」
・「FXを始めたいけど、JFXの評判って良いの?悪いの?」
・「FX口座を変更しようと思っているけど、JFXで大丈夫?」
・「口座開設しているけど、他のサービスに変えようかな…」
「JFX」について検索されたあなたは、上記のような疑問や思いがあるのではないでしょうか。結論から言えば、
ヒロセ通商の子会社でほぼ同じ取引システム
┗人気・実績のあるヒロセ通商の長所(高機能取引ツールなど)を数多く享受することができるFX会社
「スキャルピングOK」をアピールしている
┗口座凍結の心配をせずに安心してスキャルピングをすることができる
元プロ為替ディーラーの社長が積極的に情報発信してくれる
┗親しみやすいキャラクターで、楽しく学びながらFXを続けることができる
スワップポイントは比較的優れていないので要注意
┗とくにマイナスのスワップポイントが大きいので、スワップポイントの影響が気になる人は他社を選ぶべき
※スワップポイントが高い当サイトおすすめのFX口座はGMOクリック証券
上記の通り、少額取引をしたい、無料のセミナーを活用したい方は、JFXでFXトレードを始めて問題ないと思います。
ここでは、JFXのメリットとデメリットを実際にJFXを口コミ・評判とともに解説していきます。また、口座開設から初回入金、キャッシュバックを受け取るまでの流れも図解ともに、詳しくご紹介します。
この記事の目次
JFXの会社スペック表
通貨ペア数 | 取引通貨単位 | スプレッド | スワップ ポイント | 高金利通貨 |
---|---|---|---|---|
〇 (24通貨ペア) | 〇 (1000通貨単位) | 〇 (狭いが安定性△) | × (マイナス値が大) | △ (ZARのみ) |
口座開設 キャンペーン | 電話サポート | 注目ポイント | ||
〇 (最大10万円) | △ (平日20時まで) | ・「スキャルピングOK」を強くアピールしている ・社長の小林芳彦氏がおもしろい! |
JFXはヒロセ通商の子会社で、その長所を多く享受したうえで、独自性も出してきているという感じのFX会社です。ヒロセ通商は取引ツールに力を入れていますが、JFXではそれとほぼ同じ高機能なものを使用できます。
そのうえで、ヒロセ通商以上に「スキャルピングOK」をアピールしていて、スピード志向のトレーダーに人気があります。また、社長の小林芳彦氏が前面に出てフランクに情報提供を行っており、FXをより身近に感じることができる環境でもあります。
JFXのメリット
JFXは小林社長の露出が多く、親近感を強く感じられるFX会社です。このJFXを使うとどういったメリットがあり、どういった人におすすめできるのかという観点で、まずは解説を進めていきたいと思います。
ヒロセ通商と同等レベルの取引環境
JFXについてまず押さえておくべきなのが、ヒロセ通商の子会社であり、取引環境においてヒロセ通商と共通部分が多いというところです。
ヒロセ通商はオリコン顧客満足度調査の「FX取引/FX専門業者」部門において4年連続第1位となっていて(※)、ユーザーからの支持の厚いFX会社です。それと同等レベルの取引環境で取引が行えるというのは、JFXの大きなメリットと言えるでしょう。
とくに取引ツールに関してはJFXとヒロセ通商はほぼ同じで、高機能かつ操作性の高いハイレベルなものをJFXでも使用することができます。また、ヒロセ通商は日々取引ツールのアップグレードを行っていますが、JFXにおいても最新のものが使えるようになっています。
JFXはあまり規模の大きい印象のないFX会社ではありますが、業界でも存在感のあるヒロセ通商と同様の優れた実力を持っていると言っていいでしょう。そのうえで小林社長を中心にユニークな特徴を押し出しており、けっこうおもしろい立ち位置にあるFX会社です。
ヒロセ通商
口コミ点数 | |
---|---|
総合ランキング | 8位 |
初回入金額 | 10,000円~ |
推しポイント | 顧客満足度調査第1位! |
主要通貨スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
0.20銭原則固定(例外あり) | 0.40銭原則固定(例外あり) | 0.60銭原則固定(例外あり) |
買いスワップポイント | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
1円 | 30円 | 50円 |
(※)ヒロセ通商は2019年オリコン顧客満足度調査の「FX取引/FX専門業者」部門において第1位を獲得し、4年連続の第1位となりました。また、項目別では通貨ペア・発注方法、分析ツールで第1位、業種別ではFX専門業者で第1位、投資スタイル別ではスキャルピングトレードにおいて第1位をそれぞれ獲得しています。
スキャルピングに適した環境
ヒロセ通商はスキャルピングがやりやすいFX会社として人気ですが、JFXはそのヒロセ通商以上に、ユーザーにスキャルピングを推奨している印象があります。この点について、いくつかの角度から説明していきます。
「スキャルピングOK」を明確に宣言
まず最初に強調しておきたいのが、JFXではヒロセ通商よりも明確に「スキャルピングOK」という点をアピールしているということです。なので、スキャルピングを本当に何の心配もなく思う存分やることができます。
どういったところでアピールしているかというと、例えば公式ページのトップにも「スキャルピングOK」の文字がありますし、公式の自社紹介においても「スキャルピングOK」という言葉がよく出てきます。また、小林社長はライブ放送などで、「スキャルピングOK」とコメントすることもよくあります。
こういったところから、JFX自体がかなりスキャルピング志向の強いFX会社で、その点を売りにしていることがわかります。もしスキャルピングをやる人にとっては相性が良いので、ぜひチェックするようにしてください。
スプレッドが狭く取引コストを抑えられる
取引条件面でも、JFXはとてもスキャルピングに向いています。取引回数の増えるスキャルピングでは取引コストを低く抑えるというのが必要条件となりますが、JFXはスプレッドを業界最狭水準に設定しており、取引コスト面でとても優秀です。
では、実際にJFXと他のFX会社のスプレッドを比べてみましょう。以下の表は、主要通貨ペアごとに各社のスプレッドを比較したものです。
FX会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | ユーロ/米ドル | ポンド/米ドル | 豪ドル/米ドル |
---|---|---|---|---|---|---|---|
JFX | 0.3 | 0.5 | 1.0 | 0.7 | 0.4 | 1.0 | 0.9 |
ヒロセ通商 | 0.2 | 0.5 | 1.0 | 0.6 | 0.4 | 0.8 | 0.8 |
YJFX! | 0.2 | 0.5 | 1.0 | 0.7 | 0.4 | 1.0 | 0.9 |
DMMFX | 0.3 | 0.5 | 1.0 | 0.7 | 0.4 | 1.0 | 0.9 |
GMOクリック証券 | 0.2 | 0.5 | 1.0 | 0.7 | 0.4 | 1.0 | 0.9 |
FXプライムbyGMO | 0.6 | 0.9 | 1.8 | 1.3 | 0.6 | 1.8 | 1.4 |
外為どっとコム | 0.2 | 0.5 | 1.0 | 0.7 | 0.4 | 1.0 | 0.9 |
セントラル短資FX | 0.3 | 0.5 | 1.2 | 0.8 | 0.4 | 1.8 | 1.8 |
SBI FXトレード (※1) |
0.27 (0.29) |
0.39 (0.49) |
0.89 (0.99) |
0.59 (0.69) |
0.48 (0.58) |
1.49 (1.89) |
1.39 (1.79) |
外為オンライン | 1.0 | 2.0 | 3.0 | 3.0 | 1.0 | 3.0 | 2.0 |
(2021年1月19日更新)
(※)原則固定※例外あり
(※)米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円の単位は銭、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドルの単位はpipsです
(※)キャンペーン等により期間限定で縮小されている値ではなく、標準の原則固定スプレッドとして公開されているものを記載しています。
(※1)1万通貨以下の取引のスプレッドを記載し、カッコ内には1万1通貨~100万通貨(ユーロ/米ドルは1万1通貨~50万通貨)の取引のスプレッドを記載しています。それよりも大きい数量の取引では、スプレッドは記載している値よりも大きくなります。
このように、JFXは他社と比較してもトップレベルに狭いスプレッドを設定しており、取引回数が増えても取引コスト面で損をすることはありません。安心してスキャルピングができる環境をJFXは用意してくれていると言えるでしょう。
JFX
口コミ点数 | |
---|---|
初回入金額 | 10,000円 |
主要通貨スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
0.30銭原則固定(例外あり) | 0.50銭原則固定(例外あり) | 0.70銭原則固定(例外あり) |
買いスワップポイント | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
1円 | 30円 | 50円 |
取引ツールがスキャルピング向き
スキャルピングでは発注の回数が増えてくるため、取引ツールには高い操作性が求められてきます。この点、JFXの取引ツールは簡単な操作で発注ができるインターフェースになっていて、思い通りにスピーディな注文ができるようになっています。
ユーザーの取引ツールに対する評判は良く、とくに操作性に関しての声が多く見られます。それでは、JFXを使ったユーザーの感想を紹介しておきましょう。
“取引ツールも使いやすいですし、約定もサクサクしてくれるので、私みたいなスキャルパーにはまさにイチオシのFX会社です。”
(性別:女性 年代:30代 職業:会社員 FX歴:5-10年)
“JFXの取引ツールは多機能かつ使いやすく、非常に洗練されている印象を持ちます。もちろん発注もサクサク行えてスピード感あるトレードが可能で、スキャルピングに相性のいい取引ツールになっています。”
(性別:男性 年代:30代 職業:自営業 FX歴:10年以上)
“JFXで気に入っているのは、「MATRIX TRADER(.NET版)」というパソコン用取引ツールです。(中略)とくに気に入っているのが、発注まわりのシステムで、バンバンと爽快感のあるトレードができます。トレードが楽しくなるので、ちょっとポジりすぎてしまうのが難点ですが(笑)。”
(性別:男性 年代:20代 職業:会社員 FX歴:1-3年)
こういった感じで、JFXの取引ツールに対する評価としては、「スキャルピングがやりやすい」という声が多く見られる印象でした。これを見てみても、やはりJFXはスキャルピングに特化したFX会社だということがうかがえます。
取引ツールというのは、FXをするうえでもっともよく触ることになる部分で、FXをしていくうえでとても重要な要素です。もし今使っている取引ツールがしっくりこないところがある場合は、ぜひJFXの取引ツールを試してみてほしいと思います。
社長のユニークなキャラクターと情報提供
JFXならではの特徴として、社長の小林氏が非常によく露出しているという点が挙げられます。小林社長はTwitterは毎日のように更新していますし、ライブ配信や会員向けレポートなど、たくさんの情報発信をしてくれています。
小林社長は元プロの為替ディーラーで、その生の声が聞けるというのはトレーダーにとって大きなメリットです。FXについて学べる機会多いという意味で、JFXは他のFX会社にはないおもしろい環境になっていると言っていいでしょう。
FXのスキルを上げていくうえでは、1人で勉強することももちろん必要ですが、経験者の声を聞くことも非常に大事です。プロディーラーの経験を持つ小林社長の声を聞くことは、FX上達に大いにつながっていくはずです。
ちなみに、JFXで口座開設をするかしないかに関わらず、とりあえず小林社長のTwitterはフォローしておくことをおすすめします。リアルタイムでスキャルピングの取引経過をつぶやいていたりもするので、それだけでもいろいろ学べるものがありますよ。
JFXで口座開設するのに向いている人
JFXのメリットの部分を見てきましたが、これらを踏まえてJFXで口座開設をしたほうが人の特徴を挙げていきます。以下の特徴に当てはまる人はJFX向きなので、口座開設を検討をすることを強くおすすめします。
JFXに向いている人
- とにかくスキャルピングをやりたい人
- 取引ツールを重視する人
- 元プロ為替ディーラーの声を聞きたい人
- アットホームな雰囲気でFXをやっていきたい人
なかでも重視するべきなのが、スキャルピングのところです。会社自体がスキャルピングを強調していますが、ここのスタンスが会社と合うかどうかは強く意識してください。そしてプラスアルファとして、ヒロセ通商と同等の取引ツールを使える、小林社長のキャラクターといったところでしょうか。
JFXは知名度としてはそこまで高くないかもしれませんが、大手のFX会社と同等の高いレベルの取引環境が提供されています。安心して使っていけるFX会社なので、会社のスタンスに共感した人については特におすすめです。
JFX
口コミ点数 | |
---|---|
初回入金額 | 10,000円 |
主要通貨スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
0.30銭原則固定(例外あり) | 0.50銭原則固定(例外あり) | 0.70銭原則固定(例外あり) |
買いスワップポイント | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
1円 | 30円 | 50円 |
JFXのデメリット
JFXのメリットを見てきましたが、次にデメリットについても見ていきます。JFXは会社としてのスタンスがはっきりしているので、デメリットについても比較的わかりやすいと思います。
スワップポイント相対的に優れていない
スキャルピング志向の会社ということもあるのかもしれませんが、JFXのスワップポイントのまったくダメです。売りと買いのスワップポイントの差額が大きく、通貨によってはマイナスのスワップポイントがひどいことになっています。
では、具体的にスワップポイントを他社と比較した表を見てみましょう。
(2018年12月17日に付与された1万通貨あたりのスワップポイント)
FX会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | トルコリラ/円 |
---|---|---|---|---|---|
JFX |
売:-145円 買:+45円 |
売:-35円 買:-15円 |
売:-99円 買:+20円 |
売:-105円 買:+50円 |
取扱いなし |
GMOクリック証券 | 売:-69円 買:+66円 |
売:+9円 買:-10円 |
売:-37円 買:+34円 |
売:-35円 買:+34円 |
売:-96円 買:+96円 |
DMMFX | 売:-66円 買:+66円 |
売:+1円 買:-1円 |
売:-20円 買:+20円 |
売:-31円 買:+31円 |
取扱いなし |
外為どっとコム | 売:-96円 買:+66円 |
売:±0円 買:-15円 |
売:-45円 買:+30円 |
売:-51円 買:+36円 |
売:-130円 買:+115円 |
マネーパートナーズ | 売:-99円 買:+45円 |
売:+1円 買:-10円 |
売:-58円 買:+23円 |
売:-64円 買:+30円 |
売:-128円 買:+108円 |
ヒロセ通商 | 売:-145円 買:+45円 |
売:-35円 買:-15円 |
売:-99円 買:+20円 |
売:-105円 買:+50円 |
売:-185円 買:+100円 |
YJFX! | 売:-81円 買:+71円 |
売:±0円 買:-10円 |
売:-40円 買:+30円 |
売:-46円 買:+36円 |
取扱いなし |
SBI FXトレード | 売:-72円 買:+71円 |
売:+12円 買:-14円 |
売:-33円 買:+31円 |
売:-36円 買:+34円 |
売:-118円 買:+112円 |
楽天FX | 売:-93円 買:+70円 |
売:-15円 買:±0円 |
売:-50円 買:+25円 |
売:-47円 買:+30円 |
売:-113円 買:+90円 |
見ての通りですが、例えば、売りのスワップポイントが米ドル/円で-145円、ポンド/円で-99円、豪ドル/円で-105円というかたちで、ズラッと大きなマイナスの数字が並んでいます。(加えて言うと、高金利通貨であるトルコリラやメキシコペソも取り扱っていません。)
ということで、JFXはマイナスのスワップポイントによる負担が大きくなるため、ポジションの持ち越しは基本的におすすめできません。また、プラスのスワップポイントを狙っての取引についても、そもそも選択肢が狭いため適していません。
こういったかたちで、JFXはスキャルピングなどの1日で完結させる取引に向いている一方で、ゆったりとした目線での取引には向いていないと言えます。メリットの裏返しのようなイメージですが、このデメリットについてはあらかじめ理解しておくようにしましょう。
補足:スワップポイントはGMOクリック証券がおすすめ
日またぎの取引もするという人だと、スワップポイントも気にするということが多いでしょう。そういった場合は、スワップポイントの売買差額がほとんどない良心的な設定となっている、GMOクリック証券を使うことをおすすめします。
GMOクリック証券はスワップポイントが良心的なだけでなく、年間FX取引高が8年連続で国内1位(※)という実績も持っています。FX会社としての総合力は申し分なく、スキャルピングにこだわらなければ間違いのない選択肢です。
GMOクリック証券
口コミ点数 | |
---|---|
総合ランキング | 2位 |
初回入金額 | 無料 |
推しポイント | 低コスト&高スワップ◎ |
主要通貨スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
0.20銭原則固定(例外あり) | 0.50銭原則固定(例外あり) | 0.70銭原則固定(例外あり) |
買いスワップポイント | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
36円 | -15円 | 43円 |
(※)ファイナンス・マグネイト社による年間FX高の調査において、2012年~2019年にかけて国内1位となっています。
スプレッドが開きやすい
JFXではスキャルピングを認めていますが、その一方でスプレッドがが開がりやすいところもあるようです。この点を指摘する人は少なくないので、まずはこちらについてのユーザーの声を見てみましょう。
“概ね満足感を持って同社で取引していますが、唯一の不満は指標発表時のスプレッドの拡大です。他社でも指標発表時はスプレッドが広がるケースが多いですが、同社の開き方は他社に比べると広い傾向にあります。”
(性別:男性 年代:30代 職業:会社員 FX歴:3-5年)
“注意したいのが、状況によってはスプレッドが大きく広がることがあるという点です。とくに経済指標などのイベントがある時には顕著なんですが、ドル円で10銭以上広がることもわりとよくあります。なので、JFXでトレードする際は、必ず直近の経済指標スケジュールなどは確認しておいたほうがいいです。”
(性別:男性 年代:30代 職業:自営業 FX歴:10年以上)
こういったかたちで、「スプレッドが広がる」という声は少なくありませんでした。とくに指標発表や要人発言といったイベント時のスプレッドの広がり方について、指摘が多かった印象です。
この点については、スキャルピングをOKとしている以上、ある程度は仕方がない面もある気はします。というのが、こういった荒れ相場でのスキャルピングはトレーダーとしては稼ぎやすい一方で、FX会社としてはカバー取引が間に合わないからです。つまり、それはトレーダーの利益がそのままFX会社の損失になる、ということを意味します。
これを未然に防ぐために、JFXではスプレッドを大きく広げているところがあると推測されます。逆に言うと、こういった対策をしているからこそ、スキャルピングを認めることができるのかもしれません。
ちなみに、こういった局面を除けば、JFXのスプレッドは基本的に安定しています。なので、「指標を狙ってスキャルピングをしたい」といった人でなければ、それほど問題にはならないだろうという点は、最後に付け加えておきたいと思います。
補足:スプレッドの安定を望むならDMMFXがおすすめ
スプレッドの安定性という面では、DMMFXがユーザーからの評判が良い印象です。例えば米ドル/円の原則固定スプレッドの提示率は97.93%以上(2018年10月実績)となっていて、安定した数字を残しています。
ただし、スプレッドが安定しているとはいっても、指標時にはスプレッドはやはり広がりすいので、スプレッドが絶対に開かないというわけではないので、この点は誤解しないようにしてください。
なお、DMMFXはしっかりとした実力を持ったFX会社です。残念ながらスキャルピングは禁止していますが、その点が気にならない人は一度チェックしてみるといいんじゃないでしょうか。
DMM FX
口コミ点数 | |
---|---|
総合ランキング | 1位 |
初回入金額 | 無料 |
推しポイント | 最短1時間で取引開始が可能! |
主要通貨スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
0.20銭原則固定(例外あり) | 0.50銭原則固定(例外あり) | 0.70銭原則固定(例外あり) |
買いスワップポイント | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
20円 | -7円 | 25円 |
JFXで口座開設するのに向いていない人
JFXのデメリットを見てきましたが、このデメリットが気になるという人はJFXを使っていると不満を感じる可能性が高いと言えます。具体的には、以下のようなタイプの人です。
注意・警告・デメリットのポイント
- スイングなど、日をまたぐ取引をする人
- 相場が荒れた局面を狙ってスキャルピングしたい人
なお、スイングをする場合でも、プラスのスワップポイントの方向にしか取引しないのであれば、問題はありません。ただ、取引の半分が制限されることになるので、あまり合理的でないような気はします。また、スキャルピングをする人にJFXは基本的におすすめですが、指標発表時などの荒れ相場狙いの人については例外的におすすめできません。
こういった点をしっかり理解しておけば、JFXで口座開設をした後にガッカリするということはないでしょう。メリット・デメリットの両面を正しく理解して、自分に合ったFX会社を選んでいただければと思います。
【番外編】ヒロセ通商とJFXの違いについて
JFXはヒロセ通商と非常に似ている部分が多く、その違いがわかりにくいところがあります。番外編として、この章では両社の違いにスポットを当てていこうと思います。
大きな相違点は3点だけ
ヒロセ通商とJFXについて、違いが見えやすくなるように、スペックを主な項目ごとに比較した表を作りました。まずは、これをチェックしてみてください。
(2019年1月27日更新)
チェックポイント | ヒロセ通商 | JFX |
---|---|---|
通貨ペア | 50通貨ペア | 24通貨ペア |
取引通貨単位 | 同じ (1000通貨単位) |
|
スプレッド | 同じ (狭い) |
|
スワップポイント | 同じ (良くない設定) |
|
電話サポート | 24時間対応 | 平日20時まで |
口座開設キャンペーン | 最大5万円 対象通貨ペア:ポンド/円のみ |
最大10万円 対象通貨ペア:メジャーな6通貨ペア |
通常キャンペーン | 食品キャンペーンがメイン | キャッシュバックキャンペーンがメイン |
取引ツール | 同じ (高機能ツール) |
|
チャートツール | LION Basic LIONFXチャート LIONチャートPlus+ さきよみLIONチャート |
トレードチャート MATRIXチャート(シルバーライト版) MATRIXチャート(HTML5判) 未来予測チャート MT4(チャートのみ) |
こうして並べるとかなり似通っていることがわかりますが、一部で違っているものがあります。このうち特に注目してほしい重要な違いについて、太字にしています。
まずは通貨ペア数と電話サポートの面では、ヒロセ通商のほうが明確に上というかたちです。JFXはこういった細かいところまでは手が回っていないという感じでしょうか。
一方で、チャートツールに関しては、MT4に対応しているという面でJFXのほうが上を行っています(それ以外のチャートツールは、名前は違いますが中身は同じ)。
ということで、通貨ペアと電話のサポートを重視するならヒロセ通商、MT4のチャートを使いたいならJFXという感じですね。ただ、このあたりが気にならない人にとっては、ほとんど同じと言ってもいいぐらい似ている両社です。
両方を併用するのがおすすめ?
ヒロセ通商とJFXのどちらか良いほうを選ぶという観点から両社を比較しましたが、絶対にどちらか一方に決めないといけないというわけではありません。両社を併用することで得られるメリットも実はあったりします。
例えば、両方の口座を持っていると、それぞれの口座で異なる取引手法を試すということができます。口座の利益率を見ていれば、どちらの取引手法が良いパフォーマンスが出たのか一目瞭然です。それを繰り返していけば、より良い取引手法を見つけることもできるでしょう。
また、例えば、時間帯によって使う口座を分けるというのもいいでしょう。相場というのは時間帯によって動きが変わるものですが、口座を使い分けることで、自分が相性の良い時間帯というのが明らかになってくるかもしれません。
他にもいろいろな観点から口座を使い分けることで、いろんな新しい気付きを得ることができるはずです。2つの口座を併用して、いろんな発見をしてみるのも1つじゃないかなと思います。
補足:キャンペーンを上手に利用することも
あとはキャンペーン面のところで、両方の口座を持っていると良いことがあります。例えばヒロセ通商は毎月食品キャンペーンをやっていますが、必ずしもほしい食品が対象となっているとは限りません。
この点、2つの口座を持って入れば、ほしい食品の時だけヒロセ通商に参加して、ほしくない食品の時はJFXのキャッシュバックキャンペーンに参加するということもできます。「セコいなあ」と言われそうですが(笑)、上手にキャンペーンを利用できるというわけです。
ヒロセ通商
口コミ点数 | |
---|---|
総合ランキング | 8位 |
初回入金額 | 10,000円~ |
推しポイント | 顧客満足度調査第1位! |
主要通貨スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
0.20銭原則固定(例外あり) | 0.40銭原則固定(例外あり) | 0.60銭原則固定(例外あり) |
買いスワップポイント | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
1円 | 30円 | 50円 |
JFXで口座開設する流れ
JFXの特徴について、メリット・デメリットを中心に見てきました。なかなかおもしろいFX会社なので、気に入った人はぜひ口座開設をしてほしいと思います。この章では、JFXで口座開設をして実際に取引を始めるまでの手順を、順を追って見ていきます。
口座開設の申し込み方法
JFXの口座開設手続は非常に簡単で、作業としては5分程度で終わります。そして、最短だと申込んだ翌日には取引を開始ができます。FX会社の口座開設は意外とお手軽なものなので、気軽な気持ちで申込みをすることができます。
まずは以下のページの「口座開設」のボタンをクリックして、申込みフォームのほうに行ってください。
事前説明書・交付書面の確認
はじめに、FXのルールやリスクなどについて説明した書類に目を通し、内容に同意・承諾する必要があります。数がちょっと多いですが、しっかりFXについて理解したうえで、それぞれすべてに「同意・承諾します」のチェックを付けていってください。
米国への納税義務に関する確認
米国への納税義務がある米国人にあたるかどうか、回答します。
税務上の居住地区の特定 兼 特定取引を行う者の届出
税務上の居住地がどこか、回答します。
基本情報/勤務先情報/連絡先指定
氏名、住所、電話番号などの基本情報、勤務先情報を入力します。間違えないように正確に入力してください。「連絡先指定」のところでは、JFXから連絡をする場合、どの連絡先に優先的に連絡してほしいかを選びます。
資産状況について/投資経験等お取引の有無
資産状況や投資経験について、自分の当てはまるものを選択します。ここは審査でもっともよくチェックされる部分なので、正直に、そして、慎重に入力してください。
お取引金融機関
出金の際に使用する金融機関を入力します。
投資目的について
どういた方針でFX口座を使っていくつもりなのか、当てはまるものを選択します。
当社を知った理由/取引先を決めるポイント
FX会社の選定に関する質問ですが、これはアンケートみたいなものですね。
マイナンバー確認書類等の送付
口座開設にあたって提出するマイナンバー確認書類・本人確認書類を選び、それらの送付方法を決めます。ちなみに、画像ファイルがあれば、このタイミングでアップロードすることが可能です。あらじめ、提出する書類の画像ファイルを作っておくと、手続をスムーズに進められます。
なお、後からメール、郵送、FAXで送付することもできるので、ご自身に合った方法でしっかり提出してください。
情報のご案内
JFXから送信してもらう案内メールを選択します。
口座開設に当たっての確認事項
口座開設を申込みするにあたって、最後の確認事項です。記載事項をよく読んで、「同意・承諾します」にチェックを入れてください。その後、「入力内容のご確認へ」ボタンをクリックして、次の画面に遷移します。
確認画面
前ページで入力した内容が表示されるので、間違いがないか確認のうえ、問題なければ「この内容で送信する」ボタンをクリックしてください。必要書類を画像ファイルでアップロードした際は、これで手続はすべて完了です。
本人確認書類等の送付
必要書類の提出方法について、メール、郵送、FAXを選んだ場合は、申込み完了後に必要書類を送付してください。
審査を経て取引スタート
申込みページの入力内容を送信し、必要書類を送付すれば、こちら側での作業は終わりです。あとはJFXにおける審査の結果を待ちましょう。審査にはそれほど時間がかからないので、すぐに結果が届きます。
審査に無事通過すれば、ユーザーID・パスワードが記載された書類が簡易書留で送られてきます。これを使って取引システムにログインし、口座への入金をすれば、いよいよ取引をスタートできます。
JFX
口コミ点数 | |
---|---|
初回入金額 | 10,000円 |
主要通貨スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
0.30銭原則固定(例外あり) | 0.50銭原則固定(例外あり) | 0.70銭原則固定(例外あり) |
買いスワップポイント | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
1円 | 30円 | 50円 |
口座開設キャンペーンで最大10万円キャッシュバック!
JFXでは、新規口座開設者を対象に、取引数量に応じてキャッシュバックを行うキャンペーンを開催しています。これから口座開設をすることを考えている人は、このキャンペーンを内容をしっかり理解して、最大限有効活用していただければと思います。
(※)ここで紹介する口座開設キャンペーンは2019年1月現在のものです。内容はタイミングによって変更される可能性があるので、必ずご自身でのご確認をお願いいたします。
キャッシュバックをもらえる条件
キャンペーンの内容は、所定の期間内における取引数量に応じて、以下のようなかたちでキャッシュバックをもらえるようになっています。
少しややこしいですが、通貨ペアによって条件①と条件②の2つに分かれています。条件①が米ドル/円、ユーロ/米ドル、ユーロ/円、条件②がポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円というかたちです。
そして、条件①と条件②で別々に取引数量をカウントしていき、それぞれの対応する金額の大きいほうをキャッシュバックとして受け取れるかたちになっています。
なお、条件①と条件②は合算されるわけではありません。もらえるのは片一方だけという点は、勘違いしないようにしましょう。
その他の注意点としては、このキャンペーンは申込みをする必要があります。口座開設をすると自動的にエントリーされるわけではないので、申込みをするのを忘れないようにしてください。たくさん取引したのにキャッシュバックをもらえなかった、なんてことになると悲しいですからね。
キャンペーンは毎月開催されていますが、取引期間はだいたい翌月上旬までとなっています。そのため、キャンペーン期間の早いタイミングで口座開設をしたほうが、取引期間が長くなって有利です。キャンペーンをガッツリ利用したい人は、口座開設は月初にすることをおすすめします。
キャッシュバックをもらえるまでの流れ
それでは、実際の流れを追いながら、新規口座開設をしてからキャッシュバックをもらうまでを見ていきましょう。
例えば、1月10日に口座開設が完了したとすると、1月に開催されたキャンペーンが対象となります。まずは、この期間に口座開設をした場合の、対象となるキャンペーンを確認し、キャンペーン申込みフォームから申し込みを行いましょう。
取引期間は翌月末に設定されているので2月末となり、1ヶ月プラスアルファの時間があるというかたちになります。どれだけのキャッシュバックをもらいたいか、狙いを定めてコツコツ取引していきましょう。
そして、結果として、次のような新規約定をしたとします。
- 米ドル/円 500万通貨(条件①)
- ポンド/円 100万通貨(条件②)
この場合、キャッシュバック金額を見てみると、条件①では1万円、条件②では5,000円というかたちになります。大きいほうの金額が受け取れることになるので、条件①の1万円がキャッシュバック金額というかたちになります。
キャッシュバックが実施されるのは、取引期間が終わった翌月中旬頃です。口座に直接入金されるかたちなので、キャッシュバックが実施されたら口座残高が1万円増えることになります。ちゃんとキャッシュバックされたかどうか、しっかりチェックしておきましょう。
まとめ
今回はJFXのメリットとデメリットを紹介していきながら、JFXで口座開設をしたほうがいいかどうか、判断ポイントを解説してきました。最後に要点をピックアップして、内容をおさらいしていきたいと思います。
まずは、JFXのメリットからです。
JFXのメリット
- ヒロセ通商と同等レベルの取引環境
- スキャルピングに適した環境
- 社長のユニークなキャラクターと情報提供
JFXはやや知名度の低めのFX会社ですが、有名どころのヒロセ通商の子会社ということもあり、それと同等レベルの取引環境を提供しています。とくにスキャルピングに特化している特徴があり、元プロディーラーの社長のライブ配信などを通じて、楽しくFXを学ぶことができます。
次に、JFXのデメリットです。
JFXのデメリット
- スワップポイントがまったくダメ
- スプレッドが開きやすい
デメリットの1つ目はスワップポイントで、これはスキャルピングに特化していることを考えると仕方ない部分です。注意したいのは、指標時などはスプレッドが開きやすいという点で、スキャルピングをする際はこれを避けて取引する必要があります。
JFXのメリット・デメリットは以上のような感じですが、これををしっかり踏まえたうえで口座開設の判断はするようにしましょう。ニーズが合う人にとってはこれ以上なくハマるFX会社なので、そういった人に選んでいただけるといいなと思います。
JFX
口コミ点数 | |
---|---|
初回入金額 | 10,000円 |
主要通貨スプレッド | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
0.30銭原則固定(例外あり) | 0.50銭原則固定(例外あり) | 0.70銭原則固定(例外あり) |
買いスワップポイント | ||
---|---|---|
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
1円 | 30円 | 50円 |
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