最短4日!GMOクリック証券のカンタン口座開設を徹底解説!
- 更新日: 2019/07/12
GMOクリック証券で口座を作ろうと思ったものの、「証券取引口座」と「FX専用取引口座」があって、
「この2つはどう違うの?」
「どちらの方が簡単に作ることができるの?」
と疑問に思っていませんか?
実は、この2つの口座はどちらも口座開設に必要な書類や申し込みのおおまかな手順は同じですが、取引できる商品が「証券取引口座」の方がだんぜん多いのです。
また、口座開設に要する時間は、「証券取引口座」が最短4日、「FX専用取引口座」が最短2日と異なります。
そのため、取引を急いでいないのであれば「証券取引口座」の「かんたん口座開設申込」から口座開設をするのがおすすめ。
この記事では、「証券取引口座」の「かんたん口座開設申込」から口座開設をする方法について、キャプチャをまじえながらどこよりも詳しく解説しています。
最後まで読めば、誰でも簡単・スムーズにGMOクリック証券の証券取引口座を開設することができるはずです。
この記事の目次
GMOクリック証券の口座概要
冒頭でも触れましたが、GMOクリック証券でFX取引を行う場合は、「証券取引口座」「FX専用取引口座」の2つの口座から選ぶことができます。
主な違いは、取扱商品と申し込みから取引開始までにかかる時間です。
「FX専用取引口座」はその名の通りFX取引に特化した商品のみを取り扱っているのに対し、「証券取引口座」はFX以外にも株式や先物、外国債券など9種類の商品を取引できます。
また、「FX専用取引口座」は申し込みから最短2営業日で取引を始められるのに対し、「証券取引口座」は最短4営業日かかります。
したがって、
- 今後、FX以外の取引を行う予定がなく、早く取引を開始したい場合は「FX専用口座」がおすすめ
- 今後、FX以外の取引も検討中で、それほど取引を急いでいない場合は「証券取引口座」がおすすめ
と言えます。
なお、「FX専用取引口座」から「証券取引口座」への変更は、後日いつでも会員ページ内から手続き可能です。
そのため、「とりあえずFX取引をすぐに始めたい!」という場合は、「FX専用取引口座」を申し込むと良いでしょう。
特に、初心者はいきなりあれこれと手を広げないほうが無難なので、「FX専用取引口座」から始めるほうが良いかもしれません。
2つの口座の違いの詳細については、以下の比較表をご覧ください。
証券取引口座 | FX専用取引口座 | |
---|---|---|
取引可能商品 | 株式/FXネオ/外為オプション/くりっく365/CFD/株BO/先物・オプション/外国債券/maneo | FXネオ/外為オプション/くりっく365 |
取引に関する条件 | 同一 | |
口座開設手数料/口座維持手数料 | 無料 | |
申し込みから取引開始まで | 最短4営業日 | 最短2営業日 |
口座開設完了までの流れ | 1. WEB申し込み、本人確認書類・マイナンバーの提出 2. ID/PWの郵送 ログイン、初期設定登録(※1) |
|
本院確認書類の送付方法 | ・WEBアップロード ・電子メールでの送付 ・郵送 |
参照:GMOクリック証券「証券取引口座とFX専用取引口座の主な違い」
※1.証券取引口座開設時の初回ログイン時のみ。
口座開設においては、FX会社ごとに受付や申込についての基準が設けられています。
次の章で、GMOクリック証券の口座開設の受付・申込の基準について確認しておきましょう。
GMOクリック証券の口座開設の受付・申込基準
各FX会社は、独自に定めた基準に照らし合わせて口座開設の申し込みを受け付けるかどうかを判断します。
GMOクリック証券の場合、「証券取引口座」「FX専用取引口座」の口座開設の受付・申込基準は以下の通りです。
1.個人のお客様であること
2.日本国内にお住まいであること
3.満20歳以上であること
4.当社の定める各種規程、約款、ルール等に同意いただけること
5.インターネットの利用環境が整っていること
6.日本語でのコミュニケーションが取れること
7.お客様ご自身のメールアドレスをお持ちであること
8.取引に必要となるお客様の個人情報を正確にご提供いただけること
9.口座開設にあたり、各種書面の電子交付に同意していただけること
10.金融商品取引のリスクについて十分に理解していただいていること
11.お客様本人の名義で取引していただけること
12.証券会社にお勤めではないこと
13.米国籍保有者および米国居住者ではないこと
これらは、「口座開設受付・申込基準」ページに記載されています。
特に、「満20歳以上」「証券会社勤務ではないこと」「米国籍保有・米国居住者でないこと」などは見落としがちなので注意してください。
また、このほかにも次のような内容が上記ページに記載されているので、口座開設申込前にあわせて確認しておきましょう。
- 外国為替証拠金取引開始基準
- 外為オプション取引開始基準
- 商品CFD取引における適格条件
- 反社会的勢力でないことの確約
- 81歳以上のお客様のお取引に関する当社の考え方
これらの内容を確認した上で、自分が基準を満たしていると判断できれば、口座開設に進みましょう。
GMOクリック証券の口座開設に必要な書類
GMOクリック証券の口座開設には、以下の2点が必要です。
ただし、個人番号カード(マイナンバーカード)を持っている場合は、それ1枚でOK。
では、本人確認書類とマイナンバーそれぞれについて、詳しく見ていきましょう。
本人確認書類
本人確認書類として使用できるものは、以下の表の通りです。
画像引用:GMOクリック証券「口座開設のご案内 | 証券取引口座開設までの流れ」
運転免許証やパスポートなど顔写真が付いているものはいずれか1点、健康保険証や住民票の写しなど顔写真が付いていないものはいずれか2点必要です。
また、表内の※マークが付いている「個人番号カード(マイナンバーカード)」は、表面が「本人確認書類」、裏面が「マイナンバー確認書類」として使えるため、これ1枚(表面・裏面)を提出するだけでOK。
この場合、次にご紹介する「マイナンバー」は不要です。
マイナンバー
マイナンバーは、以下の表のうち、いずれか1点の提出が必要です。
画像引用:GMOクリック証券「口座開設のご案内 | 証券取引口座開設までの流れ」
ここで注意してほしいのが、「本人確認書類」に顔写真ありのものを提出する場合と、顔写真なしのものを提出する場合とで、マイナンバー確認書類の提出方法が異なることです。
顔写真ありの「本人確認書類」を提出する場合は「マイナンバー」も同時に提出します。
一方、顔写真なしの「本人確認書類」を提出する場合は、口座開設完了後に会員ページへログインするときに「マイナンバー」を提出(アップロード)することになります。
なお、先ほども触れたように、「個人番号カード(マイナンバーカード)」の場合は、これ1枚で「本人確認書類」も兼ねられます。
必要書類についての注意点
「マイナンバー」でも述べましたが、「マイナンバー」は「本人確認書類」の種類によって提出方法が異なります。
顔写真ありの「本人確認書類」と「マイナンバー」を同時に提出した場合は、口座開設後すぐに取引が開始できます。
一方、顔写真なしの「本人確認書類」を提出した場合は、「マイナンバー」の提出が口座開設後となるため、GMOクリック証券側でマイナンバーの登録が完了するまで取引を始めることができないので注意してください。
GMOクリック証券の口座開設手順
では、いよいよ口座開設の手順について詳しく見ていきましょう。
申し込みから取引開始までの手順は5ステップ。
申し込みをスムーズに進めるために、まずは口座解説に必要な「本人確認書類」と「マイナンバー」を準備しておきましょう。
STEP1.公式サイトの「口座開設」をクリック
まず、GMOクリック証券の公式サイトの右側にある「口座開設」ボタンをクリックしましょう。
画像引用:GMOクリック証券「トップページ」
STEP2.入力フォームから必要項目を入力
「口座開設」ボタンをクリックすると、入力フォームが現れます。
入力フォームには記入するところがたくさんありますが、ひとつずつ正確に入力していきましょう。
以下、「証券取引口座」の入力フォームを例に項目ごとに説明しますが、「FX専用取引口座」もほぼ同じ内容です。
■「お名前・ご住所等」入力フォーム
住所は「本人確認書類」などに記載されているものと一致するように記入しましょう。
また、電話番号・メールアドレスは、家族を含め自分以外の人と共用のものは使えないので注意してください。
■「国籍情報」入力フォーム
以下の場合は口座開設できません。
- アメリカ国籍を保有している場合
- 日本以外(海外)に住んでいる場合
■「特定口座の開設」入力フォーム
特定口座とは、本人の代わりに証券会社が株式などの譲渡所得等を計算してくれるものです。
さらに「源泉徴収あり」を選択すると、配当金等と株等の譲渡損の損益通算も自動的にされるため、確定申告の手間が省けます。
※ただし、他の証券会社でも取引をしている場合などは、確定申告が必要となることもあります。
GMOクリック証券では「源泉徴収あり」を推奨していますが、「源泉徴収なし」を希望する場合は、口座開設後に別途「源泉徴収選択口座配当等受入終了届出書」の提出が必要です。
■「当社からのご案内」入力フォーム
メールニュースの配信やダイレクトメールの送付を希望するかしないかを選択します。
■「同時取引口座申込」入力フォーム
「証券取引口座」と同時に、以下の3つの口座の開設を申し込むこともできます。
- FX取引口座
- 外為オプション取引口座
- CFD取引口座
これらを同時に申し込みたい場合は、チェックを入れましょう。
※「外為オプション取引口座」は「FX取引口座」と同時に申し込む必要があります。
■「電磁的方法による交付、規定規約類への同意・承諾」入力フォーム
各規定・規約を一読し、「同意・承諾します」にチェックを入れます。
一括してチェックを入れることも可能です。
■「GMOあおぞらネット銀行口座申込」入力フォーム
既にGMOあおぞらネット銀行口座を持っている場合や、申し込みをしない場合は、チェックを外します。
「証券取引口座」や「FX専用取引口座」をGMOあおぞらネット銀行口座と連携させると、取引や入出金の手続きがスムーズに行えるので、まだGMOあおぞらネット銀行口座を持っていない人は、開設することをおすすめします。
以上で入力する項目は終わりです。
ページの一番下にある「次の画面へ」ボタンをクリックしましょう。
同時取引口座申込にチェックを入れた場合
先ほどの「同時取引口座申込」入力フォームで、いずれかの「口座も一緒に申し込む」にチェックを入れた場合、「次の画面へ」ボタンをクリックした後に「投資に関するご質問」画面が現れます。
ここでは、同時申し込み口座別に質問内容をご紹介します。
■「FX取引口座も一緒に申し込む」にチェックを入れた場合
以下のフォームが表示されるので、それぞれ選択してください。
■「外為オプション取引口座も一緒に申し込む」にチェックを入れた場合
以下のフォームが表示されるので、それぞれ選択してください。
画像引用:GMOクリック証券「かんたん口座開設|投資に関するご質問・その他」
■「CFD取引口座も一緒に申し込む」にチェックを入れた場合
以下のフォームが表示されるので、それぞれ選択してください。
画像引用:GMOクリック証券「かんたん口座開設|投資に関するご質問・その他」
いずれの場合も投資方針や資金の特徴などについて記載されているので、すべてを確認した上で選択するようにしましょう。
STEP3.内容確認し「この内容で申し込む」ボタンから申し込み
すべて入力し終わったら、以下のような確認画面に移ります。
ひとつひとつ間違いがないかを確認し、もし間違いがあれば、各項目の右にある「この項目を修正」ボタンから修正しましょう。
すべてOKであれば、一番下の「この内容で申し込む」ボタンをクリックします。
画像引用:GMOクリック証券「かんたん口座開設|入力内容の確認」
外為オプションに申込んだ場合
「同時取引口座申込」入力フォームで「外為オプション取引口座も一緒に申し込む」にチェックを入れた場合は、「この内容で申し込む」ボタンをクリックした後、「外為オプション取引に関する確認問題」入力フォームが現れます。
外為オプション取引の仕組みや方法、リスクなどについて理解しているかどうかを問う設問があるので、すべて答えてください。
各設問は〇×形式で回答すればよく、各問題にはヒントもあるので、誰でも全問正解することができるでしょう。
最後に「この内容で申し込む」ボタンをクリックしてください。
画像引用:GMOクリック証券「かんたん口座開設|外為OP取引口座開設申込」
STEP4.本人確認書類とマイナンバーの提出(WEB、郵送、ICカードリーダーの3通り)
入力フォームへの記入後は、「本人確認書類」と「マイナンバー」の提出です。
提出方法には、
の3つがあります。
順番に説明します。
WEBからのアップロード
入力フォームにすべて記入し「この内容で申し込む」ボタンを押すと、口座開設申込完了画面が表示されます。
そこから、続けて「本人確認書類」と「マイナンバー」の提出(アップロード)ができます。
あるいは、受付通知メールにもアップロードURLが記載されているので、必要書類をアップロードしましょう。
画像引用:GMOクリック証券「口座開設ナビ」
1. 本人確認書類が顔写真ありなのか顔写真なしなのかを、クリックして選択します。
2. 表面・裏面のデジタルデータを、それぞれのボタンをクリックしてアップロードします。
3. すべてアップロードできれば、「本人確認書類を提出する」ボタンをクリックします。
郵送
「本人確認書類」や「マイナンバー」のコピーを取り、送付します。
公式の送付用ラベルが提供されているので、ダウンロードして印刷し定型封筒に貼り付ければ、切手不要で送付できます。
画像引用:GMOクリック証券「送付用ラベル公」
送付用ラベルを利用しない場合は、下記住所宛に送付してください(郵送料は本人負担)。
GMOクリック証券株式会社
ICカードリーダー(マイナンバーカードのみ)
マイナンバーカードとICカードリーダーを持っている場合は、より簡単に提出が完了します。
ただし、スマホからは手続きできないので注意してください。
また、GMOあおぞらネット銀行を同時申込した場合も、ICカードリーダーによる提出はできません。
ICカードリーダーでの提出方法は以下の通りです。
1.口座開設ナビにログインし、「ICカードリーダーによるマイナンバー提出」をクリックして提出画面を開く。
2.ICカードリーダーと個人番号カードを準備し、画面の案内に従ってICカード認証を行う。
STEP5.審査が完了しだいID/PASSの記載された「口座開設手続き完了のご案内」が届く
入力フォームへの入力内容や提出書類に不備がなければ、「証券取引口座」の場合は通常3営業日程度(「FX専用取引口座」の場合は最短で申し込み当日)に「口座開設手続き完了のご案内」が簡易書留郵便で届きます。
「口座開設手続き完了のご案内」の発送手続き後に郵便追跡サービスのお問い合わせ番号(追跡番号)が登録アドレス宛にメールで届くので、配達状況を確認することもできます。
「口座開設手続き完了のご案内」にはユーザーID・パスワードが記載されているので、大切に保管しましょう。
また、ICカードリーダーでマイナンバーを提出した場合は、審査終了後に「口座開設完了のご案内」がメールで届くので、口座開設ナビ画面でログインパスワード・取引暗証番号を設定してください。
設定後、口座情報がメールで届きます。
以上で口座開設は完了です。
PC会員ページにログインし、個人情報などの初期設定を行いましょう。
また、「必要書類についての注意点」でも触れたように、申し込みの際に顔写真なしの「本人確認書類」を提出した場合は、「マイナンバー」の登録も忘れずに行ってください。
口座開設の進捗状況が知りたい場合
口座開設を申し込んだ後、手続きがどの程度進んでいるのか、審査状況はどうなのかといったことが気になることもあるでしょう。
そんなときは、「口座開設ナビ」で進捗状況を確認してみましょう。
口座開設申し込み後に送られてくる「口座開設申込受付通知」メールに記載の「お問い合わせ番号」と生年月日、登録電話番号を入力してログインすれば、手続きや審査状況を確認することができます。
まとめ
最後にここまでの内容をおさらいします。
GMOクリック証券には「証券取引口座」と「FX専用取引口座」の2種類があり、それぞれ次のような特徴があります。
- FX専用口座:取引可能商品3種類、申し込みから取引開始まで最短2営業日
→ 今後、FX以外の取引を行う予定がなく、早く取引を開始したい場合におすすめ
- 証券取引口座:取引可能商品9種類、申し込みから取引開始まで最短4営業日
→ 今後、FX以外の取引も検討予定で、それほど取引を急いでいない場合におすすめ
そして、GMOクリック証券で口座を開設するためには、以下のいずれかの書類が必要です。
- 個人番号カード【計1点】
- 本人確認書類(顔写真あり)+マイナンバー確認書類【計2点】
- 本人確認書類(顔写真なし)2点+マイナンバー確認書類【計3点】
必要な書類を揃えた後は、以下の5ステップの手順に沿ってGMOクリック証券の口座開設を行いましょう。
STEP1.公式サイトの「口座開設」をクリック
STEP2.入力フォームから必要項目を入力
STEP3.内容確認し「この内容で申し込む」ボタンから申し込み
STEP4.本人確認書類とマイナンバーの提出(WEB、郵送、ICカードリーダーの3通り)
STEP5.審査が完了しだいID/PASSの記載された「口座開設手続き完了のご案内」が届く
申し込みの進捗状況や審査状況は「口座開設ナビ」からいつでも確認することができるので、ちゃんと受け付けてもらえているのか不安に思うこともありません。
ややこしそうと思っていても、やってみるとGMOクリック証券の口座開設は意外と簡単にできます。
今回の記事を参考に、注意事項もしっかりと押さえて口座開設してみてくださいね。