FXプライムbyGMOはスプレッドが高い?おすすめな人や業者選びの注意点
- 更新日: 2021/01/20
他のFX業者よりスプレッドが高いFXプライムbyGMOは、選ぶべきではないか、それとも選ぶべき大きなメリットがあるのか、知りたい人のためにいろんな角度から調査しました。
スプレッドはFX業者によって設定が違います。
スプレッドが安いFX業者の方が良いと考えている人は多いようですが、実はスプレッドが安いからといって自分に合っている業者であるとは言い切れないところがあります。
具体的にFXプライムbyGMOに関して言うと、他のFX業者よりスプレッドは高いですが、少額から取引が開始可能なFXビギナーに嬉しいメリットがあります。
またシステムが安定した環境であることや約定率の高さでプロトレーダーからの支持も高いのが、FXプライムbyGMOの特徴です。
この記事では、FXプライムbyGMOと各社のスプレッドの比較から、FXプライムbyGMOがおすすめな人、FX業者選びの注意点などもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。
この記事の目次
スプレッドとは、売値と買値の差のこと
簡単にスプレッドとは何かと言うと、それぞれのFX業者が提示する、売価と買価の価格差のことです。
スプレッドが、FX取引のコストであるととらえるとわかりやすいです。
取引を行う度に、スプレッド分をFX業者に支払うことになります。
FXの取引では、手数料として必要になる費用はありませんが、この辺りスプレッドがFX業者の取り分として受け取り、利益とします。
スプレッドは、FX業者によって違いがあります。
売価と買価、スプレッドの差が小さいほど、取引に必要な価格は少なくて済みます。
ただし、スプレッドが安いからと言う理由だけでFX業者を選んでよいかと言うと、そうではないのです。
例えばFXプライムbyGMOの場合は、他社よりスプレッドが高く、一見不利なように感じられます。
にも関わらずFXプライムbyGMOが、スプレッドは高めでも注文の約定率の高さ、サーバーの強さ、使いやすいツールなどでプロのFXトレーダーから評価されるといった例もあります。
「銭」と「pips」、どちらも取引の最小単位
pipsとは、取引の最小単位を表す言葉です。
円の場合は、取引の最小単位は「銭」ですが、FXではさまざまな国の通貨を取り扱うので、共通の最小単位として「pips」が使われます。
「銭」が使われるのは、2種類の通貨の組み合わせである通貨ペアが、「外貨/円」の場合のみです。
「外貨/外貨」の場合はドルが基準となって「pips」が使われ、ドルの最小単位0.0001ドル=1pips になります。
例えば、通貨ペアが「米ドル/円」の場合、0.1pips=0.1銭、1pips =1銭です。
取引の数量×pipsで利益額が計算できます。
FX業者・通貨によってスプレッドが異なるのはなぜ?
それぞれのFX業者は、独自の方針でスプレッドを決定するため業者によってスプレッドが違ってきます。
また、通貨ごとにスプレッドが異なるのは、通貨のレートのパワーバランスによるもので、取引量が多くなると通貨のレートの変動が少なくなって安定するため、スプレッドは低くなります。
例えば、円やドル、ユーロなど取引の多い通貨は安定しスプレッドが低く、逆に流動性の少ない通貨はスプレッドが高くなります。
スプレッドが異なる理由をFX業者、通貨ごとに具体的に説明しましょう。
FX業者ごとにスプレッドが異なる理由
スプレッドは実質上、取引の際に必要な費用で、例え最小単位で表されたわずかな金額でも取引の度に必要となるため、FX業者を選ぶとき、まず気になるポイントです。
FX業者は自社のスプレッドを、販売形式、カバー先の金融機関との関係、どの通貨ペアでどれくらいの利益を得るかといった経営戦略やシステム上の問題、他社との競合状況などによって決定します。
FX業者ごとにスプレッドが異なる理由は3つ
・販売形式が違う
・カバー先の金融機関によって異なる
・経営方針、システムも安定性によって決まる
販売形式が違う
FX業者には、原則固定スプレッドを採用している会社と、変動制スプレッドを採用している会社があります。
原則固定スプレッドを採用しているFX業者の場合、スプレッドは一定範囲内で安定しています。
変動制スプレッドを採用しているFX業者の場合、スプレッドは為替レートの変動によって変わります。
そのため、スプレッドはFX業者によって差が出てきます。
カバー先の金融機関によって異なる
FX業者は取引の際、提携しているカバー先金融機関から為替レートを受け取りますが、そのレートをそのまま顧客に提示するのではなく、FX業者の利益分をオンして提示します。
これがスプレッドであり、FX業者の利益となるので、カバー先金融機関によってスプレッドが変わってきます。
提携するカバー先金融機関が多く、しかも信頼度が高いこともFX業者を選ぶひとつのポイントになります。
経営方針、システムも安定性によって決まる
スプレッドが高いほどFX業者の利益は上がりますが、高くなるほど投資家からは敬遠されます。
自社のシステムの強靭さやツールの使いやすさなどのメリット、取り扱い通貨ペアなどから、投資家に支持されつつ自社も利益が最大限得られるスプレッドを決定します。
通貨ごとにスプレッドが異なる理由
通貨ごとにスプレッドが違う理由は2つ
・取引量によって変動する
・取引の方法によっても異なる
スプレッドは、通貨ペアによっても変わってきます。
また、取引の方法によっても異なりますので、その理由を紹介します。
取引量によって変動する
通貨は、取引量が多くなると変動が少なくなって安定するため、スプレッドは低くなります。
取引量は、流動性の高低で表現され、流動性のある通貨は売り買いが多いためスプレッドは低く安定します。
逆に流動性の低い、取引の少ない通貨は売り手、買い手が少ないのでスプレッドは高くなります。
米ドルなど取引の多い通貨はスプレッドが低く、逆に南アフリカランド、トルコリラなどはスプレッドが高くなります。
取引の方法によっても異なる
通貨ペアには、ドルストレートとクロス円があります。
FXでは、米ドルが世界基軸通貨となっていて米ドルを含む通貨ペアはドルストレートと呼ばれています。
クロス円は、米ドル以外の組み合わせのことです。
円は、一旦ドルに変えて取引されるため、2つの通貨ペアを経由する手間が発生し、スプレッドは高くなります。
FXプライムbyGMOのスプレッドを他社と比較
実際に、FXプライムbyGMOのスプレッドが高いのかどうか他社と比較してみました。
■スプレッドの比較表
FX業者 | 米ドル/円 スプレッド 原則固定(例外あり) |
---|---|
FXプライムbyGMO | 0.6銭 |
DMMFX | 0.2銭 |
ヒロセ通商 | 0.2銭 |
外為どっとコム | 0.2銭 |
FXブロードネット | 0.3銭 |
(2020年12月1日調べ)
FX業者5社を比較してみると、FxプライムbyGMO一社が高いスプレッドであることがわかります。
それでもFXプライムbyGMO を選ぶ価値はあるのでしょうか。
結論から言うと、単にスプレッドが安いだけでFX業者を選ぶのはおすすめできません。
他社と比較して2倍のスプレッドの高さでも支持されるFXプライムbyGMOには、初心者にもプロにも選ばれる理由があります。
スプレッドが安いのは本当にメリット?FX業者選びの注意点
スプレッドが低い、つまりFX業者への支払い金額が安いことは、FX取引上大切なことです。
銭という小さな金額ですが、取引の度に必要となるのですから最も重要視すべきですが、人によってはスプレッド以上に注目すべきポイントがあります。
スプレッドの低さだけでFX 業者を選ぶのはおすすめできません。
FX業者を選ぶときは、自分がどのような取引をしたいのか、ニーズにあっているかどうか、信頼性や日々の取引を円滑にするシステム環境やツール、初心者でも取引しやすいかどうかなども考慮すべきです。
FXプライムbyGMOのスプレッドは高い!だけど、こんな人におすすめ!
FXプライムbyGMOに向いているのは次のような人です。
こんな人におすすめ!
・取引量によって変動する
・取引の方法によっても異なる
・約定率100%、
・スキャルピングをしたい
・小額から取引を始めたい
・新興国通貨の取引をしたい
こんな人には向いていない
・デイトレードをしたい
約定率100%、 スリッページの起きにくい安定した環境で取引したい
約定率とは注文が約定する確率で、自分が取引したい時に取引を拒否されることがないということを表しています。
また、スリッページが起きにくいとは、
簡単に言うと、FXプライムbyGMOは思い通りに取引できる安定した取引環境を提供してくれるFX業者であると言うことです。
「今、この取引がしたい」という大切な局面で、自分が納得のできる取引を行うことができます。
この点は、プロのトレーダーから高く評価されています。
スキャルピングをしたい
スキャルピングとは、超短時間での売買で、わずかな利益を何度も積み重ねて利益を上げる手法です。
これは、FXの代表的な取引方法で、多くのスキャルピングトレーダーがFXプライムbyGMOを評価するのは、高い約定率なのです。
FXプライムbyGMOでは、スキャルピングを公認し高い約定率で評価されるとともに、取引中のサーバーダウンが起こらないよう強靭なFXサーバーの維持にも取り組んでいます。
少額から取引を始めたい
FXを始めたいと思った時に大きな壁となるのは、自己資金の問題です。
FXのための費用がない場合はもちろん、最初から多額の資金を投入するのがためらうこともあります。
FXプライムbyGMOは、5,000円から取引できるので少額から取引を始めたい人におすすめです。
新興国通貨の取引をしたい
新興国通貨は、経済的に急成長を続ける、あるいは潜在的に成長の可能性を持つ新興国の通貨です。
新興国通貨の取引の特徴は、金利が高いというメリットと、市場規模が小さいため資金の流出によって変動しやすいリスクの大きさというデメリットを合わせもつ点です。
また、政治的、社会的なリスクもあります。
新興国にはアジア、中南米、東欧、ロシア、中近東、アフリカなどがあります。
FXプライムbyGMOでは、高金利で話題のトルコリラでの取引を低資金で始められると紹介しています。
トルコリラに関しては、トルコの社会情勢やここ最近のトルコリラの暴落なども考慮した上で、長期的に見て取引するかどうかの判断が必要です。
まとめ:FXプライムbyGMOは約定率と安定性で選ぶべきFX業者!
スプレッドだけで判断されがちなFX界において、高いスプレッドを提示しながら、高い約定率と安定したシステム環境で支持されるのがFXプライムbyGMOです。
FXプライムbyGMOがおすすめな人とそのポイントは、以下の通りです。
こんな人におすすめ!
・約定率100%、
・スキャルピングをしたい
・少額から取引を始めたい
・新興国通貨の取引をしたい
ここがおすすめ!
・高い約定率で思い通りの取引が可能
・強靭なFXサーバーと使いやすいツール
・5,000円から取引可能
・話題の高金利新興国通貨の情報提供あり
FXプライムbyGMOは、1日の中で注文と決済を行うデイトレードよりも超短時間での売買で、わずかな利益を何度も積み重ねて利益を上げるスキャルピング取引をしたい、始めたい人におすすめです。