DMMFXの実質レバレッジを調整する方法を解説!レバレッジの注意点とは

  • 更新日: 2019/05/10

DMMFXのレバレッジって、どういう仕組み?
DMMFXでレバレッジって調整できる?

DMMFXでレバレッジをかけた取引をするのって危ないのかなあ。

DMMFXは口座数が国内第1位と人気のあるFX会社です。

そんなDMMFXのレバレッジに興味を持っている人も多いんじゃないでしょうか。

結論から言うと、DMMFXのレバレッジは最大25倍で、レバレッジの倍率を自分で調整することはできません。

しかし、実効レバレッジであれば調整することができます。

実効レバレッジを調整する方法としては、資金量と取引数量をうまく調整することです。

レバレッジをコントロールすることは、FXを続けていくうえでもっとも大切なことです。

今回は、DMMFXのレバレッジの仕組み、レバレッジをコントロールする方法、レバレッジに対する考え方について紹介していきます。

DMMFXのレバレッジの概要

DMMFXでの取引は最大レバレッジは25倍で固定になっています。

他のFX会社では「最大レバレッジが10倍」というように、別のコースを用意している場合もあります。

必要証拠金は取引金額の1/25

DMMFXで取引をする際には資金残高として取引金額の1/25の金額が必要です。

この条件によって資金の25倍の取引ができるわけですが、この1/25の金額のことを「必要証拠金」と呼びます。

例えば、1米ドル=100円の時に1万通貨(=1万米ドル)の取引をするには、100円×1万通貨=100万円が必要です。

しかし、DMMFXの取引においては、100万円の1/25にあたる4万円の必要証拠金だけで、1万通貨分の取引ができるというわけです。

これを見ると、少ない資金しかなくてもかなり大きな取引ができるということがわかるんじゃないでしょうか。

これがFXの最大の魅力であり、同時に注意しなければいけないポイントでもあったりします。

実効レバレッジによって取引の性質が変わる

実効レバレッジとは「その時点の純資産(資金に含み損益を加味したもの)に対して何倍の取引をしているか?」という数字のことです。

この実効レバレッジによって、FXにおける取引の性質というのは大きく変わってくるところがあります。

FXでは最大レバレッジが25倍とされていますが、必ずしもレバレッジを25倍もかけて取引しなければならないというわけではありません。

というより、むしろ25倍に十分な余力を持たせて取引するのが普通です。

では、実際に資金100万円を異なる実効レバレッジで取引することを考えてみます。

実効レバレッジ  資金  取引量
(取引金額)
レート変動 発生損益 損益率
20倍 100万円 20万通貨
(2,000万円)
1円 ±20万円 ±20%
10倍 100万円 10万通貨
(1,000万円)
1円 ±10万円 ±10%
5倍 100万円 5万通貨
(500万円)
1円 ±5万円 ±5%
1倍 100万円 1万通貨
(100万円)
1円 ±1万円 ±1%

上記の表では、1米ドル=100円の時に1円のレート変動があった場合に発生する損益を比較しています。

見てのとおりですが、実効レバレッジが高いと発生損益と損益率がどんどん高くなっていきます。

20万通貨の取引には2,000万円が必要なので、これは実効レバレッジが20倍の状態です。

同様に、10万通貨の取引だと10倍、5万通貨の取引だと5倍、1万通貨の取引だと1倍ということになります。

実効レバレッジが20倍ではたった1円のレート変動でなんと20%、20万円もの損益が発生するわけですが、これがレバレッジの力というところでしょうか。

もし予想が当たって取引に勝てば大儲けですが、予想が外れて取引に負けたら大損してしまうというかたちです。

この実効レバレッジを上げていくと、どんどんハイリスク・ハイリターンになるという性質は、しっかりと体で理解しておく必要があります。

証拠金維持率100%を下回るとペナルティ

レバレッジの仕組みを理解するうえで大切な数字として、証拠金維持率というものがあります。

これを一言で説明すると、「必要証拠金の何倍の純資産(資金に含み損益を加味したもの)があるか?」というのを示した数字です。

証拠金維持率が100%を切るというのは純資産が必要証拠金に足りていない状態のことで、実効レバレッジも25倍を超えている状態です。

DMMFXでは、こういった状態になるとペナルティが課されます。

具体的には、証拠金維持率が100%を切った場合には追加証拠金の対象となり、証拠金維持率を50%を切ってしまった場合には強制ロスカットの対象となります。

こういったペナルティが課せられないようにするためにも、レバレッジをうまく使って証拠金維持率を適切にコントロールしておく必要があります。

FXでレバレッジの上手な使い方については、次の記事を参考にしてみてください。

DMMFXのレバレッジを調整する方法

DMMFXでトレードをするうえでは、実効レバレッジをしっかり検討したうえで、あらかじめどういった実効レバレッジで取引をしていくかを決めておくことが大切です。

具体的にどういったかたちでレバレッジを調整すればいいか、その方法をざっと整理していきましょう。

“資金”と“取引量”で実効レバレッジは変わる

実効レバレッジの定義はすでに説明しましたが、これを数式で表現すると以下のようになります。

実効レバレッジ = 取引金額 ÷ 純資産

=(為替レート×取引量)÷(資金±含み損益)

これらがどういった関係にあるのか、簡単な例を通して表にまとめてみました。(わかりやすくするため、含み損益はゼロとします。)

資金 為替レート 取引量 取引金額 実効レバレッジ
200万円 1米ドル=100円 10万通貨  1,000万円 5倍
100万円 1米ドル=100円 5万通貨  500万円 5倍
20万円  1米ドル=100円 1万通貨  100万円 5倍

上記の表では、資金に応じて実効レバレッジが5倍になるように取引量を調整しています。

FXに投入できる資金は人によって変わると思いますが、上記の表のように取引量を調整することで、実効レバレッジは適切な値に調整できるというわけです。

逆に、もしこれだけのボリュームの取引をしたいというのが決まっている場合は、取引量から逆算して必要な資金を算出することもできますね。

自分の取引方針に応じて資金や取引量をやりくりしながら、実効レバレッジをしっかりコントロールするようにしましょう。

DMMFXで用意したい資金は15万~30万円

DMMFXの最低取引通貨単位は1万通貨です。

なので、最低でも1万通貨の取引をしないといけないわけですが、主要なクロス円通貨ペアの1万通貨の必要証拠金は概算額は以下のようになっています。

通貨ペア 為替レート 必要証拠金
米ドル/円 111円 44,400円
ユーロ/円 126円 50,400円
ポンド/円 145円 58,000円
豪ドル/円 79円 31,600円
NZドル/円 76円 30,400円

これを見てみると、だいたい3万~6万円が1万通貨あたりの必要証拠金となっており、最低限このぐらいの資金がないとまったく取引ができないというかたちです。

ただし、最低限の資金で取引するとレバレッジがMAXになってしまうので、もう少し現実的な金額も出しておきましょう。

下記の表では、1万通貨を実効レバレッジ5倍で取引する場合に必要となる資金を計算しました。

通貨ペア 為替レート 取引量 取引金額 実効レバレッジ 資金
米ドル/円 111円 1万通貨 111万円 5倍 約22万円
ユーロ/円 126円  1万通貨  126万円  5倍  約25万円
ポンド/円 145円  1万通貨 145万円 5倍 約25万円
豪ドル/円 79円 1万通貨  79万円 5倍  約16万円
NZドル/円 76円 1万通貨 76万円 5倍  約15万円

こうして計算すると、15万~30万円ぐらいの資金があったほうが、取引に安定感が出ることがわかります。

なお、ここでは実効レバレッジ5倍で計算しましたが、これは投資方針によって変わってくるものです。

上記表の数字はあくまで参考として見ていただいて、自分に合った実効レバレッジで再計算することをおすすめします。

レバレッジの注意点

レバレッジを活用する際の注意点としては

  1. リターンだけでなくリスクも高くなる
  2. 資金推移が不安定になる
  3. ロスカットされる可能性が高まる

の3つがあります。

リターンだけでなくリスクも高くなる

1つ目の注意点ですが、レバレッジを高くするとハイリターンが狙えるわけですが、同時にハイリスクにもなってしまうというところです。

取引をする時はついついリターンに目が行きがちですが、それ以上にリスクをしっかり認識しておくことが大事です。

FXでリスク管理を誤ると、たった1つの取引で致命的な損失を出してしまうことだってあるからです。

そういった損失を出さないようにするためには、しっかりとレバレッジをコントロールしておく必要があります。

資金推移が不安定になる

レバレッジを加味せずに取引を続けていると、資金の変動率が大きく、極端に資金が増えたり減ったりして不安定になってしまいます。

FXで生き残るためには、安定的に資金を増やしていくことが必要です。

しかし、こういった極端な資金変動を繰り返していると、ちょっとした連敗が続くだけで退場ということにもなりかねません。

目先の利益のことを考えると、高いレバレッジをかけたハイリスクな取引をしたくなるものです。

長期的・安定的に資金を増やすためには、高いレバレッジをかけて取引するのはやめておくのが賢明です。

ロスカットされる可能性が高まる

レバレッジを高く設定してしまうとロスカットされる可能性が高まります。

なぜなら、レバレッジの倍率が大きくなればなるほど、少しの値動きで損益の振れ幅が大きくなるからです。

DMMFXでは、証拠金維持率が100%を切ると追加証拠金の対象となり、期限までに必要額を入金しないといけません。

また、証拠金維持率が50%を切った場合には、即時で強制ロスカットされることになります。

強制ロスカットを避けるためにも高すぎるレバレッジにならないように資金管理をする必要があります。

補足:レバレッジを抑えられるFX会社を選ぼう

DMMFXは取引通貨単位が1万通貨となっているため、ある程度の資金を用意できないとレバレッジを抑えられないのは先述した通りです。

資金に余裕があればDMMFXはおすすめです。

もし余裕がないのであれば、他のFX会社を選んだほうがいいでしょう。

例えば、外為どっとコムであれば1000通貨からの取引に対応しており、DMMFXの1/10の資金でも取引をすることができます。

DMMFXは実効レバレッジ5倍の取引には15万~30万円が必要でしたが、外為どっとコムでは1万5,000~3万円で可能です。

さらにSBI FXトレードであれば、なんと1通貨からの取引に対応しています。これはDMMFXの1/10,000の資金でも取引が可能ということです。

つまり、たったの15~30円でも実効レバレッジ5倍の取引が可能ということで、誰でも低レバレッジな取引ができる環境と言えます。

レバレッジをコントロールすることは、FXで勝つための第一歩です。

自分の用意できる資金を踏まえたうえで、レバレッジを抑えることができるFX会社をしっかり選んでいただければと思います。

まとめ

今回はDMMFXのレバレッジについて、その仕組みだったり調整の仕方、注意点などについて説明してきました。

最後に要点を振り返っていきましょう。まずは、DMMFXにおけるレバレッジの仕組みのポイントです。

    取引金額の1/25の必要証拠金が必要証拠金維持率100%を切ると追加証拠金の対象に証拠金維持率50%を切ると即時で強制ロスカット

こんな仕組みのレバレッジですが、実効レバレッジは主に下記の要素によって変動します。

    資金取引数量

これらを踏まえて、トレーダー側は実効レバレッジを調整していかなければなりません。もしレバレッジがコントロールできないと、次のような弊害が起こります。

    レバレッジが高いほどリスクも高くなる資金推移が不安定になるロスカットされる可能性が高まる

こういったことを避けるために、資金に見合った取引数量に抑えたり、取引数量に見合った資金を用意したりする必要があります。

レバレッジと上手に付き合っていくことで、FXを続けていってほしいと思います。

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