【リアルタイムチャート有】FXチャートの見方をまるっとご紹介!

  • 更新日: 2019/07/31

FXチャートの見方を知りたい!

FXチャートのパターンが分かれば、値動きを予想できるってホント?

結論から言うと、FXチャートについて押さえておきたいポイントは以下の3点です。

  • FXチャートとは、過去の為替レートを、価格や時間を軸としてグラフにしたもの
  • 過去の為替レートを視覚化することで、相場の流れを把握できる
  • 過去の値動きをもとにして、今後の値動きを予想したり、テクニカル分析ができる

ただし、FXチャートを使った分析をする際に注意しておきたい点もあります。

  • チャート分析が絶対に当たるとは限らないことを理解しておく
  • チャートの正しい見方を理解していないと、本当の意味でFXスキルを向上させることはできない

この記事では、主要通貨のリアルタイムチャートをお見せしたうえで、チャート分析に必要な基礎知識、実戦的なチャート分析のテクニックを紹介していきます。

チャート分析をするうえで押さえておきたい知識を一気に確認できるので、ぜひ最後まで読んでくださいね!

FXリアルタイムチャート

まずはじめに、以下の通貨ペアの実際のチャートを見てください。

  • 米ドル/円
  • ユーロ/円
  • 英ポンド/円

それぞれリアルタイムで動いているので、今現在の相場を確認することができます。

米ドル円

ユーロ円

英ポンド円

今回はチャート分析の基本を解説しますが、ぜひ上記チャートも動かしながら読み進めていただければと思います。

チャート分析の基礎基本

FX初心者がチャート分析を学んでいくうえで、まず頭に入れてほしいのは以下の3つのポイントです。

それぞれのポイントごとに、詳細な内容を解説します。

ローソク足

ローソク足の実チャートで拡大したものローソク足は一定期間における値動きを図表化したもので、その形状がローソクに似ていることからこの名前がついています。

ローソク足から読み取れるのは、その期間における始値・終値・高値・安値です。

その期間の間にレートが上がった場合(始値<終値)を「陽線」と呼び、逆にレートが下がった場合(始値>終値)を「陰線」と呼びます。

陽線ヒゲなしで、始値から終値までどう動いたかを図示

陰線ヒゲなしで、始値から終値までどう動いたかを図示

一般的に陽線は白抜きや赤で表示され、陰線は黒塗りや青で表示されることが多いです。

まずはローソク足から実際の値動きをイメージできるようになることが大切です。それによってローソクの集合体であるチャートも、正確に読み取れるようになります。

さらに、ローソク足の形状や組み合わせが何を示唆するのかを読み取れるようになりましょう。

例えば、ローソク足の形状で代表的なものには、以下のようなものがあります。

  • 大陽線、大陰線
  • 上ヒゲ陽線、上ヒゲ陰線、下ヒゲ陽線、下ヒゲ陰線
  • 小陽線、小陰線

また、ローソク足の組み合わせで代表的なものには、以下のようなものがあります。

  • 三山、三川
  • 赤三兵、三羽烏
  • 上げ三法、下げ三法

チャートを読み取るうえでの前提知識なので、これらについてはあらかじめ頭に入れておくことをおすすめします。

以下のページでは、ローソク足に関する情報をまとめているので、しっかり学びたい人はぜひチェックしてください。

トレンド相場とレンジ相場

トレンド相場とレンジ相場相場を大きく分類すると、以下の2つの相場に分類できます。

トレンド相場 上昇または下降の方向性を持って推移し続けている相場
レンジ相場 方向性を持たずに推移している相場

一見不規則に見える相場ですが、実は上記のトレンド相場とレンジ相場を繰り返しています。

この2つの相場を見分けることができれば、相場の予想が一気にやりやすくなります。

トレンド相場であれば、その方向性を見極めることで、今後の流れについていくことができます。

一方でレンジ相場であれば、相場の過熱感を見極めることで、反転のタイミングがわかります。

なお、トレンド相場かレンジ相場かは、分析する時間軸によっても変わります。

例えば、1年のスパンで分析するとレンジ相場に見えても、1日のスパンで見ればトレンド相場に見えることもあります。

トレンド相場かレンジ相場かの判別は、自分がトレードする時間軸に合わせて行うことが大事です。

FXのトレンド相場・レンジ相場について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

テクニカル指標

テクニカル指標は、過去チャートのデータを使い、所定の計算式から導き出した値をチャート上に表示したものです。

不規則に見える相場でも、テクニカル指標を使えば一定の規則性を見出せることがあります。

テクニカル指標にはさまざまなものがありますが、まずは以下の代表的な2分類を押さえてください。

  • トレンド系テクニカル指標
  • オシレーター系テクニカル指標

トレンド系テクニカル指標は、相場のトレンド相場の始まりを見極めたり、トレンドの方向性を判別することが目的のテクニカル指標です。

トレンド相場に乗ることができれば大きな値幅を取ることができますが、そのためにはトレンド系テクニカル指標が有効です。

一方でオシレーター系テクニカル指標は、相場の過熱感や行き過ぎを見極めることで、相場の反転ポイントを見極めることが目的のテクニカル指標です。

一般に「相場の7割はレンジ相場」と言われることもありますが、大半を占めるレンジ相場で利益を出すうえでオシレーター系テクニカル指標はとても有効です。

ちなみに、上記2つのテクニカル指標はどちらか一方だけを使わなければいけないわけではなく、実際多くのトレーダーが両方を組み合わせて使っています。

テクニカル指標の中身をしっかり理解したうえで、自分に合ったものを探すことをおすすめします。

テクニカル指標を使ったチャート分析テクニック

チャート分析の基礎基本について説明してきたので、実際のテクニカル指標についても紹介しておきたいと思います。

今回紹介するのは、以下のテクニカル指標です。

<主なテクニカル指標>
トレンド系 テクニカル指標
(値動きのトレンドと強さを分析するもの)
・移動平均線
・一目均衡表
・ボリンジャーバンド
・パラポリック
オシレーター系 テクニカル指標
(買われすぎと売られすぎを判断するもの)
・RSI
・ストキャスティクス
・DMI
・MACD

それぞれの概要を簡単に説明していきます。

移動平均線

3種類の移動平均線

移動平均線は、過去の一定期間の価格データ(通常は終値)の平均値(※)をつないだものをチャートに表示したテクニカル指標です。

移動平均線は実際の値動きよりもなだらかな曲線を描きますが、その傾き(上向きor下向き)によって相場の方向性を判断することができます。

また、平均する期間が短い移動平均線(短期移動平均線)は上下動が早く、長い移動平均線(長期移動平均線)は上下動が遅くなります。

そのため、トレンド相場の始まりにおいては長期移動平均線を短期移動平均線が抜いていく現象が発生します。ゴールデンクロスとデッドクロスの模式図

これは「ゴールデンクロス」または「デッドクロス」と呼ばれる、移動平均線における代表的なサインです。

(※)平均値の計算方法によって、単純移動平均線、指数平滑移動平均線、加重移動平均線など、さまざまな移動平均線があります。

移動平均線については、以下の記事で詳しく説明しています。

一目均衡表

一目均衡表の模式図

一目均衡表は、以下の要素から成り立つテクニカル指標です。

名称 説明
転換線 直近9本のローソク足の高値と安値の中心値
基準線 直近26本のローソク足の高値と安値の中心値
先行スパン1 転換線と基準線の中心値を26本先に表示したもの
先行スパン2 直近52本のローソク足の高値と安値の中心値を26本先に表示したもの
先行スパン1と先行スパン2で囲まれた空間
遅行スパン 現在のローソク足の終値を26本前に表示したもの

数がやや多いですが、基本的にそれぞれの要素が抵抗線、支持線として働きます。

もっとも基本となるのは以下の3つのトレンド発生のサインです。(ここでは上昇トレンドの発生のサインを紹介しますが、下降トレンドについては逆と考えてください。)

  • 転換線が基準線を上抜け
  • 遅行線がローソク足を上抜け
  • ローソク足が雲を上抜け

これらすべてが発生した状態を「三役好転」と呼び、上昇トレンドの大相場の発生を示唆するサインとなります。(下降の場合は「三役逆転」といいます。)

一目均衡表は非常に奥が深く、完全に使いこなすのは難しいとも言われています。

まずは、ここで紹介した基本を押さえるところから始めることをおすすめします。

一目均衡表の詳細は、以下の記事で勉強してください。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドの模式図

ボリンジャーバンドは、過去の一定期間の価格データ(通常は終値)の移動平均線と±1σ、±2σ、±3σの標準偏差のラインから構成されるテクニカル指標です。

標準偏差だとイメージがわかない場合は、学生の頃のテスト結果などにあった偏差値を思い出しながら、以下のイメージを持ってください。

標準偏差 偏差値 説明
±0σ(ミドルライン) 50(平均点) 単純移動平均線と同じライン
±1σ 40、60 この区間に収まる確率は68.27%
±2σ 30、70 この区間に収まる確率は95.45%
±3σ 20、80 この区間に収まる確率は99.73%

「±2σや±3σを抜けるような値動きは例外的なものだ」と考えれば、ボリンジャーバンドを反転のサインとして使うことができます。

一方で、「±2σや±3σを抜けるような例外的な値動きが出たのだから、今までとは違う相場になった」と考えれば、ボリンジャーバンドをトレンド発生のサインとして使うこともできます。

ボリンジャーバンドの開発者は一般的に後者の順張り的な使い方を推奨していますが、トレード手法の目的に応じて使い分けるといいでしょう。

ボリンジャーバンドの使い方は、以下の記事でさらに詳しく解説しています。

パラボリック

パラボリックを表示したチャート

パラボリックはローソク足の上下に点(SAR)が表示されるテクニカル指標です。

SARがローソク足の上を推移している際は強気相場、下を推移している際は弱気相場と判断するのが基本的な見方です。

SARの動き方のイメージとしては、例えばSARがローソク足の上にある際は、時間が経つごとにローソク足を追いかけるようにSARが落ちてきます。

そして、ローソク足の終値が安値を更新するごとに追いかけるスピードが速まっていきます。

SARがローソク足に追いつくと、SARがローソク足の上から下に移動して、再び同じようなかたちでローソク足を追いかけていきます。

パラボリックはトレンド相場に強く、利益を上手に伸ばしながらトレードすることができます。

一方、方向感のないレンジ相場でパラボリックを使うと、相場の細かい上下動に振り回されて損切りを繰り返すことになってしまいます。

トレンド相場かレンジ相場かを見極めたうえで使用するのが、パラボリックを使う際のコツです。

RSI

RSIの模式図

RSIは相場の過熱感を0%~100%の値で表示するテクニカル指標です。

RSIの値から相場の状況を以下のように判断します。

  • 70%を超えると買われすぎ
  • 50%が中立
  • 30%を割ると売られすぎ

買われすぎと判断すると売りを狙い、売られすぎと判断すると買いを狙うのが基本的な考え方です。

単独でRSIを使う場合には、例えば70%を超えてきた後に70%を割ってきたタイミング、30%を割った後に30%を超えてきたタイミングを売買サインとして判断するなどします。

その他、レートが上昇しているのにRSIが下降する、レートが下降しているのにRSIが上昇するという、レートとRSIの逆行現象が起こることがあります。

RSIのダイバージェンスの実チャート

これは「ダイバージェンス」と呼ばれており、トレンドが終わる兆候を示唆するサインとして知られています。

ストキャスティクス

ストキャスティクスの模式図

ストキャスティクスは一定期間の価格変動から、相場の過熱感を示したテクニカル指標です。

基本的に逆張りの考え方で使うので、トレンド相場よりもレンジ相場に向いたテクニカル指標です。ストキャスティクスを構成するのは以下の2つの要素で、それぞれ0%~100%の間で動きます。

名称 説明
%K 一定期間の高値・安値のレンジを100%として、現在値が安値から何%の位置にあるかを示した値
%D 過去一定期間の%Kを平均化し動きを緩やかにした値

(※)スローストキャスティクスの場合は、これに加えて%Dをさらに平均化し動きをより緩やかにしたSLOW%Dが使用されます。

%Kと%Dが80%以上だと買われすぎの状態、20%以下だと売られすぎの状態と判断します。

そのうえで、買われすぎの状態で%Dを%Kが下に抜くと売りサイン、売られすぎの状態で%Dを%Kが上に抜くと買いサインとされています。

ストキャスティクスのダイバージェンスの実チャート

なお、ストキャスティクスにもダイバージェンスが発生することがありますが、これはトレンド終了の兆候を示唆するものとされています。

DMI

DMIの模式図

DMIは相場の方向性とれトレンドの強さを指数化したテクニカル指標です。

DMIを構成するのは以下の3要素で、それぞれ0以上で表示されます。

名称 説明
+DI  上昇の動きを指数化したもので、上昇の勢いの強さを示す値
-DI 下降の動きを指数化したもので、下降の勢いの強さを示す値
ADX +DIと-DIに基づいて指数化したもので、トレンドの強さを示す値

これらの要素を使って、DMIは相場を以下のように判断します。

  • ADXが上昇している場合はトレンドが発生している
  • +DIが-DIよりも上にある場合は上昇の勢いが強い
  • -DIが+DIよりも上にある場合は下降の勢いが強い

+DIと-DIの位置関係によって相場の方向性が変わってくるので、両者のクロスが売買サインとなります。

これに加えてADXを使ってトレンドの発生状況も考慮することで、サインの精度をより高めることが可能です。

例えば、+DIと-DIのクロスしていても、ADXが上昇していなければトレンドは発生していないと判断してエントリーを見送る、というようなかたちです。

MACD

MACDの模式図

MACDは短期と長期の移動平均線を使って、トレンドの発生を捉えようとするテクニカル指標です。

MACDを構成するのは、以下の2つの要素です。

名称 説明
MACD 短期移動平均線-長期移動平均線
シグナル MACDの移動平均線

MACD=0という状態は、短期移動平均線と長期移動平均線がゴールデンクロスまたはデッドクロスする状態なので、移動平均線によるトレンド発生のサインのタイミングです。

シグナルはMACDよりもゆっくり動くため、MACD=0となる前にMACDとシグナルのクロスが発生します。

つまり、MACD=0となる前のMACDとシグナルのクロスをサインと見ることで、より早くトレンド発生を捉えられるのがMACDの特徴です。

MACDの模式図

なお、MACDにもダイバージェンスが発生することがありますが、これはトレンド終了の兆候が示唆するものとされています。

(※)MACDで使用する移動平均線は指数平滑移動平均線です。パラメータとしては、短期の移動平均線は12日、長期の移動平均線は26日、シグナルは9日というのが一般的です。

MACDの使い方は、以下の記事でもっと詳しく解説しています。

よくあるチャートパターン11選

相場では同じような動きが見られることがあり、チャートパターンとして広く知られています。

このパターンを踏まえて相場分析を行うことで、有利にトレードを進めることが可能となります。

ここでは代表的な以下の11個のチャートパターンを紹介します。

  • ダブルトップ
  • ダブルボトム
  • ヘッドアンドショルダー
  • 逆ヘッドアンドショルダー
  • 上昇フラッグ
  • 下降フラッグ
  • シンメトリカルトライアングル(≒ペナント)
  • アセンディングトライアングル
  • ディセンディングトライアングル
  • 上昇ウェッジ
  • 下降ウェッジ

それでは、それぞれ見ていきましょう。

ダブルトップ

ダブルトップの模式図

ダブルトップは、相場の天井圏において2回同値の高値を付けて反転下落する現象のことで、上昇トレンドから下降トレンドに転換するチャートパターンです。

なお、2つの高値の間にある下値をネックラインと呼び、ネックラインを割り込むことでチャートパターンが完成します。

この形が完成すると、ネックラインから高値までの値幅分、ネックラインから下降が続くものとされています。

ダブルボトム

ダブルボトムの模式図

ダブルボトムはダブルトップの反対バージョンで、底値圏において下降トレンドから上昇トレンドに転換するチャートパターンです。

チャートパターンが完成するのはネックラインを超えたタイミングです。

この形が完成すると、ネックラインから安値までの値幅分、ネックラインから上昇が続くものとされています。

ヘッドアンドショルダー

ヘッド&ショルダーの模式図

ヘッドアンドショルダーは、相場の天井圏において見られる上昇トレンドから下降トレンドへに転換するチャートパターンです。

山が3つありますが、真ん中の山が両サイドの山よりも高くなっているのが特徴です。

山の間の下値はラインが引くことができて、これがネックラインとなります。

3つ目の山を形成してからネックラインを割り込むことでチャートパターンが完成します。

この形が完成すると、山の頂点からネックラインまでの値幅分、ネックラインから下降が続くものとされています。

逆ヘッドアンドショルダー

逆ヘッドアンドショルダーはヘッドアンドショルダーの反対バージョンで、底値圏における下降トレンドから上昇トレンドに転換するチャートパターンです。

谷が3つあって、真ん中の谷が両サイドの谷よりも低くなっているのが特徴です。

3つ目の谷を形成してからネックラインを超えていくとチャートパターンの完成です。

この形が完成すると、谷の底からネックラインまでの値幅分、ネックラインから上昇が続くものとされています。

上昇フラッグ

上昇フラッグと下降フラッグの説明

上昇フラッグは下降トレンドの途中に見られる調整の形で、下降トレンドが継続するチャートパターンです。

強い下降の動きが起こった後に見られることが多く、上値と下値を切り上げながらジリジリと上昇しています。

上値をつなぐトレンドラインと下値をつなぐトレンドラインは平行になっていて、旗のように見えることからこの名前がつきました。

この形ができた状態で、下値のトレンドラインを割り込んでくると、下降トレンドが再開し、もう一段下値を探りにいく動きが起こりやすいとされています。

下降フラッグ

上昇フラッグと下降フラッグの説明

下降フラッグは上昇フラッグの反対バージョンで、上昇トレンドが継続するチャートパターンです。

強い上昇の動きが起こった後に見られることが多く、上値と下値を切り下げながらジリジリと下降していきます。

上値をつなぐトレンドラインと下値をつなぐトレンドラインは平行なのが特徴です。

この形ができた状態で、上値のトレンドラインを超えていくと、上昇トレンドが再開し、もう一段上値を探りにいく動きが起こりやすいとされています。

シンメトリカルトライアングル(≒ペナント)

トライアングルの説明

シンメトリカルトライアングルは、三角形の保ち合いの形を作るチャートパターンです。

上値は切り下がって下値は切り上がることで三角形を形成し、徐々に値幅が狭くなっていくのが特徴です。

基本的にトレンドが継続することが多いとされていますが、保ち合いをブレイクアウトしていった方向にトレンドが発生します。

アセンディングトライアングル

トライアングルの説明

アセンディングトライアングルも三角形を形成するチャートパターンですが、上昇トレンドが継続するパターンです。

上値が水平線で押さえられていて、下値は切り上がっているのが特徴です。

徐々に値幅は狭くなっていきますが、やがて上値を押さえている水平線をブレイクアウトして、再度上昇トレンドが発生するとされています。

ディセンディングトライアングル

トライアングルの説明

ディセンディングトライアングルはアセンディングトライアングルの反対バージョンで、下降トレンドが継続するパターンです。

下値が水平線で支えられていて、上値が切り下がっているのが特徴です。

徐々に値幅は狭くなっていきますが、やがて下値を支えている水平線をブレイクアウトして、再度下降トレンドが発生するとされています。

上昇ウェッジ

ウェッジの説明

上昇ウェッジは下降トレンドが継続するチャートパターンで、下降トレンドの調整局面で現れる形です。

上値と下値はともに切り上げていますが、上値よりの下値の切り上げが速いため、徐々に値幅は狭まっているのが特徴です。

下値をつなぐトレンドラインをブレイクアウトすると、下降トレンドが再開するとされています。

なお、天井圏における上昇トレンドのなかで上昇ウェッジが現れることもあり、この場合は上昇トレンドから下降トレンドに転換するチャートパターンとなります。

下降ウェッジ

ウェッジの説明

下降ウェッジは上昇ウェッジの反対バージョンで、上昇トレンドが継続するチャートパターンです。

上値と下値はともに切り下げていますが、下値より上値の切り下げが速いため、徐々に値幅は狭まっているのが特徴です。

上値をつなぐトレンドラインをブレイクアウトすると、上昇トレンドが再開するとされています。

なお、底値圏における下降トレンドのなかで下降ウェッジが現れることもあり、この場合は下降トレンドから上昇トレンドに転換するチャートパターンとなります。

FXチャートの注意点

FXのチャート分析に使う具体的な知識を紹介してきましたが、チャート分析をする際に注意してほしい点として以下のようなものがあります。

上記について、それぞれ詳細に説明します。

チャート分析に必勝法はない

チャート分析は主観的になりがちな相場観に客観性を与えてくれて、優位性の高いトレードポイントを教えてくれる有効なツールです。

しかし、そもそも相場には数学の問題のように答えがあるわけではなく、チャート分析によって将来を完全に予想するのは不可能です。

チャート分析に絶対的な必勝法があるわけではないことを理解しましょう。

もしこれを理解できていないと、自分のチャート分析結果に固執してしまい、相場が予想と逆行してもなかなか負けを認められなくなります。

そうすると、いわゆるポジションを塩漬けすることにつながり、レバレッジをかけるFXにおいては命取りになりかねません。

チャート分析は確かに有効な面が多いですが、その限界も知ったうえでトレードで利用していく必要があります。

分析ルールを都合よく変えてはいけない

テクニカル指標の組み合わせやパラメータを変えれば、無限のパターンのチャート分析をすることができます。

そのため、分析ルールを変えてしまえば、自分のほしい答えを導き出すことがいくらでもできてしまいます。

しかし、ただ安心したいためだけにコロコロとやり方を変えていては、チャート分析から客観性が失われます。

よくあるのが、相場が逆行し当初の分析では損切りすべき局面において、損切りを先送りしたいがために、自分のポジションを肯定する理由を探してしまうケースです。

分析ルールを変えればいくらでも損切りしない理由は出てくるので、これではいつまでたっても損切りすることができません。

トレードにおける気休めのための分析ルール変更は、単なる感覚だけのトレードにつながるので絶対にやめましょう。

チャートの見方を知って分析力を上げる

チャート分析をするうえで大事なのは、チャートの見方を正しく理解することです。

ローソク足やテクニカル指標やチャートパターンをなんとなく使ってトレードすれば、時にはうまくいくこともあります。

しかし、正しく理解しないまま使っても、本当の意味でチャート分析はうまくなりませんし、FXのスキルも向上しません。

FXで安定的に勝てるようになりたいのであれば、表面的なチャート分析の方法を真似するのではなく、中身までしっかり理解することが大切です。

必勝法がないFXの世界のなかでは、臨機応変に相場に対応していく必要があります。

チャートの見方をしっかり理解することで応用が利くようになり、相場に合わせた柔軟なチャート分析が可能になるでしょう。

FXチャートと合わせて見たい売買比率情報

トレードをするにあたっては、チャート分析だけでなく売買比率情報も参考にすることをおすすめします。

売買比率情報とは、FX会社の顧客が保有する売りポジションと買いポジションの割合を示した情報です。

これを見ることで、他の多くのトレーダーの動向を推測することができ、チャート分析とは別の角度から市場の流れを読み解くことができます。

利益を出しやすいトレンドが出るような状況においては、買いポジションと売りポジションの割合が大きく偏ります。

そのため、ポジションの偏りが大きくなった局面を狙って、その方向に沿って売買していくのが基本的な考え方になります。

ただし、相場の過熱感がある状態でポジションの偏りが大きくなってしまっている場合は、たまったポジションの利益確定によって強い反動の動きが出てくることがある点にも留意してください。

チャート分析でトレンドの開始局面、終了局面を見極めつつ、補助材料として売買比率情報を活用するのが有効でしょう。

売買情報は、以下のFX会社で会員登録不要でも見ることができます。

チャート分析と売買比率情報を併用することで、より精度の高いトレードが可能になります。

気になった人は、上記リンクから売買比率情報をぜひチェックしてみてくださいね。

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まとめ

最後に内容をおさらいしていきましょう。

まずは、チャート分析をするうえで基礎基本となるポイントです。

  • ローソク足
  • トレンド相場とレンジ相場
  • テクニカル指標

次に、今回紹介したチャート分析で使えるテクニカル指標です。

  • トレンド系テクニカル指標
    ・移動平均線
    ・一目均衡表
    ・ボリンジャーバンド
    ・パラボリック
  • オシレーター系テクニカル指標
    ・RSI
    ・ストキャスティクス
    ・DMI
    ・MACD

そして、押さえておきたい代表的なチャートパターンです。

  • ダブルトップ
  • ダブルボトム
  • ヘッドアンドショルダー
  • 逆ヘッドアンドショルダー
  • 上昇フラッグ
  • 下降フラッグ
  • シンメトリカルトライアングル(≒ペナント)
  • アセンディングトライアングル
  • ディセンディングトライアングル
  • 上昇ウェッジ
  • 下降ウェッジ

チャート分析をするうえでの注意点です。

  • チャート分析に必勝法はない
  • 分析ルールを都合よく変えてはいけない
  • チャートの見方を知って分析力を上げる

上記ポイントをチャート分析を始める際に意識しておくと、チャート分析力をスムーズに向上させることができるはずです。

何事でも基本は大切なので、今回の内容をしっかり理解していただければと思います!

FXでトレードするにはチャートの理解もそうですが、FXの基礎知識も大切です。

以下の記事にFXの基礎知識について詳しくまとめられているので、ぜひ参照してください。

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