FXはいくらから始めるべきか?必要な元手を狙うリターンから考察

  • 更新日: 2018/01/16
たくさんの1万円札の上に置かれた400万円
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レバレッジをかけることで少額からでもリターンの大きい取引ができるFXですが、元手となる金額はいくら必要になるのでしょう? 

FXはリターンが大きい一方で、リスクの大きい金融商品です。そのため、持てる資産をすべて投資に回すような暴挙は避けた方が良いのですが、だからといって証拠金が1万円以下だと少なすぎるため、思ったように利益を上げられません。

  • FXは元手がいくらなら稼げるのか?
  • 初心者はいくらから始めるべきなのか?
  • 証拠金はどうやって計算するのか?

FXを始めるにあたり、証拠金の計算方法は必ず覚えておいてください。これを知らずしてFXを始めると、本来であれば避けられたはずのリスクを無駄に被るなど、不要な損失を抱えてしまう恐れがあります。 

その一方で、証拠金の計算方法を知っておけば、無茶な投資を避け、堅実にFX取引を始められます。ただ、いくら勝率の高い方法を知っているからといって、無茶な取引だけは避けましょう。 


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FXに必要な元手

FXはただ始めるだけであれば、それほど多額の現金は必要ありません。FX会社によっては、10円以下でもFXができる業者もあります。 

例えば、SBIFXトレードであれば1通貨からの取引が可能なため、10円もあればFX取引を始められます。ただし、元手が10円だと、証拠金もそれに比例して低くなってしまうため、ハイリターンな取引はできないでしょう。 

証拠金を低くすると、リターンが小さくなる一方で、一回の取引で発生する損失の額も小さくなるため、経験が浅い初心者にはオススメです。しかし、すでに経験を重ね、勝つ自信がある中級や上級者ともなると、元手を高額にしないとFXをやる意義が全くないでしょう。 

このように、FXは取引するだけなら10円からでも始められます。ただ、本気でリターンを出そうと思うのであれば、50万円以上の元手が必要となるでしょう。 

50万円で取引をする場合 

トレーダーが専業となり、生活を送るためには、元手が50万円は必要だと言われています。というのも、いくらレバレッジ25倍で取引をするとしても、元手が低すぎると利益も小さくなり、生活に必要なお金を稼げないからです。

では、仮にレバレッジ25倍で、50万円で取引をする場合、どのような取引ができるのでしょう?

まず元手が50万円で、そのすべてを証拠金に充てるとして、201712月の相場だと米ドル/円であれば1万通貨あたり46000円、ユーロ/円ならば53000円、ポンド/円ならば61000円が証拠金として必要となります。

この状況で50万円分のポジションを米ドル/円で注文すると、ちょうど10万通貨分のポジションを保有できます。

10万通貨分のロングポジションを保有した状態で相場が思惑通りに進み、20pipsの利益を獲得することができれば、2万円の利益を獲得することができます。

ただ、一ヶ月の間に1000pipsも取れるトレーダーなど、たとえ専業であっても滅多にいません。専業でも、一ヶ月の間に500pips獲得できれば、調子が良い方だと言われています。

堅実にpipsを稼ぎたいのであれば、一ヶ月の間にだいたい200pipsから300pipsほど稼げれば良い方です。そして、元手50万円で、それを運用して一ヶ月の間に200pipsから300pips稼ぐということは、日本円に換算すると一ヶ月で200万円から300万円は稼げる計算になります。 

このように、レバレッジ25倍で取引をすると、元手が50万円であっても、一ヶ月で100万円以上の利益を狙うことができます。 

ただし、これはあくまで一ヶ月で平均的に200pipsから300pips稼げるトレーダーの話です。たとえ元手が50万円だったとしても、トータルの利益がマイナスになるようであれば、専業になることなどまず不可能ですし、場合によっては資産を失う恐れがあります。

それだけに、FXを始める際にはまず、どうすれば利益を安定させることができるのかを知り、そのためのやり方を習得しましょう。  

証拠金の計算方法 

FXで利益を出そうと思うのであれば、10万通貨から始めた方が良いです。ただ、そもそも1万通貨あたりの証拠金はいくらになるのでしょう?

証拠金の計算方法それ自体は簡単です。必要証拠金の計算方法は、現在の為替レートとロット数を掛け算し、次にレバレッジで割れば良いです。 

必要証拠金=為替レート×Lot(通貨単位レバレッジ 

例えば、1ドル100円で、レバレッジが25倍の状態で10万通貨分の注文をする場合、 

100×10万÷25400000円 

となり、必要証拠金は40万円となります。レートが上がればそれだけ必要証拠金は高くなり、反対にレートが落ちると証拠金も安くなります。 

レバレッジ25倍で米ドルを10万米ドル分購入し、その後に1円分の為替差益が発生すると、それだけで10万円もの利益を獲得することができます。 

ただし、米ドル/円が一日あたりに動くボラティリティは現在のところ20pipsから30pips程度であり、1日に50pipsも動くことは滅多にありません。1円以上の変動なんて1週間に一度あるかないかの頻度です。 

FXはハイリスクとよく言われますが、実際に取引をするとボラティリティが低く、為替相場は滅多に動かないということに気づきます。それでも大きな利益を狙えるのはレバレッジをかけることで、10万通貨のようなハイリスクハイリターンな取引を少額からでも始められるからです。 

証拠金維持率の計算

FX取引をするにあたり、調べるべき計算方法は必要証拠金ばかりではありません。証拠金維持率も計算しておく必要があります。 

証拠金維持率の計算方法は、有効証拠金から証拠金を割り、その値を100で掛け算することで導けます。 

証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100 

例えば、必要証拠金が40万円で、有効証拠金が50万円だった場合、証拠金維持率は125%となり、25%の余剰があることがわかります。 

余剰がある分には特に問題はないのですが、もしも相場が変動し、証拠金維持率が100%を下回ると、問題が発生します。 

例えば必要証拠金が40万円なのに、相場の変動が原因で含み損を抱え、有効証拠金が30万円になると、証拠金維持率が100%を下回り、追証をする必要に迫られます。 

追証とは証拠金が足りなくなった時に追加すべき証拠金のことです。この場合であれば、必要証拠金が40万円で、有効証拠金が30万円のため、追証は10万円となります。 

追証を解消できれば問題はないのですが、解消できない場合、そのままロスカットされます。つまり、決済され、損失が確定するということです。  

ロストカットの仕組み

 ロスカットとは強制的な決済のことです。相場が変動し、証拠金が下回ると、自動的にロスカットされ、損失が確定することになります。ただし、証拠金不足に陥ったからといってすぐにロスカットされることはありません。

ロスカットが行われるまで時間的な猶予があります。そのため、ロスカットが行われるよりも前に追証をすれば、ロスカットを避けることが出来ます。 

FXにはこのロスカットの仕組みがあるため、長期投資はできるだけ避けた方が賢明です。投資家の中にはスワップポイント狙いでFXをし、長期にわたってポジションを保有する人もいるのですが、相場が大きく変動する度に追証に迫られたのでは、いずれ資金も枯渇してしまうでしょう。かといって放置すれば強制決済となり、スワップポイントも稼げません。 

スワップポイントを狙うのであれば、大きな変動があったとしても耐えられるだけの資金力が必要です。そのため、必要となる元手も必然的に増えます。 

長期投資に必要な元手 

短期ではなく長期にわたって取引をするのであれば、万が一の事態に備えてレバレッジは低く設定しておいた方が良いです。場合によってはレバレッジは1倍にした方が良いでしょう。

レバレッジが1倍ということは、10万米ドルを買おうとした場合、現在のレートに見合った日本円が必要となります。 

例えばレートが1ドル100円の時に、1万米ドルを買う場合、100万円必要になるということです。10万米ドルともなると、1000万円必要になります。 

1000万円もあれば低レバレッジでも高額のスワップポイントを稼げますし、相場に動きがあったとしても、早々に追証になることもないでしょう。スワップ狙いで長期投資をするのであれば、元手は1000万円はあった方が良いです。  

元手5万円以下で始められるFX会社

 まだ初心者で、取引経験が少ないというのであれば、5万円以下から始めた方が良いです。元手が5万円以下であれば、たとえ思惑が外れて損失を出したとしても、損失額を低く抑えることができます。成功すれば、それなりに大きな利益も得られるため、副業感覚でFXを始めた人にはちょうど良い按排となります。 

ただ、元手が5万円ともなると、利用できるFX会社も選別されます。なにしろ5万円だと、ぎりぎり1万通貨から取引できる金額となるため、少しでも損失を出すと、それだけで取引できなくなる恐れがあるからです。 

そのため、元手5万円でFXを始めるのであれば、1000通貨単位から取引できるFX会社を選びましょう。 

1000通貨単位で取引できるFX会社であれば、たとえ思惑が外れ、損失が発生したとしても、より少ない証拠金で取引を継続することができます。 

例えば、1000通貨の取引に必要な証拠金が5000円だった場合、たとえ損失が発生して有効証拠金が40000円まで減少したとしても、最大で8000通貨の取引を継続して行うことができます。 

取引のチャンスがあれば、失った利益を取り戻すことができるかもしれませんし、継続して取引することでトレーダーとして成長することも可能です。 

これが1万通貨単位でないと取引できないFX会社ともなると、有効証拠金が一度でも必要証拠金を下回り、ロスカットされると、追加で入金しない限り取引を再開できなくなります。 

1000通貨単位で取引できるFX会社はこのように、たとえ元手が5万円しかなかったとしても何度も取引できるチャンスがあるため、たとえ少額からでも始めやすいです。 

FX取引を始める際の注意点 

FXは確かに運用次第では、短期間で資産を倍増させることも可能です。その一方で、失敗すると資産を大きく減少させるリスクもあります。それだけに、取引をする際には取引用の資金と、それ以外の資金を別々の口座に分けておいた方が良いです。 

例えば、元手50万円から取引をし、運用に成功し、50万円の利益を得たとします。つまり、現在は100万円の資産がある状態なのですが、取引に必要のない資金はできるだけ銀行口座に移動させておきましょう。 

たとえ50万円分の取引しかする予定が無いとしても、FX口座にお金を置いておくと、予期せぬ損失が発生した際に、それに巻き込まれ、せっかく得た利益を失ってしまう恐れがあります。 

なによりFX口座に多額の現金があると、つい取引に用いたいという誘惑に駆られやすいです。せっかく利益を得たのに、失ってしまったのでは本末転倒です。FXで利益を得たら、不要なお金はFX口座から銀行口座へ移動させておきましょう。 

FXで絶対にやってはいけない事 

投資は基本的に自己責任であり、どれほど利益を得ようと、損失を発生させようとも、すべて自分の責任で行わないといけません。ただ、どれほど勝てる自信があったとしても、全財産をFXに投じるような真似だけは避けましょう。 

FXは株と違い、長期保有には向いていません。万が一の事態が発生しても、いつか値上がりするだろうと呑気に構えることはできず、放置するとロスカットされる危険性があります。 

だからといって、感情的になるあまり、無根拠にトレードを重ねると、失敗が嵩み、大損する恐れがあります。 

元手100万円をFX1000万円にすることは確かに可能です。しかし、一度でも元手100万円を失うと、取り戻すのは至難となります。せっかく苦労して稼いだお金をFXに回すような真似だけは絶対に避けましょう。特に、退職金をFXに投じるようなことだけは止めてください。 

FXはあくまで余剰資金でやるべきです。いくら50万円もあれば利益を出せるからといって、全財産が50万円しかないという人は、もっと少額から始めた方が良いです。 

FXの元手を決めるにあたり、他人の意見は参考程度に留めましょう。自分の生活に影響が出ない範囲で、元手をいくらにするかを決めておきましょう。

取引計画の必要性 

FXはハイリスクハイリターンな投資です。投機的な側面が強く、失敗をすると大きな損失を出してしまいます。それだけに、FXを始める際には必ず計画をたてましょう。 

どのくらいの利益が欲しいのか、どのくらいの損失であれば我慢できるのかなど、細部にわたって入念に計画をたてましょう。 

FXに挑戦する人のほとんどが、最初の一年目で失敗します。しかし、過失を認め、反省点を探し、計画的にトレードをすることで、やがて利益を伸ばせるようになります。 

しかし、いくら再挑戦したくても、最初の一年目に資産のほとんどを失ってしまったのでは、カムバックなど不可能でしょう。

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まとめ

FXはいくらから始めるべきかという問いかけに対し、様々な意見があります。ただ、初心者のうちはできるだけ少額から始めましょう。元手を低く設定することで、リスクの少ない取引を始められます。 

証拠金を増やすのは、取引経験を積んでからでも遅くはありません。

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